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インストールの感想・レビュー(1441)
初めて読んだ綿矢りささんの作品。不登校女子高生とませた小学生がPCを使って、風俗のバイト(チャット)を始める。そのチャットを通じて2人が成長というか、現実の人間の有り難さに気付いていく。年齢が近い分朝子に共感出来る部分は多かった。ところどころ未完成というか、?となる部分もあったけど結構好き。他の綿矢さんの作品も読んでみよう。
女子高生作家として売り出された綿矢さんももう28である。 おいまじかよそんなになったのかよ。 美少女女子高生芥川賞作家とかもう無敵じゃないっすか、 と騒いでいたのももう10年前だ。 若いエキスを求めて本書を手にする。1時間半で読み終わる。 まぁ、面白かったですよ。蹴りたい背中はこれから読みます。 第38回(2001年) 文藝賞受賞
2日もあれば十分読める。正直、主人公のような適当な人間は好きじゃないので共感出来た部分は無かったが、最後の二人の母親の登場の仕方、また言葉には、母という存在の偉大さが垣間見る事ができた。ネットやメールではなく、生身の人間とコミュニケーションしたいと思える一冊。★★☆☆☆
綿矢りさを侮ることなかれ。彼女は現代に生きる女版「太宰治」だ。「本当の不器用は、愛嬌がなく、みじめに泥臭く、見ている方の人間をぎゅっと真面目にさせるから」(p36)この、ワンフレーズをゲットできるだけでもこの本は読む価値がある。
何度も読もうと思ってはいたが、なかなか手に取ることをしなかった一冊。読み終えて改めて考えると、17歳でこれは凄いと素直に思った。もっと早くに読むべきだった。同じ目線で考えることができたからだと。
テンポ良く、サラサラ読めた。ありそうな感じだけど、無駄もなく、世界観が伝わってくる。何もない娘の部屋で母が横たわるシーンかとても切なく印象的だった。
何かを探す一人の女子高校生と、賢い小学生がチャット嬢になってバイトする。
ハラハラしつつもどんどん進み……
現代の学校、ネットについて等を凝縮した本。
ちょっと句読点の少ない詰まった文章が最初読みづらかったですが、わりとすぐ読めました。内容が高校生にしてはちょっときわどいかな。でもなんか生活に近い感じがリアルでした。ストーリーはやっぱり独自色が強い感じ
ずっと読みたいと思っていた綿矢りささんのデビュー作。知らないで読んでも当時17歳が書いたとはとても思えないです!そしてチャット…昔流行ったなあと懐かしく思いながら読みました。
めざましテレビで綿矢りささんが出演していて、興味がわき読みました。高校三年の時に書いた小説で、高校生が書いたと知って驚きました。読点が少ない文章がが新鮮でした。次は蹴りたい背中を読もう!
実は読むのは2回目です。あれ?確かに本自体薄いけど、こんなにさっさか終わっちゃうお話でしたっけ?と思うほどあっけなく。昔読んだ時はもっと長く感じたような。でも主人公の女子高生の表現のくだりがとてもリアルで面白い。確か映画は上戸彩だったなぁ。思春期特有のグダグダ感、あーそういえばその頃自分もズル休みしたよなぁ~と感慨深し。持ち物全部捨てるってちょっと今でもやってみたいかも。。。
読まず嫌いしていた.面白い.この処女作は文体の面白さとテンポの良さに惹かれた.女子高生がチャット嬢に扮するという内容は当時(2001年)ではまだ新鮮な話題だったのだろうか.今なら不要なネット用語についての説明も文中に織りまぜられているし.でもそういう文章すら光っていた.寡作な彼女の作品を発表順に追っていこうと思う.
