神去なあなあ日常
神去なあなあ日常を追加
神去なあなあ日常の感想・レビュー(2845)
タイトルからはイメージできませんでした、ほのぼの青春小説。横浜の高校を卒業と同時に放りこまれた未知の世界。読み手の多くの人になじみのない仕事の世界に、三浦しをんさんはうまく私を引きこんでくれました。「勇気」と「直紀さん」、どうなるのかな、続きが気になります。
初三浦しをん作品。面白かった!! 主人公視点で語られる林業の現状とか山の神様を非常に大事にしている村人達の様子がよかった。そして清一さん、かっこいいよね……。
緑の雇用で自分の人生を手配され、でもその中で逞しく成長していく過程が楽しい。祭りのノコとのくだりは涙出てきた。なんかいいな~。
就職も進学もやる気がなかった主人公が林業している村に強制的に連れて行かれてしまう話。 逃げ出すほど嫌だった田舎も馴染んで好きになって行ったり、一員と認めてもらえない悔しさがあったり…主人公が木々のように光に向かって真っすぐ伸びていく様が清々しい1冊。 キャラも立っていますが、山の神さまの息吹が感じられ、その畏ろしさや美しさと隣り合わせなのがいいですね。
特定の職業をフィーチャーする三浦作品。今回は林業に従事する人々のお話でした。高校卒業と同時に親や先生に騙されたようなかたちで神去にやって来た主人公。山の上でしか携帯電話も通じないような山奥で少しずつ林業に慣れ、山を愛する様になっていく主人公の成長物語。ちょっと現実離れした神秘的な話が盛り込まれていたり、巨木に乗ったまま山を一気に駆け下りる神事があったり、あっという間に読了しました。神去山が本当にあるのか読了してから調べてみたことは言うまでもありません。こんな村で生活はできないけど、ぜひ一度は行ってみたい。
林業の話。何にも知らない主人公の勇気が林業の世界につられて来られて、最初はいやいや仕事をしているのだけど、徐々に仕事も神去村の生活も好きになっていく様子が良かった。神去村の緑の豊かさも良かった。本の表紙の絵とイメージがぴったりだったと思う。本の途中にある挿絵も良かった。林業というのは、何十年何百年まえから育てた木を売って生活しながら、何十年何百年後の世代のために木を育てる、そんな世界なんだろう。人間の一生のサイクルよりずっと長い世界。加速する時代の流れには乗れないのかもしれないが、そういう世界も悪くない。
純粋に面白かった。神去村に住む人達のなぁなぁな日常の話。読んでてすごくほのぼのしてあったかい気持ちになった。それでも山根のおっちゃんや火事の話では悲しくなったし、最後の祭はありえなさすぎるのにわくわくして一気に読めた。続編がありそうな終わり方だったし、ぜひ続きを読んでみたい。
55点 御柱祭のパロディです。御柱祭はほぼ毎回死者が出ています。ショタコンや腐海などのマニア的な言葉も作品を浅くした感じがします。 林業の現実は厳しいんじゃないかな・・・ もう少し期待していたんだけどね・・・
「なあなあ」が口癖の神去村の住人。最初は嫌々だった勇気が、林業を通して成長していく姿が良かったです。(所々のツッコミも面白い) 自分が工場の多い下町育ちなので、自然あふれる田舎暮らしに憧れます。神去村の四季の情景がまた良い。勇気のように放り込まれても、寧ろ喜ぶかもです。林業の奥深さも知れて大満足。あぁ、神去桜を見てみたい…
しをんさんお仕事シリーズ遡り中。凄く面白かった。林業に携わる人の日常は知らなかった。オオヤマヅミさんのお祭りで修羅を疾走する千年杉にハラハラした。こんなにわくわくさせ、わかりやすい小説にするなんて、改めて三浦さんの筆力に脱帽。思わず「神去」検索してしまったがやはり実在はしなかった。祖父の住んでいた美杉村がモデルらしい。深山で木の香りを胸一杯吸い、赤と白の着物を着ている神様の使いに会ってみたい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/03
面白かった!しをんさんの描く人物はいつもキャラが立っていて、とても感情移入しやすい。林業について初めて知ることも多く、これからは山を見るたびいろいろ考えてしまいそう。想像してたより少しファンタジーの部分もあったけれど、それもいいかなって思えるぐらいツボにはまる所が多くて。ナウシカの腐海と、ヨキとみきさんのバカップルぶりが笑えた。要所要所でさりげない彩りを添えるこの小説の準主役?ノコも良かった(犬だけど)これぜひ映画で観てみたい!
