風の谷のナウシカ 4 (アニメージュコミックスワイド判)
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風の谷のナウシカ 4巻を追加
風の谷のナウシカ 4巻の感想・レビュー(524)
★★★★★ クシャナ殿下が魅力的過ぎる、なんて女性なんだ……。チクク登場。愛嬌があるけれどどこか掴み所のないキャラでこれからどんどん活躍してくれるんだろうなと思わせる
ナウシカの正義だけじゃなく、クシャナの背景も段々と分かってきて、対照的だと思っていた二人が実は似ている部分が多いと思い始めてきました。国土を荒廃させてまで手に入れたい勝利に何の価値があるのか。
以前読んだ時はこの辺からよく分からなくなったので、じっくり読む。粘菌の発生に、後のことなど一切考えず無邪気に喜ぶ博士達にぞっとした。現代科学への風刺もあるのかな・・。チククが可愛いです。
今巻もクシャナは重い鎧を着たまま地を這う。母親を侮辱されて逆上する姿と、死を免れて歌を口ずさむ姿のコントラストが、彼女の人物像を立体的なものにしてくれる。『お前が私の死か……』。諦念した姿すら彼女は美しい
クシャナが王室内で微妙な立場にあることはすでに描かれていたが、母親との別離のシーンでより一層明確化され、キャラクターに深みを増している、というか、クシャナがほんとうに格好良くてやばい。そりゃあ兵士も慕いますよ。クロトワとの掛け合いもいいよなあ。
帝国の威信をかけ戦を一刻も早く終わらせるために森を使う皇弟。撒き散らした毒がいつ消えるのかも分らない、解毒剤も作っていない、人工の主苗を兵器としてつくり「大発見」と歓喜する科学者に、『大発見だと!?たわけめっこれ以上国土を荒廃させて何が勝利だ!?』と怒り露な皇弟の僧官・チャルカ。自分の国土さえ害がなければそれでいいという狭い了見に、核開発と地球を消滅させる力以上の核兵器を所持している国や、核兵器ではなく平和的利用でも事故が起これば人間の手に負えない放射能を生み出した人類への風刺に思えてならない。
蔵書再読。クシャナの背景が次第に語られていく。母を見つめる彼女や、子ども時代の彼女を見るたびに、ナウシカとクシャナは、同じような存在なのだと感じる。クロトワやチヤルカも、巻を重ねるごとにその魅力を増していく。戦争という狂気の中で、チヤルカの言動や苦悩はひときわ輝いていた。そして、土鬼皇弟も、単純に悪党とはいえないということが明らかになっている。恐らく、我々の世界でも、為政者は完全悪ではないのだろう。あのヒトラーでさえ、人民のことを思い、行動していたのではないかと思う。戦争責任者に対する印象を覆す作品だ。
自分たちでも制御できない武器の存在は、やはり核の批判なんでしょうが、息もつかせない展開、とても面白すぎる。安易にこの物語世界に救いを与えないことも、懸命に希望を見つけようとしてついに解決策を見つけられないままずるずると今に至っているこの現状を、作者はずっと考えてきていたんだという証左なんだと思う。
大海嘯がせまる。ナウシカは止められるのでしょうか?蟲たちの南下の意味するところは新しい猛毒の胞子を排出する粘菌の変異体が原因なのか。こんなに重たい物語だったとは知りませんでした。面白いです。
映画でトラウマになった巨神兵が遂に登場、と見せかけて粘菌の巻。これもまた恐ろしかったです。そして、何故「もやしもん」で粘菌を除いていたキャラがナウシカコスをしていたのかを知りました。クシャナ様の過去に切なくなり、粘菌を自由にしようとする土鬼の研究者達の傲慢さに恐ろしさを覚え、チククに癒されました。チャルカさんは土鬼側の新しい理解者になってくれるのでしょうか。
ナウシカの汚れのなさがまぶしいほど。たくさんの人間のエゴや罪が描かれているなかだからこそ、ナウシカのまっすぐさがより美しく感じます。クシャナの過去は切なかったです。
戦争から殺戮へ。虫の襲来はただ死が積み重なるだけで、土鬼との戦いのように、建前も死んでいく者の誇りも存在しない。それをスリリングに、魅力的に描いた宮崎駿は罪作りだとさえ思う。
読み進める毎に強くクシャナに惹かれていく。彼女の過去を垣間見て、強くいなければならなかった理由を知った。クロトワが男前になってきちゃって、あの一連の流れは鳥肌が立った。チククが可愛くて頼りになってなんかすき。
その場その場で出来ることを懸命にやる。ナウシカに惹かれるのは、そういう真っ直ぐさが羨ましいのだろうなあと、今になって感じますね。思春期の頃なら、拒絶していたかも知れません。恥ずかしくて(笑)。
ネタバレ注意 クシャナの過去が語られ、心の壊れた母が出てきます。ふとその時、ナウシカと同じ境遇(母の愛情に餓える)に置かれていて、作者が二人を対比させて書きたかったのかと感じました。
風の谷のナウシカ 4巻の
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感想・レビュー:50件















ナイス!


































