スナーク狩り (光文社文庫)
スナーク狩りを読んだ人はこんな本も読んでいます
スナーク狩りを追加
スナーク狩りの感想・レビュー(996)
いろんな立場の人物が行動し重なり合って一つの話が進んでいき、最後はビターな終わり方でした。先が知りたくて、一気読みしてしまった。宮部さんの作品は睡眠時間を奪ってくれます。
宮部みゆきの本はどれも読みやすくて面白いです♪このお話も読みだしたら面白くて、すぐ読み終わりました☆この人の推理小説ホント大好きです☆彡
★★★★☆ 宮部さんは、長編サスペンス書かせたら天下一品ですね!やっぱり面白くて、引き込まれました。20年程前の作品でしたが、文章も読み易く古臭さを感じなかったですね!複数の点が同じ方向に向かい最後は結びつくという、オーソドックスなストーリーですが、本当に面白かった!この本は、人から貰ったんですが、貰わなければ読む事は無かったんで 読んで良かったです。あと、貰って良かったですwww
宮部さんはミステリーが上手い。最初は無関係だった登場人物の話が、一つにつながっていく。こういう展開はよくあるけど、飽きさせないのが作者の力か。ただ、あまり感情移入できずにサラッと読んでしまった。読後感悪い、のかな?私は「文章上手いなぁ」という印象だけが残った。
情景が目の奥に浮かんでくる、さすがの文章力です。ただ、復習劇、ってことで予想していた結末通りになってしまったのが残念……。決して後味のよい小説ではないだけに、自分の身になって考えると薄ら寒い><
再読。どんどん切羽詰ってくる。怒りをどう御していけばよいのか。わからない。でも、それでも、多くの人を傷つけてしまったことに変わりはない。
サスペンス。複数のシーンがテンポよく、スピーディーに描かれていく。数々の物語が結末に向けて収結していくのも流石。物語はおだやかでない展開から始まる。エピローグは若干の失速。。作中の「かわいそうに」という言葉が印象的。憐れむ言葉だとばかり思ってた。でも心の重りを降ろしてあげる優しい言葉にも成りえるのだと。復讐は誰も救わない。悪人に同情なんてできない。でも、悪意はどこから生まれたのか。怒りは一体どこに向けたらいいのだろう。銃を持ってても幸せになんてなれいない。
6点。複数の登場人物の複数の事件がひとつに収束していく。結局スナークとは何だったのか。結末もリアリティがあり薄ら怖い。‥竹夫がしゃべるシーンは必要なんだったのかな?
★4/5 映像が浮かび上がる文章。慶子の考え(カラクリ、ミスリード)が伝わった瞬間から一気に広がりを魅せる世界。何故かタマに伊坂幸太郎がチラついたが、彼より自然で良かった。最後の付記2の「この発砲は警察官としてやむを得ないもので…妥当な処置であり…処分はなされなかった。」織口に共感する部分があるからだろうが、とても現実的な結論に寒気がした。
多数の登場人物が重なり合い、最後に収束する。善悪と苦悩の物語。灰色のままで終わらせず、きっちりと決着をつけている。範子は必要だったのか? と思うけど、力になりたくてもなれない無力な人間として、一番読者に近い存在なのかもしれない。
物置に眠ってた本!1つ事件が起こると連鎖してしまうこころがこわい。人間だから‥って理由になんないけど!!修治くんの選択は間違ってなかったよ、精神的に。でも辛いよなぁ‥竹夫くんが喋れてよかった!!笑っててほしいな~
よかった。でも、最後はかなしいし、くやしいね。悪いのはやっぱりあの二人で、現実にも芯から人間のクズはいると思う。個人的には修治の父親が修治に言った言葉がすきだ。とても温かい。
自分もそれは人間としていけないと思っても最後は修治くんと似たような事をしてしまうかも・・・範子ちゃんは辛くて大変だけど、修治くんを支えてあげて欲しい!
