白鳥異伝
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白鳥異伝の感想・レビュー(808)
空色勾玉、風神秘抄と読んで、続いて読んだこの本。男性キャラはみんな大好き。前半は夢中で読んだけど、中盤以降の遠子のぐらつき加減とか展開のグダグダ感、一部のエピソードなどは蛇足かな…と思い、読むスピードが落ちてしまった。でも好きなお話。この世界観もとてもいい。
管流がたぶん一番キーとなるキャラでしたね。ちゃらんぽらんだけど、自分の意志をきちんと持っているところ、とても魅力的でした。そして、七掬も好きです。遠子が小倶那を想って七掬の胸で大泣きする場面が1番よかった。全部失くしてしまったけど、小倶那を信頼してくれる部下がいて、遠子と小倶那の二人だけで世界が完結しなかったことが嬉しい。
幼馴染設定きたー!!と内心喜んでおりましたが、あけてみると中身は複雑。 でも「勾玉」三部作の中ではけっこう糖度高め。一途って素敵…(*´ω`*) 菅流さんがものすごく良いキャラしてました。
「空色勾玉」の続編と言えば続編だけど、神代からもっと時代が下った頃のお話。主人公・遠子の、真っ白でまっすぐな生き方がとても気持ち良い。「好きだということは独りにしないということよ」という遠子の言葉に、ハッとせずにいられない私がいた。チャラ男に見える菅流は、ニヤニヤしながらいつもイイとこをさらっていくけど、ホントはとても頼りになるイイ男。前作・狭也と稚羽矢の子孫たちが、このように争い続けているのは心苦しいのだけど…ね。
「きみだと思った。確かめたくて。どうしても会いたかったんだ」「好きだということは独りにしないということよ」勾玉三部作で一番好きな作品。こんなにも強い意志を持てること自体が眩しい。
ヤマトタケル伝説を基にしたファンタジー作品。御子時代のタケル小碓皇子の足取りを追いながら弟橘媛の分身、橘の家系の巫女、遠子との恋物語が進んで行く。対象は中学生くらいから楽しめ、伝説への思いを馳せる大人までそれぞれの世代で楽しめる作品。日本神話への興味が湧きました
いつだって互いを求めていた遠子と小倶那。自覚はなくとも目には見えない絆で結ばれているのは確かで、まさに“運命”だと思った。主人公以外の登場人物も魅力的。明姫と大碓皇子の恋は、ほんとうに一生ものの恋だった。愛するひとを信じ抜くこと、それが明姫の生き様。そして、格好良くて女好きだけど面倒見のいい菅流。菅流と赤子の組み合わせには笑ってしまった。『空色勾玉』より恋愛色がほんのちょっぴり増してて、とても楽しめた。
空色勾玉に続き読破。鳥彦は全部の話に出てくるのかと思ったらそういうわけでもないのですね。なにはともあれ菅流がいい奴です。P530、12行目の遠子の台詞「好きというのは、一人にはしないという意味よ。~~」は心に残る台詞です。遠子の一途な想いに涙が出ました。
全体に流れる禁忌や戦乱の重さと暗さが最初は、気になってましたが、やはり、菅流が登場してから一気におもしろく読めました。小倶那と遠子が一人の男と女として葛藤しながら成長するさまが、感じられました。
勾玉三部作、二作目。向こう見ずで我の強い感情的な遠子を最初はなかなか好きになれなかったけど、泣きながら必死に生きて、人の痛みやそれぞれの抱える葛藤を知りながら成長し、少女から女へ変わっていく彼女に、徐々に惹かれていった。生から死へ、死から生へ…そうやって受け継がれていくものを、彼女たちは新しい始まりの中で息づかせていくんだろうな。静かだけれど確かな芽吹きを感じさせる終わり方が、前作とはまた違う余韻にひたらせてくれた。
三度目の挑戦で何とか読了。読みづらかったのはなんでかな?母親の執着が気持ち悪くて二度目は挫折したんだったな。遠子が殺して止めるといって走り回っている間がつらかった。再会してから面白くてぐいぐい読めた。七掬と菅流が気持ちよい。
相変わらずの規模の大きなファンタジー、わくわく夢中になります!ファンタジーだけでなく伏線もあり、空色勾玉よりこちらの方が私の好みでした。
勾玉シリーズ2作目。空色勾玉よりは読みやすかった。長いので中だるみはあるものの、全体的には満足の内容。序盤の明姫と大碓皇子の話が良かった。そして強烈に印象に残るキャラが多かった。
小倶那が一人で苦しんでる間、私までつらかったです。多分、前作以上に入り込んでいました。互いに想い合ってるのに、何度も擦れ違って……その想いに何度も泣きそうになったことか。素直で純粋な二人だからこそ乗り越えられた距離だと思います。他の人物も魅力的。みんな、それぞれに幸せになってほしいです。描かれる自然の景色も壮大。ジブリで映画化してほしい(笑)
