神様からひと言 (光文社文庫)
神様からひと言を読んだ人はこんな本も読んでいます
神様からひと言を追加
神様からひと言の感想・レビュー(1344)
脳味噌が口と直結しているという欠点故に、お客様相談係へと左遷される佐倉凉平。クレーム処理という神経をすり減らして仕事をしている底辺の社員とは裏腹に、経営トップの無責任さ、不正。組織の中で仕事をしていると、本音が言えなくてウジウジ...思わず口にしてしまう凉平の一言にスカッとする。小説はまさにカタルシス!!頭の下げ方、相手の話の聴き方など教えてくれる同僚の篠崎の存在も有り難い。リンコとの再会の地が福岡であるのがまた嬉しい。昨日は、天神を自転車で走りつつ、この辺りかな?とか思ってました。
軽い読み口なのでサクサク読めた。もっとドロドロした人間のどす黒い情念がほの暗くちらつくかと思ったが、そんなこともなく。ちょっとした気分転換になったかな。
本屋さんのポップに惹かれて買いましたが…うーん。主人公に共感しかねる点が多々あり。最後の会議についても、そこまで掴んでたらもっとやりようがあったでしょう、と思ってしまいました。もっと頭脳戦でやっつけてほしかったなぁ…。辛口で申し訳ないですが、現実感があまりなく、全部ぶっ壊してしまえ!的なラストが残念でした。
よくやった涼平。仕事でもプライベートでも。ラストは爽快な気分になった。初めて荻原作品を読んだが,もっと早く知っておけばと思った。ホントに面白い本だった。お薦めしてくれたお気に入りさんありがとう!
王道の元気が出るエンターテイメント小説。主人公は長く一緒に暮らしてた彼女に出ていかれ、新しく就職した会社では早々に問題を起こしてリストラ要員が送られるお客様相談室へ配置されて…ってゆー、踏んだり蹴ったりな状況から物語は始まる。けど、とにかく主人公の前向きさが素敵。めげなささが素敵。社会で働いていれば、いっぱい理不尽な事があるけど、とりあえず頑張って生きてこってゆー前向きな気持ちになれる!オススメ✨
小説ってこんなに声を上げて笑えるものなんだ…と驚かされる一冊。しかも職場の待遇なんか決して褒められないのに、気づいたら主人公達がキラキラしてるように見えた。スカッとします、本当に。笑
自分も気が短くて、思ったことが口から出てしまうし、正義感も強い。何か自分を強烈にした人間が主人公のようでおもしろかった。荻原氏の肩肘はらない筆致も最高。
食品メーカーに大手広告代理店から転職した主人公。こらえ性がなく、ついつい思ったことを口にしてしまい、リストラ要員の吹き溜まり、お客様相談室に左遷された。お客からのクレームに対処しながら、どこか問題を抱えた同僚に囲まれ、成長、大事なことに気づく。結局、こらえ性は治らず、会社を飛び出してしまうが、自分がやりたいことを見つけ、恋人にも再開してハッピーエンド。 著者の作品は、紆余曲折ある世の中を単純化した時に見えてくる大切なことと、その大切なことを守りとおすには勇気が必要であることを教えてくれる。
同棲していた彼女がいなくなり、転職した先でリストラ要員収容所と呼ばれるお客様相談室に飛ばされ・・。その中で戦う会社員のお話。会社も組織も、きれい事ばかりじゃなくてどこもいろいろあるんですね。いろいろ辛いことはたくさんあるんだけど、なんか読んだら前向きになれるお話だったかな。最後は希望が見えたのでよかったです。 世の中うまくいくことばっかりの人生なんてないけど、でもそれも自分次第ってことかな。
何?何この読み終わったあとの清々しさは!!!以前「メリーゴーランド」を読んだときとはまったく違う。最初は、メリーゴーランドと同じ感じかな?って思ったらそうじゃない。前向きに、自分の足で、踏み出してる。それが伝わってくるから気持ちいいんだ。いやーいい本教えてもらった!!!
