行動経済学 経済は「感情」で動いている (光文社新書)
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行動経済学 経済は「感情」で動いているを追加
行動経済学 経済は「感情」で動いているの感想・レビュー(217)
流行りの行動経済学の中でも人気のある本書。内容も幅広くこれ一冊でかなり骨格が理解できるのではないだろうか。行動経済学には体系だった学習は不要であり、新書程度でも勉強したと言えると思う。
経済の教科書に出てくる「人間」は全員、「自分が1円でも多く得するなら、周囲からの評判など気にせず非情に行動する」とされている。私がこの大前提にぼんやりと抱いていた疑問に、この本はしっかりとした答えをくれた。理論が結構難しかったので、経済の基礎を学び終えた人におすすめの本。途中までは良かったが、終盤はなんだか脳科学?のような所に着地したところはよくわからなかった。経済学じゃないやん(笑)
「行動経済学」がとても興味のある分野。でも頭から読もうとして何度か挫折。中身は濃いと思うが、ちょっと教科書的で疲れた。最初から全部通して読む必要はないかも。他の経済行動学関連本を読んでから手に取ると頭に入りそう。
確かにそうだろうな、ということが概念として整理されていた。マーケター見習いとしては、消費者のシコウをどうとらえるかは常に課題であり、勉強になった。 ※最も「経済人」的ふるまいを行うのが自閉症患者、というのが標準経済学(とよんでいいのか疑問だが)に対する皮肉な現実。
生かせそうなことがたくさん。例えば、使用効果は数字で見せるよりなったときのようすをより具体的に想起させるべき。ピーク・エンド効果…ピークと終わりが印象に残る。購買するとき、人は基本的に値段や価値を相対的に判断する、売りたいものは真ん中に設定。選択肢が多いと迷って買わない。蛇足だけど安部工房「鞄」を思い出しました。
語り口がどうにも合わず、一回、読むのを中断していたのを、改めて、読んでみたら、すんなり読み終えてしまった 「勘定」の経済学よりも「感情」の経済学の視点にしっくりくるのは、経済人ではないなぁと自らを振り返って、苦笑い 最後の方は脳科学の本か?と思ってしまう内容で、少々違和感を感じた
マーケティング寄りの経済学書かと思いきや、確率や心理トリック寄りの経済学という内容だった。数字センスがあるひとには面白いと思う。数字センスのない自分にとっては、著者の予測通りの推測しかできない例題ばっかりだったから、ちょっとくやしい。 内容の割にはボリュームがありすぎな気はするけど、実例も多くておもしろかった。
合理性の追求を前提とする一般的な?経済学と異なるということはよく分かる。豊富な事例には「なるほど、そうだよね」とうなずく点も多い。ただ、これらをモデル化し、他分野へ応用するのは一筋縄ではいかないように思うが。
雑に読んでしまったので理解が曖昧になった。従来の経済学が想定していた超合理的に行動する経済人に疑義を呈し、人間の心のはたらきを重視して経済を見る「行動経済学」を紹介する。とりあえずはヒューリスティクとバイアス(偏見)の概念だけ頭に置いておこう。
★★★☆☆ 行動経済学の基本とアプローチがわかる。全体に長すぎで、ゲーム(実験)の設定説明などが冗長で辛い。fMRIの話は無いほうがすっきり終われたと思うが。
経済人を基礎におく経済理論とは違う新しい理論を探究する行動経済学の,人間がけっして合理性や利己的な行動に基づいて行動するわけではないという面を専ら書いている。
事例も多く面白かった。騙されないぞと思いながら、結局騙されてたり、意外と感情で動かされていることに気付いた。実生活でも応用できないかなと考えながら楽しめましたが、最後の脳科学のところでめんどくさくなってしまいました...
かなりの避難を浴びていて一般人から見ればは辞めるだろうと思っていても中々辞めない政治家達は保有効果が働いているのかな?と思いながら読んでいました!
