ひなた (光文社文庫)

ひなた (光文社文庫)
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ひなたはどんな本ですか?

小説
吉田修一

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ひなたの感想・レビュー(284)

さらっと読めた。何がいいというわけでもないが、何か心地良い、まさにひなた。やたらかったるい性描写がないのも良い

4人の男女それぞれの、ある一年を切り取ったような話。現実的な感情と日常の描写で、特に山場がある訳でもなく淡々としているが飽きずに一気に読めた。

日常の中に生きている人々にも、背後にはそれぞれドラマがあるのだなぁと。全体的には、吉田修一さん作品全体に言えることだけど、とにかく情景が浮かびやすい。月9という言葉がなぜかあたまをよぎった。

ren
春夏秋冬、登場人物の流れが頭に入ってきたとこで終わってしまった。もう少し先が知りたかったけどそれも良かったかな?いろんな日向がある事に気が付きました。

一気読みしたい本

また、読んだことあるのに買ってしまった・・・。 でも終わりが思い出せないので最後まで再読。 最後まで読んで、「え?これで終わり?」と思う。 吉田修一さんの本は、わりと「え?これで終わり?」と思う本が多いかも。 でも、好きでだいたい読んでる。オチと関係ないところが好きなのかな?

tom
人の生活には隠されている部分が必ずあるわけで、家族だからといっても、それぞれが秘密を抱えている。その秘密をうすうすとは気づきながらも、お互いに、それなりに好きだよと思いながら暮らしているところに家族が成立する。そういうことを書いている物語なのだろうと思った。吉田修一は、こういうことを昂ぶりもなく書くことができるところがすごいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/11

タイトルとは裏腹に登場人物たちの「陽の当たらない部分」を描き出した作品。日常を無理やりに削り取ったようなプロットで、それぞれのエピソードにはプロローグもエピローグもない故に「読み足りない」感じも受けるのだが、魅力的な主人公(たち)はそれぞれに問題を近い将来克服し、また新しい問題に直面するだろうことを予感させる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/02

女流作家が書いているような錯覚を受けた。

吉田修一って、なんでこんなにたくさんのひとの感情をかけるんだろう。ずっとおとうさんに愛され続ければいけないのよねという言葉に、なぜかわからないけど、はっとさせられた。

誰も型にはまってないっていうか、それが『大人』っていう定義なら、私はまだ子供だなって思った。子供は楽でいい。何にも知らないし、もし仮に知っていたとしても、知らないフリすればいいもんね。

良い

吉田修一の家族観がよく表されている本でした。家族とは、血のつながりではなく、「家」と呼ばれるところに、一緒に生活し、お互いに影響を及ぼしあっている者…。日常の生活では結論が出ることなんてほとんどなく、だらだらと続いていくものですが、この本の中でも最後、「だから何?」と思える書き方になっています。それがいいんだなぁ。都会的というか、この着かず離れずの人間の距離感が、私はとても好きです。

すごく不思議な感じの話。大路家の理想的な家族像とレイの楽を求めていった結果こうなったという家族像の比較になんか意味を感じた。誰に感情移入できなかったなー。

吉田修一らしい、なんでもなさそうな日常の何か引っ掛かりを、すごく丁寧にでもサラリと書いていて、なんなんだろう?と読み進めるが、終わり方がこれでいいの?と、何かしらのこってしまう。読後感がよくないのに、新刊が出れば読んでしまう、不思議な魅力。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/22

79

登場人物が普通の人ばかりで、なんだか日常話ばかりなのに、ぼんやりと非日常的だなと思う。なんだろ、このもやもや。吉田修一の本はいつもこんな気分になる。取り残されたような?寂しいようでいて安心するような?ちょっと心細いのにほっとするような?他人がすんなり自分の家に住むのが違和感ないってのがいつも不思議だ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/15

4人の男女の視点から描かれた春夏秋冬の話。特に大きな出来事が起こるわけでもなく淡々と季節は進んでいく。それぞれの人物が自分の生活というか場を持っていて、みんな何かしら抱えているんだなと思った。尚純の出生の秘密が語られる場面が面白かった。あと田辺がお気に入り。桂子さんは影からそっと応援したくなった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/30

流れていく時間がとても温かく感じました。身近でありえる出来事だけに、非常に強く、小説の世界に引き込まれました。

日常生活の隠れている部分を覗かれているような気分になる。吉田さんの本を読んでいると、その時間が園世界に入り込む自分の日常に思えてくるから不思議。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/14

舞台の近くに住んでいるので、何となく感じがわかった。ただ、ブランドの広報のおんなの子の話はあーんまり他の3人となじまなかったような気もする。でも彼女の話は1冊の本で読んでみたい。千葉のヤンキーHの広報の話なんて広がりそう。

