ルパンの消息 (光文社文庫)
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ルパンの消息の感想・レビュー(772)
長編では横山秀夫初読。時効成立当日に一挙に事態が動く、というのは出来過ぎな気がしなくもないですが、楽しめました。二五五条の件で真犯人の推測がついちゃったけど(^_^;)
処女作とは思えない(文庫本にあたり、加筆されたようですが)。「動機」とはまた違ったタッチ。たいして本題には関係ないと思われていた人が 関係者だったところは「あっ」と声に出し、開けた口が閉まらなかった。登場人物も「困った奴らだよね」と思いながら嫌な気はしなかったのは 魅力的に作者が書いているからだろうか。まとめ方も上手いな。
深夜の高校に忍び込みテスト問題を事前に盗み出す、「ルパン作戦」を実行した三人の高校生。その作戦の最中、三人は女性教師の死体を目撃する。自殺と片づけられた彼女の死から15年。一本のタレ込みで事件が息を吹き返した。三億円事件と女性教師殺害事件、二つの事件の時効が絡み合い、事件は思わぬ方向へ…。デビュー作とは思えない出来だ。半端じゃなく面白い。傑作ぞろいの横山作品の中でも相当上位に食い込む作品だろう。ぐいぐい引き込まれた。時効寸前のスピード感がたまらない。三億円事件を絡ませてくるあたり、元記者らしさが出ている。
三億円事件が時効を迎えた日の深夜、三人の高校生が試験問題用紙を盗み出すために学校に侵入した。また同じ頃、同高校の女性教師が墜落死を遂げていた。自殺と思われていた教師の死だが、15年後の時効の日に他殺と断定するタレ込みが入る。|古臭い感じがするなと思っていたら、1990年頃に書かれたデビュー作だった。長い前フリのわりに最後はパパパっと片付けられたような印象。高校生のセリフ回しが肌に合わず、なぜアレに気づいてアレに気づかない?など推理の過程に疑問点が多く、途中から流し読んでしまい、あまり面白みは感じなかった。
複雑すぎとか巧妙なトリックを使った事件ではない。ただただこの登場人物に深みがあり、時間を忘れて読みふけってしまった。余談だが・・・チャーシュー麺が食べたくなった。
事件の謎解きと登場人物の描写と両方十分楽しめます。けっこう複雑に仕組まれてるけど、わかりやすいし無駄がない。山場のこの緊迫感たまらない。面白いです!すばらしい。
15年前のある事件の時効成立日当日、とある情報を元に当時の容疑者・関係者達それぞれの供述から当時の真実が解き明かされていくサスペンス。 横山秀夫氏のデビュー作らしいですが、ストーリーも登場人物も高密度で濃厚。サスペンスとしても王道で最後までハラハラしながら読み進められました。大満足の一冊です。
年の瀬も迫る12月。警察、マスコミ引っくるめての忘年会に、15年前に自殺で処理されたはずの事件が、時効まであと一日を切って殺人とのタレコミが入った。事態は一気に緊迫感を増していく。若干クサイ設定や「そんな話持ち出しちゃうの?」と思う部分もあった。 だが面白いことに違いはないし、どんどんのめり込んでしまうのも確かだ。
面白かったです。ただ、時効一日前ってだけでもおもしろいのに、三億円事件まで持ち出したのは、ちょっと詰め込み過ぎかな。最後の最後にどんでん返し的なものもあったけど、予想の範囲内。面白いんだけどもうちょっと。
今作は著者のデビュー作である。今作では主役級が高校生ということもあってか、ライトな仕上がりになっていて読みやすい。しかし、後半の内容はやはり重厚で壮絶。多くの人が傷付き、苦しみ、涙を流す。関係者の証言だけで、24時間で自殺を他殺に変えるというのは、どこかで破綻をきたすのではないかと思っていたが、杞憂に終わった。細部にちりばめられた伏線、天地をひっくり返す程のどんでん返し、爽やかなラスト。真犯人の行動には少し疑問を持ちますが、あとは登場人物の行動が殺人を含めて全て必然のように思わされてしまった。
怪しい人物はすぐに予想できるけど最後まで飽きさせない展開でした。ただの「ルパン作戦」が二重三重に広がりを見せ、関係ないと思っていた「三億円事件」にまで絡んでくるとは…!面白かったなー☆溝呂木さんがカッコイイ!
