12番目のカード〈下〉 (文春文庫)
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12番目のカード〈下〉の感想・レビュー(156)
他の作品に比べるとスピード感に欠けるけどその分マイペースで読めた気がする。個人的にはデルレイ捜査官の活躍が嬉しかった。ジェニーヴァパパはいいキャラだなぁ。”親友救出作戦”うまくいくといいな。
うーん、地味だ……。真犯人も地味だし、タイトルも結局……ねぇ? ディーヴァーにはもっと動く作品を期待してるんだけど、これはちょっと好みじゃないです。結局は「弁護士萌えー」の一言になっちゃうな。
物語の初めに『クリストファー・リーヴに捧ぐ』とある。勇気と希望を捨てず、努力をし夢を実現させる。黒人文化と奴隷解放の戦い。ストーリーも凄く面白いんだけど、J・ディーヴァーって人は凄くアメリカを愛してるんだろうなぁと感じられました。捜査側の思索と犯人側の思索とが巧い加減で中途半端に書かれていて絡み合うのがこのシリーズの魅力なんですよね。
下巻に入ってからの、ひっくり返しにひっくり返し。あっちへコロコロこっちへコロコロ…忙しかったー。。。しかし、このシリーズは映像的だなとしみじみ思いました。読んでると映像が浮かんで映画みてる感じがします。個人的に。うん。翻訳も巧い。
物語終盤、ある人物の正体が明かされた時の驚きは、個人的にこの手の手法は使わないだろうと考えていたのもあり、シリーズの中でもトップレベル。読後感も良く、今後の展開に大きく関わるであろう新しい希望の芽を見ることが出来た。
リンカーン・ライムシリーズの中ではそう面白い方ではないような気がするけど、それでも面白かった。このシリーズ、やっぱりレベルが高い!
下巻はまさしく一気読み。意表を突く驚きの連続が心地いい。仕掛けられた罠や偽の動機にまんまと引っかかってしまう。これでもかと繰り広げられる攻防から目が離せない。読み応えたっぷりで、わくわくと楽しんだ。犯人も警察もプロの仕事ぶりを堪能した。特に石ころも立派な武器になると学んだし。都会では石なんてないから使えないかもしれないけれど。それにしてもジェニーヴァは素敵な女の子だ。意志が強くてまっすぐで未来を見つめる目に揺るぎがない。希む未来を掴み取る力がある。アメリアともども潔さが清々しかった。さあ次は何を読もう?
面白かった!大抵のミステリーやサスペンス小説では警察はドジな存在として描かれるが、このシリーズは皆優秀!今回はセリットーに見せ場あり。巧妙なプロットで140年前の事件と絡み合いながら、上手に物語が前倒ししていくスタイルはさすが。そして今回勉強になったのは、手ごろに握れる石こそ接近戦では最強の凶器だということか、あのシーンはすこし怖かった。(苦笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/25
リンカーン・ライムシリーズ第六弾。歴史×少女を軸に進む、シリーズ中でもなかなかの異色作ではないでしょうか。途中まで物足りなさもありましたが、終盤の展開は個人的にはシリーズ上位かも。
ただのミステリじゃない、きちんと人間の描かれた作品。登場人物がー犯人まで全員が「何か」と戦ってる。そんな内容。丸くおさまりすぎな感もあるけど、気持ちの良いテーマだった。そして作者は弁護士の経歴があるだけあって犯罪の描写がリアル。・・・誤って先に「ウォッチメーカー」を読んでしまった事が悔やまれる(泣)
黒人文化とアメリカ史を中心として繰り広げられる今作。正直なところ、全体としてはちょっと物足りなかったかもしれません。でも、スピードのある展開と、二転三転するラストは、相変わらず最後までこちらを引き付けてくれました。少しずつ成長して、さらに魅力的になっていく彼らを見ているのがとても楽しい作品です。セリットーのためにアメリアが一計を案じるシーンは、彼らがこれまでに築いてきた信頼関係の深さを見ているようで、胸が熱くなりますね。
