最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書)
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最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情の感想・レビュー(169)
いい意味でも悪い意味でも俺の通う立命館が最も名前が出た気がする。非常に読みやすい語調であったが、雑学的な面で多くの情報が手に入った。第4章の相反する講演には反感を感じたが、内容としては数字のトリックなどよくできていた。確かに日本で馬鹿な大学生は増えたのかもしれないが、その人らが将来の日本を担うのだから大学教授・教員・保護者そして学生のともに高い向上心と工夫が必要だと感じた。
大学全入時代。最高学府としての大学の現状をかなりストレートに、且つ皮肉たっぷりに書いてます。文章が軽いので読みやすかったです。バカ学生が増殖するのも納得しました。ページ下に全国の大学のコメントが書かれてあるのが面白い。自分の母校がどう書かれているのかドキドキしました。
大学ジャーナリストである著者が、最高学府に「バカ学生」が大量発生することになった原因を大学の運営や立場に焦点を当てて解きほぐしていく書。茶化した物言いや各章のまとめは皮肉が利いていて面白いと思うが、「さまざまな大学がある」という程度の読み物(それが読みやすいところがこの本の魅力なのであるが)として読むのがよいのかなと思った。
大学に電話をしたらどういう対応をされるか、という事例がその通りすぎて笑った。その他にもいろんな大学の具体的な事情を垣間見ることができて、それに対する筆者のコメントがいちいち面白い。章ごとのまとめも秀逸。こういうくだらないギャグ大好きです。
○文章の語調に好感は持てないが、内容は面白い。大学入試の倍率や就職率などの「数字」を意識して確認しないと、大学の実体と、自分のイメージが相当かけ離れたものになるということがわかった。各ページの下に、全国の大学の一言コメントがある。それが結構面白かった。自分の知らない大学が多すぎる。受験性から保護者まで読める内容だが、定価を払ってまで読むべきの情報量ではない。ブックオフで買って正解だった。(出版社と著者の人ごめんなさい)『アホっぽい校名・学部名からはそこで学べる内容が受験生には想像できない。』
一部大学生の甚だ度を越した馬鹿さには閉口しつつも、多くの私大運営側は所詮、最高学府を単なるビジネスの一分野としか認識していないのだろうなと感じてしまう。ただ、金沢工業大学の予想以上の面倒見の良さには、驚きつつも感心した。そして第四章の公演があまりに印象的である。大学を金儲けの場とみなし利益追求の為なら倫理感を疑う工作すらも勧める側と、大学という組織を詐欺集団と捉えその教職員もろとも徹底的に叩く側。どちらの内容も過激で、独善的で、正当性がない。だが「大学」とは何か、どうあるべきか?と強く疑問を呈するものだ。
序章によると、本書は①バカ学生の実態 ②その原因 ③バカ学生が就活で変わる様を書いたものらしいが、③に関してはとってつけたように、最後にちょこんと書かれているだけ。実質①をふくらませ、筆者の属する社会の「常識」から見て大学がいかに「特殊」な空間・システムであるかに終始しているように見える。ちょうど、外国から見た日本の、特殊性だけを誇張した日本論のように。他の書評にもあるように、すごく品のない本であると思う。これが世間からの大学への印象の代表のように書いているが、そんなことはないと思う。太宰治の『人間失格』
前半は軽い読み物調と感じましたが、後半はよかった。自分がエスカレーターで学校を卒業してるため息子の進学にアドバイスしきれないので、この切り口かなり参考になりました。息子や娘が進学した大学名を言いにくいなんてイヤやわ…という読み方もしてしまいました(苦笑)「大学プロデューサーズ・ノート」にもお邪魔して、自分の出た学校を検索したらいいこと書いてたので、広告宣伝費という名の袖のし(終了)ま、大学も中高一貫校も特色を出さないと生き残れないということですよね。あとは学校に丸投げの親にも責任ありますよ、きっと
近頃、確実に増えているというバカ大学生についてと、その原因について少々汚い文章で主に大学の大学経営について批判している。 バカな大学生が増えた原因は一つではない。しかし、今回は大学の「実態」と「現実」を中心に大学という最高学府にその原因を追及している。 色々な問題点を取り上げているため、大学経営の現状について気づかされる点はあったが、筆者本人は特に解決策や意見を主張していない。学ぶ場に生きる大人たちの犠牲となる現代の大学生は悲惨と思うものの、若者の学生としての意識の低さは若者ながら痛感した。
これが大学の全貌だと思わないほうがいいね!軽い読み物としてはいいかも。まぁ、現役大学生の私からしたら、「何でもかんでも一般化すんな!あほなやつはどこにでもいるんじゃ!」と思いながらも、自戒の書としようとおもったわけです。