あー面白かった。細かいところよりも、全体の流れが素晴らしいね!飲み屋から始まって、事件。謎が謎を呼んで、その中で登場人物のキャラが際立ってきて、それぞれの想いに共感して、事件が沸騰して、クライマックスの後のホロリとくるラスト。さすがだなぁー夜の成田エクスプレスでカタルシスを味わいましたわ。
横山秀夫処女作。サントリーミステリー大賞で残念ながら佳作に終わり、長らく未発表だったものですが、加筆によって洗練されたのか?あるいは当時の選考委員の方々がその出来に嫉妬されて大賞に推されなかったのか?ページが進むごとにノっていける作品でした。処女作と知って読めば、横山さんにしては荒削りな感を偉そうに抱かないでもありませんが、人間の心理や情念に寄り添う横山作品のエッセンスはそのままです。
ルパン作戦と三億円事件と女教師殺人とどうやってつながっていくのか、ハラハラしながら一気読みしました。横山作品の刑事さんはいつもリアルですが、こんな人に取り調べられたくないなぁ。。。って人が必ず出て来ますよね。今回も落とし担当が気持ち悪い。お世話にならないように(?)生きていこうと思ってしまいました。
一気読み。15年の時を挟み、高校生三人組と、警察が、それぞれ事件の真相に近づこうとする。取り調べ室と学校、各々の登場人物の内面をいったりきたりする話のもっていき方がうまかった。妹については強引なところがあったけど、謎が解けた解放感で目をつぶれました。処女作っていうのがすごいわ〜。
事件の設定も、鋭い推理も面白い。でも、それらに増して人物の内面の描き方が上手すぎる。えぐりだされた心の弱さにはつい同情し、共感してしまう。作者の人間に対する愛情が行間からにじみ出ている。横山作品のさらけだしの人間性。これが底辺にあるからこそ、人物が、ストーリーが、輝いて見えるのだろう。
高校時代の微笑ましいヤンチャな思い出話のはずが、色々な人を結びつけて過去が明らかになっていく。 実在する3億円事件が絡んだ事でよりリアル感が出ている気がします。 ただのエンタメ小説としてだけでは無く最後に犯罪に向かう心理を描いている所に若干社会性もあり、盛りだくさんで読み応えたっぷりの作品。 さすが横山秀夫です。
話自体は面白かったが、そこまで重要でない刑事が多く覚えにくい。 妹の件はもう少しうまく伏線を張って欲しかった。少しいきなりすぎる気がする。
いきなりノメリ込みました。大概半分・・早くとも1/3ぐらいでないとノメり込めないのに 出だしから面白い。 様々な伏線がドンドン爆発していき、最後に・・・泣かせよる。。。 今まで読んでたミステリーは何やったんや?と思わせるほど素晴らしい展開 あぁもぅどう表現して良いのか分かれへん(-"-) とにかく面白かったです!
初の横山秀夫作品。設定からいきなり面白いし出だしからどっぷりハマって一気読み!時効寸前の事件を引っくり返すドキドキに回想のルパン作戦もドッキドキ。面白過ぎる。こんなにテンション上がる作品に出会えたことに感謝感謝。
凄い、凄い、この小説は凄いです。時効というタイムリミットのスリルもさることながら、数々のミスリードに導かれながら「遂に犯人逮捕か!」と思った所で、怒涛の最終章。この最終章でまさかの犯人!!守るべき人が出来た時、15年の歳月は長いのか短いのか…この小説の事件は、色々な人の誤解と思い込みが交錯している。しかし、その誤解と思い込みは優しさに溢れている。
おもしろかった!過去と現在が交差して、たくさんヒントが出てくるのにいまひとつつながらなくて、もう少し、もう少しと読み続けてしまった。 昭和の終わり、技術進歩が進んで退廃的になった人間たちの気持ちが最後に描かれていたけど、今ってどうなんだろうなとちょっと考えてしまった。
初!横山秀夫作品です。衝撃の真実に更なる真実!!15年前の事件を時効前に解決するという推理小説!!書き方が読みやすくてよかったです。
横山さんの作としては少し毛色の違った雰囲気。でも交差する時間、徐々に明らかになっていく真相、それぞれの登場人物の始末、と読みごたえは充分でした。
伏線が上手いっ!予想外の答えが次から次へと出てきて…横山さんのこういうのはやっぱり面白い☆結局、内海さんが犯人だったけど全体的に可哀相(´;ω;`)
ルパンの消息の
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感想・レビュー:203件















ナイス!