ミス・リードと伏線が入り乱れる中でどんでん返しが起こる!! ハラハラドキドキの連続で面白かった~!!! 本を閉じようと思っても、気懸かりなことが次々起きるから、なかなか本が閉じられなくって困りました!! 閉じられないどころかページを捲らず固まったことも!! だってあまりにも鮮やかに騙すんだもん~ 確認するために読み直したりもしましたよ~ 興奮醒めちゃって冷静になれば、ちょっと強引なところもあるけど許しちゃう♪♪
★★★☆☆ 16歳の女子高生を殺害するためにそこまでの計画が必要だったのだろうか。ジェニーヴァが祖先のことを調べ始めたから殺害計画を練ったのか、それとも前から殺すつもりだったのだろうか。細かいことを気にすると何となく違和感がある作品でした。物語自体はジェフリーディーバーならではの仕掛けが色々あって飽きさせない作りで面白かったです。最後にまた予想もしない展開になってびっくりでした、7作目ではその事がどう絡んでくるのか楽しみです。
相変わらず読者に先を読ませない手腕は見事。今までのシリーズとは少し違った趣向を凝らしてるのもお楽しみのひとつ。南北戦争当初の黒人に対する世間の仕打ちって差別という言葉ではあらわせないぐらい酷いものやったんですね。その時代と現代を見事にミックスして最後の最後に予想もしなかったオチを持ってくるから、この人の本には中毒性があるって思ってしまいます。【魔術師】に登場したカーラや【悪魔の涙】に登場したキンケイドなども登場するのでファンにはたまらない1冊になってます。はやく次が読みたいです。
安心して読める大好きな作家さん。中だるみしても、間違いなく楽しめる。キャラクター作りが上手ですよね。ジェニーヴァ、親友、父親、みんな魅力的です。
やっぱり最後まで安心して読めるので、最高です。最後の最後に「おわ!」と思わせてくれて、かつ、最後までほっと出来るという本は読んでいて安心できます。今回も最高でした♪
ほろ苦い話もあったが、きれいにまとまっていた。奇跡は起きるじゃなくて、起こすものなんだねえ。エンタメ小説としてだけでなく、ディーヴァーの著作のジャーナリズム性を再認識した。双子だったのは何かの伏線なのか、何なのか。
今回は「この人が犯人だなんて・・・!」より「この人が犯人じゃないなんて・・・!」のミスリード。正直そこまで好きな作品にはならんだろうなあと辛口で思っていたところに、ラストの『右手』。・・・卑怯だー。苦笑
正直、上巻で諦めようかと思ったけど、半ば意地でも最後まで読んでよかったです。謎解きにもちょっとずつ細工がしてあって、すんなりとは終わらないところが読み応えがありました。あっと驚く展開ではないけれど、正統派な感じがしてよかったです。
前作『魔術師』ほどの派手さはないが、驚きの連続で非常に楽しめた。140年前の出来事との繋がりもよかった。狙われた少女ジェニーヴァが魅力的。そして、セリットーよく頑張った!
シリーズの中ではジェットコースター的な作品ではないものの、それでも読み始めれば手が止まらず、それでいてじっくり腰を落ち着けて読みたいと思わせる上質なミステリで、ラストの描き方は今回もうまい。
犯人像を絞り込んでいく箇所はとてもスリリングだったしプロ意識の塊サックスのアクションも多く楽しめた。本筋がよれよれしてすっきりしない部分もあった(被害者の少女の生い立ちはストーリーの進行の邪魔をしてるし、ハーレムをそこまで描き込むのも・・・)。しかし市民権運動時代の話は雰囲気がよく出ていた。それと一人の刑事が内面に巣食う恐怖感と闘うエピソードを挟んだのも単なるエンタテイメントに終わらない趣をそえてよかった。
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感想・レビュー:41件












































