片耳うさぎ (光文社文庫)
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片耳うさぎの感想・レビュー(203)
著者の別作『ねずみ石』と似通った部分がちらほら見れてこの手のジャンルでの著者の風呂敷の限界を感じた。やはり導入が長い。あと、そもそも何故その謎を解くことになったのかがいまいちよくわからなかった。読後感は良いのだけれど、最後の駆け足加減といい、もう少し必要な伏線を張ってはいかがかなと思った。そしてお決まりのように引き合いに出される横溝正史。残念ながら本作においても横溝らしさで共感する部分はなかった。個人的に期待したい作家なのだけれど……。
旧家のお屋敷、古くからの言い伝え、屋敷で実際に起きた昔の事件…とミステリの王道なセッティングですが、お話の雰囲気や内容はほんわかしています。長編であることを思えば、謎もその解決も物足りない印象です。
中盤までは謎が謎を呼びどうなっていくのかとハラハラさせられた分、終盤に全ての謎が解けていく様は爽快でした。さゆりの強引すぎる行動には最初好感が持てなかったがだんだんその謎めいた存在感に魅力を感じ始め、それまでの行動の理由がわかったところで大好きなキャラクターになりました。読後感もとてもよかったです。
古きよきミステリの雰囲気が漂う。正史の屋敷ものの雰囲気が好きな方は是非。探偵役が子供ということもあってか、比較的ライトに進んでいくが、満足度は高い。大崎作品では出色の出来か
古いお屋敷に、ややこしい人間関係、不吉な言い伝え…。そこに迷い込んだのは、ごく普通の小学生。 後半の推理力には驚かされましたが…。色んな事が明らかになりましたが、否定するより、肯定する、そんなパワーに元気がもらえる作品でした。
小6と中3ってかなり違わないかなぁとか思いつつ。言葉遣いに引っ掛かりつつも読み読み。後半はなっちゃんが急に成長し過ぎでしたが怒涛のラッシュで面白かった。読後ほっこり幸せになれる素敵なお話。ただ前半が長ったるい印象。配分がもう少し違えば良いのになぁ。
この作家のお話は主人公が女性ということが多いせいか安心して読める、というか微笑ましい結末が多い。旧名門家の因縁話というおどろどろしがちな内容も少女を主人公にすることによってほんわか冒険物語に。結末は多少強引ですが、例によって気持ちよく読み終えられました。
小学生が主人公のためか文体に幼さがある点と、人物関係のややこしさは少し気になった。親戚の家を探検する胸の高鳴る感じはよい。自分が子どもだったころを思いだしながら楽しく読めた。
お屋敷という空間は事件が起きるには格好の設定ですね。家の中を探検しながら靴下や服が汚れてしまうという描写に驚きました。独特の雰囲気が漂う作品なのですが、個人的には食い足りない感じでした。
こんな古い大きなお家、探検してみたいですぅ!(笑) 奈都ちゃんとシンクロして、ドキドキの屋根裏探検、それにしても奈都ちゃんの最後の怒涛の推理は凄かったね。 v(^_^) 偽者と見極めたきっかけはそこかぁ!? って、伏線もなかなかです。謎の人達の多少強引な背景設定も許す!! <(^_^;
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/27
旧家のお屋敷に血縁はあるのに居候みたいな形で住込む小6の奈都。昔から伝わる因縁や隠し部屋と、冒険心が膨らむ。かなり都合良い展開にも、読後は楽しかったと思えます。ラストに屋根裏の間取りなんかあったら嬉しかったな。
大崎作品には、とびっきりかわいい子が出てきますね。しかも、頭が良く、行動力もある。憧れちゃいます。田舎ならではの大豪邸、隠し部屋、意外とあっけない最後でしたが、小6の主人公がたくましく成長した点など、好ましかったです。
主人公は小学生、奈津。田舎の祖父の家の暮らしが馴染めず、かねてから奈津の祖父の屋敷にあこがれていた、さゆりと知り合い、彼女を屋敷に泊めることから、屋敷に纏わる「片耳うさぎ」の不吉な話を知り、謎を解くことになる。最初はさゆりに頼りがちだった奈津が、最期は自ら謎を解くところが小気味いい。小学生でも面白く読める話だと思う。
表紙が可愛いなぁ…と、ジャケ買い。。アンソロで気になった作家さんだったのもあって読みました。田舎の旧家(庄屋)を舞台にした話でしたが、まぁ人間関係が複雑(私には)。亡くなった人たちが覚えられなくて、家計図と何度見返したことか。ミステリーというより、楽しく謎解きみたいな読後感でした。古い家だから、妖怪とか出てきちゃうのかと、途中まで思ってた(笑)
本格ミステリではなく、児童文学に近い。秘密の部屋とか村の祟りとか崖っぷち(?)での真相告白とか、古典的なミステリの要素がおさえられているのが面白い。主人公を取り巻く悪意も裏切りも過激なものではなくて、読後感がほんわかしてる。前半からもっと伏線はっておいてほしかったな。題名にもある「うさぎ」が出てくるのもちょっと遅い気がしたし。