何気なく淡々と描かれているようで実はけっこうドラマがあるんだけどなんだかふんわりとしている。好きです 。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/03

純文学を読まない私が吉田の修さんを愛してやまないのは、日常のなかに嵌まり込んだ一瞬一瞬をドラマのように描き出してくれるからだ。その日その時の気持ち、行動、動作を掬い上げて作品の雰囲気をつくる色絵の具にしてしまう。この作品もなんてことない恋愛の寄せ集めなんだけどね。大路家を舞台としてとらえると人の出入りとか面白く作り上げられている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/30

zon
吉田節に少し飽きてきたのか、もの足りなかった。

移りゆく季節のなかでそれぞれの登場人物の心情を描く。すごい人間ぽい。細々とあったかいろうそくを連想させられる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/17

関係している4人の主人公それぞれの視点による春夏秋冬毎の短編が集まって、ひとつの物語が綴られている。ドラマチックなラストではなかったけど、この小説はそういう部分が主題なのではないかと思った。ほぼ一気読みしてしまった本。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/05

移り変わる季節の中で、たんたんと過ぎていく日常。でもそこには、感情のある人間のそれぞれの日常がある。自分以外の見たこともない他人、その一人一人に自分と同じような、生まれてきて育てられて色々なことを考えながら生きているんだと、当たり前でも忘れがちなことをふと想い返した。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/21

これと言って物凄いドラマっていう訳じゃないのに、吉田さんの書くお話を読んでいると時間が経つのを忘れてしまいます。恋人、夫婦、親子、兄弟、親友の秘密がテーマなので、胸がざわつきます。ひなたっていう題名とはうらはらに、内容は日陰でした。それでも絶望的というのでもなく、あいまいなあやふやな淡々とした日常がうまーく描かれています。さすが吉田さんですね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/16

tam
★★★☆(3.5)

仕事やめたくなっちゃうなー、こんなん読むと。日常の切り取りなので、なんか覗き見してしまった苦さが残る。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/26

穏やかな日常を描いているのように見えて、その影に潜む暗さ・危うさも描かれていて、読んでてなんだか落ち着かなかった。浩一・圭子夫婦の日々は、ふとしたことであっというまに壊れてしまいそうで危なっかしい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/04

互いに語れぬ事を持った4人の、4つの季節の、4つの視点の物語。何気ない日常の一コマなんだけど、その秘密によって様々な色に彩られていく。話のその後を思い思い描いてみるのも面白いかも。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/28

なんだか こんな風に秘密を抱えて生きてる人 多いのかな? 決して後味のいい本ではないし、 こういう不安を抱えて生きたことが無いけど 綺麗な文章で描かれているのであっさりしてるように見えるけど も少し現実はドロドロしたもんじゃないかな? 読み終わって 平凡な生き方が尊く思えてきました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/28

人に言えない悩み、自分の胸にしまっておかなければいけない秘密。そんなのを抱えた家族の話でした。でも、それぞれが抱えた悩みを人に預けるのではなく、自分できちんと持って、悩んで、そして立ち直っていくので読んでいて心がほっとします。母が「この子には私しか味方がいない」と言った所なんか、どんな気持ちでいたのか慮ると、なんだか涙が出そうです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/18

人には言えない悩みをどの人も抱えている。登場人物ごとに物語が進んでいくのは「パレード」と似てる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/17

家族といった中での人間模様がよかったです。大路桂子の冬「その背中に、「お母さん、ずっとお父さんに愛されてなきゃいけないのよね」と呟いた母の心細そうな声が聞こえた。」が奥深く感じました。大路浩一の冬、田辺「お前に頼り切ってると、ときどき妙に不安になってさ・・・・」、桂子「・・・・自信ないけど、ここにいたいいんだよね」。「一個」としての不安をかかえつつ、「家族」の中に安堵、やすらぎを感じる人の弱さというか、哀しさというか、情というか。なんだか共感してしまいました。この話、いろんなものがさらっと凝縮されていてよ
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/16

4人の視点で描かれた春夏秋冬。のんびりした内容でしたが、一気に読んでしまいました。こののんびりな感じが『ひなた』にも紐づいてくるのかな・・・

何でもないそれぞれの日常を切り取っただけの、悪く言えば平坦な話なんだけど、それぞれの思いの交錯が面白かった。それからレイ・尚純、桂子・浩一カップルがすごく対照的に思えて、桂子・浩一カップルがすごく切なかった。寂しい・・・!この作者は何とも言えない感情を「あぁ、わかる!」とリアルに表現するのがすごく上手いと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/30

☆☆☆☆

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ひなたの 評価:62 感想・レビュー:88
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