心臓と左手―座間味くんの推理 (光文社文庫)
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心臓と左手―座間味くんの推理を追加
心臓と左手―座間味くんの推理の感想・レビュー(172)
作者繋がり。「月の扉」の主要登場人物が探偵役の短編集。新宿の大型書店で待ち合わせ、一緒にメシを食いに行く警察の人と座間味くん。酒の肴的に解決済みの事件が語られ、今まで考えもされていなかった別の解決を示される。これが毎度続くパターン。そりゃ内容は全て違うけど、彼の超絶推理に「はぁそうですか」と恐れ入るばかり。ひっくり返るようなどんでん返しも無く、ハッキリ言ってつまらない。トコロテンか。ドキドキしないわけだ。最後の「月の扉」にからむ話もどうでもいい話。「扉は閉ざされたまま」がピークなのか?食い物は美味そうね。
座間味くんの明晰さに毎度毎度驚かされる。座間味くんというキャラクターを作りだした石持さんにはさらに驚かされる。あんな風にいろんな角度から物事を考えられるようになりたいと思う。物事は見る角度によってその姿を大きく変える。
座間味くんの推理力の高さを再認識、料理が美味しそうに思えて仕方ないこと、この二点だけに尽きる作品。別段優れた作品は一つも無かったと言える。そういえば石持作品は酒飲んでること多い気がするな。
座間味君シリーズとされるものの第2作。 前作(長編)と比べると登場人物のイメージが薄い。短編であることで人物描写をひかえて、状況描写や展開のために字数を裂いたのだろう。 同じ作者の「Rのつく月は気をつけよう」では、その部分も含めて楽しませてくれているんだから、意図的に、事件にスポットを絞り込んで書かれているんだと思う。 そう考えると「月の扉」ありきの短編集とも言えるかも知れない。
¢心臓と左手£きれい¢水際で防ぐ£あっと驚く¢沖縄心中£連城のような構図転換+論理あたりかなぁ。¢再会£も悪くないよ。探偵という装置や事件後の被害者を巡る倫理観。
「月の扉」を読んでまだ日が浅く図書館の書棚で副題を見た途端思わず手にとってました。あの座間味くんが安楽椅子探偵よろしく大迫警視と食事をしながら事件の見解を述べていくというスタイルの短編集。最終話「再会」はハイジャック事件のその後。あまりにも座間味くんの推理が出来過ぎな感はありますが楽しく読めました。
さらっと読めるけど、それだけの作品集。ひとこと、言わせて貰うと警察はそんなにバカじゃ無いだろう。間抜けなワトソン役の大迫警部が気の毒になった。でも最後の「再会」だけはちょっと異質。「君はお父さんが嫌いなんだよね。」座間味君が頼まれてもいない真実を暴くことで、あの時と同じように少女は救われる。12歳の少女に強さを求める座間味くんも相当あれだけど、それを受け止める聖子ちゃんも凄い。彼女が主人公の続編を期待したい。
「月の扉」の続編と言うか番外編というか。 本屋で表紙が目に入った途端、手が伸びてました。 「ざ、座間味君だ!!!!!!」ってw 懐かしいですね、座間味くん。 まさか、こんな形で再登場するとは。 そして石持作品の読みやすさに再び参りました。 読みやすいからといっても内容が薄い訳ではない。 6本の短編+月の扉で描かれたハイジャック事件の10年後の1編が 収録されており、ひとつひとつの話しは短いがどれも面白い。 展開としては 座間味君と大迫警視が二人で酒を飲みながら近況を話し その話
自分の好きな安楽椅子探偵ものの短編です。かなり楽しめましたが、ラストの話しは、どうかな?それにしても石持さんは、上手いですね。☆☆☆
座間味くんが再登場。真相を暴くと言うよりは、新しい世界を開いていくような感じ。正解は謎のまま、話をきいた人の数だけ答えはあるのだろう。前巻の座間味くんも他人からみたら正義感溢れる青年だもんね。
座間味くん、お久しぶり。と言いたい感じの短編。答えの無い推理展開は好みなので(西澤さんのタックシリーズあたりの話し合いも好きだった)楽しく読みました。最後の話は自分は無くてもいいかもしれないと思いましたが、入った方がいいと思う人も多いかもしれないです。
座間味くんイイですねぇ…陰鬱な事件を飄々と聞いて、ちょっとした疑問を出発点にしてサラッと新しい展開を想像するキレの良さ…それが事件の真相かどうかはどうでもよくて、あくまでも座間味くんの想像の道筋を辿っていくのが、この本の面白いトコロかもしれない。
短編集でページ数も少なく、手軽に読める。結局は座間味君の推理も検証まではされないのだが、どの短編も終わり際が潔く小気味良い。新宿で呑みたくなるw
座間味くん!!『月の扉』の座間味くんの謎解き自体は楽しかったので今回も楽しみでした。安楽椅子探偵ものばかりじゃなく、たまには現場の座間味くんも見たいです。『再会』は微妙でした・・・。
安楽椅子探偵もの。一般人に助けを求める警察官ってヤツが大嫌いですが、ここで登場する大迫刑事は「終わった事件」を話しているので許せます。表題作「心臓と左手」が秀逸。ワーストは「再開」で、座間味くん、でしゃばりすぎっす。
「月の扉」で大活躍した“座間味くん”復活!彼の推理はやっぱ一味違うなぁ。「月の扉:を再読したくなっちゃいました。石持作品は、その推理にしっかり《納得》させられるところがgood!です
安楽椅子探偵ものでパターンの決まった連作、探偵役の素性がよくわからないなど、バロネス・オルツィ「隅の老人」を彷彿とさせる。別シリーズの碓氷ちゃんより座間味くんのほうがキャラ的に好きになれそうなので、前作も読んでみようかな。
解決した事件を別の視点から再解釈する座間味くんの推論は読んでいて楽しい。ラストの再会は月の扉後日談としてはありかも。ただあんな内容、しかも推論なのだからわざわざ本人に向かって言わなくても……。
短い推理小説というのは重要なキーワードが分かり易過ぎる。読んでる途中である程度着地点が分かってしまう。久々の石持作品で楽しみにしてたのにちょっと拍子抜け。
ノベルズ版を図書館で借りて読了済み、今回文庫化ということで購入。「月の扉」後日談を含むので是非ともセットで。単品でも十分面白いですけれど。
スタイルの決まった短編ミステリーで読みやすい。最後の『再会』のみは前作の後日談で、本としてはちょっとしたスパイスだけど、座間味くんの推理は健在。
文庫になってる石持作品は結構読んだが、やはり初めに触れた「月の扉」が印象的だったので、期待を持って読んだ。毎話パターンが同じなのも、連作ならではって感じで、サクサクと進み、仕事の行き帰り一往復で完読。「あ〜面白かった」ってシンプルな感想。ここのコメントでは不評気味の「再会」も、個人的には最後に毛色が変わって、この一冊に印象が残った感がある。
今回はこざっぱりした座間味くんがメイン。ということで、いつもながら微妙な事件の論理もさくさくと読み進められました。ただ、せっかく毎回違う料理屋さんが出てくるのに、肝心の料理の描写がいまいちなのはもったいない。北森鴻だったらなぁ…などと考えてしまいました。
心臓と左手―座間味くんの推理の
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感想・レビュー:43件














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