ソロモンの犬 (文春文庫)
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ソロモンの犬の感想・レビュー(1273)
「この中に犯人がいるのかいないのか」重々しい雰囲気から物語は始まりますが、事件や人間関係や話そのものの様相が二転三転していくので、どんでん返しに安堵したり驚いたりしながら、つい先を読み進めたくなります。ただ、終盤は割とあっさりと収束してしまったのが残念・・・事件や犯人の存在が淡々と希薄になってしまって感情移入しづらかった。恋愛に直向きな主人公は、とても微笑ましくて好感持てました。気付けば読後は爽やかでした。
初読の衝撃が忘れられなくて文庫を購入。初読から数年が経過していたので、細かな部分はほとんど忘れていました。そのため充分に楽しませてもらいました。秋内くんの不器用さを微笑ましく思いながら、青春物かと錯覚するくらいでした。最後の方では、しっかりと騙され、初読と変わらない興奮を与えてもらいました。
仕掛けに翻弄され、途中で頭が真っ白に。ちょっとモヤっと感の残る騙され方だったかな。でも青春している主人公が良い味出してて読後感はなかなかよいです。
事件に対する答えが想像しやすいので、正直侮っていた(笑)後半のしかけにびっくり。二重三重に罠がはられていて、楽しみながら飽きずに読めた。そしてまた言葉のマジックに騙されてしまったなあ~
伊坂幸太郎っぽい雰囲気で物語は進む。「向日葵の咲かない夏」や「シャドウ」のような衝撃を期待していただけに正直拍子抜けした。期待を上回るようなどんでん返しがなくて残念。ただ、動物生態学を教える大学教授、間宮未知夫や女性に免疫がない秋内など、それぞれのキャラクターがほほえましい。「みずみずしい青春ミステリ」の特徴はよく出ている。「道尾作品には弱者への優しさがある」と解説にはあるが、それぞれのキャラクターの人間の弱さが垣間見えた点で、セオリーを外さない作品に仕上げている印象があった。他の道尾作品も読んでみたい。
道尾さん初読み。青春模様とミステリーの割合が自分には丁度良く、ちょっとした仕掛けが転がってるのも楽しめた。こちらのレビューを読むに、先生の作品の中ではちょっと異色のようだけど、他のも読んでみたいなぁと思えた。
読んでいくうちに、主人公が、死んでしまうなんてと、思っていたら、実は、、、、と、別な展開に。少し無理しているかも。もう少し、素直に、書いてほしかったです。
読了感はすっきり、読みやすさもサクサクで良かった。けど、イマイチ感情移入はできなかった。驚きよりも、あーなるほど、って感覚の方がちょっと強くて。
四人での話し合いのシーンと過去の切り替えがとても上手く、スラスラ読むことができました。主人公のピュアなところも可愛く恋愛の点でも、青春を感じれて楽しめた。 ただ終章以降が自分としては面白くなかった。事件が起きてしまった理由や、それぞれの不可思議な行動に関しては全て理由を説明してあり納得できましたが、あまり犯人が自分としては感情移入できなく弱かった。 けど読みやすかったので違う作品も読みます!シャドウはとても好きだし☆
道尾氏は爽やか系だとこんなんなるんですか… いつも読後感が悪いので新鮮。肝心の事件の真相はちょっと期待外れでした。最後に一気に推理を披露して伏線回収に徹するし、なんだか秋内君がお利口すぎるような。友人もいい人ばかりで、中盤は完全に大学生の青春小説。間宮先生のキャラが濃すぎて犯人の影が薄かったのがちょっと残念かな。
「どんでん返し」を念頭にして書かれたんだろうなぁ。。自分の推理も作者の思うがままでしたが、読後もモヤモヤ感がある。最後に伏線回収し過ぎだな、とか、犯人?の行為は罪を問われるべきなのに、とか。将来希望のある陽介があまりにも可哀想。ミチオ助教授の好キャラが救いでした。
クライマックス前に読むのをやめたくなるくらいの絶望感に襲われましたが…よかったー本当によかったー。 いやしかし、事件の内容自体は考えてみれば随分と暗いかな。それでもわりと爽やかな読了感。
読後感は意外とすっきり。ちょいちょい良いことを言う間宮がいい味出してる。そして、ウブすぎる秋内もなかなか微笑ましい。
飼い犬の突発的な行動が原因で起こった少年の交通事故死。現場に居合わせた男女4人の大学生は事故を境にその関係性が変わっていく。事故は偶発的なものなのか、それとも誰かの意図が働いていたのか。|事故の鍵は犬の行動なので、探偵役は動物生態学の大学助教授。終章の前までに事故の解明に必要な証拠はそろい、論理の説明は終えているので、フェアと言えばフェア。あかぬけない主人公視点の過去パートと、不穏な空気に包まれる4人の話し合いのパートの間に何があったのか、ハラハラしながら読めて面白かった。
道尾作品四作目。動物学者の間宮ミチオがいいキャラしてました。それにしてもミチオって名前がいい。他にも自分の名前のキャラが出てくる作品が多いですね。あと「テツコ光」って(笑)。ギャグをちりばめてあるところがまたいいですね。まぁこれは読んだ人しかわからんなぁ。
初めて読む道尾作品。最初の方は、現在と回想シーンが行き来して面白かった。 でも、最後がなんかあっさり終わってしまった印象を受けた。 視点が変わったのは良かったんだけどなあ。
犬のオービーは可愛いし、間宮教授も面白くて良いキャラクターなのに…肝心の事件の真相が道尾さんにしては、いまいち冴えない感じ。読者を振り回すのだけど、どうも空回りしてるような気がする。ちょっと残念だった。間宮教授はとっても魅力的な探偵役で、お気に入り。
月と蟹が初めての道尾氏の作品だったので、ソロモンの犬、骸の爪もミステリーで道尾氏は、ミステリーを書くんだ!とビックリ!ミステリーは、東野氏貴志氏乙氏を読んでいるので、展開などウムム…まどろこっしいって感じでした。でも、情景描写がキレイです。
用意周到に仕掛けられた道具やセリフが終盤一気に効いてくる感じ。読後感スッキリの青春ミステリー。良い作品だと思う。さて道尾作品の「干支シリーズ」…自分はこれで申と戌を読んだことに…(笑)
伏線が結構多い感じだけど、四章くらいまでは展開がよめたのに、終章・エピローグではパタパタとやられました。面白かった。間宮先生面白いキャラてました♪
どこに仕掛けがあるんだろうと思いながらわくわくしながら読みましたが、最後には「なるほどー!」よりも振り回されて疲れたなという印象が残ってしまいました。
おじいちゃんの最期の言葉・・・笑いました。友だちの会話がちょっと聞き取れなかったりする感じがすごくリアルで良かったです。間宮先生、良いキャラです。
犯人の目星はついたが、2転3転して伏線を次々回収していく展開に、いつものごとく振り回される。恋愛模様にやきもき。もうちょいで上手く収まりそうなのに。これぞ青春ってやつかい。読後に彼らの行く末に思いを馳せるのが楽しかった。
青春ミステリー。騙され方は悪くない、というより後味は悪くないのであまり騙されてくやしい感はなかった。でも作中の事件の背景はけっこう暗く悲しいのだけど。間宮先生のキャラがピカイチだわ。秋内君は妄想癖を直しても少し頑張れ!
ソロモンの犬の
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