くまとやまねこ
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くまとやまねこの感想・レビュー(318)
モノクロの素敵な絵がやたらとせつなさを増幅させてくれちゃいます。くまさんの思い出の中のとりさんにだけ色が。それがまたせつない。「絵」が本当に素晴らしい本。
どこかの絵本の紹介で見たことあった本。絵や本のデザインが話すごくあっていて素敵です。話はちょっと考えさせられるようなもので、『夏の庭』の作者だなぁと思いました。おすすめです。
ひとつのおはなしのおわり。そしてはじまる、もうひとつのおはなし。 箱とともに過ごして塞ぎ込む、くまの落胆ぶりがとても痛々しく、切なかった。大人向けの絵本という感じがしました。
絵も文も、良い。沈みがちな黒のなかで、くまの思い出の中に色づくリボンが印象深い。
綺麗で悲しくてやさしいお本でした。思わず気に入って買ってしまいましたが、鞄閉まらない(笑) 沈むような黒の中で唯一、あわく光るようなリボンの色が、めにのこります
酒井さんの絵は良いな、と思いながら何気なくページを開いてみたら始めの一文にグンっと引き寄せられてそのまま夢中になって読んでいた。絵と文のページ、絵だけのページ、文だけのページ、何も無いページ、…とても「間」が素敵な絵本。
先日、「ビロードのうさぎを読んだなら」と友人にお薦めしてもらった一冊。ことりという友人を失ったくまが、喪失感を乗り越えていく姿に何だか勇気をもらった。泣けます。これは買って手元に置いておきたい素敵本でした。
大切な存在を喪失してしまったら…忘れろと言われるほどに思い出し、その世界へと閉じこもる。つらかったねと寄り添ってもらえたら、何とかその事実を受け入れ、また歩き出すことができる。大切な存在は胸の奥深くにしまい、だからこそ常に一緒で、そして新たな世界へと踏み出せる。そんなお話。酒井さんの絵が、これまた本当に素敵!
何かをなくしたことのあるひとに。色を失ったくまの世界でひとつずつ色づいていく思い出のかけらを見ていると、しあわせなような切ないような、なんともいえない気持ちで一杯になりました。きっと、あるやまねこは、あるくまにこの本を贈るのだろうな。
★★★★/5 誰かを喪うことと、そのことを共有出来る存在に出逢う話。暗くしめきった部屋から、いつも日のあたる場所へ。喪失を抱えるもののみが持つ優しさが、やまねこにはあり、だからこそ、くまの心を動かすことが出来たのでは。くまが、やまねこに、事情を聴かないくだりが秀逸。優しさが、伝わった証。 cafe dining nearからの課題図書
いろいろな思いが交差して感想が書けず日が経っていきます。でも内容は1ページたりとも薄まってなどいきません。ただ。くまのような喪失感を得る前に読めてよかったと今は思います。
大切な友達を急に亡くしてしまって胸にぽっかりと穴が空いてしまったくま。その悲しみははかりしれない。それでも明日はやってきて「きょうの朝」になり、私たちは時の止まったことりをおいて前へと進まなくてはいけない。悲しみを癒すにはたくさんの時間が必要だけど、くまがいつまでも部屋に閉じこもっていることを、きっとことりは望まない。それに外に出てみなかったらやまねこと出会えてなかったよ。たくさんたくさん悲しんだあとは、楽しかった思い出を胸にまた新しい「きょうの朝」を迎えて一歩ずつ歩きだそう。くまのように、私たちも。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 09/11
mya*@灯れ松明の火
ヒロさん☆そうか、今日は、震災から半年…と同時に、テロの日からも10年なのですね。ナイスいただいたことで私にとっても、改めて思いをはせるきっかけになりました。ありがとうございます。
ナイス!
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09/11 08:56
ヒロさん☆そうか、今日は、震災から半年…と同時に、テロの日からも10年なのですね。ナイスいただいたことで私にとっても、改めて思いをはせるきっかけになりました。ありがとうございます。
ナイス!
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09/11 08:56
ヒロ@いつも心に太陽を!
myacaron*さん、コメありがとうございます(*^∨^*)私にとって今日はいつもと変わらない日曜日ですが、世界も日本も大きく変わった一日であることを忘れてはいけないですよね。テロの映像が流れた時の衝撃は今でもよく思い出せます。ましてや半年前の激しい津波の映像なんて・・・。私ももう一度自分にできることを見つめ直してみたいと思います。
ナイス!
