君がいなくても平気 (カッパ・ノベルス)
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君がいなくても平気の感想・レビュー(260)
◯ こんな結末でよかったの?別れよう別れようと思う気持ちとは裏腹に恋人の気持ち(むしろ身体?)を求めてしまう水野にちょっとイライラ。でも自分ならどうだろうか。真実を知った上で付き合えるのだろうか。結末が切ないだけに、なんだかモヤモヤが収まらない。
基本的に水野目線で話しが進んで行くので話が分かりやすいといえばそうなんだけど、もう少し他の人の目線も有っても良いかなって思いつつ読んでました。最後の展開に持っていくならこのほうがいいのかな?
君がいなくても平気…この言葉が最後にこうも変化するとは、大変面白い展開でした。そして、人を疑うことの人間模様の忌みしさ、その中でちーさんが悟り?!を開いたのに…全くなんてこったい。最後まで飽きずに一気に読んでしまいました。星★★半です。
恋人が殺人者だって。読み進む内にやっぱり殺人者は他の人だったという事になるんだと思っていましたが。おいおい本当に彼女かよ、まいったなと読んでいきました。なんだか考えせられるよな、人との関わり方を。殺人でなくて、会社を告発する手もあったんじゃないかな。でもそれでは小説にならないか。
タイトルが気になって購入しました。今まで知らなかった作家さんです…。でも、読み始めたらグイグイ引き込まれてしまって、これを選んで正解!と自分の選択に満足。犯人の動機は何となく解っていたけど…殺人を重ねる犯人の冷静さが妙に憎しみの深さを物語っているようで…怖かった…。他の石持作品も読んでみたいと思う。
久しぶりに石持浅海。 結構すらすら読めちゃう筆致はさすが。 タイトルとか、 主人公の位置がおもしろい。 殺人事件が起こる、 犯人はどうやら……。 そういう視点で話は進む。 犯人を知ってしまったうえで、 自分はどうするか。 そのうちに、第二の殺人が起こる。 最後にどんでん返しがあるかな、 と思ったけど、 それはなかった。 推理小説としての比重は軽い。 結局、 事件と犯人がわかってしまい、 残すところは犯行方法と、動機。 で、この物語で問題となってくるのは、 動機。
【図書館】今回はなんでもない人が主人公、とはいえ石持作品ですから、相変わらずむちゃくちゃ推理してます。そのまま淡々と終わるのかと思えば、終盤まさかの盛り上がりで…なかなかヘビーでした。タイトルが凄い。
タイトルが素敵 強がりそのまんまだと思ったら、ほんとにそうだった 石持さんのリリシズムが一番強いんじゃないかな 構成にほとんど無駄がないのは本格的な感じがするけどそのせいで結構展開は読める 読めないのは感情だけというのは本編と同じ
水野が好きになれないな……、と思いながら読んで、最後に少しだけ気の毒に。あれはきついよな……。北見の殺人の動機も苦い。あれだけ冷静で鋭い人間が2人で話していて、ニコチンを仕込んだものについてしばらく気付かないのは少々イラついたけど。
面白かった!最初から早智恵の犯行だと知っていた水野。早智恵のことは愛していないと言っていたけれど本当は?最後の早智恵の言葉は辛いです。どんな気持ちで愛してくれていない人に愛されている振りをしていたのか・・・同じ女性の立場から考えると苦しくなります。心から人を愛している反面、人を憎み殺してゆく。どんなに孤独だった?好きな人に愛されるということは本当は簡単なことではないんだな~。とあらためて考えました。水野は新しい恋は出来る??
