空色勾玉 (トクマ・ノベルズ EDGE)
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空色勾玉の感想・レビュー(325)
「RDG」を読んで興味を持ったので手に取った。西洋の文学を理解するためには聖書を読んでいなければならないというけど、この話もそれと似ているところがある。日本神話を元にしているのでイザナギイザナミあたりの話を全く知らない人だと楽しさが半減しそう。しかし物語を通して漂うあのエロティックさはなんなんだ。ラブシーンなんてほとんどないのに。詳しく描かれないからこそやらしいというか。これが児童文学のカテゴリーに入るというのだから驚く。それともそういう見方をするようになった自分が大人になったってことなのかなあ…
多分、再読。なんだけど、前読んだ時のことを全然思い出せない……。前半の、重めの展開に比べると、ラストの方はかなりライトな雰囲気になる。構成としては、まさしく「機械じかけの神」というべきではあるのだけど、神話の雰囲気だし、それもありかな、と思えるすっきりな終わり方。日本神話をモチーフにはしているけれども相違点も多く、紛れもないハイファンタジーとして、充実の完成度。少々硬めの文章も、この話にはよく合っていた。
登場人物達の名前が難しい。その世界に入るのに多少の時間を必要とする。でも、慣れてしまえば、文章は読みやすく、風景が見ているように頭に入ってくる。良い意味で少女漫画の世界観。女の子にお勧めか。
やや複雑な世界観だったにもかかわらず、流石は水の乙女。読み終わった時には、流れる水のように穏やかで清々しい気持ちになりました。主人公の二人が悩み戸惑いながらも、惹かれあい、手を取り合って成長していく様は、古代ファンタジーな世界にありながら二人を身近に感じさせてくれ、読んでいてとても気持ちがよかったです。
八百万の神々の世界。光(輝)の大御神と闇の大御神の戦い。聖書の世界なら闇は光に打ち勝てないところだが…。日本人らしいファンタジー。最後にヒロインが…となるが、そこはそういう世界ですからご安心を。
大蛇が天に舞う様子は恐ろしく,輝の神々の美しさには息をのんだ。迫力のある世界が楽しかった\(^o^)/ 最後に,心の底では稚羽矢を大切に想ってたと言った照日王。そこでエンディングがパッと綺麗になったように感じた。この本とは,小学生の頃に出会いたかった〜
表紙のすばらしさに息を呑みます。最近続けてこの作家さんを読んでいるので、図書館で手に取った作品、前情報もあらすじも知らずに。 読後感が良く、難しい世界観の中での描写力の高さに舌をまき、それでも登場人物達にはさほど心惹かれず。・・・後書きで驚愕。これがデビュー作品ですって?しかも、初めて書いた長編って信じられない。文才というのは残酷なものですね、持ってる人は最初から持っている。長く執筆をしてる人から見れば、嫉妬の対象にすらなるほど「文才」を感じるデビュー作。
空色勾玉は、狭也のこと、稚羽矢のこと、照日王、月代王、鳥彦、伊吹王、岩姫………なんといっても忘れてはならない輝の大御神と闇の大御神。様々な人たちの、様々なドラマ、物語、生きざま、想いが語られていくお話な気がする。永劫と輪廻という似て非なるものをそれぞれ求め合う、狭也と稚羽矢の二人だからこそ、勾玉シリーズの根幹をも成立させるお話。
最初は読みにくく感じたけど、中盤にさしかかった辺りからは面白くなって一気に読了できた。ただ、最後のところがちょっとご都合主義な気が。狭也だけがあんな風になって他のみんなはどうにかならないの?と思った。でも、これがデビュー作とは信じられないぐらいの出来。
【再読】高校のときに読んだときよりもうまくいくこともいかないこともあるってことがお話に含まれてるのが分かった気がした。狭也の性質は好きです。思うとおりに生きる、突き進むのは必要なことで残酷なことだ。三部作ではいちばん印象が薄いのだけど。鳥彦みたいな人は必要だね。
