臨場 (光文社文庫)
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臨場の感想・レビュー(895)
クライシス・クライシ(だじゃれ)一つ一つの話があっさり終わってしまったような気がした。ただ8つも短編が詰まっているので、倉石の活躍をより多く楽しめたということで…。
テレビと違って解決が早すぎる。ほんとうに臨場だけで犯人を特定してしまう。もう少し展開してもいいのではないかと思う。だってわくわくする前に犯人が捕まるのだから。ボクシングでいえば1ラウンドでジャブで終わりというかんじ。
「赤い名刺」「眼前の密室」「鉢植えの女」「餞」「声」「真夜中の調書」「黒星」「十七年蝉」8編収録。終身検視官・倉石校長の短編集。死者からのメッセージを的確に読み取る…格好いいー!!「鉢植えの女」と「餞」が好き★
Anniversary50の倉石検死官の短編を読み、その渋さに惚れました。そしてこの短編集でさらに!終身検死官など数ある異名を持ち、事件の真実を暴く姿が格好良いです。検死官、刑事、新聞記者とそれらの仕事の有り様と事件の真相までも見事に描かれていて、一気に読みました。臨場スペシャルブックというのに他の短編もあるそうな…読みたい!
ドラマは見てなかったけど、内田聖陽はいい感じかも。倉石の組織に媚びず、ただ真実を暴いていく姿はカッコ良すぎ(笑)餞の話しが好き。
数年ぶりに再読。「俺のとは違うなぁ」はドラマのオリジナルかと思ってたら違った。主人公でありながら、あくまで「従」として存在する倉石さんが好き。
終身検視官の異名をもつ捜査一課調査官、倉石義男が登場する短編集。誰にも媚びず職務にことのほか厳しい孤高の男。このキャラクター凄い好きだ。「餞」の話は実に良かった。最後の「十七年蝉」もいいね。
倉石さん、職人ですね。仕事もですが、器も…大きな組織で変わった経歴の持ち主っていうのも。倉石さんの全てを見透かすような眼で自分を観られたらどう映るんだろう。考えたらちょっと怖い。きっと、自分も気付いてないこととかもあるんだろうなぁとか思ってしまった。もっと倉石さんの話を読んでみたいな。
今回の主人公、倉石義男。かっこいいねえ。彼のように、自分の職務に、信念に、実直でいられたら。憧れるけど現実はなかなか・・・。短編ミステリーを書かせれば横山秀夫の右に出るものなし。改めてそう感じた作品でした。
ドラマを見て臨場が好きになり、今回本を読んでますます倉石さんが好きになってしまった。彼のぶっきらぼうながらも人情にあつかったり、揺るがない意思が事件を解決していくのを私はただ見惚れていた。
渋い作品。現場から被害者の状態や感情まで読み取ってしまう鑑識ってすごい。鑑識は大好きなので楽しかった。続刊はなさそうなのが残念。もう少し倉石さん主役の色々な作品を読んでみたかった。
今回ばかりは「こんなスーパーマンじみた名探偵もどき、いるかいな!」という気持ちすら消え失せるほど、倉石がかっこよかった。 「倉石に酔いしれろ」この一言に尽きる。
クライシス・クライシ。私は、一芸に秀でた男がこの上なく好きだ。垣間見る、無骨ながらも暖かい人柄は読者を惹き付ける。テーマは重いけれど、気兼ねなく読める作品です。
現場初動捜査の「臨場」をめぐる8編。主人公は検視官の倉石ですが、色んな面々の視点で書かれていて飽きずに読めます。どんな現場も的確な洞察力で死者の声なき声を拾いあげる倉石。普段はぶっきらぼうでも情に溢れていてめちゃめちゃっこいい。「十七年蝉」での最後には思わず目頭が熱く…。想像していた以上に胸にくるものが多く、キラリと光る物語ばかりでした。
ドラマ化が記憶に新しい。警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることを臨場と呼ぶ。終身検視官と呼ばれ、大勢の見方をことごとく覆して事件の真相を暴いてきた捜査一課調査官、倉石義男をめぐる短編8本。臨場というタイトルの短編があるわけではなく、8本の短編すべてが臨場をテーマにしている。人間業とは思えない、異常な観察力・読みの鋭さをもつ倉石にとにかく圧倒される。一つも展開が読めなかった。どの短編も自分の想像をはるかに上回るところから真相が飛び出してくる。硬派な倉石が時折垣間見せる優しさがたまらなかった。
