青春デンデケデケデケ (河出文庫―BUNGEI Collection)
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青春デンデケデケデケの感想・レビュー(152)
1965年香川県観音寺市。ベンチャーズにしびれてしまった高校生たち。その名もRocking Horsemen!楽器を買うためのアルバイトやら、練習のためのキャンプやら、青春真っ盛り。ついでに恋もちょっぴり始まったりして、今よりかなり純情な感じがする。この作品は大林宣彦監督の映画で見たのだが、同じ頃、桑田佳祐の稲村ジェーンも上映されており、そちらも1965年が舞台になっていた。ちょっと昔の懐かしい日本。同じ夏を過ごした西と東の若者たち。どちらもコーラを飲んでいた。不思議な符合だなあと思ったことを覚えている。
デンデケデケデケって『パイプライン』か! これを説明なしにわかってしまう世代があるんだろうかと思うと、なんだか楽しい。時代的には古いはずなのに、青春の雰囲気っていつでも変わらないんだなあww ありがちな仲間の分裂とか問題もなく、“僕”であるところのちっくんの軽妙な讃岐弁にぐいぐい引っ張られて読みました。ラストの友情にはちょっと泣いた!
青春小説は妙に甘ったるかったり、反対に、斜に構えて気取ったりしてイヤになりますが、この小説はある意味独特な素朴さを纏って、絶妙的な爽快感があります。登場人物の会話の方言は微笑ましい。
デンデケデケデケ~♪これって音だったんだ。ふむふむと読み始め、気分爽快、愉快愉快。ついこの前まで高校生だったんだぜ、と思っていても知らぬ間に年齢を重ねているもので、たまに悲しくなります。高校生の青春は戻ってこなくても、いつまでも青春していたい。青春していいと思える作品でした。音楽には凄く疎くて、出てくる曲は一つも知らなかったけれど、これから聴いてみようと思った。
分かるなぁ、主人公の気持ち=芦原さんの書きたかったこと。91年の直木賞受賞作なんだけど、こんな青春回顧的小説って珍しいんじゃないかな。とにかく、ベンチャーズのテケテケテケテケ(僕にはデンデケとは聞こえなかったので)は強烈でしたね。ビートルズやストーンズはもちろん、この作品に出てくる歌や楽器全てが、僕の思い出です。ただ、この小説は僕がもっと小さい頃の話なので、僕が高校生の頃は、熱かったけど、こんなに純朴ではなかったですね。ともかく、燃え上がる青春の熱気や友情に感動、そして祭りの後のような寂しさも感じました。
やっぱいいな男子高校生。キラキラしてる。とにかくキラキラ。爽やかな雰囲気が滲み出ててたんだが、最後3ページでは涙が。いいなぁ、友情って。いいなぁ、青春って。高校生の時に出会いたかったなぁ。
時は60's、四国の高校生がロックに目覚める青春バンド小説。今まで読んでなかったのが勿体無かったくらい、清々しく楽しかった。じんわり面白い絶妙のユーモアが青春の勢い、60'sの熱気と合わさって物語を鮮やかに彩っている。悪人が一人も出てこないというのも良い。善意に満ちた爽やかさがほんのりする。
生まれる前の60'sだけど、ちょっと深くバンドやってた人だったら、出てくる曲は大抵知ってるはず。文化祭前のドキドキはいつの時代も一緒だね。
軽妙で実に楽しい。本作はいろいろな要素でできている。讃岐弁のあたたかさ、キャラクターのユニークさ、豊かなオノマトペ、誰もの内にある回顧の念とのシンクロニシティ。しかし、傑作たらしめた最たる要素は、滑りそうで滑らないぎりぎりのギャグセンスにあると思う。大林宣彦監督による映画があるそうなので、ぜひ観てみたい。
ロック好きの人は、絶対読んどいた方がいいですよ。読書好きの人も、たまにはこういうのも読みましょう。読んで後悔はさせません。そのくらい面白いから。僕の座右の書のひとつです。
私より一昔前の世代の青春物でした。分かる物もあったけど知らない音楽がほとんどでした。でもウォーターボーイズみたいで楽しかったです。最後は友情っていいなってジワッと泣けました。