「風神秘抄」を読んで「空色勾玉」からたどって、何度目かわからない再・・・読。現在「白鳥異伝」なり。この爽快な読後感は何なんだろう。好きすぎる。
風神秘抄のノベルスを手元に手に入れられての久しぶりの再読。美しい幻想的なお話と、生きるという生々しさと心の流れに浸りっぱなしでした。瑞々しさとどろどろした情景と、神話のような荘厳さ。そのバランスに魅入られるばかりでした。生きること、死ぬこと、死ねないこと、生きられないこと。輪廻と不老不死、そんな深いテーマもしっかりと、でも重くなりすぎず詠めました。本当に大好き。
神話の世界の美しい物語。まだ神様と人の世の中が完全に別離されていなかった時代のお話。闇の一族は何度も生まれ変われる事が輪廻転生とはまた別の何かに感じた(上手く表現出来ないのですが…)。綺麗で青く澄んだイメージのお話。
中学の頃か高校の頃に図書館で読んで、嵌った本。大人になってから、もう一度読みたくて購入。勾玉三部作で一番好き!映し出される情景や描写(人物も背景も)がほんときれい。鳥彦の飄々っぷりがお気に入り。
上下二段組みで、そこそこ厚さのある本だったがその日のうちに一気読み。これでデビュー作とは驚きだな~。宿命を背負っているであろう少女が、若く美しい権力者に見出され・・・という前半はちょっと白けたが、中盤から話がどんどん進んでいった。随所に日本書紀や古事記、八百万の神をモデルにしたであろう設定や描写が出てくるので、それらが好きな自分としてはとても楽しく読めた。主人公があっちとくっつくと思わなかったので、後半は「え!? いつの間に!?」と、出歯亀根性丸出しで読んでしまった(^_^;) ラストは爽やかでほっとした
あんたはあんたの好きにすればいいわ、あたしは気にしない。だからあたしも好きにさせて////逃げろ――逃げろ――逃げろ――生きのびるために――////われわれはいつか死ぬ身であるからこそ、近くにいれば求めあい、遠くにあれば慕いあうのだ。////だけど、いつまでもどこへもたどりつかないというのに、何をすればいいのだ?////受け入れなくては乗りこえることもできず、先に進むことはできないのだ。////変われるということは――ありがたいことだわ////心はおのずから動くものです。思いどおりにはなりません
中学生の時に大好きで何度も読み返していたシリーズ。書店で見かけて迷わずレジへ。この作品ではやはり鳥彦が大好き。勾玉シリーズは私にとってとても特別な思い入れのあるシリーズですが、それはこの中学生という時期に読んでいたとからなんだなと今回読み返してみて改めて思いました。大好きな作品です。
面白かった!最初は、話がどこに向かっているのか解らず戸惑ったが、後半からの津波にのみこまれ一気に読了。日本神話は詳しくない私でも聞いたことのある話が思い起こされ、これが日本神話かと感動を覚えた。最後の真実は、王道だが切ない。純粋なファンタジーだと思う。だからと言って、話の展開が読める雰囲気はまるでなく。先の見えない楽しみを久しぶりに見い出した。森福都さんの『漆黒泉』や小野不由美さんの『十二国記』が好きな人は、きっと気に入る作品だと思う。
勾玉3部作の1作目をやっと読了☆最初の数ページを読んでは途中で他の本に浮気→また最初から読み直す・・・を3度繰り返したが、その数ページを乗り越えて月代王が現れた頃にはすっかり世界に入り込んでた。まさしく私の大好きな日本神話の世界(-∀-*)♪狭也の行動には終始イライラはらはらさせられたし、純粋無垢な稚羽矢も別の意味でずっと目が離せなかったので、実は読んでいて一番ほっと癒されたのは鳥彦が出てくる場面だったり(笑)狭也のために鳥に留まるなんてなんていい子なの(>□<)!!(続く)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 11/15
ヒロ@いつも心に太陽を!
ちゅもママさん☆おはようございまーす(^O^)ノ意外!!もう3部作すべて読了されてたかと。でも私も2作目の白鳥を気にしつつ別の本読み進めまくってるからちゅもママさんと同じかもです(笑)
ナイス!
