宇宙クリケット大戦争 (河出文庫)
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宇宙クリケット大戦争の感想・レビュー(171)
初読。遠い昔、遥か彼方の銀河で、ギャクサツ集団クリキット軍の侵略により銀河系は全滅の危機に陥った。封印を破って蘇った彼らを迎え撃つのは、よりによってアーサー・デントとその一行。果たして宇宙は救えるのか!?大傑作SFコメディ第3弾。銀河大統領の若き日々を描いた本邦初訳「若きゼイフォードの安全第一」収録。(文庫裏あらすじより)
一応本書でいったん完結するこのシリーズは銀河存亡の危機に挑むいつものご一行と言う事で、それまでの作品に比べてストーリー性が増した分、ハチャメチャ度は若干抑え気味。とはいえ暇つぶしに全宇宙人に一言因縁を言うのを趣味にしている不老不死の男とか、妖精のような生きたマットレスとか、生まれ変わる度になぜかアーサーに殺され続けているのに気付いて復讐を使う男とか、のヘンな逸話はちゃんと入ってます。特にマーヴィンやアーサーの活躍は本書では際立ってる。
鬱病ロボット、マーヴィンの活躍が素晴らしい。鬱の威力ってすごいな・・・。マーヴィンの存在とその使い方がこのシリーズの面白さを決定づけてる気がします。今回はクリケットのことをよくしらない自分が残念だったけど、細かい伏線もはられてて、面白かった。しかし、排他的になりすぎるのも恐ろしいもんですな。
バカバカしいようでいて、実は奥深い会話が随所にあったような気がする(たぶん、気のせいではないでしょう)。アグラジャッグの箇所は秀逸。マーヴィンって、キャラクターの使い方も。
時空移動が多かったこと、登場した星人数が多かったこと、みんなが場所・時代的にバラバラだったこと、みんなが思考的にバラバラだったこと(これはいつもながらの持ち味でもある)などから前巻までより若干の読み辛さがあった。アーサーが初めて空を飛んだ瞬間やマーヴィンとマットレスの会話はくだらなさ過ぎて素敵。
新ガイドに向けて再読(なかなか進まない・・・)。クリケットは馴染みないので滑稽さが理解できないのが辛いところ。野球に読み替えると少しわかるけど・・・。マーヴィんとマットレスの部分は是非映像化して欲しいなぁ。再読して気づいたけど、地球が壊されたのはヒッチハイクガイドを出してる出版社の経理部のせいだったのか・・・。
前2部作を読んでから大分時間が経っていたので、シリーズの繋がりについてはほぼ記憶無し。一見脈絡のないエピソードが最終的に一つに収束する辺り、中々興奮ものだったんだけど、世間的には不評のようで。ぎっしり詰まっていたであろうジョークの数々が、翻訳では活かしきれていない消化不良感が辛い。
手に入れば、旧訳版の方も読んでみたい。英題はどうみても「人生、宇宙、すべての答え」であるくらいで、内容も「このギャグは英語になるのか?」とか思うほど、訳者は苦労されているように思える!
卓越しきった語感のセンスは相変わらず。自分の墓銘を作るなら是非このシリーズから一文を失敬したい。晩年はその選択をしながら老いていきたい。そして100%絶対安全…この時期なので読んでいて落ちる。レーガンの代わりに日本に飛ばされたのは誰?
これにて一応シリーズ三部作は完結…なのか?にしても、これだけタイトルが直訳でなかったり、内容も前2冊と比べるとややギャグの面でキレ不足な感じもあり、一般のファンには比較的不人気とされている一冊のよう。が、個人的に「クリキット」の発想は素晴らしいし、特にアーサーが空を飛ぶ辺りなんかは純粋に夢があって本当にロマンチック。この辺で開拓された著者の新たな引き出しが、続く4巻のロマンスな雰囲気へと繋がるのだろうか。あと、これまでいまいちパッとしなかった貴重な女性レギュラー・トリリアンの活躍はやっぱり嬉しかったなぁ。
空の飛び方ネタはなんて使い勝手がよいのだろう! 本の最初のほうから何度も述べられているにもかかわらず、忘れた頃にやってきてはあっと驚く超展開、笑うしかない。アーサーの才能に嫉妬。ついでにクリケットのルールも学べます。変てこなスポーツだなぁ。。いや、ウルトラのほうじゃなくて。
前二作に比べるとちょっとジョークのキレは落ちるかもしれないけど、相変わらずくだらない事ばかり言ってて嬉しくなる。シリーズを完結させるつもりだったにも関わらず、最後の最後にあんな馬鹿馬鹿しいジョークを持ってくる所が大好きだ。今回、アーサーの活躍を初めて読んだかもしれない。空まで飛ぶし、宇宙も救うし。妙な因縁で繋がっているアグラジャッグは次巻以降の伏線にでもなっているんだろうか。
タイムパラドックスの無理矢理な処理の仕方が楽しかった。あと、この楽しさって、不条理演劇みたいなものなのかも。題材がSFなだけで。そしてやっぱり、僕はマーヴィンが大好きだ。
H2G2シリーズ第三作目。
事前にクリケットのルールをある程度把握しておくとより楽しめる。
後書きできちんと解説されているが、海外翻訳作品で言葉遊びやギャグを訳すのは本当に難しいんだろうなぁと感じた。
そんなわけでイマイチ笑えず。
時空連続体から現れた宙を舞うソファとか、レストラン数論ドライブとかSFというジャンルを利用したナンセンスギャグは相変わらず面白かったけれど。
今までで一番難解な印象、たくさんの伏線と脈絡なく展開が進んでいくのでストーリを理解できているのか自信がなかった読み直せばわかるのかもしれないけど…ペチュニアの伏線はネットで存在のみ知ってたのでここで回収されたかwという感想
もともとがラジオドラマだったという面目躍如。行き当たりばったり的ストーリー展開+小ネタ。しかしこの小ネタがまたすこぶる楽しい。ところが次々と巻き込まれてゆくうちに、意外にもSF心をくすぐる物語に辿り着き、ミステリ風に伏線も回収されてゆく。また、読者が慣れたのか、著者・訳者もノッてきたか、全体を通して非常にうっとうしい文章の表現がたまらない。
過去に読んだはず3作目。前作の最後で二百万年前の地球にゴルガフリンチャム人と共に取り残されたアーサーとフォード。その後数年間別々に暮らしていたが再会。というのもフォードが時空構造の乱れを発見したため。・・・時空の波の乱れ、渦は...「あそこだ!」と指差した先にあったのは野原の中に忽然と現れたチェスターフィールド・ソファ。・・・究極の問いとその答えとは???
★★★☆☆・・・超有名なドタバタコメディSF「銀河系ヒッチハイクガイド」第3作。語られるエピソードは恐ろしいくらいクールで理知的。なのに超展開で面白い。
宇宙クリケット大戦争の
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感想・レビュー:43件














ナイス!
