すっと読める本でした。文章は流れていくようで本当に読みやすかったです。本当に現代を風刺しているようでした。それにしても「馬鹿だね、みなと同じ生活が嫌なんていったい自分をどれだけ特別だと思っているんだ。努力もせず時間だけそんなに惜しんでetc.」の箇所が本当に身に染みました。
最初は会話内の句読点の少なさや位置にイライラしていたけれど、途中からテンポがよくなり、いつもの速度で読んでいたらあっという間に読み終わってしまった。そりゃそうだ、文章が1行空きで印刷されている。それにしても当時17歳でこれだけ書けるとは。内容に重たい何かはないけれど、共感できる感情はあった。ということで。
綿矢りさの魅力は、何と言っても文章!とは、本人も自認している。時に転がるようなリズムの連続が心地いい。そして、ひねくれたユーモア。自意識過剰すぎる高校生、でも高校生だからこそ、似合う。
テンポが良くすいすい入っていけるけど、それは軽いからではなく表現力があるから。17歳が書いたこの小説は、衝撃的な内容だけの携帯小説とは明らかに格が違うことを改めて実感した。登校拒否を始めてみた女子高生と親が再婚して引っ越してきたばかりの小学生が押し入れの中で、チャット嬢のアルバイトをする。子供が非日常的な事に巻き込まれるのを、後味を悪く描くことによって読者を引っ張る人は多いが、軽やかながらも魅力的に書ける人は少ないと思う。彼女のこれからの作品が楽しみ♪
最近なぜか綿矢りさが読みたい衝動に駆られ、図書館にて読了。これがデビュー作で執筆当時高校生ってのが凄いよなぁと思う。綿矢りさの小説の主人公の女の子は大概ひねくれてて世間を斜に構えて見てる感じ。2011/499
主人公の思いより、母親側の気持ちが見えたとき切なかった…。母親の年齢に近いからかなぁ。 高校生でこの本を書き上げたのは、やっぱり凄い。
するすると読ませるが、あまり残るものがない小説だった。文章うまいけど、高校生が書いたと知って萎える。メンヘルか厨二病だよな…これは。自分の娘がこんなのでデビューして親は心配しなかったんだろうか。|図
再インストールして元に戻りました、みたいな感じなのかなぁ。綿矢さんの本は『勝手にふるえてろ』が初めてだったのだけど、この本もまた文章のテンポよく、あっさりで読みやすーい。
初めて読んだのは高校生のとき。あの頃は、なんとなく字を読んでいた……って感じで、改めて読んでみて、表現力がやっぱり面白いと思った。わたしが高校生のとき、表現がどうのって分からず読んでいた気がする……つかみ取るのに時間がかかってしまったよ…。
受験勉強から逃げるように登校拒否した女子高生が、ネットのオトナの世界に入り込んでいる早熟な小学生に風俗チャットのバイトに誘われる。綿矢りさの書く女子高生は、かわいくもなく、自意識過剰なイタイ子。その10代特有のイタイタシサに惹かれる。|“媚びの武器としての不器用は軽い笑を誘う可愛いものだけど、本当の不器用は、愛嬌がなく、みじめに泥臭く、見ている方の人間をぎゅっと真面目にさせるから。”
ふつう高校の頃ってちょっとでも大人っぽくしようとか思うものだけど、女子高生綿矢りさのすごいところは、10代の持つ「イタい」ところをそのまま「イタく」書き上げちゃったところ。そこが魅力なんでしょうね。この本の場合は。映画のほうが面白かったような気もするけど。なんかうろ覚えですが「歴史の出来事を記憶できる新鮮な脳と肉体」みたいなフレーズに「ああ」って気づかされた高校時代の自分です。
用事の待ち時間に、図書館で1時間足らずで読了。読後の感想は、読む年代で感じ方が違う。作者と同じ歳に読んでたら、きっと大いに共感できた筈。退屈な日常、でも自分の力だけでは、さして何も変えられないもどかしさ。だけど、実際に変えてみて、初めてありふれた日常の有難味に気付く様な。活字が苦手な人でも、軽い気持ちで読める、そんな作品。
みんなと一緒はイヤ、私は特別なはずという思い、一度休んだらもう登校出来なくなってしまうほど張り詰めた気持ち、だけど何者でもない自分…。高校生朝子の気持ちもわかるけど、からっぽになった部屋で泣いていた母親や、継子のかずよしが楽しければと朝子の来訪を見逃していた青木夫人の気持ちのが年が近いからかわかる気がする。高校時代に読んでたらもっと共感できたかも…。さくさくと読みやすかった。
凄い狭い世界の中でちょっとずつ外に足を向かせようとする内向的な前進が上手く書かれているなーと。綿矢りさという作家の色が如実に出ており、私はこの独りよがり感の世界が好きなので「蹴りたい背中」に突き進めた。子供の世界はある意味大人の世界より逃げ場が無い。
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感想・レビュー:225件














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