ルー=ガルー ― 忌避すべき狼
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ルー=ガルー ― 忌避すべき狼の感想・レビュー(625)
図書館で銀色のぶ厚い塊を見た。「京極さんか!」「いいやんこのぶ厚さ!」「よし!久々に読んでみるか」「あれ?2かこれ」「しゃない1からやな」てな感じで久々に京極さんの本を読んだ、760Pの厚い本だがこれが良い! 装丁も好みだ。三分の二くらい読んで行くと脳がいい感じで煮こまれていき、最後に一気にフィニッシュへ、2はさらにぶ厚い楽しみである。読み応えのある一冊 (^ω^)
なんだか無性に読みたくなって再読。何度読んでも面白い!京極さんの中じゃ1、2を争う好きな話。幼気な女子がやりたい放題する話。「そして狼は赤ずきんを食べてしまった。」まで読むとやり切った達成感が湧きます。
時は近未来。お嬢様、僕っ娘、ハッキングとかしちゃう天才少女、裏社会の住人ぽいチャイナ風、ですわ語で話すオカルトマニア、と設定メガ盛りの14歳少女たちが連続殺人事件に巻き込まれる!とこう書いててすでにお腹いっぱいな上にさすがの京極夏彦ボリュームな長編ですが、胸やけもせず一気に楽しめました。橡さんが、百鬼夜行シリーズの木場修太郎の一族なんじゃって感じの活躍ぶりです。
物語の設定が未来で、なかなか登場人物や情景に同調できず、入り込むのに苦労しました。これが京極さんの文章じゃなかったら途中でリタイアしていたと思う。全般を通して内容的には面白かったです。最終決戦の場面は爽快でした。
初読時には妖怪シリーズと違うと思ってた気がするけど、再読するとやっぱり京極夏彦。家族のあり方とかコミュニケーションのあり方とかは、あと何年かでこんなふうに変化してくれるんだろうか。
また、風邪中に小説を読んでいたんだが、やっぱり京極さんの本は面白い!!ルー=ガルーは京極堂シリーズとは違って、情報社会をメインにした作品であった。情報社会と言っても中央集権型の少し古いモデルではあるが、その中での少女たちの葛藤や京極さんの考えなどもあり、非常に読みごたえがあった。個人的には、論理的に生きようとするが、最後母と同じように教え子の無事を祈る不破さんが好きだわ!ただ、犯人とかが簡単に予想できた点はちょっと残念だった気もする。最近情報社会の本とか読んでいたから余計面白い気がした、そんな一冊。
ふぅ~読みごたえ十分♪データにない事は現実ではない。データは改竄できる。される。物理的接触には、相手の了解が必要。面倒臭くないかもしれないケド、人は感情があって心があって‘人‘なんだと…少女達は気づいて友情を模索していく。京極作品の文章がやっぱり好きだ。ミオの私はテンサイだ~~!と宣言する姿は‘誰か‘とだぶる(笑)続けて、2に突入!
妖怪の話題が出ず、舞台が近未来な京極さんの本は初めて。本屋に並ぶ2巻を見て気になったので、1巻から読んでみた。この終わり方で…どんな続編になるんだろ?
面白かったー!久しぶりの長編。寝る間も惜しんで読んでしまった。本屋に行ったら続編が出ていたが、いかんせん高い!ブックオフ待ち出来るかなぁ…無理だろうなぁ…
読み始めた時は頭の中に「挫折」の文字がちらほらと浮かんでいたんだけれど中盤に入ってからテンポアップして一気読み。近未来が舞台で微妙に不思議な世界観。ただ少女たちはいいんだけれど(主人公の存在感が薄いのが惜しい)話の筋としては残念ながら好みではなかったです。
2巻を読んだ後に、10年ぶりに再読。両方を読むといろいろ納得がいく。美緒が「まともな会話のできる榎木津」みたいで痛快。事実よりデータが重要視され、個人端末が生活の前提となっている作中の社会は、現実の近未来を予感させる。10年前にこういう状況を想像した筆者は慧眼だが、われわれの未来に対する発想はあんまり進歩していないのかもしれないな。と思った。10年ぶりでも新鮮で、厚さも気にせず読めて面白かった。
ストーリーはよく分からないところが多かったが、世界観は印象に残った。タブレットPCでの繋がりがメインで、生身の繋がりが希薄な世界には名ってほしくないと思う。
再読了、やっぱりこの作品だけ京極のなかでは異色なり。京極堂の小説とは思えないテンポよくキレのある文章、パワフルなキャラ達。ただ歩未だけがクールで殺伐とした空気を持つ辺りが、憑物落しの京極堂夏彦にカブる。さて、2にも大いに期待!
続編を読もうと思ったら登場人物をほとんど忘れていまして…再読です。初めて読んだときは葉月ちゃん達と同じ年代だったのですが、大人になってから読むとまた違う感想が持てました。近未来の話、とても面白いです。
続編が出たのでこっちから手を出しました。 他の京極作品の例に漏れず,物語中盤複数の事件がつながり,話の全体像がハッキリしたときに面白さがマックスに。 最初は生意気だと思っていた登場人物たちも,ラストでは皆大好きになっている自分がいた。 歩未も美緒も猫も,それから葉月も,それぞれ弱くて強くて美しい!
