夜がはじまるとき (文春文庫)
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夜がはじまるときの感想・レビュー(144)
面白かった。キングは長編だと長すぎて、途中で嫌になることがある。あと、何が面白いのかよくわからないものも。その点、短編はほんとに面白い。といっても、すべての短編集読んだわけでではないけど。
キングの小説を愛している。その気持ちだけで生きていける、そう思った。やはり「N」がおもしろい。数にこだわりのあるキングのこと、強迫観念に対する理解もやはり深い。いや「どんづまりの窮地」もいい。キングは便器から溢れ出す汚物表現の第一人者ではなかろうか。「聾唖者」も「ニューヨークタイムズを…」も「アヤーナ」「魔性の猫」も、結局全部おもしろい。そして私がキングの短編集で一番楽しみにしているもの、「あとがき」を三回くらい読み返して読了した。キングの輝かしいサービス精神がいつまでもいつまでも衰えませんように。
「N」が、無茶苦茶面白かった。まさにクトウルフ神話の方法論を独創的に取り込んでホラーにしたてあげており、読んでいてハラハラした。毎度の田舎を舞台にしてるけど、あれを都市生活のなかに組み入れたりすると面白いかもしれないなあと思ったりした。
やー、もー…ひどい気分にさせてくれます。「魔性の猫」「どんづまりの窮地」はもう本当にひどい。でも投げ出すことが出来ずに、最後まで読み尽くしてしまった。恐るべし!
『Just After Sunset』の訳本2冊目、6編の短編集。「N」で描かれた人間の狂気が個人的には1番怖かった。人外の存在についてはこの際問題ではない。しかしインパクトは「どんづまりの窮地」がダントツ。生理的嫌悪感と閉所への恐怖が素敵にミックスされています。「ニューヨーク・タイムズ~」はほろりと来るお話。この話、ぜひとも映像化してほしいなぁ。
どの作品も面白くてあっとゆう間に読み終わりました。魔性の猫を読んだらキングの表現力に見事ゾッとさせられ、猫を飼いたいという夢は失せました。 でもやっぱり最後のどんずまりは‥‥ヒッドイ話で。なんてものを読ませるんだと思いつつ、何故か尊敬してしまうキングワールド!古い短編も読み返したくなりました。
どの話も面白かったけど、最後の話は食事前に読むんじゃなかったなw さすがキングさんの本領発揮です。今後トイレに入るたびにこの話を思い出してしまいそう……
「どんづまりの窮地」臭い・つらさ・エグさ、想像したくないのにさせられる。あまりにどぎつくて脱落してしまった…「アヤーナ」その発想はなかった!
ちょっとしたウッカリでとてつもない酷いことが起こるんでないかという妄想を持っているので、「N」はそれを詩的にあらわしてくれて満足。犬を大事にする気持ちと怒りでウッカリ罠にかかる気持ちが共感できる「どんずまりの窮地」もキングらしいスッキリ感。生き残る為には酷い道をあえて進むべし、というルールはしっかり守られます。
気づいたら息を止めて読んでいたどんづまりの窮地。嗅覚ではなく読むことで悪臭を感じ、読み終えた今鼻付近がムズムズする。『N』『聾唖者』も好き。てか、全部よかった。
クトゥルー神話に連なる「N」の素晴らしさに絶句。「どんずまりの窮地」の恐ろしさもピカイチ。いやしかし、簡易トイレがあんなに恐ろしいものだとは知らなかったなあ(笑)。
長編にはない面白さもあるキングの短編集。やっぱり私はキング大好きです。でもそろそろ「不眠症」文庫化してくれないかな~。
ベストはキングの作品と聞いていちばんしっくりくる「N」。伝染しないようにと意識するほうが危ない。「どんづまり…」では,すぐに「えの素」的オブジェに脳内変換されたので不快感はなかったヨ……。
みなさん絶賛の「どんずまりの恐怖」ですがね~、あんなのみんな怖いわ!怖いに決まってる!卑怯な題材だなぁ。と。しかしキングにしか書けない話なのは確かなので、さすが大御所だよね~。カーティスが本当にゲイなのかそうでないのか曖昧だったので、そっちの方が気になりました。「アヤーナ」が地味にいい!そして私は、「N」のほうが怖かったです。妄想だったとしても怖いし、妄想じゃなかったとしても、どっちでも怖い。結局なんだったのかやっぱり曖昧なままなのがやなカンジー。
ラストの「どんずまりの窮地」これにつきるかも。周囲の空気まで伝わってきそうで別の意味でなんとも怖い小説だ(笑)ホラー、とも言い切れないような作品も入っているけどみんな好み。普通に「N」はいい。
ファンとしてはただひとこと。キング大好き。全部で6編が収録されていますが、どれも大変バラエティに富んだ内容で、キングという作家の魅力のエッセンスが堪能できる内容だと思います。
夜がはじまるときの
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感想・レビュー:55件














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