リピート (文春文庫)
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リピートの感想・レビュー(1436)
『そして誰もいなくなった』読み終えた直後に浮かんだこと。タイムトラベルものかとSFものかと思いきや、意外な展開。上手いなぁ~。推理小説もミステリーだが、この本はほんまもんのミステリーだと思う。もし10ヶ月前に戻れたら、ボクならなにするだろうか。人生とは運命に操られてるんだろうなぁ。そう強く感じた。今この瞬間を世界を生きていくことが、何があろうとも、それが一番なのだろう。
過去にタイムスリップした先で、時間旅行仲間が次々に謎の死を遂げる。意外な黒幕と終盤の展開に、SFミステリとしてもそれなりに楽しめるストーリーになっています。よくある時間旅行モノと異なるのは、乾作品特有の人物の歪み具合。非日常な設定だからこそ自然に描ける、したたかなエゴが生々しく人間臭い。この黒さが好きです。面白さを再認識できた再読でした。
今の記憶を持ったまま10ヶ月前にリピート。自分ならどうしよう??とか考えながら、わりと楽しめたけどこの内容で500ページはちょっと長い(ω`)
今の記憶を持ったまま、過去の自分へと戻れる。リピートしたからこそ生じる歪み。そして次々と起こるはずのない出来事が・・・。というミステリです。ラストも期待を裏切らないしめくくりで良かったです。思わず自分だったらどう行動するか考えて楽しめました。
人はリセットボタンを押せるとしたら、人生をゲームのように攻略したくなるのかも。自分に置き換えて考えるとこわくなる。小説としてはスリリングで、テンポもよく読めて、ジェットコースター的な面白さだった。
リピートの先に待っているのは、次々に起こる仲間の死。犯人が誰なのかと考えながら読み進めていたので、ネタばらしの時にはまんまと騙されました。ラストの展開には、カオス理論も超越した、(篠崎さんがいう所の)大いなる運命の呪いを感じました。リピートする前のじっくりとした描き方から一転、リピート後から終盤にかけてどんどん展開が加速する感じが読んでいてとても気持ち良かったです。『イニシエーション・ラブ』も読んでみよう。
乾くるみさん「リピート」読み終わった。ラストが気になって気付けば真夜中に…^^;終始ハラハラした! 私は過去には戻って運命を上手くやり直す自信はないなぁ… 怖いと思った。スリリングが味わえる作品でした^^
中盤から終盤まで息つく暇なくスリリングな展開。次は何が起こるか最後のページまで楽しさが続いた。常にどの場面でも「自分ならどうしよう」と考えながら読み進むことでさらに引き込まれる。これは読んでよかったー
現在の記憶を持ったまま過去へと戻れても、他への影響を押さえるために目立った行動をしてはならない。それでも小さな行動の変化で少しずつまわりも変わっていってしまう。本来の人生とは全く違う人生になってしまった。そもそもがねぇ…人生狂わされてるしねぇ。読みごたえがあった。色々な憶測が交わされて人によって考えが違うんだなって思った。
新規作家開拓したいな~久しぶりにメフィスト系を読みたいな~という経緯で辿り着いた一冊でした。オチが気になって最後は一気でした。同じ題材でも全然違った展開をいくつも考えられる、素敵な妄想アイテムを手に入れられました。タロットシリーズや乾さんの他の作品もぜひ読んでみたいです。Wiki見るまでは普通に女性だと思ってました。【10番・運命の輪】
これは面白い!前半のリアルパートと後半のフィクションパートのそれぞれが楽しめる構成。逆に言えばあらすじを知ってから読むと、前半部分が無駄に長く感じられてしまう。 タイムトラベル物は映画や本などでも数多くあったけど、これはかなり興味深い。SFとミステリーのバランスも絶妙。結末もなかなか良い!
イニシエーション・ラブは超えられなかったな。でも、つまらなくはなかった。時間旅行できたらこの小説みたいな感じになってもおかしくないな。
なるほど、という感じ。人は必ず死ぬといこと、そして人生そんなに簡単にやり直せない、ということでしょうか。ちょっと気になったのが、作者の描く女性はどれも非常にしたたかで友達にしたくないような女性ばかり。そういう女性が好みなのか何なのか。もうちょっとコンパクトだったら良かったかな。ちょっと長いけど、おもしろかった
イニシエーション・ラブを読み、面白かったのでこの本を手にとった。仲間が死んでいく事件の真相は「なるほど」といった感じ。だが、あくまでも「なるほど」であってイニシエーション・ラブのような衝撃はなかった。とはいえこの話もおもしろいので迷っている方はとりあえず読んでみることをおすすめします。
SFミステリ。主人公含め、登場人物が皆利己的なところが印象的。好きになれない、感情移入できないと感じるか、人間ってこうだよねと感じるか。真相が明かされた後も、ラストがどうなるか、ハラハラしながら読めた。
タイムトラベル(時間遡行)のお話であるものの、わくわく感のない物語。仕組みについての講釈では頭を使い、あとはもうずっとハラハラしていた気がします。他人にないものを得た人は、自分の中の何かが麻痺してしまうものなのかと読んでいて若干気持ち悪くなったりしました。元々そういう性格の人だったのかもしれませんが。
