いっしん虎徹 (文春文庫)
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いっしん虎徹の感想・レビュー(71)
01/21:すどあうと
鍛冶の話かーと全く知識の無いまま、興味の無いまま読んだけど、びっくりするくらい引き込まれた。 恥ずかしながら、虎徹が実存する方だと知りませんでした。 描写されている江戸の風景も、すばらしいです。
ああ、これ。こういう話が読みたかった。ひたむきに極みを目指す職人の姿は美しい。そこには確かな何かがある。そして鋼のように一本貫いている職人魂に柔らかく寄り添う夫婦の情愛が優しく暖かい。刀を鍛える場面も息を飲むような迫力があったけど、それ以上に鋼を鍛錬する過程が面白く、灼けてとろけふつふつと沸き立つ鋼の赤い輝きを、頬に熱を感じながら、畏怖の念と共に見入る、そんな臨場感を体験できた。個人的に山野加右衛門さんが好み。あと昨日大河ドラマを見たせいか脳裏に浮かぶ圭海さんのビジュアルが伊東四朗さんだった。
12/31:おらヨット
11/08:虫歯治療中
11/05:たかし
10/24:CB Jim
10/22:Murakami Yuji
利休にたずねよ読後の二作目。ただひたすら刀のことしか考えずに生きる虎徹の熱さに引き込まれた。こういう生き方は男特有のもののように思っていたが、彼の妻の生き方もまたただひたすらに夫の人生を支えるという点で似通っている。なんにせよ自分にないものには惹かれるものなんだと思った。
09/16:いちばんいけみや
自分の矜持を最後まで押し通す。その結果生まれる最良の結果。一種の成功譚なのだろう。全てがこの作品のとおりには進まないのが人生と思うが、己に厳しくあれ。そうすることで道は開ける。不器用ながらもそう生きた男の姿を見た。
09/10:umeya
今の若い子達に読ませたいとか思うのは歳ですね…
自分の信じた道をただひたすらに自分のためだけに進む
男臭いけど奮えました!
奥さんの愛情も一際です!
ゆらいで、ふるえているんですね。鉄も、光も、池も、蓮も、風も、空も、音も匂いも、わたしの命も、あなたの命も、みんなゆらいでふるえているんですね
山本兼一さんの技術系時代小説がツボに入っています。近藤勇の愛刀として高名な虎徹。その刀を生み出した刀鍛冶長曽弥興里の物語。甲冑鍛冶からの転身、妻への想い、盗まれた短刀行光の行方、試刀家山野加右衛門との出会い…。緻密な技術描写とともに魅力的なストーリーに引き込まれました。
07/21:やえちゃん
07/02:さとまん
05/29:えのきち
05/29:TKGT
04/20:take0516
04/09:ラムネ・ゼロ
刀剣には全く素人の私でも知っている「今宵の虎徹は血に餓えている」なんていう台詞。虎徹と銘を打った刀鍛冶長曽祢興里。彼の生き方から職人の心意気が伝わります。山本兼一さんの本は2冊目なのですが、他のものも読んでみたくなりました。良かったです!
03/21:青猫
03/07:おがしゅ
03/05:曽口
02/24:マシンガン
越前の甲冑師であった長曽祢興里が日本一の刀鍛冶になる為に鉄を学び、そして一心に鍛刀する姿を描いた壮大な作品。読了後は晴れ晴れとした満足感でいっぱいです!妻、弟子達の虎徹への尊敬、信頼無くしては後世に残る名刀はできなかっただろう。また圭海の人生観も変えてしまう虎徹の刀。父親を殺した仇討ちが目的で近づいた正吉が、鉄だけを考えて生きている虎徹の弟子となるが、終盤の加右衛門との会話「…わたしの刀は、できれば人を生かすために鍛えたい」と話す件では未熟だった正吉の成長に目頭が熱くなってしまった。
『志に生き、矜持に死す』 新選組局長・近藤勇の愛刀として知られる虎徹。甲冑(かっちゅう)鍛冶から刀鍛冶を志し、出雲のたたら場(製鉄所)を訪れし時はすでに三十六歳。素材たる鉄へのこだわりから職人の眼で、人夫としてたたら場に臨む。砂鉄含みの土を堀り灼熱の溶鉱炉へ炭を運ぶ。前半およそ70ページを費やす江戸初期の製鉄・たたら場の描写だけでも一読の価値。 江戸で鍛えし自信の一刀。試刀家にして罪人斬首人・山野加右衛門との、文字通り首を賭けた勝負に敗れ、生まれ変った興里に授けられた法名〔一心日躰居士 入道虎徹〕 →続く
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(8)
- 02/12
一つの事にここまで力を入れることが出来る…虎徹の生き様が胸をうちました。妻のゆき、弟子の正吉たちがいたからこそ虎徹は刀一筋でやってこれたんだと思います。才市叔父の最期には思わず胸がつまります。久しぶりに読んだ時代小説だったけど、気分爽快!私も何か打ち込めるものを探そうかな?
01/21:towon
01/19:hare
30を過ぎて甲冑鍛冶から刀鍛冶へと転身、数々の名刀を残した長曾根虎徹の物語。鋼への執着、作刀の情熱が読む者の胸を熱くさせます。虎徹を支える奥方もよい。職人小説の傑作かと。唯一不満は解説文。作品を強引に自分の俎だけで論じようてする、評論家の駄文の典型です。
12/06:本本本
11/08:きみこ
09/24:天海
09/13:もぎゅちん
08/18:ハムじろう
いっしん虎徹の
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感想・レビュー:24件



