先が気になって一気に読んでしまった。いろんな事情が絡み合って複雑になりながらも、ラストに向かって目的がひとつになっていく様はさすがでした。 意外なラストで、修治が一生消えることのない影を背負ってしまった様子は怖かったし辛かった。
スピード感というか、物語の動く感じがあって、どんどんページをめくってしまうのだが、いかんせん目的が目的なので、ワクワクしない。案の定読後感もよくない。なぜ「人間のクズ」のために、まっとうな人たちがこんなに傷つかなければならないのか…。
復讐するとき、その人も怪物になるというセリフが心に残った。法律では裁ききれない犯罪は実際にあるだろうし、もし自分が被害者家族になったら... 織口さんのラストが切ないです。
今まで読んだ中で一番読みやすい宮部作品でした。結末に至るまで、どんどん頁を繰ってしまいました。エピローグまで、罪と罰の判断があくまでも個人にゆだねられることを再認識させられます。
これを読んで「殺人者は野に放たれる」を思い出した。未成年や判断能力の低下で罪を軽くされたら被害者遺族にはたまったものではないよなぁ・・・結局ミイラ取りがミイラになることの危うさや安易さ。 罪の意識ってその人間が事態をどう受け止めるかにかかっていると感じた。
宮部みゆきで私刑物と言えばクロスファイアだけど、全く違う悲しさに溢れてる。私の中にも居るかもしれないスナークは、果たしてその引き金を引かせるだろうか
1センテンスごとにビジュアルが鮮やかに立ち上がってくる特別な作品。他の場所でも書きつくされた事ですが「映画的」な小説。見ていないのに、脳内に「絵」で記憶されている錯覚を覚える。そして物語を牽引していく青年がたどる、明るいとは言い難いラストが印象的。ひとを救うことが出来ると信じ切っていた彼に下された、残酷な運命。それが生きるという事なのだと、作者の重々しい宣言を聞いた気がした。
レポートを書くために父から借りた本なのだけれど、内容が合わないのでまた別の本を借りることになりそうです。 あの人結局死んじゃうのかー!!!好きだったのになぁ、確かめに行かなければ死ぬことも無かったろうに……。いろんな人のやることなすことが裏目に出るという話でしたね。人の欠点が大量に出てきて、ちょくちょくぐさっときました。
宮部作品って、いつも中間でダレるのは仕様なの?例によって今回もそうだったんだけど。…それはさておき、この小説では最初から最後までずっと慶子にイライラッ。だって男と別れたくらいで猟銃持ち出すとか、あまりにも短絡的で馬鹿すぎ。一体いつまでこんなダメンズにこだわってるんだか、アホくさ。聡明な女性だとの描写があったが、こんな恋愛脳すぎる滑稽な女には到底共感できないので、反面教師として読んだ。慶子に限らず、この作品に登場する女性はみんな揃いも揃って自己中すぎて辟易する。内容だが、登場人物が多すぎて(続くコメント欄)
罪と罰,正義と悪がどれだけ相対的で不安定なもので,それに翻弄されてどれだけの人が傷付いているのか。私達の当たり前の日常の裏で,誰かがそんな闇の中にいる。そんなことに想いを巡らせてくれる一冊ではないでしょうか。
終盤で物語が一気に進むと同時に、人間の愚かさを叩きつけられている気になり後味の悪い読後(面白くないという意味では無い。)勝者がいない闘いだった。
図書館。誰もが知らず知らずに飼って育ててる怪物(スナーク)=悪意や愚かさとだとすれば、本当に狩られるのは『何』なのかと思います。ある意味、救いの無い物語でした。 確かに上手いし読ませてくれる小説です。が、宮部ものとしては、いまひとつだったかなと思います。
それぞれの背景を背負った人達が関わりあっていく過程がさすがと思った。誰の中にも大なり小なりスナークはあるのだと思う。どんなきっかけで怪物になるかはその人物の背負う物によって違うだろうが。スピード感があり文章が脳内で映像化され一気に読めた。結末が悲しかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 06/11
(☆☆☆)恋人に裏切られた慶子、娘と元妻を無残に殺された織口などさまざまな人の時間が交差し、それぞれが思いがけない方向へ進んでいく・・。織口もまさか彼が事件後苦しんでいるとは思わなかったのだろうけど、ああするしか気持ちが晴らせなかったのか・・。結末がせつない。
ロードムービー的な部分で、もう少し盛り上がりが欲しかったが、後半に向かって集約するストーリー展開はテンポがよくて面白い。普通に生きている人が、少しのはずみで怪物と化してしまう。善人と悪人の違いって、難しいですね。
とにかく巧緻な作品。 ただラストの説明口調だけはいただけなかったかも。 とはいえ、極上にスリリングなサスペンス。 傑作。
様々な登場人物が複雑に絡み合い、終着点でひとつに重なる。。それぞれの過去をおりまぜつつ、深夜から早朝にかけてのたった数時間の出来事を描いているので、とてもスピード感がある。。 ちょっと懐かしいミステリーって感じでおもしろかった。。
<3.2> 女は元恋人の結婚式に現れる。男は一心に目的地を目指す。仮面を被り、銃を手に…。乱暴な意見だとは自分でも十分認識していますが、個人的に、悪質な犯罪者には被害者が受けたものと同等の精神的・肉体的苦痛を味あわせてやるべきだと考えています。責任能力の有無に関わらず、「罪を犯した」という絶対的な事実がある限り、まず第一に尊重すべきは被害者の気持ちです。被害者やその遺族の気持ちよりも、加害者の将来を尊重するなんて絶対におかしいです。私刑制度ができれば犯罪は減ると思います。
悪人の自分勝手さと善人の苦悩の連鎖の物語。銃身が詰まってる散弾銃はどんな形であれ使われてしまえば最悪な結末だけれども、納得もさせられた。ごてごてした形容詞がない文章で鎖がどんどん繋がっていく進行は、本当に乗り物に乗っている(車で関越を走っている)気分を味わえました。
スナーク狩りの
%
感想・レビュー:149件















