☆☆☆☆高校生が職業について考えるのに良いです。主人公は高卒後に店もないないような山村で林業に就きますが、山仕事は生き方そのものです。仕事とはなにかと考えさせてくれます。読みやすくユーモラスで何度も吹き出しました。作中のローカル線は名松線がモデルのようですが、この線はいま運休中です。終盤のオオヤマヅミさんの祭りのところはおもしろいです。壮絶な内容です。
前半は神去村のペースに慣れずに少し停滞感を感じたけど、途中からどんどんこの「日常」が楽しくなっていきました。繁ばあちゃんのおこづかいとか、ノコを元気づける人間たちとか、いっこいっこのエピソードがあたたかくて心地よい。大祭のシーンもよかった!神さまとか信じない人間でも、この話を読んでると勇気みたく「まぁそんなこともあるのかもなぁ」と思っちゃいますね。猫派だけど、ノコかわいいぃぃ(」゜□゜)」
私の地元も山に囲まれるので、山の不思議な雰囲気とか、花粉が雲のようにもくもくと沸き立つ様子とか凄く分かります。ウチとソトがはっきり分かれている田舎で、新しく林業組員として働き始めた主人公の頑張りがすごく爽快!祭りのシーンは手に汗握ります!私も参加したい!死ぬかもだけど。
いつか読んで見ようと思いながら初三浦しをん。
何も知らない主人公が高校卒業後に突然林業の世界に押し込まれる?!
とにかく登場人物と神去の豊かな自然とワイルドな生活に引き込まれる。
時に「そんなわけあるか!!」って笑いながら突っ込みたくなる神去の世界にどっぷりつかれる一冊。
勇気の柔軟さ、巻き込まれた状況への適応力がすごい。四季を通じての自然の描写、その中で暮らす人々の描き方が心地よかったです。おばあちゃんが缶に貯めた小銭の1枚を勇気にくれる場面を読んで、亡くなった祖母を思い出しました。
林業、全く未知で無知の世界、でなんてみんな男らしいんでしょう、甘ったれて育った街っ子の勇気が少しずつ成長していく様子がたのもしく、村の人達や風習がのどかだったりはちゃめちゃだったり、林業、もっと盛り上がってもらいたいですね
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/25
最後の祭りの描写には手に汗握ってハラハラしたけれど、それ以外が本当に林業の日常で、単なるお仕事紹介みたいで、自分はあまり面白く感じられなかった。主人公が直紀さんに惚れるのも美人だからってだけとしか感じられず、なんだかなぁ…。イマイチ。
三浦しをんさん著書の8冊目。突然、三重県の山間の町「神去」で、林業に就くことになった主人公。娯楽が少なかったり、不便な事も多いとは思うけど、怠けず欲張らない、なあなあな生活に魅力を感じた。
突然に放り込まれた林業の世界。戸惑いの中で、自然の尊さを知り、そこに携わる人々の素朴な生き方に共感していく青年の成長ぶりが初々しくて、一気読みだ。骨太である意味で男性的な三浦しをんワールド満開の描写がまた楽しい。宮崎駿が絶賛した森の美しい描写も秀逸。互いに片思いのままで放っておかれる主人公の恋愛も淡々として返って味わい深い。林業の天才ヨキの豪快な生き方にも憧れる。最後の山の神に捧げる祭の迫力は「風が強く吹いている」の駅伝シーンとも重なってぐぐい読ませました。
図書館 三浦さん2作目 一人称小説はやっぱり私は余り好みではありません。神を敬う信仰がとても篤い所だという印象が残りました。
神去村で林業に携わる男衆の姿を描くお話。山には男のロマンがある!!的なところが女性には理解できなくともすごいところだなぁと思う。神去村の「なあなあ」の雰囲気は他の言葉では表せない心地よい感じで好きです☆
