暗い旅 (河出文庫)
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暗い旅の感想・レビュー(72)
02/15:aya
倉橋由美子の1961年発表の初長編。まず、50年も前に、このような作品が産み出されていた事に驚きました。作者独特の言い回しや文章の古さは否めませんが、書かれている内容については、全然古くない。やっと時代が追いついたという方が正しいのかな。また、作品の書かれ方も面白く、主人公を二人称である「あなた」と呼んでいる。この書き方だと、主人公と自分を重ねやすく、あたかも主人公の経験を追体験しているような感覚を味わえる。
01/25:たつままさる
倉橋由美子は、スミヤキストQの冒険の印象が非常に強かった。暗い旅も、鮮烈な印象を与えた。彼女の文章は非常に独特ですね。自分も一緒に旅をしているかのような錯覚、肌を重ねている感覚、肉欲と妄想、色々な感情がうねうねと迫ってくる。だけど決して嫌らしくない、この作家は天才だと思う。
01/02:reiko911
12/30:m
12/13:わさび
12/10:haldegard
12/03:ちのかずら
12/01:ROLLSTONE
11/12:McLovin
07/14:にらとん
07/05:れいさ
05/31:myth
05/26:多聞
04/25:trash
かれ"が失踪して1週間。"あなた"と"かれ"は他の異性を愛する自由を認めあい、「愛し合わない」が故の「愛しあっている」の関係。"かれ"の存在を巡礼する鎌倉から京都への3日間の途上、この『暗い旅』という小説のページを繰る中で、"あなた"の少女時代の過去や"かれ"との共有した時間の追憶を読者も共有する。最後まで"かれ"は不在のまま。"かれ"の失踪と、京都へ行く特急の中で出逢う佐伯というかつて叔母の夫だった男性との情交によって、本当に"あなた"は"かれ"との共犯関係から解放され、自由になったのだろうか。
03/27:27
02/11:sober
01/12:唐羽 ルリ
01/04:つっきー
12/01:蠢く
また、もの凄い物語に触れてしまった。この作品が刊行されたのは1961年(今から約50年前)。半世紀経っても色褪せない(いや、むしろ新しい《style》を感じる。)“かれ”と《愛》という共犯関係/鎖でつながれていた“あなた”の書いた『(“かれ”の)《まだ発見されない小説を求めて》という主題をもつ小説』(P,239より)これは明らかなメタフィクションであり、“かれ”との(への)《愛》を“書く”という行為で捉え直す(しかも著者は、ビュトール『心変わり』に用いられた作品形式を利用する)脱-構築の物語だと思う。
10/21:雪
10/09:shdrd
08/18:あやっぺ
08/04:MIURA@BABA
08/03:あやっぺ
07/21:37
06/29:Slave
美しく飾られた言葉の断片がつなぎ合わされて物語になる。この耽美的で頽廃的な世界にずっと酔っていたい。紛れも無くfor girlsな少女小説。胸の奥に眠る文学少女の心がくすぐられる。
何を書くかより如何に書くかの方が大事だった、お気に入りの美しいものやことばを集めたフェティシズムのような小説、と作者自身が語っている。まさにそんな感じ
02/13:ぴょん子
12/28:かつては少女
暗い旅の
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感想・レビュー:19件














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