死神の精度 (文春文庫)
死神の精度を読んだ人はこんな本も読んでいます
死神の精度を追加
死神の精度の感想・レビュー(8430)
死神という得体の知れないものを主人公とした作品。その死神の独特のキャラクターがおもしろい。そして、死神という「死」を扱うものが出てくる作品なのに、なぜか救われたような気持ちになる。最後のスカッとした終わり方が素敵。そして、なぜかちょっと涙。
とにかく死神のキャラクターがおもしろい。ストリーごとに人が変わる千葉さんは、難なくその人柄に成りすます。演技力あるなーと笑いながらも関心。時に見せる日本語に対する疑問の反応がまたおもしろい。よく考えると確かに可笑しいと同感です。本来恐いイメージのある死神とは全く違うもので、死神といってもユーモアな話がある作品でした。
死ぬ一週間前の人間の元へ派遣される、死神の物語。これぞ伊坂とも言うべき小気味良い短文と軽やかなリズム。短編集でありながら、最後まで読むと繋がりがあったりなかったり…。さらさらと軽く読みたいときは伊坂に限る。[4/5]
死神の千葉というキャラクターがすごく魅力的だった。そして千葉に会うことでそれぞれの登場人物が何かを感じ変わっていくのがよかった。 最初の話が特に良かった。「見送り」にしてくれてそれが最後の話につながっていてなんかいいな~と思った。いい人の時は「見送り」にして!と心の中で祈ってしまった。
主人公は調査担当の死神。
対象者を1週間観察して、その対象者が死ぬ(可)べきか、死なぬ(見送り)べきかどうかを判断する。
ラストが爽やかで、読み終わった後の余韻がとても心地好い!短編集な為サクサク読めました。微妙な嘘というのは ほとんど誤りに近い。というフレーズが気に入りました。
悪意も善意もなく、ただ見届けてくれる存在がある。そういう死もいいんじゃないかと思う。生き死にに意味があるとは思わないが、一人はやっぱり寂しいもんだ。
一週間の調査の後、対象者の死が可か見送りかを判断するのが仕事の死神千葉が主人公の短編集。おどろおどろしい死神ではなく、音楽好きでクールだけどどこかずれてる死神。人間を理解出来ないと言いつつも、人間味溢れる一言を言ったりととても魅力的に書かれていました。生と死について考えさせられる作品ですが、ユーモアと感動要素もあり読了後はスッキリです。
ちょっとずれた死神「千葉」の仕事は1週間相手を調査・観察し相手の死を見送ること……
会話がしばしば噛み合わなくなる千葉ときょとんとなった相手の会話も面白い。
さりげなく「春(重力ピエロ)がいたりと短編なのに繋がった伊坂ワールドが繰り広げられた長編的短編集!!
伊坂さんの本はまだ短編集しか読んだことがありませんが。サクサク読める割に軽すぎず面白いし、ちゃんと考えれることも多いなぁと!だからなんだかお得な感じがします。
死神が対象になった人と1週間関わり、死を見届けるかそのまま生きさせるかを選んでいく話。設定はシュールだけど、死神はひょうひょうとしていて、話はすごくすごく面白い! 伊坂幸太郎は好きな作家だけど、この小説は中でも特に良いと思います。私も死神に決められる対象になったときに「生きろ」って思われるように、一生懸命に暮らしていたいです。
音楽好きで、ちょっと会話がずれてる、市町村名が名前の人とか普通に回りにいてそうで怖いわぁー!リアルな死神ってこんな感じなんやろなぁって。病死、老衰が死神の仕業じゃないっていう設定はいいね。寿命を全うしたって思えて救われます。だから余計に事故死とかが不憫でならないけど
クールな死神、千葉の物語。千葉の人間臭いところが好きだ。第1話と第6話のリンクはわかったが、それ以外のリンクには気付けなかった。映画は見ていないけど、千葉役の金城武、はまり役だと思う。「死は特別ではないけど大事なもの」、その通りだと思う。
語り手は死神、場所は現代社会という気持ち悪い組み合わせを伊坂さんは見事に美味しく仕上げています。後味すっきり短編集ですね!でも“死神”と言う彼はミュージックが好きで人間のやる事を批判したり、問いかけたり、人間のように感情を抱く・・・優しい人間のようです。私は“旅路を死神”が好き!若者と死神が北海道まで旅をするのだけれど、それが親子のようで読んでいて温かい気持ちになりました。
千葉がクールでかっこいい。どこかずれてるけどそれがいい味出してる。今までの「死神モノ」とは一味違うところが伊坂さんらしいなあという感じでした。
「死神」が主人公の珍しい短編集です(・∀・)どこかズレてる「死神さん」が素敵です♪対象者の死を、「可」か「見送り」か判断するお仕事とは‥面白いです♪♪♪最後の「死神対老女」がお気に入り♪♪♪
対象となる人物にそれとなく出会い接する中で、死亡が適切か否かを判断するのが仕事である「死神」目線を通して、数人の登場人物の生き様/死に様がコミカルに表現された短編集。それぞれ独立した短編かと思いきや、細かいところでいくつかが関連している構成は見事でした。映画は観ていないけど、死神役が金城武なのはぴったりだとおもいます。
1話1話の展開はなんとなく読めてしまったけれど、どの人物がどう繋がってくるか予想するのが楽しい。一恵には幸せになってほしいと思いました。
短編集かと思いきや、ふとどこかで繋がってたりする。あぁ、伊坂さんの本だと思いながら読み進めた。最終の短編、【老女と死神】が一番好き。最後に老女の正体というのか、彼女は誰なのかがわかった時《してやられた》と膝を叩きたくなった。
やっと読み終わりましたー^^ 今年初読みは伊坂さんでした。 こちらの作品も再読なのですが、ずいぶん昔に読んだので全く覚えていなかったため一から楽しんで読みました。 6つのストーリーがあり、それぞれ毎回完結型の話でした。結末では「そうきたかー」と思わされてばかりでした。 また、最後のお話の終わりの1ページあたりを読んでジャケットの意味に気付いた時には震えました。さすがです。 今年もこんな調子で素敵な本たちをばんばん読んでいきたいと思います!