メイン登場人物のキャラ、お屋敷の古さや不思議度たっぷりの部屋の構造、現在に続く人の繋がり・・・最後のオチまでたっぷりと堪能。好奇心旺盛なさゆりさんが予想に反して・・・出しゃばらなかった所も良かった!?。なつちゃんの変化していく様子も楽しめました。しっかりと私もお屋敷に迷い込み・・・屋根裏に登ったり、あっちこっち歩きまわって、、、、おもちゃの部屋を探していました(*^_^*)
可愛い表紙に惹かれて、内容もメルヘンチックなのかと思ったら全然違っていた。ただひたすらに前半部分は睡魔との格闘。旧家に伝わる「片耳ウサギ」に関する不吉な言い伝えと、血縁・家系の謎。隠し部屋や階段のある屋敷の探索と、本格要素は満載だが、文章が柔らかく、小学生が主人公でガチガチの本格感は感じない。しっかりと謎が提示されてからは、後半からはすっとのめり込める様になった。謎に行きつくまでの導入部分が長すぎたのが残念だった感じか。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/03
よく読まないと話についていけないシーンが度々ありますが、話も面白かったです。子供特有の視野の狭さやらもよく描かれていてよかったと思います。
主人公が小学生だけれど時々大人びた思考に、そういえば飛躍的に精神年齢が上がった頃だったな〜と懐かしく……思う間もなく話が転がっていきます♪YA世代も読みやすいと思います。
こういう伝奇っぽいムードのミステリーは好きなんですが、唐突に出てくるエピソードの繋がりに度々引っかかってしまい、ストーリーは大体追えるものの今ひとつお話に入り込めないままでした。残念。
素敵な読後感。6年の女の子が主人公で古いお屋敷が舞台で。魅力的。後書きにあるように、日常がリアルね。作者に子どもがいるのかな。
読み始めた途端、あっという間にお屋敷の雰囲気に包まれ(のまれた、かな?w)、私はスルリとさゆりさんにシンクロ。あはは 小学生目線なのが、実にイイ。また大伯母や祖父の人柄が分かるに連れ、暖かい気持ちに包まれました。大きくなった奈都に会いたいと願うファンは私だけではないはず。さゆりにも(祐太にもw)会いたいです。続編は無理なのかな・・・。とりあえず、次は『ねずみ石』を読みたいと思います。本書、近所の小学生と中学生にバラマキます!(先ず給料日後、3冊購入予定)
古くて大きなお屋敷って、怖くもありワクワクするアトラクションみたいなもの。そんな舞台で、小学生の女の子が事件を通して周りの人達と関わり合いながら成長していくという物語。不思議の国のアリスが思い浮かんだ。
小学校6年生の女の子奈都は、家庭の理由で田舎の父の実家で暮らすこととなった。その家は旧家でとんでもなく大きく古い屋敷。そして、そこに住む祖父や伯母の家族など、なにやら家系にも色々な隠し事があるらしい。そして「片耳うさぎ」という不吉な言い伝えも。友だちの中学生になる姉と、その旧家に伝わる謎を解き明かすという冒険ミステリー。主役の登場人物が子どもだけに、爽やかなミステリーに仕上がっていてなかなか面白い。
実はこの作品、主人公が巻き込まれない可能性もあったと思うんですよね。狙われてるのは命とかじゃないから。しかし、ミヤばあは、さゆりの顔見たときに心臓止まるかと思ったろうなあ・・・
主人公が可愛らしい小学生で、越してきたお屋敷の噂話に心底震えている。学校の怪談かと思ったら思わぬ謎と冒険が始まった。子供は見えない何かに気がつく力があるのかな。すっかり解決した後は気持ちよい風が吹いたみたい。
まがまがしいウサギに秘められた謎と一族の闇。それを可愛らしく、ときにはひやひやとしながら読み進めました。誰でもうさぎになる可能性がある。話のなかだけのものではなく現代でもそれは言えるのかも。
小学生の奈都ちゃんと中学生のさゆりさんの即席冒険探偵団が、活躍。初めは泣いてばかりの奈都ちゃん(何も知らずに読んだら、イジメを扱った作品かと誤解するかも)、メキメキと目利きの才能を発揮、一族の謎を、ズバッと解明。
成長した奈都ちゃんが美学の准教授として、目利きの力で事件を解決!という続編を妄想…
起伏があまり大きくないという点では好みが分かれるかと思いますが、安心して読める作品には間違いないです。ジャンルはミステリですが、俺にはちょっとした冒険譚という印象が強かったです。
片耳うさぎの
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感想・レビュー:73件












































