ピーターパン・エンドロール
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ピーターパン・エンドロールの感想・レビュー(185)
今の心情に凄くフィットする作品。後書きを読むと納得。作者が20代の時の作品だからだ。今出会えた事に感謝する。値段が¥562+税だが、もう少しなら払う。
大人になれたピーターパンと大人になれなかったウェンディーの物語。一度挫折したけど改めて一気読み。真相が分かるにつれ物語から目が離せなくなりました。できれば高校生の時に読みたかったなぁ…読後感は決して良いとは言えないけれど他にはない面白さがあってオススメです。
じゅうだいのころ、せかいやわたしたちはじつざいしなくて、なにかのとうじょうじんぶつとしていきているのではないか、そんなことをかんがえたことがわたしもあったのをおもいだしました。よんでいて、かなしくなることがおおくて、はやしださんのさいごのきもちをおもうだけで、かなしさばかりがのこるのです。
「ちーちゃんは悠久の向こう」みたいに訳分かんない感じかと思ったら、途中から引き込まれた。文体は同じだけれど、ふわふわしてない。地面に足は着いていないが、幻ではない。これが二十歳の日日日か。 子供と大人の過渡期を描く。子供に戻りたいと思わないのが大人なら、私も少しは大人になったのかな。 ピーターパンの原作を読んでみたくなった。わりかしえげつない話だったのねw なぜか桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は~」を思い出した。妄想に逃げる少女、という共通点があるからか?
文体や主人公について賛否両論なようですが、私は割と好きです。淡々と進むようで、語り手の色々な考えを聞くことが出来るので。
時折ドキリとするような台詞や表現があって、優しいような酷いようなラストに不思議な気分にさせられました。『ピーターパン』をあまり知らなかったので、チクタクワニなどの説明が新鮮でした。
最後に。旅人さんの優しさが哀しかった。思いが上手く噛み合わなかった二人が切なかったなぁと。
友人から拝借。ぎりぎりまで語り手が曖昧でちょっともやもや。それが醍醐味なのかも…?大人になるって難しい。キーワードであるピーターパンの物語を考えると、うまくまとまっていると思いました!
表紙目当てで敢えてこちらを古本屋でゲット!日日日さん、名前は前から知ってたけど初めて読んだ。主人公の語り口調が気持ち悪くてずーっとイライラしながら読んでたけど、母親が死んでるとわかった後くらいからかな、ガラっと変わったような気がする。ラストは大人になるってどういうことなのか考えさせられた。御前江さんの病気についての旅人さんの推測はちょっと説明的な気もするけどそれも虚構が壊れて行くのを表現してるのかなー?
面白い話でした。そして私自身、登場人物達を決め込んでしまっていたので、まぁビックリしました。もっと疑ったり考えたり、本を「読める」ようにならねば、と思わされた作品。
はいはい厨二病。最後まで主人公が好きになれなくて辛かった……。一人称であるべき小説なんだけど、語り手が好きになれないと作品も好きになれない一人称のジレンマ。主人公の厨二病加減を切り捨てる終盤の展開は好きですが、ラストの主人公にはもやもや。結局のところ、自分に優しくしてくれた子の好意を踏みにじって踏み台にして、私大人になれたわありがとう、って……凄い神経だなこいつ……。中村佑介の表紙はよかった。
とても不思議な感じ。読んでる最中も、読み終わった後も。あの不気味な現象は、多くの人が経験する子供と大人の狭間で揺れ動く感情なのですね。素敵でした。旅人さんの結末には納得いきませんでしたが・・・。後からじわじわくる作品。
不気味なホラーっぽい。中二っぽい。虚構の失敗作である現実を虚構に変えようとする少女の話。哀しい。今読まなきゃいけないと思って読んだが、求めていたものと違ったのが少し残念。でも面白かった。
部屋の片付けをしていたら発見したので再読。多分初版で購入しているので読んだのは3年くらい前。気になっていた作者さんだったのと表紙で衝動買いだったのを覚えている。読み終えて、当時の自分とは違った感想持ってる自分に驚く。感想自体を覚えている訳ではないけれど、今考えているのと違うことは確実。これが時が経って、歳をとって、子供ではなくなったということなのか。大人になったという自覚はなくて、きちんと大人になれているのかも微妙だけど。とりあえず、主人公が小説として書くことで、旅人さんは救われるのだと思いたい。
漂うふわふわ感が可愛らしくもあり残酷でもあります。若さからくる不安や疑問に戸惑いを覚える感覚がよく出ている気がしました。こんなこと考えたりしたなぁ、と感慨深くなれました…w旅人さんのふと見せる可愛さにドキッ
実はそこまで好きではなかったけど、高校生の頃の自分を少し思い出した。まだ数年前の話だけど著者が言うように10代の気持ちは知らないうちに消えていることに気がついた
大人になれない・大人になりたくないピーターパンたちの物語。 高校在学中にデビューした著者は、その若さを存分に活かした大胆かつ繊細な心理描写を売りとして、驚くほどの速筆で作品を発表している。 本作は新風舎文庫としては3作目。あとがきにて著者が「高校生の気持ちが書けない」と生みの苦しみを語っているが、その困惑は読み手としても容易に読み取れるほどである。特に現実的な落としどころに、著者の心境や現状を強く感じる。 決して悪い作品ではなく、むしろ心理描写の丁寧さは賞賛に値するのだが、著者の変化すらも同時に感じ
現実を処理しきれずに「虚構」の世界に生きるしかない少女の世界を、ここまで巧みに暴いてしまったその手腕。不幸とか哀しいとか、やりきれないとかではありません。この世界の絶望と哀しさに圧倒されました。ラスト近くの線路のシーンのもたらす虚脱感と、その正しさに、泣きたくなりました。
ピーターパン・エンドロールの
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感想・レビュー:45件














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