横山さんの書かれる短編には、他の短編では味わう事の出来ない奥深さ、重厚さ、複雑な人間関係があります。さらにはどんでん返しまでも。わずか40ページ程の話の中に伏線を張り、そして見事に綺麗に回収する。本当に素晴らしいです。残酷な話から心温まる話、涙腺を刺激する話まで短編の種類も多様です。まだ横山秀夫さんの作品は3冊しか読んでないのですが、完全にハマりました。
おもしろかった。女の人が犠牲になる話が割と多い気がしました。「黒星」の倉石調査官かっこいい。ドラマでも見た作品だけどイメージがこちらの方が好き。
再再読。何度読んでもおもしろい。 殺す者にも殺される者にも自殺する者にも理由がある。そのあたりの「情」とブレないヒーロー倉石の 「人情」に納得し感動する。この「情」が人物や小説を何故かリアルに感じさせるのだろうか。 最後でおもわずほろりもいい感じ。
長編ミステリーは手が出しにくいですが、これは短編集だったので、読みやすかったです。とにかく主人公のおっちゃんが渋い!し、カッコいい!一見薄情そうな人ですが義理人情には熱い主人公のおっちゃんにひき込まれました。
ドラマの再放送を見たので読んでみた。短編8編。終身検視官と言われるレベルになれば組織に与せずともやっていけると思うけど、若造の頃の倉石さんはどんな風だったのだろう。気になる終わりかただったけど、続編は無いのかな。
76点…検視官、倉石を主人公にした短編集。ドラマ化されたそうで、たしかにどの話もコンパクトにまとまっていて、オチもしっかりついてよくも悪くも分かりやすいかなと。『真夜中の調書』と『十七年蝉』がよかったです。ただ横山氏にしてはなんだか、ギラギラしてチリチリ焼けるような感じが物足りなかった気もしました。倉石の体に関して、なにやら思わせ振りな終わり方なので、続編があればぜひ読んでみたいです。
ご馳走様でした まだぼおーっとしてて昼の世界に戻りきれてません ツボにはまったというより虎の尻尾を踏んでしまった感 クライシス・クライシ 暗いしヤバいし底無しの泥沼にどっぷり首まで浸かりましたがなんだか温くて気持ちいいぞ…校長というより教祖でしょ
倉石さんかっこよすぎる。どの短編もうまくまとまっていて面白く安定感を感じた。倉石さんかっこよすぎる。『餞』がいちばん好き。倉石さんかっこよすぎる。
普段あまりスポットが当たらない検視官という職業が主人公というところが面白いですし、事件の部分もいろいろ考えさせられる内容だなと思いました
★★★★☆ 3年ぶりぐらいに再読です。当時横山さんの作品は結構読んで面白かった記憶があるのですが(特に倉石検死官物)今回は当時ほどの感動がありませんでした。でも、倉石はいい味してるなあ。 83点
★★★★☆検死官の倉石さんの短編集。暗いケド経験と知識に裏打ちされた、倉石さんの自信と言動は非常に格好いい。
短編集なので、読みやすく考えさせられる。
終身検視官の異名を持つ捜査一課調査官、倉石の事件簿。8篇の短編小説で一話一話は短いものの、読み応えのある作品ばかり。主人公倉石は渋くて陰のある人物だが、他の魅力ある登場人物達がその暗さを緩和させている。横山秀夫作品独特の重さがあるが読みやすい。
お気に入りは横山の経歴を生かしただろう作品の「眼前の密室」。 検死官倉石の活躍を描いた連作短編。 「クライシスクライシ」のあだ名が私の心にヒットした(笑)。 オススメ。
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感想・レビュー:213件














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