人生を変えた時代小説傑作選 (文春文庫)
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人生を変えた時代小説傑作選の感想・レビュー(35)
02/08:yuchi_re
「仕舞始」が一番よかったかなぁ。「笊ノ目万兵衛門外へ」などは少し重かった・・。スカッとする戦ものなどに比べると、どれも決して楽しい話ではない。差別や無念な死などはつい目を背けたくなる。しかしそれも時代小説の醍醐味だと思われる。時代小説が好きだというからには、こういった作品にも目を通し、できれば味わえるようになりたい。
12/12:クイークェグ
どの作品も秀作揃いだが、好みでは藤沢周平の「麦屋町昼下がり」。藤沢作品に共通する読後の爽快感がいい。山田風太郎の「笊ノ目万兵衛門外へ」はラストの意外性がこれもまたよし。菊池寛の「入れ札」や松本清張の「佐渡流人行」の味わい深さはさすが。
どれもなかなかの傑作、なかでも「笊ノ目万兵衛門外へ」が佳。社会の行き詰まりと変革への蠢動、若者の理想と、それを実現するための「手段を選ばない」テロリズム。「人の世を守りたくてあえて己は鬼となる」、一言でいえば登場人物の全員がそうなのかもしれないけれど、それぞれが「人の世」の何に至上の価値を見出すかによって、それぞれが他者の「至上」を踏みにじる人の心を持たない悪鬼と化してしまう。昔も今も変わらぬ構図。法に携わる者が読むとなおさらしみるかな。
07/26:いわたん
07/14:のばら
「入れ札」がおもしろかった。結果も得られない上に自分が浅ましくて卑しいことを思い知らされて…。でも認められたい気持ちはすごくよくわかる!
山本一力、児玉清、縄田一男、三氏の選んだ時代小説短編集。個人的には児玉氏の選んだ二作が好きですね。やはり、古き良き真っ直ぐで潔い日本人を知ると、気持ちがしゃっきりします。
06/09:トンボ
06/08:ジキタリス
「人生を変えた」はちょっと白けるけれど、特選ではあります。日本人の美意識というか、潔さは優れた時代小説には必ずあるもの。選者の御3人の選ぶ基準が何となくわかって面白かったです(山本さんが恥を知り、児玉さんが矜持を見て、縄田さんが宿命を感じるように)。
タイトルにひかれて読んだが、こんなもので変わる人生って…w。強いて言えば児玉セレクトの五味・藤沢作品がまぁまぁ。山田風太郎は×、後は暇つぶし。他の読メさんたちの評価が高いのでびっくり。
時代小説界の新御三家?がセレクト。児玉氏が縄田氏を先輩だと思っていた話に笑いながらも、ちょっと共感(^.^) やっぱり風太郎は、すごいなあ。
鼎談かと思いきや、三人が二篇ずつ推挙した掌篇をまとめた一冊。誰の推薦作なのかを楽しむだけでなく、推された側の作品を読んで「この作家ってこういう作風なのか/こういうのも書くのか」とも楽しめる一粒で二度美味しい一冊
12/24:totoso
10/14:estis
09/17:俊
山本一力さん、児玉清さん、縄田一男さんが選んだ、菊池寛「入れ札」、松本清張「佐渡流人行」、五味康祐「桜を斬る」、藤沢周平「麦屋町昼下がり」、山田風太郎「笊ノ目万兵衛門外へ」、池宮彰一郎「仕舞始」の六編。それぞれ短編なのに重い読後感でさすがではあるが、「人生を変えた」とまで言われても、そこはそれぞれの人生だなと思う。
「人生を変えた」とは些か大げさかと思うが、それぞれ珠玉の短編ばかり。「読まずに死ぬのはもったいない」と言っておきたい。
04/30:sarnin512
04/24:椿 四十郎
04/16:Gonta55号
04/15:cooky
大好きな山本一力さんはどの小説にそんなに感銘を受けたのか?というところで読んでみたが。「娯楽」ジャンルではない時代小説なので、それなりに難しいもの読んでもスッキリしないもの。.。などなど。巻末の3人の座談会が一番面白かったわ。
04/02:usagisatoko
さすが小説の読み巧者の三人が選んだだけのことはある。一編を読むごとに強くそう思った。これが時代物だというような代表的な作品ばかりでないところが本書の旨味の一滴なのである。各人の思い入れの上に成り立ったアンソロジーだからこそのおもしろさというわけ。いやあ、おもしろかった。
02/28:もりしー
--/--:masayuki
--/--:モルダー
人生を変えた時代小説傑作選の
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感想・レビュー:18件














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