アイルランドの薔薇 (光文社文庫)
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アイルランドの薔薇の感想・レビュー(297)
北アイルランド問題がもっと主軸に絡んで重い話かなと思ってたけど、そうでもなくさくさく読みやすかった。フジが頭切れすぎて、典型的な万能名探偵だった。
他の方の感想読んで面白そうだなと思ったので読んでみました。アイルランドのことについてはあまり知識がありませんでしたが祖国というものについては日本人とは違う強い感覚があるんだろうなぁ。 登場人物が面白い。フジは頭よすぎw本当にニンジャだったとか言われてももはや私は驚きませんねwww あとブッシュミルズが妙に気になるキャラでした。せっかく出てるんだからもっと何かやらせれば?と思いましたがww 終わり方もいい感じでした。
え、これかなり面白いね、非常に満足。というか久しぶりにほぼノーマークだった犯人にやられた。何でだろ......。意識的にこのデビュー作を読まずに他作品から漁っていたけれど勿体無いことしてたなあ。捨てトリックが結構好きだったので高評価。
買ったはいいけど武装勢力や殺し屋などの設定に躊躇して、長らく積んでいました。こんなにおもしろいのなら、もっと早くに読めばよかったです。最初はとっつきにくかったのですが、いつのまにか話に入り込んでいました。犯人が誰かわかっても驚きはなかったので大げさな帯だと思ったら、その後にやられました。もう一度読み返さなくちゃ。
アイルランド紛争というのがテーマにあるが、イメージは北朝鮮と韓国のような関係といった感じかな。違うかも知れませんが。読んでると、空気みたいな登場人物が・・・やりやがった。さらにやりやがった!最後は、いい余韻に浸れます。後味は悪くない!ところで、フジの頭がキレるキレる。しかも冷静すぎると思えば、大笑いするから憎めないキャラクター。最後に、作者に質問が、「トムとジェリーは、狙ったものなの?」
処女長編とは思えない達者さ。 登場人物と状況の意外性もありますし、犯罪解決の処理、後日談と、最後の最後まで愉しんで読めました。 殺し屋が紛れ込んでいるくだりは必要だったかなぁと思いますが、それこそ処女長編でがんばっちゃった感じでしょうね。 比較的甘めな結末には賛否有りそうですが、これはこれで。
アイルランドって設定に、最初はちょっと苦戦したけど、最終的には、そんなコトが気にならなくなるほど、面白かった。最後の最後まで、いい意味で予想を裏切ってくれた感じ。フジをはじめとして、「ブッシュミルズ」とかミッキーとか、登場人物も魅力的で、かなり楽しめた作品。
クローズドものです。こういうのって普通は謎と謎解きそして雰囲気が大事だと個人的に思っていたのですが、本書は淡々と流れるように隙のない論理を構築していき雰囲気というものがあんまり感じられませんでした。な・の・に、めちゃくちゃ面白い!流石でした。これが処女作なのが信じられません。すごすぎますわ。
最初はアイルランドが舞台っていうせいで読むペースが上がらなかった。けど徐々に引き込まれていき、最後は一気に読み進めしまった。素直に面白かった。ブッシュミルズの正体は驚いた!
おもしろかった。犯人の方向性?この事件の動機はなんとなくわかっちゃったけど、配役には最後までだまされた!こういう社会的背景あっての小説、すきです。
事件の作りに甘い部分はあったと思うが、推理の筋は通っていた。ブッシュミルズについてはやられたとしか云いようがない。事件後に各登場人物のその後の人生について書かれていたのは良かった。
面白かったんだけど何故にアイルランド!?(笑)アイルランドという国に舞台を設定した石持さんの勝利!?おかげで読了後アイルランドについて調べました。日本人フジ超人過ぎ(爆)
面白かったです。フジさん頭良すぎでしょう。せっかくアイルランドを舞台にしたのですから、アイルランドの自然を少し話に取り込んでくれたら深みがでてより良くなったんじゃないかな。ケルト音楽のせいかアイルランドに惹かれます。
そもそも主人公にあたるフジが普通の日本人らしからぬあまりのカッコよさに出来過ぎ感が否めないがそれは置くことにしよう。密室事件だが、それにしても最後の1人まで細かく役割を与えてあるのには感心した。アイルランド問題については現実的によく描かれているのではないか。
アイルランドの複雑な国際事情も主軸に入れた今作。
石持さんの作品は登場人物たちの個性が好感を持てるのでサクサクと読める。
推理物としてはちょっと残念(^ ^)
無性にアイルランド行ってみたくなった(笑)
初めましての石持さん。北アイルランド問題ということで、もっととっつきにくいかと思ったんだけど、まるでそんなことなかった。殺し屋の正体だとかある人物の抱える事情だとかが読めちゃう通りだったりもするんだけど、それがさほど大きなマイナスにならないくらいには好き。でもしんどい話だよな……。殺害の動機にしても、その後のある人物の行動にしても。ラストは救いか。