勾玉三部作の中で、一番好きな作品。中学の時から、何度読み返したかしれない。小倶那と遠子、不器用なこの二人の成長していく姿には、はっとさせられた。「大切なことは、相手を受け入れ、認めること。」お互いに戸惑って、離れたり、少し歩み寄ったり。二人の絆はどこまでも純粋で、しなやかで、そして強い。空色勾玉・薄紅天女と共に、大切に本棚にしまってある。勾玉を触っているかのような、ひんやりとなめらかな装丁も好きだ。
【再読】「好きな人のことは好きだとお言い。びっくりするほど気もちが楽になるよ」印象が変わった本。最初から引き込まれました。(薄紅天女でさえ1部を読むのは結構時間が掛かった) 荻原さんが言われるように、菅流がいなかったら物語は動かない。小具那は遠子と逢えないし、遠子の勾玉探しはうまくいかないし、象子は自分に自信がもてないままだろうし。菅流いい男だわ、ほんとに。小具那のよさを分かってくれる七掬や武彦の存在も素敵だな。最後は嫁姑戦争だわね。それだけではないけど。
再読。やっぱり三部作の中ではこの巻が一番好き。改めて読むと、遠子と小具那の性格がどんどん変化して成長していく辺りにしんみりしてしまう。遠子がこんな女の子らしくなるなんてねえ・・・小具那もすっかり大人の男になっちゃって。そして、菅流の安定感あるかっこよさ(笑)。あと、すっかり狭く感じる現代の日本列島に暮らしていると、自然の壮大さに惹かれる。日高見の国だったころの関東平野はフロンティアだったのだな。その頃の感覚を思い出して再出発したいなあと思った。
停電の間に読みました。児童書とは思えない壮大さと読み応えです。登場人物の成長ぶりがいいですね。悲壮感のあるキャラが好きなので、小倶那が好きです。菅流は万能すぎて卑怯だと思いました。
再々々…読。この前に「BASARA」を読みおわって、ヒロインへのせつない恋心…みたいなものが読み足りないなあ…と思って思いだしたのがこのお話。小倶那ったら、草食系を装いつつ、ちゃんと押さえるとこは押さえるなんて、キャーキャー!あんまり深く考えずに手に取ったのですが、朝廷VS古い民族とか、日本中飛び回って仲間を集めるところとか、共通点の多い話ですね。
再読。実質数え切れないほど読んでます。勾玉3部作では一番好き。大好き。和をつきつめたファンタジーとしてはかなりレベル高い作品だと思う。まっすぐに人を想える遠子が羨ましく、眩しい。
前作よりは抵抗なく、読めました。今のところ、この作品が一番好きです。最初はまさかああいう展開になるとは思わず、後半になるにつれどう収拾をつけるんだろうと思っていましたが、なんとか最悪の結末を免れて良かったです。やはり今回は管流という人物がいてくれたことで、大分暗い雰囲気が払拭されてますね。あんな女たらしなのに、喧嘩が強くて、老人子供には弱いって…すごく魅力的ですよね♪最初、遠子も小倶那も好きになれずなかなか物語にめり込めなかったのですが、管流が出てきた辺りから物語に没頭することができました。
3部作ではこれが1番好きだ。小学生のころはわからなかった遠子や小倶那の気持ちがよくわかる…気がする。そして、互いが互いを一途に想う真っ直ぐさとかひたむきさが羨ましい。船の上で2人が再開するシーンが大好き。
ヤマトタケル伝説を下敷きにした勾玉シリーズ2作目。遠子と小倶那の運命や恋愛も良かったですが、とにかく菅流のキャラが良かったです。続きも読んでみようと思います。
今回のヒロインも健気で猪突猛進な子。でもそれくらいでなければ過酷な運命は切り開けないものですよね。遠子を最後まで見守ってくれた管流の愛情に感動しました。
『白鳥異伝』の読後感は、とてもせつない。それは、ひとりきりで負えないほど大きい。読み終わったとき、無性にひと恋しくなる。ひとつの思いを、誰かとわけあいたくなる。生と死と愛の、カタチを教えてくれる物語。
★4 勾玉2作目。登場人物が皆魅力的!菅流万歳。途中少し無理やり感があったような気もするが、無問題。ごっつぁんです。3作目も期待大。
シリーズで一番好きな話です。ヤマトタケル伝説が好きだというのもあるのですが、小俱那と遠子のきずなの強さや成長の様子を、遠子達と同じくらいの年から見ていたからといのもあります。何度も何度も読みましたが、年齢を重ねるにつれ違った楽しさを発見できました。最高の本です。
空色勾玉に続くシリーズ2作目。ヤマトタケル伝説をふまえたファンタジー!てか菅流ってば、格好よくて人に慕われて老人と子供に弱くて甘い言葉ささやくだなんて・・・そんな完璧っぷり卑怯だぞっ(。-∀-。)現実世界だとけだま的には拒否反応でそうだけど、女の子はそんな男に弱いものね。ほんと罪つくり。 そして遠子と小具那、絆の強さに感涙・・・2人の成長がとても眩しい!ずっとずっと寄り添って幸せを築いてほしい!
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