⑥結構面白いのだが、60年代がよくわからんかった。同世代ならかなり共感しただろうな。ベンチャーズビートルズがリアルテイムってのはいい時代な気がするな。
田舎、高校生、ロック。それと、出て来る人物一人一人のリアルで懐かしい息づかいと、四国のぶっきらぼうで力強い方言と、60年代名曲のオンパレード。読んで良かった。タイムスリップできた。
田舎で生まれ育ち、バンド活動に励み、一人上京した僕にとって、この本はまさに「僕の本」。覚えてしまった最後のセリフは、いつも胸に沁みてくる。数ある青春モノの中で本書が抜群なのは、青春の頂点といえる学園祭で終わらないこと。この物語には「祭りのあと」がある。その描き方が素晴らしい。祭りには必ず終わりがあって、それもまた青春の味なのだ。もちろん、個人的な記憶なんて持たなくっても、本書はめちゃくちゃ面白い。愛すべき登場人物、方言の味、気の利いたセリフ。読みなさい、デンデケに撃たれなさい。なんか偉そうでごめんなさい。
「バンドやろうぜ!」青春物語の王道!超久しぶりに再読したが、疲れたときに読むと緩い大人なってしまった自分に渇を入れたくなる愛すべき作品。このタイトルでは絶対手に取らなかったけど、親世代の従兄弟が強力プッシュしたので読み、思わずホロリとさせられた事を思い出す。寝食を削って好きなこと一筋に費やせるのは、青春の特権だよね。設定時代は古く知ってる曲は少なかったけど、内容は共感できると思うので若者も読んでほしいなぁ。10代の浅野忠信が出てくる映画も是非!
健康的。あまりにも健康的。田舎に暮らす主人公の高校生がベンチャーズにやられてバンドを組む。高校生+バンドといったらもうちょっとロックな話になりそうなものだが。四国の方言の台詞回しが印象的。
青春とは性善説の極致である。いい時代に生まれ、いい土地に育ち、いい仲間に囲まれ、いい日々を送る。生きてるだけで楽しくて仕方がない。悪いことなど本来なにもないのだ。それが青春の本質ではないか。そこから生まれてくる悩みや苦しみも、青春という大海からすれば、ほんの一滴のスパイスにしか過ぎない。
学生時代に読了。うーん、甘酸っぱい、ホロ苦い、青くさい!ということで大好きだった作品。今だったら読了当時ほどの感動はなかったかもしれない。いや、あったかもしれない。どうだろ。
「直木賞受賞」に納得の愛すべき作品。 日本どころか海外を見渡してもなぜか少ない「ヒロインの登場しない青春小説」。 「青春」という恥ずかしい響きと、その痒いようなくすぐったいような感覚を愛おしいエピソードによって甦らせる作品。 うぅぅ。。。くすぐったい!!
大林宣彦監督の映画で知っていた物語。誰もが一度は通り過ぎる青春時代の1ページの、ほろ苦いがむしゃらさがいとおしい。大切にしていた宝物の箱を久しぶりにあけてみたような気持ちになった。
中学の頃(20年前)、この作品のラジオドラマを聞いてたせいもあって、読むと血が沸く!久しぶりに再読したら、まぶしくて、笑って、胸が痛くなった。
あの頃聞いた音楽って骨格になるんだよねえ。
ラジオドラマのオープニングは、もちろん♪デンデケデケデケ〜♪が軽快にかかってた
★★★★☆ 音楽には疎いのだが、そんな人でも楽しめる内容だと思う。バンド活動だけでなく、何かに熱中できるのは良いことだ。もう青春は過ぎ去ってしまったが、できればあの頃に戻りたい。
何もかも新鮮で、何もかもに感動していた「あの頃」を思い出させてくれる物語です。青春を駆け抜けた高校時代にもう一度もどりたい!!
爽やかで素直にいいなぁと思えるバンド活動に燃える青春小説。音楽バカの私だけども・・・60年代70年代の洋楽は詳しくなくって・・・洋楽に詳しかったら更にはまれたんだろうなぁ~
青春デンデケデケデケの
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感想・レビュー:49件















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