水の迷宮は途中で読むのやめてしまったけれど、この話は一気に読めた。アイルランド事情も ちょっとわかったり、読んでて物語のシーンが頭に浮かんでくる感じだった。
最初は、少々とっつきにくいかと警戒していたのが、杞憂に終わった。 コレよ、コレ。 石持さん、私はこういう本を読みたかったワケですよ(笑) 石持作品は、基本的には好み。 推理の過程を楽しませてくれる、数少ない作家だと思う。 しかし、あと一歩のところで塩加減が足りないことがあり、残念に思うことも多々あるのだが、読後感も併せて、今作の味付けは絶妙だ。 頭の切れる男性は、やはり素敵なのだよ。
初石持浅海作品。自然の猛威ではなく武力組織の都合によりクローズドサークルになってしまう異質な作品。探偵が完璧。欠陥もなく人柄も知能も素晴らしい人物。一体何者なんだ…
風呂の中で目眩と戦いながら読んだのでだいぶ内容飛んでるかも。いろんな伏線とどんでん返し。デビュー作だからかしら、どこかロマンチック。探偵役はやっぱりすんごい頭切れる人。ちょっとこじつけくさい気もするけど、作者の味とも言えるかもしれない。他の方が言ってたけど、プロローグが映画のよう。 アイルランドって複雑な国なんだなあ。
長編デビューの作品とのことですが、いやいや、立派な水準で非常に満足な作品です。人物名が覚えられない自分の脳みそさえ除けば…。 なんでアイルランドなのかなー、と思っていたのですがそういった政治などの背景のためなのですね、寡聞にして存じ上げなかったのでいいお勉強になりました。 フジさんはどこかでまた活躍しないでしょうか…。
面白いじゃないですか…。『月の扉』『水の迷宮』『セリヌンティウスの舟』を読んで、鋭い一文はるものの動機が意味不明だったり推理がこじつけっぽかったりと、「惜しい作家さん」だと思っていたのですが…。見方ががらりと変わりました。面白かったです。動機も状況設定も申し分ない。こじつけ臭さは、これはもう味なのかな(笑)登場人物が自ら「難癖に近い」と言ってるし(笑)今後はもっと積極的な気持ちで作品を読んでみたいと思います!フジがお気に入りです。君は一体何者なんだ?w
どうして日本人なのにアイルランドが舞台…、人名が覚えられない…と読む気をなくしそうになりつつも、話に入ると登場人物も限定されているし個性もはっきりしていて読みやすかった。紛争問題が背景にあってホテルから出られない、という設定が新鮮。
練り上げた作品だなと感じられる。アイルランド紛争をテーマにしたことも明確なコンセプトが見える。最後の伏線が明かされた時、最後のピースがピタリとハマった音がした。
面白かった。ミステリーにする必要はあったのかなって思ったけど、アイルランドの政治情勢と登場人物とのつながりが絡まり合っていくのがよかった。ブッシュミルズのキャラをもっと活躍させてもよかったんじゃないかなー。
★★★★☆+ アイルランドを舞台にしたクローズドサークルもの。登場人物も魅力的だし、トリックも凝っていて楽しめた。普段から気になっていながら、じつはあまりよく知らなかった北アイルランド問題についても知る機会になって、そういう意味でも読んでよかった(読後に調べましたw)。登場人物たちのその後を描いた最終章が特によかったので+。今回私にとって2冊目の石持作品ですが、実は初めて読んだ作品が好みじゃなかったため、ずっと避けてました。この作品を先に読んでいたら、きっと続けて読んでいたと思う作家さん。
アイルランド紛争から、なぜかのどかなレイクサイドで、副議長が殺される。警察は呼べない。紛れ込む暗殺者!?誰がドレなのか意外とわからない中、事件は進行していく。 読みやすいミステリーだ。 最後には誰が何者か全て明らかになるのだが、主人公のフジ!お前は何もんだ!感も少し残る。
2002年の長編デビュー作。北アイルランド紛争から入るので難しいかもと思ったら面白くてあっという間に読み終わった。ただ殺し屋はすぐわかっちゃうんですけど~。今年は石持作品を読んでいこうかな。
南北アイルランド統一を目指す武装勢力NCFの副議長が宿屋で殺害された。8名の宿泊客のなかには殺し屋も紛れこんでいた。犯人は誰なのか…? さりげない本格というか、仰々しい舞台設定を避けたクローズド・サークル。政治要素は思ったほど複雑に絡んでこないので、気軽に読める一冊。
処女長編とのこと。この探偵役の子はいいね。男性だからかな。珍しく好感が持てた探偵(役)さんでした。ラストまでしっかり楽しめるし、面白かったです。
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感想・レビュー:79件














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