君が殺した、だから、別れる、と思いながら。。。君がいなくても平気なわけないでしょ(笑) なぜ殺したのかという謎を解きつつ、ラストは切ない恋愛小説。
タイトルやあらすじからもっとドライな作品かと思ったら純愛小説だった。石持さんはロジックやトリックはともかく、シチュエーションの作り方は上手いよね。
サスペンスを使った恋愛小説だと思う。石持流の割と無理矢理な推理が多くて、「ええ?」と思う場面もあるけど、二人の不器用な恋愛を描くには丁度良いんじゃないかな。
フーダニットではなく、ホワイダニットのミステリー。水野の早智恵に対する気持ちと行動がちょっと自分勝手だったけど、最後での気持ちの変化にがちょっと意外だった。そして、ずっと出てこないのでもう忘れそうになっていた導入部があんな風につながっていたとは。でも、早智恵があんな行動しても早智恵の家族は喜ばないと思うぞ。それから、桜沢がなぜ水野のことはまったく疑わずにいたのか、その理由が曖昧。とはいえ、結構おもしろかった。
犯人がわかってて、動機も読者にはわかりやすく書かれている。水野と桜沢が理詰めで推理していくところは、面白かった。しかし、本当に石持さんはお酒が好きだよなぁ(笑)
石持さんだしあまり期待せずに読み始めたら(失礼!)思った以上に面白かった。ごく普通の人が、恋人が殺人犯で自分だけがそれを知っている立場になっちゃったら・・・さてどうしよう?という設定だけど、水野の妄想ぎみの思い込みの強さ、頭であれこれ考えてても体は正直なとこに思わず笑っちゃった。でも事件の動機とか無理のないものだったし、最後まで面白く読めました。
非常に面白い。利己的な主人公と恋人の周りで起こる殺人事件。ひょんな事から犯人を特定する主人公。その後の葛藤と利己的な解決へ向かう姿勢。でも一番良いのラストシーン。余りにも救いがない。その後の主人公を想像すると、とても悲しくなる。せつないラスト。大好き。
これは普通小説に近い手触りであっさりとした作品。物語の発想は海外ミステリに近いかもしれない。けれど、人間ドラマというと少し違う。やっぱり石持ミステリなんでしょうね。
設定に興味をそそられる点はなかったが、読み始めると止まらなかった。著者が語っているように、犯人でも被害者でも探偵でもない人間が、恋人の犯罪に気づいたときどうするのか、という着想がおもしろかった。
一気読みでした。毎度の石持イズムなので読む人を選ぶかもしれない。文章の淡泊さと後味の悪さも含めて好きです。後題名のセンスも好き。
疑うきっかけのレシートや犯人推理のポイントが一緒にとまるって言ったから…というのはちょっと強引かな。犯人らしき人は最初に想定されているが、理論だけで推理していく過程を読ませるのは面白い。
面白くて一気に読めてしまった。ラストが少し物足りないような感じもするけれど、全体としては綺麗にまとまってる。「扉は閉ざされたまま」が好きな人は楽しめるかも。
恋人が殺人犯だと知ってしまった男のジタバタ。ドライで現実的(しかも小心)な主人公が、逮捕前に別れてしまわねば・・・と保身を願いつつ別れられない。その理由は・・・。石持さんらしい、トリックに満ちた1冊。そして、いつもながらの後味の悪いラスト。トリックは鮮やかなのだが、心情的に納得できないのだ。特に最後の殺人は、不要だろう。それでも、読み続けているのだから、読後感の悪さも含めて石持ファンなんだろうか、私。
内容は脇役Aが主人公な連続殺人事件サスペンス物です。相変わらず主人公が頭の中でうだうだ悩むお話でした。石持浅海さんの作風が好きな方はそれなりに読めるでしょうし合わない方は途中で読むの止めちゃうと思います。実は私も結構中だるみしながら読みました。ただ最後の最後に犯人の心情を想像してしまい・・だーっ(T_T)そんなに強くない人がしているやせ我慢に私は弱いのです(つд`)・°・。と言う訳で、犯人の人物像だけでなんか良いお話を読んだ気分になりました。
些細なことでうだうだぐだぐだやってる主人公の外道思考に延々と付き合わされるだけのお話ってなんなの。消化不良な推理も気持ち悪い。でも探偵役を書いたわけではないらしいのでしょうがないのか。(清)
謎解きとしては、決定的な証拠に欠け納得できないところではあるが、歪みのある恋愛小説として読めば変り種で中々面白い。なので、事件前の水野と早智恵の関係をもう少し具体的に描写してくれていれば尚満足できたかも。自分の見てるものでしか物事を図れない、そんなエゴイストである水野が最後になって気付く自らの想いによって、タイトルの印象が180度変わるのが鮮烈であった。
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