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09/11 15:59
myacaron*さん、コメありがとうございます(*^∨^*)私にとって今日はいつもと変わらない日曜日ですが、世界も日本も大きく変わった一日であることを忘れてはいけないですよね。テロの映像が流れた時の衝撃は今でもよく思い出せます。ましてや半年前の激しい津波の映像なんて・・・。私ももう一度自分にできることを見つめ直してみたいと思います。
ナイス!
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09/11 15:59
ハートフルな作品。他人がくまのような状況になったときに、やまねこのように他人の為に寄り添い、出来きる精一杯のことをできような人間になりたい。
ブックオフで五百円で購入。再読。物哀しいけど、改めて良いお話だと思う。酒井さんの絵は、独特の雰囲気があって好きだ。特に寂しいや哀しい話には会う。モノトーンなのにカラフルな存在感を感じる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(9)
- 08/20
幼少年期に手当り次第に絵本を読み漁った自分の記憶にこの本はないと思ったら、なんてことはない、近年刊(1998年初出、2008年改稿)の本だった。どこを改稿したんだろう。なかなか良いお話。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 08/20
図書館でこの絵本を見かけた時、何かびびっときて読んでみたら、案の定涙が零れそうになりました。誰もいなければ確実に泣いていたと思います。話と絵が良い雰囲気を高めあっていて、心にしんみりと残っています。そして、この本が酒井駒子さんとの出会いでした。一目惚れとはこの事を言うのでしょうね(笑)
突然、何の前触れもなく最愛のことりを喪ったくま。悲しくて悲しくて、ことりの亡骸を手放すこともできない。周りのみんなは、還ってこないことりを諦めるように言うけれど、聞き入れられないくまはひとりで家に閉じこもってしまう。そんなくまの心を開いたのはやまねこ。ことりを喪ってモノクロだったくまの世界に、やがて少し色が戻ってくる。誰かを喪ったときかけて欲しい言葉は、忘れろとか励ましじゃない。言葉をかけてくれてありがたい。でも、何も語らなくてもそれでいい時もある。本当に素敵な絵本。
突然、最愛の友だち・ことりをなくしてしまった、くま。くらくしめきった部屋に、ひとり閉じこもっていたくまが、やがて見つけた、あたらしい時のかがやき。誰にでも、大事なものを失った経験はあるだろう。自分の一部が失われたようなつらい悲しみ。読みながらくまと自分が重なってしまって、どうしようもなく胸が締め付けられた。でも、時間は過ぎていくのだと思った。どんなに打ちひしがれていても、やがては立ち上がれる日が来るのだ。悲しみは必ず薄れていくものだから。
読み聞かせ・6年生。所要時間10分。大好きな絵本。ようやく最近泣かないで読めるようになったので読み聞かせに使えるようになった。死をテーマにしているが暗い話ではない。多くは語らないやまねこがかっこいい。前向きに生きて行く決意をするくまにエールを送りたい。 泣かないで読めるようになっても、読むたびにじんわりと心に響く。読めば読むほど余韻に浸ることができる素敵な絵本。
「夏の庭」や「ポプラの秋」の湯本さんの絵本。物語は温かい小説を書く湯本香樹実さん、絵は大好きな酒井駒子さんだし、これはとても楽しみだった。期待通りとても素敵な絵本。切ないお話とモノクロの絵がとても合っていて、ジーンとする。ハッピーエンドだけど 最後は少し物足りない気も。息子にはまだ伝わりにくかったようだ。
「死」をテーマにした絵本。 柔らかく繊細な絵、簡潔で美しい文章で、死の喪失感をよく伝えています。 ただストーリーを繋げたため、ラストが弱い気が…喪失の余韻のまま、終わらせてくれた方が心に響いた気がします。
くまの気持ちが伝わってきて切ない。やまねこの演奏みたいにバイオリンが弾けるようになりたい。
★★★★★ 酒井駒子さん追跡中。しみじみといい絵とお話。モノクロの絵が、くまの哀しみを象徴しているよう。やまねこと出会い、演奏を聞くうち、くまの世界に少しだけ色彩が戻ってくる。やまねこ君、素敵だ。
なんて素敵な絵なんでしょう…。赤色がところどころで映えて可愛らしい。お話は少し大人向けでしょうか。ほっこりしました。酒井さんの絵本、もっと眺めたいです。
くまがことりとのたくさんの思い出を振り替えるところ…涙が止まりませんでした。誰もわかってくれないことりを亡くした悲しい気持ち、同じ経験をしたようなやまねこがわかってくれのも嬉しかったです。酒井さんの絵もステキ!
