唐草物語 (河出文庫―渋沢龍彦コレクション)

唐草物語 (河出文庫―渋沢龍彦コレクション)
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唐草物語の感想・レビュー(59)

02/12:Nobuko
古今東西の典拠や故実を素材に書いた、作者が語り手という一風変わったエッセイのような小説。澁澤氏の知識の豊富さは相変わらず流石の一言だけど、エッセイのほうが好きかなー。しかし『金色堂異聞』は白眉。金色堂見物に行く途中に、金色堂でミイラになってるはずの藤原清衡に出会うというぶっ飛んだ話。時代と共に変わってしまった金色堂について語る清衡の寂しさが身に染みる良作。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/10

文を書くならこれぐらい自由に書きたいものだが、自由に書くには十二分な教養が必要なのだと思い知らされる。「金色堂異聞」が一番好き、「閹人あるいは無実のあかし」「盤上遊戯」が次ぐ。情けないことに読み手の方が不自由で、エッセイ味の薄いものの方が好きなようだ。

めちゃめちゃ面白かった。世界が広がっていくような。いくらか、歴史が好きになる。

12/01:ささ
小説のようなエッセイ、あるいはエッセイのような小説を、十二篇収録した一冊。各作品には典拠があり、ストーリーの展開においては、典拠に則った部分と、澁澤の想像力で拡張された部分が、一篇の中に同居している。さらにそこに、該博な知識や体験に基づいた、メタレベルの文が、加わることによって、小説とエッセイの間に浮かぶような作品に仕上がっている。そのバランスがよい。気に入ったものはたくさんあるので、選びがたいが、四つに絞るなら「空飛ぶ大納言」「女体消滅」「三つの髑髏」「蜃気楼」あたり。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/27

10/04:みもり
09/25:
09/24:ヘラジカ
エッセイ+短編小説。著者の自由な空想が楽しいです。時代設定も、古代ローマや中世ヨーロッパ、中国、近代日本等、幅広く、いずれも幻想的です。「鳥と少女」「空飛ぶ大納言」辺りが好きかな。

08/21:kurtz
06/19:なかお
05/27:KDD
このように形容したくはないが、天才である。知識も文章も異常なほどに染み込んで来る。一度で構わないので、迦陵頻伽の声に触れてみたいものだ。

02/12:Masato Kurosawa
12/22:kur_O)))
11/13:metorpolice
08/19:梟木
最初の二作を読んで失敗したかと思ったけど、真ん中辺りの作品は凄く面白かったです。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/08

04/07:雨、
02/14:さく
01/05:アカシア
12/31:ぴょん
平泉に行く前に、と勧められて「金色堂異聞」を読み返し、続けて「六道の辻」「盤上遊戯」「鳥と少女」「空飛ぶ大納言」…と結局他の物語も読んだ。当り前のように清衡が出てきたり、作者が独自の考察を述べたり、軽やかで浮遊感のある短編小説集。こんな自在な文章を書く人を他に知らない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(9) - 07/02
tomo*tin
実を言うと唐草模様バージョンも持ってます(笑)しかし「新編ビブリオテカ版」を持ってる人が二人もいるなんて…!どういうことなの読書メーター。九鳥さんと一緒にジェラシー。景気が良くなったら10冊すべて揃えたいです!そして知らぬ間にマイケル祭り終わってましたね(笑)
ナイス!ナイス! - 07/02 23:36

九鳥
tomo*tinさん>「唐草物語」だけで何冊所有されるおつもりでしょうか!(笑)景気、切実に良くなって欲しいです…!マイケル祭り、今となっては熱病に冒されたとしか思えません。元に戻ったら、マイケルに対するレスだけが謎めいてしまいましたね~。
ナイス!ナイス! - 07/03 07:03


小説といつていいのか、ともかくキュートな短篇集。あるいは「高岳親王」よりすきかも

04/15:Oto-tama
30代に書かれた『犬狼都市』で一旦途切れた澁澤の小説としてのアラベスクが、約20年を経て、50代に『唐草物語』として再び編まれた。ここに収められた短篇は、故実や典拠を基にして小説化されている。つまり、故実だけでは満足しきれなくなった、澁澤の想像力の飛翔が垣間見れるのだ。それが実に楽しげで、活き活きとしていることが、読んでいて純粋に楽しい。しかし再び編まれた小説という名のアラベスクも、この数年後に訪れる澁澤の死により、また途切れることになるのだが……。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/27

故あって再読。再々読だったかな。どちらだっていいか。流麗な、それでいてユーモアに溢れた文章に誘われての束の間の夢幻飛行。花山院、紀長谷雄、パオロ・ウッチェロ、徐福……。なんて魅力的な人たちなんだろう。また、缶ビールのプルトップを奥さんに開けてもらう渋澤がやたら可愛い。おれの持ってるのとも装丁が違う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 03/08
九鳥
あ、やっぱり装丁変わったんですね。私のは四隅が朱色で、黒字に白抜きのタイトルと作者名をモノトーンの植物が囲んでいる図です。花山法皇の話以外も再読したくなりました。
ナイス!ナイス! - 03/08 19:39

三柴ゆよし
あ、僕が持ってるのも、それと同じ装丁です。 発行年月日見ると2005年の9月(第5刷)とあるんで、ここ2、3年で変わったみたいですね。花山院と晴明の話は大好きです。
ナイス!ナイス! - 03/08 21:31


花山法皇の物語、ということで巡礼気分を盛り上げるため「三つの髑髏」のみ再読。あれ、装丁が違う。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/24

08/05:ヴァニユ
06/06:
浮世離れした愛すべき人たち

01/09:Kimura
--/--:小魚
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唐草物語の 評価:51 感想・レビュー:15
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