うつろ舟―渋澤龍彦コレクション 河出文庫
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うつろ舟―渋澤龍彦コレクション 河出文庫の感想・レビュー(53)
『魚鱗記』『菊燈台』『うつろ舟』がいい。『唐草物語』は典拠をアレンジしたエッセイ風小説だったが、今作はより創作性が強めで幻想的でエロティックなのが自分好み。ただ『唐草物語』でもあったけど、話の最後や途中で作者が出てくると、幻想に入り込んでいたのが一気に現実に引き戻される感じがしてなんだかな。いや、それが味なのか。
02/03:K. Nakayama
01/21:コットン
12/02:ちゃこし
本書を「奇譚」として本棚へ入れた。皆さんは澁澤氏を知っていて辿り着いているのだろうか・・私の場合は全くの偶然・・本の道は果てしないものだなぁ。さて、タイトルにもなったうつろ舟は、虚舟で、その筋の好事家にはお馴染みの、歴史オーパーツとも呼べる伝説。作中では言及されていないが、読めそうで読めない文字か記号らしきものが見聞録に残っている。その書体を初めて見た時、欧米諸国のどこでもない印象を受けた。中近東やアジアはどうかな。本書では後日談を付けて澁澤世界を拡張している・・判らなかったけど。★★★☆☆☆
11/03:guu
11/01:kairi
10/15:Yuki Ueyama
08/24:湖濱江波
08/10:Hajime Sugimura
07/25:もろろろ
07/12:色
07/06:tobamorycat
06/30:makimetal
「うつろ舟」が一番よかった。歴史とか寓話とかをモチーフにして描いているという点では、芥川龍之介的な文学って言えるかもしれへんけど、芥川の作品が、最終的に人間とは、とかいうテーマに行きつくように作られているのに対して澁澤作品は、もうただ単に物語を楽しんで下さいねていう雰囲気がある。それが楽しめる部分やと思う。
06/23:gabriel-gabriela
06/22:すはま
06/08:おめるた
03/17:反る
03/08:ぷみ
02/14:鯛焼きうどん
02/12:Masato Kurosawa
09/29:吉田
06/24:ちま
06/08:ターニャ
01/11:足
12/18:mekemon
11/29:pomme
09/07:ぼんのー
08/04:成瀬
故実や典拠を基にして、批評の延長線上としての創作の意味合いが強かった澁澤の小説は、『うつろ舟』において、濃厚な幻惑のムードが立ち込める奇譚として強烈に放たれている。もはやここにはストーリーすらも希薄となり、妖しげな気配のみが存在しているかのようだ。だからこそ読者は、否定も肯定も、信じるも信じないも超越した、幻想の中をただただたゆたえばいいのだ。なんと贅沢な一冊なのだろう。
04/28:毬
完璧な文章と美学をもって語られる八篇。そこでは色彩も温度も水の音さえもが生々しい感触で読者を包囲する。読後の空気さえも支配する大人の為の御伽噺。久々に読み返しましたが、幻惑も妖艶もこの本の為にある言葉なのでは…と思うくらいにやっぱり全篇大好きです。
07/10:テツ
05/28:まきずし
うつろ舟―渋澤龍彦コレクション 河出文庫の
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感想・レビュー:10件














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