《書店》意外と目立つところにあるので、きっとお薦め本なんだと思ってましたが、読んで涙ぐみました。熊の気持ちが、私そのもの。小鳥(夫)を持ったまま未だ、やまねこさんと出会ってない状態だから。
家に閉じこもっていたくまが自分から外に出てきたところが私は一番好き。悲しみを受け入れるには、十分悲しむそれなりの時間と自分の力も必要だと思うので。
購入した当初は、涙が溢れてとまらなかったので、読み聞かせできるようになるまでに、実はかなりの時間を要した本。 かけがえのない存在だったことりを失ってしまったくまの物語。湯本香津美さんの作品の中でも特に好き。喪失と再生の描き方が見事。最初モノクロだった絵が、終盤に行くにつれ徐々に変化をとげていくところも素晴らしい。そして、この話でなにより大事なやまねこの存在感。この本のタイトルが「くまとことり」ではないところが、深いです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 05/03
銀河
こんばんは。myacaronさんの感想を読んで気になって、早速借りてきました。子どもに読んであげたのですが、大切なことりを失った悲しみがダイレクトに伝わってきて、泣かずになんとか読みきった自分を誉めてあげたかったです。イラストの変化など、本当におっしゃってる通り素晴らしい。大切な我が子に読んで聞かせることができて、よかったです。ありがとうございました。
ナイス!
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05/07 21:33
こんばんは。myacaronさんの感想を読んで気になって、早速借りてきました。子どもに読んであげたのですが、大切なことりを失った悲しみがダイレクトに伝わってきて、泣かずになんとか読みきった自分を誉めてあげたかったです。イラストの変化など、本当におっしゃってる通り素晴らしい。大切な我が子に読んで聞かせることができて、よかったです。ありがとうございました。
ナイス!
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05/07 21:33
mya*@灯れ松明の火
>銀河さん コメありがとうございます!そうですか~、私は最初一人で読んだときに、ぼろぼろ泣いてしまって…。たまたま置かれていたその頃の自分の状況のせいもあったんですけど。大切な人を亡くす、という意味では、子供よりも大人の側に響く本かもしれませんねー。それにしても泣き上戸の銀河さん(失礼!(*_ _))、頑張りましたねぇ。それにひきかえ、私はホント泣き虫なんですわー(^^;)
ナイス!
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05/07 22:45
>銀河さん コメありがとうございます!そうですか~、私は最初一人で読んだときに、ぼろぼろ泣いてしまって…。たまたま置かれていたその頃の自分の状況のせいもあったんですけど。大切な人を亡くす、という意味では、子供よりも大人の側に響く本かもしれませんねー。それにしても泣き上戸の銀河さん(失礼!(*_ _))、頑張りましたねぇ。それにひきかえ、私はホント泣き虫なんですわー(^^;)
ナイス!
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05/07 22:45
受賞作と聞いて、何気なく手に取った本。一行目からドキリとさせられた。喪失と心ない言葉。そして出会いと癒し。優しい絵と丁寧に語りかけるような文章がとても良かった。大人になってこそ、死を身近に知ってこそ本質に寄り添える絵本だと思う。
やっと読めました。大切な存在を失うこと、時間を止めたくても自分の時間だけが流れていくこと、受け入れられなくて苦しむこと。そしてやがて前に進むこと。喪失と再生、小説ではなく絵本で扱うのは難しいテーマだと思うけれど、絵も言葉も押しつけがましいところがなく、大切なことを静かに丁寧に語ってくれている上質な作品でした。モノクロの絵に途中から入る桃色の分量がくまの心を絶妙に表していてとても印象的。
4・5・6・7・8・9・10歳向け。 第40回講談社出版文化賞絵本賞受賞、2009年国内絵本「この絵本がすき」第1位、第1回MOE絵本屋さん大賞第1位。 感動して涙が出た母。 身近に無くなった人がいたら、しゃくりあげて最後まで読んだら涙でぐっしょりになりそう。 幅広い年齢層にどうぞ。
駒子さんの絵に魅かれて。絵本なのに内容は友の死を受け入れることについて、でした。絵も黒一色。ただ死んだことりのリボンと花だけが濃い桃色で彩られているのみ。とても美しい絵本だと思います。私にはまだくまのような経験がないけれど。
これは図書館で借りて読むものじゃないです。買って家に置いておいて、子どもたちがもうちょっと大きくなって何気なく手にとってその物語の重さや普遍さにびっくりする類の本です。いいです。
くまとやまねこの
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感想・レビュー:130件






















