「なあなあ」地元言葉。こんにちは、から、天気がいいですね。まで。「なあなあ」と響くこの集落にやってきた都会の子供、ゆうき。いきなり、林業をさせられることになるが、次第に仕事にものめりこみ、集落にも馴染んでいき、生活を自然を楽しみ愛せるようになっていく。恋愛もあったり、夫婦のはなしもあったり、そして、はっと息をのむくらいの自然の描写。林業っておもしろい。私たちはなにかの大きな掌で生きているちっぽけな存在である。その「なにか」を神ととるか、別のものととるのか。それは自由だけれど、→
「なあなあ」と言いながら、森や木と共に生きる村の人たち。そこにはまだ目に見えない神様が生きているようだ。それにしても三浦しをんは一つの仕事やジャンルを掘り下げていくのが好きなのかな。それに恋愛を絡めていく…というパターンをよく見る。おもしろいけど、ちょっと飽きるかな。それともこれが鉄板というものか。
読みやすい作品でした。舞台になった所がうちの地元から結構近い所なんで、情景なんかは想像しやすかったです。ほんとに自然が素晴らしい土地です。空気が澄んでて夏はアウトドアに最適!ストーリー的にはもうちょっと掘り下げてほしかったかな...
しをんさんはいろんな作風で楽しませてくれるけど、この作品のようなしをん節が一番好き!笑いあり涙ありドキドキあり。単に社会問題を題材にしたのではなく、自身の経験に端を発してるからか、描写等生き生きしている。すごく細かい部分もあって、ものすごく勉強されたんだろうなぁと。閉鎖的な村での暮らし、きっと昔はどこにでもあったんだろう。閉塞感とぬくもりの同居。主人公が将来をあまり考えてなかったわりには常識的なイイ子だったな…。ちょっと想像と違ったけど、予想通りにいかないのがしをん節。
「風が強く吹いている」以来の三浦しをん。今回も読みやすい展開だった。語り手を主人公のみにしたので、より内面を語る節があったが、高校生らしい悶々としたものだった。その描写も変に難しく書かれていなくて、良かった。林業という、自分にとってあまり知らないものがテーマだけども、それを感じさせないくらい読みやすい一冊だった。
なあなあじゃない日常にぶち込まれた青年がなあなあな日常にどっぷり漬かって行く話?読みやすくて◯やっぱり職人最高!
林業のことについては詳しくありませんが、楽しく読むことができました。登場人物が魅力的だったり、神去村の雰囲気が素敵だったり、のんびりした気分で読むことができたし、自分も頑張ろうと思えました。
恥ずかしいポエムは自分も高校生の頃に書いたことがある・・・。ノコが可愛い。コトさんやキクさんという名前の人も出てくるのも?とドキドキした。
森林の爽やかな空気と緑の香りが漂ってきそうな作品でした。
ふとしたことで林業に携わることになった主人公。なんだかんだ言ってても、いい子だなって思いました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/22
勇気の親と先生に脱帽です。私も含めて18くらいで将来について考えるなんてとても難しいです。時には強引と思えるくらいの人生の分かれ道を他人に決めてもらうっていうのも必要なのかなって思えました。三重の山奥の話とのことですが、長野の御柱祭とかぶったんですが、どうなんでしょう?後継者不足の林業に視点をあてる素晴らしい作品でした。
神去なあなあ日常の
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