「確かに中にはこんな人もいるだろうが、全員が全員こんなじゃないだろう」というところが多かった印象。少々一部のことを一般化しすぎている感あり。ただ、読み物としては面白かった。推薦とAO入試の説明はわかりやすい。
私が大学生だからか、内容がとても刺激的で興味深く、自身に対する戒めにもなった。「大学はアホっぽく、学生はバカばっか」は至言ではないかと。
筆者は全国の大学を取材し、現在の高校⇒大学⇒企業という流れの中で、「バカ学生」の輩出(もしくは排出)は止まらないだろうと予測する。高校側は大学に対し「AOや推薦でどんどん入れちゃって、高校生が勉強しなくなる。」と言い、大学は大学で「高校がまともな教育をしないから大学がバカ学生の面倒を見なくてはならない。」と互いに相手のせいにしている現状を提示している。ここの記述で気になるのは筆者が「青田刈り」という語を繰り返し使っている点。正しくは「青田買い」のはずなのだが、すでに「青田刈り」が定着しているのだろうな。
著者は『就活のバカヤロー』と同じく、「学生がバカを脱出するための化学反応を起こすには大学の外の人間との交流をもつことが必要である。」ということが言いたかったのだろう。あと、役に立った情報は、AO入試と推薦入試の違いが入学の上限人数であるということぐらい。
一応記しておきますが、ここでの「最高学府」とは大学全般のことを指します。タイトルからもわかる通り、現状の大学の教職員・学生に対する批判的なルポルタージュです。しかし、あまり本気になって読んではいけません。新書というより、どちらかと言えば筒井康隆の小説「文学部唯野教授」に近いものがあります。軽い気持ちで、今の大学の内部事情を知るためのツールとして読むのが一番よいと思います。
現代の大学の実態と言うものがわかる。大学生の立場から言わせてもらえれば、特殊な例を挙げて、それを一般化しているように思える。(例えば、分数の計算ができない学生を探して、それをあたかも大多数の学生ができないというふうに書くなど)なんだかなぁ…。
現役の大学生です。学生の質が低下したことは疑う余地のないことです。その理由には制度、学校以上に社会の文脈や状況が大きく関わっているとも思います。しかし、それを考慮しても、私を含め今の世代の学生は、自身の無知、愚かさをしっかりと自覚してほしいと感じましす。
大学の抱える問題を概観できる。大学が大学たることを示すには、自校の持つソフトの整備、学生や地域、他大学との連携、広報体制の拡充の3点が必要かと。
タイトルだけを見ると某大学をイメージしてしまうけど,特にそこだけに絞って書いていない.むしろ大学全般について書いてあるので,一読の価値はあると思う.かねてから大学っていうのは特殊な所だなとは思っていたので,なるほどとうなずけるところもあったり.
ちょっと古いですが、仕事柄読んでみました。大学の情勢がわかり、様々な大学の取り組みがあって面白かったです。特に、広報の視野が広がる一冊でした。掲載されている今時の大学生のアホぶりは、最近の「モンスター」マザー・患者、クレーマーの話からしてもありうる世界だなぁと。
私の友人にも、採用面接で「ぼくは中学校の頃、不良の友達が多く、先生に『お前はそんなやつらと付き合わなければ、もっと成績が上がる』と言われました。でもぼくはそんなことで友達を選んだりしませんでした」と答えたという兵がいたっけな。それ聞いた時にはさすがにコメントに困ったなあ。
筆者の言うバカな大学生が増えたのはなぜなのかが書かれていればよかったのにと思う。言わんとしていることはもっともだとは思うが、ここに挙げられているレベルのバカは昔もいたんじゃないかと思う。「就活のバカヤロー」と合わせて読んだらいいと思う。大学ごとに、生き残りをかけてユニークで様々な取組が紹介されているのがおもしろかった。源光さんと物木さんの講演会の章は、おそらくフィクションなんだろうけど、あまりにも扇情的すぎるんじゃないかと思った。それとも、本当に実話なのか
微妙。著者のいいたいことは「上位校も馬鹿が増えてきた。オワタ!」なんだけど、限られたデータソースから学生を馬鹿・アホというのはいかがなものか。大学の先生には比較的好意的に書かれているのは興味深いが。大学はいま生き残り政策を模索していて、どう動いていくかということのまとめは参考になった。
帯に「全国250大学の「いま」が分かる」とありますが…。何もわかりません。バカ学生、バカ学生のオンパレードに嫌気がした。アホはかわいいけどバカじゃな。
題名は自分も日頃個人的に実感している事。概ねバカを受け容れる大学側の事情についての内容。学生が何故バカなのかは本からは知られない。主張に勢いあるも、論拠やや弱く説得力に欠けるのは残念。
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