2が出たため復習。著者唯一のSFシリーズなので異色。他のシリーズに比べて若干格が落ちることは否めないが、それでもしっかりと京極夏彦なので面白い。ライトノベル的な登場人物たちの奥行きのなさが、逆に舞台を引き立たせる。10年以上前に描かれた作品で、舞台となる時代まで残り20数年となった。どこまで現実が作中で描写された社会に近づくのか楽しみでもある。
世界中の食糧は人工のものとなり殆んど全てが監視され、管理された社会。女子児童連続殺人事件が寂れた旧歓楽街でも起こった。ただ殺された女子児童は惨殺されていたが臓器が足りないという奇妙なものばかりだった。非登録の少女、天才少女、珍しい本物の鳩を飼う少女、そして普通の―――? 中々に面白かったです、分厚かったのですがその分? 時間のある時にもう一度読みたいですね。
2巻を読む前に・・・と思って手を出してみた。 10年前の作品といえど京極節たっぷりだったんで違和感なく読めた。 分厚いのに、すらすら読ませるのはさすが。 近未来の管理社会のなかで起きた殺人事件。以外にラストが近代的だったのが印象的。
京極夏彦の近未来SF小説。文明が発達して便利になった社会で、でも何かを失ってしまった少女たちの話。利便性と幸福っていうのはセットではないのかもしれない。 何故人を殺してはいけないのか?という問とそれに対する考えは非常に説得力があると思った。人を殺してはいけない理由と、人を殺してはいけないという法律ができた理由は異なる。そこを混同するから齟齬が生まれるのだ!!
書店に積んである「2」に興味が湧いたので試しに読んでみました。京極さんの本はほとんど読んだ事がなかったのですが分厚い本を読むファンの気持ちの一片がわかったような気になりました。でも、この本は京極作品のイメージとはちょっと離れているかも。
『2』を読む前に、なんと10年ぶりの再読です。しかし、まったくストーリーを覚えておらず、最後までドキドキワクワクしながら読み終えました。作中の「端末」がなんだかスマホのようで、現在の自分も誰かに監視されているのではと一瞬思ってしまいました。結局のところ、葉月というキャラだけがよくわからない立ち位置です。『2』ではどうなってるのかな?
2が出ると聞いて読んで見ました。京極こんなのも書いてたのねー。 なんとなく「魍魎の匣」に近い?京極だし少女たちは全員死亡するんじゃないかと思ってドキドキしながら読んだけどまさかの気持ちのいい終わり方w 面白かったです。
★★★☆☆(★3.5)10年ほど前の作品ということなので、これから20年後はこうなってるのかな~と想像しながら読んでみた。培養した食料など発想がすごいな~と思っていたら、それがちゃんと小さな伏線になっていてさすがだなと思った。美緒がいいキャラだった。しかし、相変わらず厚いな~。
続編のために再読。他者と関わることを知らずにいた少女たちが、事件をきっかけに友情が芽生え生身の人間同士の繋がりを持つ。10年前に書かれたものだからかもしれないが、そこまで生のコミュニケーションを知らないという設定ならば、もっと管理され機械化された社会をがっちり細部まで作り込んでほしかった。それでも京極さんの描く個性的なキャラクターは魅力的。特に天才キャラが。榎木津を彷彿とさせる美緒。天才だけど一面すごく無知なところがかわいいじゃんとか思っちゃうんだよな。歩未の今後に触れていないので、その辺り続編に期待。
高校生のとき読んで、自分の読書の遅さのせいで挫折。
二巻がでるというので読んでみた。
おもしろい!!
記録と存在、言葉、アイデンティティ……色々考えさせられるけど、展開も気になって気になって結局一気に読破。
二巻が楽しみです!
分厚くインパクトのある外見だったが、文体や内容はライトノベルに近く読みやすかった。だから展開が少々ぶっ飛んでいたり、登場人物にチート並の能力を持つものがいても違和感はなかった。中盤以降の緊迫感は効果的に伝わってきた。強いていえば主人公がほぼ空気だったのが不満点か。
★★★☆☆正直、SFと呼ぶには設定がお粗末だし、ミステリーでもなくて中途半端に感じました。伊藤計劃さんの『ハーモニー』を読んだ直後だから余計に粗さが目立つ。ただ終盤のミオが良すぎるのでそれだけでいいですw
人を殺すのは良くないことですよね 何故ー良くないんですか 法律で決まっているから 読みながらきっと、この後はこうなるだろうと予想する。外れてはいないけど、それだけじゃない。え~そんなのあり?!とページをめくる指が止まらなくなってしまった。 歩未のことが気になる。続編で何か分かるかしら。。。
購入して10年以上たつのになぜか読まずにいた作品。来月続編が刊行されるためやっと読観ましたが、いや~面白かったですね。最近京極作品は短編が多いので久しぶりに極厚の小説が読めて大満足です。話も未来のSF設定ながら、京極節に変化なく石田の絡みなど、京極堂シリーズかと思うえげつなさでらすと100ページあたりは最高でした。少女達4人もキャラクターが立っていて凄く良かったです。あとこのバージョンでの祖父江さんの装丁は相変わらずグットジョブです。とりあえず続編は単行本で予約しました。値段はお高いですが・・・・・
ルー=ガルー ― 忌避すべき狼の
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