難解な本を読む技術 (光文社新書)
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難解な本を読む技術の感想・レビュー(163)
難解な本が哲学分野と定義されており、当初の想像とは違いましたが、基本線は同意できました。読書スキルを振り返るには良いかと。
難解な思想を理解するとまでは行かずとも触れてみたいとは思うので、そのためのスキルが身につくかなと手にしました。「登山型」と「ハイキング型」あるいは「閉じている本」と「開いている本」という分類は面白いですね。「ゴミが入ればゴミが出る」という言葉が強く印象に残りました。読書の技術の真骨頂は「読まない」ことにあるとも言っています。悪書を読んで受けるダメージから回復するには多大な時間を要してしまうから、読まないようにすべしという主張で、良い読書は本の目利きになることから始まるということでしょうか。さてできるかな?
ウィトゲンシュタインはこう読め! 哲学や思想を扱っている本。難解な本を読むための読書法について。閉じている本と開いている本の区別を知るだけでもタメになる。読書ノートの記入例や、難解とされている本を読むためのガイド付き。
とにかく挑戦してみるか!!という気になる。大学のレポート作成で無意識に実践していた「技術」もあったが、著者の真摯さ、綿密さには遠く及ばない。まして哲学書ともなると、手にしただけで興奮し、通読だけで自己満足し、「よくわかんなかったけど何やら高尚な本だったなぁ」で終わりがちである。もっと本と誠実に向き合わねばならない。とにかくスピノザから始めようと思う。私も素晴らしい風景に出会えるだろうか。
☆×4.0…哲学は一応、学生時代にはほんの少しだけやりましたが本当、難解な代物だったのを記憶しています。そんな本を読む技術を授けてくれるのがこの本です。必見は最後に出てくる難解な本のリストであります。特にすごいのはラカンの項目。わからない人にはこの項目だけで煙を噴き出す可能性は十分にあります。哲学者の中には言葉遊びをする人がいるけれども…それでも難解ですな。ノートに書くことは必要ですね。
タイトル通り、難読本、それも主に思想系の本を理解するための技術を述べた本。色々と読書術に関する本も読んできたけれど、「本を読む本」に通じるところがあるのは古今の学術的な本を読みこなすための本格的読書法というのはある程度枠組みが固まっているということだろう。登山型・ハイキング型、閉じている本・開いている本という分類は自分にとって目新しかった。思想系の難読本はほとんど読んだことがないけれど、挑戦してみたくなる。
タイトル通り、(主に思想系の)難解な本を読んで理解するための方法についての本。後半では付録として、筆者が難解な本の読み方を実践しているが、かなり具体的で参考になる。
やはり学術書を理解するには読書ノートをとらなければならないということらしい。自分のようなモグリにはなかなかハードルが高く感じられるが……試しに軽くやってみる価値はあるかもしれない
難解な本(思想書など)を読む際の具体的な方策について解説した本。選び方や読まない技術に関する話が印象的でした。ノートの取り方なども詳しく書かれていて、「技術」というよりは「手段」という気もしますが、参考にはなります。あと個人的には、読者に思考を促して決定させるための「開いている本」と、すでに結論づけられた自分の考え方を読者に解説するための「閉じている本」という分類尺度が新鮮でした。後ろ半分は、実際の思想家ごとに対する読み方指南が(「付録」という扱いで)書かれており、これはこれで実用的てはないかと思います。
抽象的な本を読み解くためのコツを解説しているだけあって、わからない人にはさっぱり、という内容ではないだろうか。ただ、読んでいてわからない、つまづく原因を分析し、それへの対処法についてはこの本で薦めている本じゃなくても応用できるのではないか。
もっと早く読んでいれば…と、後悔した本。実践するか否かは置いといて、とりあえず一読して損はない。本の読み方も良かったけれど、本の選び方についての記述(第二章)がより有用だった。「とにかく本を読め!」と言う大人は多いけれど、「読む本はしっかり選べ!」と教えてくれる大人は(少なくともわたしの周りには)居なかった。
自滅。技術論としては殆ど得るところがないように思える。最低限有用と思える部分だけで50ページぐらいに圧縮できたはず、と思う。誠実ではあるのだろうけど、正直なところ鬱陶しい。ただ、付録は使える。こっちを倍の分量にして、現代思想のブックガイドとすべきだったのでは。
確かに専門の本は年に20冊くらい読めればいいのかなって思った。無駄な読書を減らすために、読みながらできるだけ手を動かそうって思う。現代思想を勉強する人には、付録2、おすすめです。
そういえば世の中にはたくさん読む読書術はたくさん紹介されているけれど、一冊を深く読む技術はあまり紹介されていないなと本書を読んで思って、つまるところ貴重で面白い一冊
思想書のような難解な本を読むの技術についての本。選書のしかたについては無意識のうちにやっているものだった。一度目は読書ノートをとりながら通読。二度目は精読というのは少し時間がかかるやりかただなぁ。一冊読むのに合計40時間くらいかかる。それくらいかけなければ難解な本を理解することはできないということなのだろう。
多読とよべるほどではないが、今の自分の読書スタイルを再検討するために読んだ。じっくりと「読み込む」読書を行ってみたい。スピノザ「エチカ」をしっかり読みたかったので、非常に参考になった。
【非所有】③ 技術としての読書、効率重視の読書のすすめ。そういうと聞えも悪いかもしれないけど筆者の態度は熱意に満ちている。真摯で好感が持てる。難解な本を読む気概がもらえたよ、頑張ろうと思う。
【図書館】難解な哲学・思想文献を読むための技術について書かれた本。私は難解な哲学の本を読む予定が今のところないのだが、読書ノートや棚見、通読方法についての解説は参考になった。文献リスト作成方法なども載っているので、論文制作前の学生にもお薦め。後半以降の付録2代表的難解本ガイドは未読。ちなみに、この代表的難解本ガイドには、デリダ、スピノザ、ウィンゲンシュタイン、ソシュール、フロイト、フーコー、ラカン、ドゥルーズ、ナンシー、ジジェクの著作について、その読み方や読むにあたっての態度などが解説されている。
難解と言われる思想系翻訳書を読むことを想定した技術を解説したハウツー本。第1章から第5章の全てで、その技術を解説して、付録として、実際の読書ノート、難解本のガイドが付いている。
「閉じている本・開いている本」「登山型・ハイキング型」「棚見の技術」「読書ノートにメモをとりながら通読する」「未来を紡ぐために読書する」等、知的意欲を刺激してくれる。スピノザの「エチカ」を、この方法で莫大な時間をかけて読み終えて、著者のいう、圧倒的な感動と驚愕の結論を手にしたいと思ってしまう。思想書に言及されているが、他の分野の書物にもつかえる技術だ。
哲学書や思想書などの読み方を示している。その手の本には全くといっていいほど触れたことの無いので、どこまで使えるのか、どこまで当たり前のことが書かれているのかはよく分からない。ただ「『読まない』読書」という考えはとても重要だと思った。
どんなタイプの本があるか/何に注意して読むべきか/「わからない」とは何か/「わからない」ときの解決策/読み方の型。─目新しい読み方を提供する類のものではなく、難解な本を読むこと自体に注目し、読む時の注意点などを深いレベルで具体例と共にしっかり整理した本。そのため本をよく読む人にとってはつまらないものかもしれない。”技術”は全体の半分ほどで書かれていて、残りは全て付録(代表的難読本ガイド)で占められている。難読本をどう読むかの究極的な具体例特集の様であり、こっちは(眺めるだけに終わってしまったが)面白かった
難解な本を読む技術の
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感想・レビュー:57件














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