もっと短く、例えば300頁くらいでこの話なら面白かっただろうと思う。500頁もかけてこの内容っていうのは、残念。発想とか、リピートに選ばれる条件とか、納得する部分もあるけど、突飛な感じではないし、結局、あぁそう、の一言に尽きるかと。オススメされて読むほどの本ではないと思うけど、別に読まなきゃ良かったとも思わないし、コメントし辛い本です。
時間遡行を持ちかける突然の電話に始まり、十人の仲間と九ヶ月半前に戻ったはいいが、一人また一人と亡くなっていく。そして、生き残った者たちは再度過去へ戻ろうと試みるが…。|序盤の遅々とした展開やあっさりとした結末は気になったが、ハウダニットのシンプルかつ非の打ち所のなさには感心してしまった。ただ惜しいのは、同じ作者というだけで『イニシエーション・ラブ』と並べられてしまうこと(帯のあの文句はどうかと思う)。読むと全く違う種類であることは明らかなので、未読の方には前作とは別物として読むことをすすめたい。
乾くるみ作品は初です。同僚からのレンタル本でしたがあっというまに読み終えました。リピートしてからの展開がやはりそんなにはうまくいくわけがなく…結末も面白かったです
主人公嫌な奴。さくさくと読める。リピートという特殊なものがあり、全てがそれに向かうのはなんだか単純に思えた。ラストはまあ、そうなるよね。
【再読】初読時は単行本だった為、大森望による解説が読めたのは収穫。SF的な側面に重きを置いた内容ではあるが、東浩紀を援用して本作の美少女ゲーム的な要素を指摘し、刊行当時の時代性と結び付ける読みは面白い。本編の内容に関しては、再読を終えて傑作とする思いをより強くした。男性性を極端化したような主人公像に根差す低俗さや後味の悪さを思うと、文庫版の宣伝戦略、売り方に若干の疑問は生じるものの、真相に纏わる逆転の発想、「運命の輪」の暗示を綺麗に取り込んだプロットは余りに鮮やか。異形さと精巧さを併せ持つ著者らしい一作。
10ヶ月前に戻れるのなら、やっぱりお金稼ぎたいかなぁ。けど、ストーリーとしては何となく、ダラダラと読んでしまって、意外に時間がかかった。
主人公になかなか感情移入できなかったが、逆にそれにより客観的に読むことができてよかったと思う。十ヶ月前という微妙な時間設定が作者のセンスを感じさせられた。また戻れる時間まで詳細に決められていたのもいいなと思った。やはり、理系作家共通の特徴なのか知らないが、細かいところまで設定がハッキリ決められているなぁと感じました。
初・乾くるみ。『リプレイ』のような設定で『そして誰もいなくなった』を狙う趣向。古典名作同士を掛け合わせるという期待を裏切らないSFミステリ。時間遡行は可能なのかを物理学的な見地から丁寧に埋め立てていったところで事件が起こる。これが西澤保彦なら、そういう世界観だと割り切る部分なので興味深い。冗長気味なのが焦れったいところ。ミステリ読みほど騙される巧みな誤導には感服。ただ、全体を通して悪趣味で読んでいる最中は終始気分が悪かった。納得の不愉快さ。ミステリとしての発想の面白さが、まるで魅力的に見えなかったのが残念
全体的に物語が丁寧に描かれており、面白かった。が、その反面「リピート」して過去に行くまでが冗長だった印象。また、主人公の女性関係のだらしなさと、女性陣の悪賢い部分の生々しさが目に付いた。殺人事件の真相は、個人的に意外性は低く感じたものの、世界観ならではのものだと思う。しかし前半が冗長すぎたせいか、後半の展開がとりわけ急なものに思えた。主人公の平凡な日常に対しての刺激、としての事件は面白かったが、事件自体だと特に魅力を感じなかったのも残念。ただラストは好み。天童さんが格好良かった。
主人公のダークぶりときたら。結末も、因果応報と納得の、容赦のなさでしたね。リピートしたら素晴らしい人生が待っていると見せかけて、実は捨ててきた前の人生こそが、という発想の転換はエグくて素晴らしい。が、リピートするまでがだらだらとしており蛇足多し。元カノの最期は生々しくてリアルだった。こういうドロドロとした話もたまにはいいね。
私がもし10ヵ月前に戻ったら、宝くじで100万円ぐらいあてるかな。1億ぐらいほしいけどやっぱ怖いから。ストーリーはなかなか面白かった。最後の展開は個人的には好き。タイムリープ物はあまり読んだことがないので、これをキッカケに色々読んでみようと思う
1年前にいっち−に借りたいっち−のお姉ちゃんの本。 最初の30P読んで挫折して借りっぱだったけど、読み直したら面白い!面白い! 結末すごいw(゚o゚)w 警察ものじゃないミステリーってあんまり読んだことなかったから、こんな結末になるのか!!とびっくりw(゚o゚)w タイムスリップする話ってよくあるんだろうけど、すごいよこれっ! 乾くるみさんってイニシエーションラブも書いた方だし、すごい方だっ!! もっと女性作家の本を読んでみようと思う(^^)/
殺人の真相は面白かった。が、無駄に長いのと、主人公に感情移入出来ない点がマイナス。せっかく巻き戻るならもっと明確な目的を設定すれば面白くなりそうだったのに……
SF小説としては素晴らしかったけれど、ミステリ要素はなかった。帯の文句は煽りすぎ。イニシエーションラブとは驚きの種類が違うので、比較するようなキャッチはどうかと……。話が長い割りにはオチがあっけなさすぎるかなぁ。
リピートの
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感想・レビュー:351件














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