最後の死神対老女が一番お気に入りです。伊坂さんの本はこれで10冊目ですが、その中でも上位に入ります。他の作品でも心に残るセリフがよく出てきますが、この作品はそれが特に多かった。
再読。いつ読んでもココロに響く言葉がたくさんあって、大好き。死神の仕事がシステム化されて事務的、流れ作業なのは、あまりに現代風でちょっと怖いけど。千葉さんが、淡々としているのに暖かいのも不思議・・・。
面白かった。死神は、命を狩りにくるのでは無く、命を見届けに来るという設定。人の命に全く執着せず、結局死ぬことが死神に「可」と判断され死ぬのは、死神に命を取られたともとれる。音楽しか興味が無い低体温な千葉の言葉が、予想外に人を救ったりする、千葉の変に人間っぽいところが良かった。表題作と最後が良い。
死神の目線からあらためて見ることで、自分たち人間の姿を、再度確認させられたような、普段何気なく使っている言葉の言い回し等についても、幾つか考えさせられたものがあったのだが、そのすべてが浮世離れした死神の視点でもって語られていくので、皮肉や批判めいたところがなく、どこかユーモアを含んだものになっていて、読んでいて心地よい。 今後、視聴機を使っている人がいたら、思わずじっと見てしまうかも。死神はミュージックを偏愛していたけれど、もし自分が死神だったとしたら、CDショップではなく、ブックストアに入り浸りそうだ。
人の死を見届ける死神の視点で描かれていた物語。 人とは別次元の立場にある死神が見る人の死ぬ間際の人間模様は冷たかったり、温かなものだったり、不思議なものだったりした
死神が人間の死の「可」「見送り」を決めるというありえない世界の中に、妙にリアルでありがちな日常の出来事や思わず吹きだしてしまう会話があって、人が死ぬという辛い部分は感じさせず、むしろ読後に爽快感を感じる。謎解きの部分もあり楽しめた。何十年という時を経てそれぞれのストーリーが繋がっていたとは。。。「死神対老女」のラストもいい。種類は全く違うけど「重力ピエロ」を読み終わった時のような予想を裏切る満足感でした。
調査対象がどうやって選ばれるか、死神:千葉は知らないそうだけど、調査対象に選ばれてしまったら結局ほとんどの人が「可」とされてしまうということか・・・。短編に見える一連の物語ということだけど、第1話「死神の精度」第4話「恋愛で死神」最終話「死神対老女」のリンクはわかったが、第2話「死神と藤田」第3話「吹雪に死神」第5話「旅路を死神」がどうリンクしているのか気づけなかった。とはいえ、とてもさくさく読める。伊坂作品によく出てくる、この世の悪意を固めて人間にしたような人物が出てこなかったので後味がよかった。
死神だけど人間の姿をしていてだけど人間の言葉の言い回しとかはよく理解できなくて所々他の人間に変な風にみられるところが可笑しかった。最後気になったんですけど、どうして雨は止んだんでしょう?
ただの短編集かと思いきやどこかでさりげなく話が繋がっているところが伊坂作品らしいと思いました。1番気に入った話を選ぼうとしましたが…どの話も好きです。
「死」というものを軽く扱いながら、それでも「生」が尊く感じられた。最初はタイプじゃないと思っていた伊坂さん。これは設定、キャラ、構成、素晴らしかった。
この本は付箋紙や蛍光ぺんを用意しておく必要があると思います!心に残るフレーズが多すぎる(笑)死神から見れば人間の考えや行動、言葉、死、すべてが興味が無い。でもミュージックは愛する!『天使は図書館で死神はCDショップ』(これはニコラス・ケイジの映画『シティ・オブ・エンジェル』)洒落がきいていたし、伊坂さんはこの映画から『音楽好きの死神達』を生み出したのかな?って思いました。俺が1番好きなフレーズは『人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚にあげている』です!そうなんだな〜明日生きている保証はないんだよね
友人の勧めで読みました。人間の命を奪うのではなく、人間の死を看取るという死神のあり方に、とても惚れ惚れしました。伊坂さんの本も他に探してみようと思います^^*
伊坂幸太郎さん二作品目です。一作品目の作品がイマイチ私の肌に合わなかったので敬遠していましたが、この作品は面白かったです。短編ですが、少しだけ話が繋がっていたりして楽しめました。
死ぬのってやっぱり怖いって思ってしまうけど、 ユーモアのある感じの死神の話で、ちょっと死について素敵な考え方ができるかも。 そしてそして、最後はやはり伊坂さんらしく、すっきりした感じで終わりますね♪笑
死神の精度の
%
感想・レビュー:1597件















ナイス!





