面白かったー。経済学に持っていた役に立たなそうという偏見を払拭してくれました。古典的な経済学にあまりに人間味を感じられず、これ意味あるのかと疑問に思っていましたが、人の感情という要因を考慮した行動経済学という学問に希望を持てた気がします。
モッテルーニの「世界は感情で動く」と比べはるかに読みやすく、分かりやすいですが、確率や統計の話になると、私には????。入門書に最適・・とはいえませんが、行動経済学を学びたい人には必読の一冊だと思います。
人が経済合理性以外の要因で行動することは体験的に判っていたが、この本により、それがどういった理由によるものかということが解った。ある人によると、本書は『行動経済学』の入門という位置づけらしいので、その他の本も読んでみたいと思った。
経済学と心理学に興味があった自分には完全にツボだった本著。人はみな完全に合理的に動く「経済人」だとみなす古典的経済学に疑問を唱え、より現実に近い人の行動パターンをモデル化して説明する行動経済学を紹介する内容となっている。心理学だけでなく根拠を脳科学にまで求めているところも面白い。現実応用性に関しては次の著に回すということなので楽しみにしたい。医学的には、リスクと効用の評価のあたりなどがICに応用できそうだ。
確かにわかりやすくて、おもしろかった。でもこれって行動経済学というよりも経済行動学といったほうが適切なのではなかろうか。経済学というよりも認知心理学や行動心理学をベースに構築された学問にみえる。まあ黎明期の学問には仕方なのないことかしら。あと、やはり学際的な(悪く言えば雑食)スタンスによるものなのか、所々の理解が怪しい。例えば、植民地政策という文脈を踏まえずに、ヌアー族とディンカ族の対立を、集団淘汰という切り口で語ったりだとか。でも、まあ今後の進展が楽しみな学問だと思う。
『経済人は感情に左右されず、もっぱら勘定で動く人々である』[p.325]かなりボリュームがあって大変だったが面白かった。「人間の活動」の新しい見方。その入門として十分な内容。
入門書としてはとても優秀なのではないか。分かりやすく、柔らかい文章。総てに納得できる、という訳ではないにしても、経済学を様々な学問・実験と関連させて分析しているのは面白かった。標準経済学を少しかじっているとより楽しめると思う
行動経済学のお勉強の第六弾。これだけ読むと代表的な実験例が何度も出てきて雰囲気はよくわかったけど、他に書く事がないのかなあとも思った。ま、それはそれで僕の頭にこの学問の断片が入ったという事なのだろう。この本では色んなヒューリスティックとの対比が面白かったな。
生活上の選択(購買における選択など)行為の合理性は、文脈や認知過程に依存し“完全性”がない。選択する対象の価値が、経済学における数値上で完全に評価できたとしても、人間の選択はブレる。で、そのブレはどこから来るのか?人間の情報処理の機能の特性からくる。「経済学の理論に認知心理学の成果を取り入れて改良するのが行動経済学の目指す方向性」というのが分かる本。そう、認知心理学ですでに明らかになっている知見を既存の経済学の理論にあてはめると、ズレが生じる。その隙間的事例が沢山のっている。ただ全てケース止まり。
★★☆プロスペクト理論・バイアス・ゲーム理論・囚人のジレンマなど。「行動経済学」という名での学問領域があることを初めて知った。ヒトはいかに意思決定において感情に左右される生き物かが良く分かる。ニューロマーケティングも行動経済学から発展した神経経済学の領域。
行動経済学の重要なトピックをしっかり詳説。これ一冊でも、十分に行動経済学の基礎を学べる。ただ少々教科書っぽくて読み易くはない、というのがたまにキズ。軽めの本でおおまかに学んでから、これを読むと理解が深まる気がする。
いわゆるマクロ経済学とかミクロ経済学は、仮定が多すぎて、「こんなんで良いのだろうか?」と思っていたら、やっぱり実情と合わないことが本書を読んでよく分かった。なかなか勉強になります。ただ、8章あたりからつまらなくなってきて、何故かと考えると「やばい経済学」で言っているインセンティブの話を長々と説明しているだけだと気づいた。なので、「やばい経済学」はやはり良い本なのだと再確認しました。
行動経済学かなりおもしろいです、この本自体について言えば、ケースの話が多いのでもう少し図等による説明があればもっとすっと頭に入ってくるかなとは思うんですが、それぞれのケースが興味深くおもしろいです。行動経済学もう少し学んでみようかなと思えます。
2002年心理学者でもあるダニエル・カーネマンがノーベル経済学賞を受賞し、注目され始めた学問。標準経済学の前提となっている「経済人」。はたして、人は「経済人」であるのだろうか?ということを検証している本。結論としては、人は経済的には超合理的ではない。しかし、自分の置かれた環境においては合理的な存在であるということである。やはり、経済といえど人間が関わる部分では心理学の側面も無視できないのだと思う。
行動経済学 経済は「感情」で動いているの
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