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11/23 05:12
ちゅもママさん☆おはようございまーす(^O^)ノ意外!!もう3部作すべて読了されてたかと。でも私も2作目の白鳥を気にしつつ別の本読み進めまくってるからちゅもママさんと同じかもです(笑)
ナイス!
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11/23 05:12
図書館にて。読書メーターで評判が良かったので読んでみた。狭也と稚羽矢と成長物語。狭也の「考えなし」に少々イラっとしつつも、成長する稚羽矢に和みつつ楽しめた。全編を通じて一番無垢だったのは照日王かな、きっと。残り2つも読んでみたい。
児童書だがそうカテゴライズしまうのは勿体ないと感じた。わたしはもう成人を果たし心底楽しむほどには至らなかったが、中学生くらいの女の子が読んだらきっと胸に響くのではないだろうか。がむしゃらにすすむ快活な狭也と、何も知らない稚羽矢の純粋さとでもいうべき無垢な魂。それを自然に引き付けていくことを矛盾なしに描けていて素晴らしい。月代王の不器用な優しさもこころに沁みた。年頃の子らは児童と呼ばれて不本意かもしれないが、ぜひ楽しんで読んでくれたらなとおもう。でも……なんか壮大な行き違いの話だっただけのような気もした(笑
これが処女作ってことにまず驚きます。おもしろかった!狭也の若さとか軽率さに少々イラッとするあたりは 私が「年」なんでしょう(笑)月代王の笑顔のウラに惹かれました。科戸王の不器用さも可愛らしい・・・気づけば 岩姫目線で読んでいた気がする(笑) とにかく 壮大かつはた迷惑この上ない痴話喧嘩ゆえの物語。荒ぶる神の清廉さとか光と闇とか・・・「イティハーサ」や「天之稚日子」とか思い出した。最後が優しい終わり方でよかった。
メンクイの少女が美貌の王子様に憧れて、お城に連れてってもらったのはいいけれど、姉王女にいびられて、ヤケになって末の弟王子と手に手を取って駆け落ち。ついでにお城も焼いちゃった。親戚んちに逃げ込んだものの、ロミオとジュリエット状態。おまけに弟王子ったら、怖ろしい大蛇と合体して最終兵器に変身。天の神様は地上に降りたがってるし、大地の女神様は怒ってるし、一般人はコロコロ死ぬし、この世の終わりが近いかも。弟王子に海の神様がこう言った。「おぬしも大変じゃのー」……ごめんなさい、本当は真面目な話です。
久しぶりのファンタジー。面白かったけれど、思ったよりのめりこむことができなかった。きっと暑さのせいか?鳥彦のオトナな包容力がいい。
思ったより読むのに時間がかかりました。ファンタジー好きなら楽しめる作品だと思う。もっと神話とか知ってら楽しめたかもしれないと思いました。
作者の処女作とのこと。起承転結に筋が通っており、完成度が高い。夢見る乙女的な発想もあるだろうが、男性でも十分に楽しめる。光と闇、生と死、善と悪とその融合。そう許し合う事。狭也と稚羽矢。彼らはどんな国を作るのだろうか。
うぅ…なんかすごい本読んだ…。というかなんで今まで読んでなかったんだろう。中盤過ぎからじわじわとずっと泣きながら読みました。闇の氏族の末裔だろうわたしは最初「闇頑張れ」なんて思ってましたが、綺麗で無垢すぎて時に残酷な輝にもいつしかどうしようもなく惹かれていました。こっちが正しい、だなんて単純に言えないですね。まぁ時々稚羽矢にイラッとしたけど…笑 恋よりもっと深くに触れ合う素敵な物語でした。
期待したほどは面白くなかった。筆遣いかな? プロットはいいと思うので、マンガにしたほうがより世界観が出て面白いかもしれません。
空色勾玉の
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感想・レビュー:96件



















