誰もが失う事を恐れ、何かにしがみ付いている今の日本。何かを失ったとしても道端に地雷がある訳でも無い、そもそも本当に大切なのか・・・結局、大切なモノは一番身近な一握りでいい、そんな勇気を貰える一冊。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 01/08
同居していた女に逃げられ、再就職先では失態を犯しリストラ要員収容所にとばされ…。ともすれば湿っぽく暗くなりがちだけど、くすっと笑える所もあり、エピソード盛り沢山で読み応えがあった。あとがきでメリーゴーランドの著者だと知った。なるほど。途中で登場人物の関係がごっちゃになったので、再読中。
荻原氏の作品とはフィーリングが合ってしまう様で、いつでもどこでも何でも楽しめるのが解っていて、安心して読めます。本作品も、あはは、楽しかったです。
読んでスカッとしました。くすっと笑える部分もあったし。わたしも主人公と一緒でチキンハートですが、いつかは・・・(笑)
この人、こういうサラリーマンモノを書かせたらすごくうまい。とくに副社長が一見救世主に見えたのに、実は…的なとこなんてリアリティーがあった。実際の会社も程度の差こそあれ、こういうのあるしな、なんて考えてしまった(笑)。ただちょっと中だるみが気になった所も。
お馬鹿で偉そうな部長に 毎日腹をたてている自分が 子供だなぁと思えた。会社や上司に 不信感だらけの今、この本に出会えて良かったと思う。部長に腹がたちそうになったら 頭の中で歌を歌って聞き流そっと(笑)
サラリーマン小説。 神保さん、残念だった。言葉を失うほど精神的にショックを受けていたのに、会社を休めない日本のシステムってどうなのよ。 篠崎、某小説の伊○部先生を思い浮かべながら読んでた。
私が学生のためか、なかなか物語に入り込めず、序盤は読むのに苦労した。加えて一ページごとの文字量も多く、なかなか読み進められなかった。しかしながら、後半。怒涛の快進撃に、一気にラストまで駆け抜けた!登場人物たちの個性が遺憾なく発揮されていて良かった。特に篠崎。彼のおかげで、大分陰鬱な雰囲気が払拭されている気する。それから宍戸。彼女もまた色んな意味で強烈な娘で面白かった。主人公である涼平が霞んでるね~(苦笑)そんな彼も最後はやってくれる!全体を通して痛快な物語だった!また社会人になったら再読したい。
仕事を失い、彼女も失った男が転がり込んだ、食品会社。 旧態依然の体質の会社で、入社して間もなく、左遷された先がお客様相談室。 毎日、謝罪を繰り返す毎日から、成長し、そして最後に得たものは・・・。 痛快サラリーマン物語! 毎日繰り返される不条理の中にも、希望を見出し生き抜いていく感じは、とても気持ちのいい一冊でした♪
感想を一言で言うと、爽快!主人公・凉平のいい感じのアツさとユルさもいい感じですが、何よりも魅力的なのは周りの人々の個性の濃ゆさ。特に篠崎が秀逸。本当にダメダメでペテン師だけど、次第にその人間味や物事の本質を見るスゴさが見えてきて…でも実は最後までダメダメってところもいい感じで。おもしろかったのは、凉平が見ているもの(例えば明石町やジョン)が変化していくこと。怖いモノや憧れにあふれていた若い頃の自分を思い出して、恥ずかしかったり、懐かしくなったり…。きれいにまとまっているけど、奥深い一冊でした。
お気に入りさんに勧められて初・荻原浩。面白かった!現実の会社でも大なり小なり理不尽なことがあるけど、単純に逃げちゃダメなんだよね。一度力技で乗り越えてからでないと改善案を唱えても相手にされなかったりするし。まぁこの作品のように爽快に解決することは滅多にないけど、こういう夢を見られるのはいいことだと思います。自分も他人もおでんの具だと思え、という発想は結構好き。今日の午後は社内の人をそういう目で見てみよう(笑) どうでもいいけど私はおでんの具はつみれが好きです!
構成もよく、内容もおもしろくて一気に読み終えることができた。ただ、読み終わった後の感想は決して爽快なものではない。世の中の理不尽に少しばかり抵抗したところで大きく変わるものではないことを改めて感じさせられてしまう。玉川漬物の体質が今の自分の会社に良く似ていて、そのためか涼平のゆるさが歯がゆく感じられるところがあった。現実はそんなものなんだが、せめて小説のなかではもっと爽快感を味わいたかった。
神様からひと言の
%
感想・レビュー:331件













































