魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫)
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魔術師の感想・レビュー(186)
しかしよくよく考えると今回もディーヴァーが創案した魔術師は実は日本のミステリ読者ならば誰もが一度は読んだことがある江戸川乱歩の『怪人二十面相』シリーズを思い浮かべるだろう。しかし西洋人であるディーヴァーならばやはりここは同じく変装の名人怪盗ルパンがモチーフか。つまりディーヴァーは古くからある物語を現代のマジシャンの最新技術とライムの鑑識技術と装置とを使うことで新たなエンタテインメントを紡ぎだしたのだ。まさに古き器に新しき酒を注いで現代に新たな本格ミステリを生み出す着想の冴えにはただただ感服するばかりだ。
魔術師にかかれば…なんでもありやな!な展開。ライムがいなかったら完全に迷宮入り。もしや世の中の迷宮入り事件は、手品師が絡んでいるのでは?と思わずにいられない。 あーやっぱりジェフリーディーバー大好き。ページを捲る手が止まらない。このテンポに慣れてしまったら、他の海外作品のテンポは、サックスの運転するカマロと比べた時の自転車並みだ。
後半はいつものような犯人との追いかけっこだったが、相手がミスディレクションを多用するという前提があるので、それで大丈夫か?騙されてないか?という気分に。結末は今までのシリーズのパターンがあるゆえに、まさかと思ったが、粋な解決でよかったなと。師は偉大だし師を乗り越えるのは大変だ。
今回は魔術師なんで何でもアリ的な展開。 いったい何回ひっくりかえれば???ってくらい展開が早くて、それに対抗する警察側の結果も何となく見えてきてしまって、「どうせこれもこうなるに違いない」とは思うものの、それでもドキドキしながら一気に読み進めた。 でもシリーズをさかのぼって読んでることに後悔中。
下巻になると途端に本格色は薄れてきたような……。とある人物がある種のレッドヘリング的に機能している点は素晴らしい。ただ、何回もひっくり返していく真相の弊害もこの作品にはあると思います。
話が二転三転…もう騙されっぱなし。ころころ転がされてました。人の裏をかく魔術師に人の裏をよむライム。楽しかったです。自分の予想を次々外されて、あー自分はマジックのタネを見抜けないタイプだなとしみじみ思いました。
騙し合いはレベルが高いが、ストーリーとしては前作の方が良かった。裏の裏をかこうとしているのだろうけど、最終的な目的に対する犯人の行動が非常に回りくどく感じられた。
下巻に入ってから、とにかく騙されっぱなし。わかっちゃいるのに、やはりここまで畳み掛けられるとついつい…「12番目のカード」を先に読んでいるから、ラスト周辺の出来事もありえないとわかっているはずなのに…傑作です。本作は映画原作に一番むいていると思うが、どうだろう?「ありゃりゃ」「あーもう一度お願いします」「ありゃりゃと言った」は最高。朴訥な名刑事ベルがとてもいい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/13
ピッキングや腹話術までできる万能のイリュージョニストも、敷石に足を滑らせて転んでみたり、追い詰められて怖気づいたり、凡庸な一面も見せるので意外。どこまで想定内のアクシデントなのか判断できないが、後半は大掛かりな誤導の連続で目が回った。飛躍した推理ではなく、科学と論理を貫いた捜査は、何だか意地らしかった。
リンカーン・ライムシリーズ第五弾。今回はvs天才イリュージョニスト。この時点で面白さ間違いなしの上、ミステリーとイリュージョンの高親和性から生まれるいつにも増したスリルとドンデン返し。にしても毎回様々なエッセンスで味付けしながらのこの面白さ。脱帽。
@仙台ブックオフ。☆5。「誤導」というキーワードをここまで徹底したのは凄い。冷静に考えると破綻もあるのだが、超一級のミステリ、エンターテイメントだと思った。
トリックに次ぐトリック、周到などんでん返しに大興奮。マジックとミステリの相性が良いのはもちろんだが、余計なものに目を呉れずエンターテインメント性を追求するディーヴァーならではの傑作である。見事なプロットを創り上げた「魔術師」に拍手を送りたい。
魔術師の正体もわかり掴まってからの展開がゆるい。 事件が解決してからの展開がイマイチなんですよねぇ~ まだ何かあるのかと期待して損した!!
一気に読了。どんでん返しの連続でページをめくる手が止まらない。いやぁ、面白かった。途中で、〇〇が〇〇ったとき、えっ、もう・・・と思ったけど、そこからが怒涛の展開。ふーむ。なるほど。そうきたかと、思わせといて、*******とは。サックスの昇進の話もうまく織り込んで最後までノンストップで楽しめました。http://bookreview999.blog72.fc2.com/
★★★☆☆ 面白いけど、そんなに誤導(ミスリード)させる理由がわからなかった、「魔術師」としてのプライドですかね?次から次へとどんでん返しが起こって展開が早い、でも、細かいことを気にすると所々でツッコミを入れたくなってしまう。全て計算された行動なのかもしれないが、その計算に狂いは発生しないことを前提に書かれているから、そこが個人的に合わなかった。登場人物が多いな~、名前つけなくてもいい奴多いよw他の小説とリンクしているのかな?
早変わりや脱出劇という手法を駆使して思いもよらぬ行動をとる「魔術師」に、次はどうなってしまうのだろうとページをめくる手が止まりませんでした。「魔術師」の本当の狙いは一体何なのかと、犯人の仕掛ける誤導に見事に翻弄され続けた作品です。何度も繰り返されるどんでん返しといい、本書はシリーズの魅力がギュッと詰まっていて、非常に楽しめる作品でした。
読んでみて全体的に面白かった。ただ、誤導が多すぎて、回りくどかった。今回のテーマは誤導を仕掛けて、真のターゲットを隠すというところだが、それにしても多すぎた。
“これまでの作品の中で最高のどんでん返し度を誇る”と裏表紙にあったが、間違いない!!今までの作品の美味しいところを詰め込んだようで、しかもそれが綺麗に収まっていると思う。このシリーズには毎回振り落とされないようについて行くのが必死。サックスの昇進も気になりつつ、最後までハラハラドキドキの連続で思う存分楽しめた!
次から次へと誤導の連続で見事に騙されました。ディーヴァーの作品は驚愕のラストが待ってるって心構えが出来ててもそれを凌ぐラストが待ってるんですよね。犯人とライムの誤導合戦が凄すぎて事実がどこにあるのか分からなくなるぐらいでしたよ。シリーズ5作目にして全く飽きがこないところが素晴らしいです。今作のマジシャンを超える犯罪者はいてないやろうって思ってしまうけど、ディーヴァーの事やから次作では、また驚愕の展開が待ってるんでしょうね。傑作と言える1冊でした。
リンカーン・ライムシリーズ中でもかなり好きな一冊。何度も何度もあるどんでん返しにワクワクさせられっぱなしの下巻でした!犯人にまつわる痛ましいエピソードもなぜか心惹かれるものがありました。
恥ずかしながらシリーズものと知らずに読み始めましたがおもしろい!最初から最後まで飽きない。シリーズの最初から読むのがたのしみ。カバーデザインも好きです。
魔術師の
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感想・レビュー:55件














































