虹の家のアリス (文春文庫)
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虹の家のアリスの感想・レビュー(273)
仁木と安理沙が日常の不思議を解決する連作短編集第2弾。読みやすい文体でありながら、登場人物の内面が上手く表されていてミステリーとしても人間ドラマとしても楽しめました。仁木さんはますます探偵らしく、安理沙は自分の気持ちに素直な女性へと成長し、二人の前進に嬉しくなりました。本作では表題作が一番のお気に入りです。
お気に入りは「虹の家」「鏡の家」。 心暖まるミステリという相反する要素を昇華した作品。 仁木探偵事務所に幸あらんことを。
レインレイン・ボウのように,2巻から読む愚行。繋がりが若干解らなかったが,この人らしいまったりとした感じで凄い良かった。そして読みやすかったです。
鏡の家のアリスの「家って、その人の本当の姿を写す鏡みたいなもの」というのが、そうかもしあれないなーと思った。それと仁木と息子の周平のやり取りがとってもよかった。そっけないけど確かな家族愛。素晴らしかったです。
前作より事件性が増したかな?不愉快な犯人も出てきて探偵事務所っぽくなったかも。前からだけど、ありさが金銭的にがっちりしているのが妙に面白い。意外にきっちり終わっていたので続編はなさそうで残念!上品なおばさまたちの間でいたたまれなくなっている仁木さんをもっと見たいのになあ・・。
一見おっとり上品なお嬢様が結構辛辣なところがあったりいいキャラしてますアリスさん。アリスにリードされてしまう仁木さんとの対比とか、その辺をもっと激しくデフォルメ描写するともっとラノベチック、マンガチックで大衆受けしそう。
8つの短編の裏側ではっきりと描かれていないのに、アリスが子供から大人へと脱皮するにあたって、悩み決断する姿が目に浮かんでくる創りに感心しました。作者の【アリス】に引っ掛けたネーミングセンスも面白いです。「「鏡の家のアリス」では、あるあるパターンの仕掛けで簡単だわ~と思っていたら、やられた!続編も読みたいのですが、無いのですよね、多分。残念。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/07
個人的に「幻の家のアリス」が好き。本当のその人を見ることは、実は難しい。知らず知らずのうちに押し付けてしまう、自分の望む幻想を。でも、幻の姿を周りから求められ続けられるということは、どうなんだろう、苦痛になるんじゃないかな。いつか周囲が勝手に作り出した幻に押し潰され、置いてゆかれるんじゃないかな。いつも微笑んでいる彼女がポツリと漏らした本音を垣間見たお話だった。
続き物と知らずに購入。昔買ったの忘れていて、埋もれていたのを発掘。 内容は・・読みやすかったな~。ただ、幻の家のアリスはちょっと・・イマイチだった。
「螺旋階段のアリス」の続編。仁木探偵が成長してるっ!!こちらのほうでは「アリス」の引用が減るのですね〜ファンタジー色は落ちましたが、その分推理が深くなってるように思います。「夢の家のアリス」の花泥棒、亜梨沙の推理にゾッとしました。
今回も楽しんで読んでしまいました。可愛らしいことから悪質なことまで依頼があるのに何故かありさと仁木のおかげ?でのんびりとした内容になっていたように感じました。ありさとありさの家族が今後良い方向に行くことがあるのでしょうか。英一郎との関係も気になります。
「幻の家のアリス」では安梨沙の葛藤が描かれます。他の事件を解く過程でも安梨沙が自分や周りを考えていることがうかがえ、前作にも増して面白かったです。「螺旋階段のアリス」の表紙と「虹の家のアリス」の表紙でイラストがつながっています。
無垢な美少女だったのが、少し小悪魔的に成長を遂げるのが良い。恐ろしい子(笑) 助手の有能さが目立ってはいるが、実は所長も優秀な気がしている。なんだかんだで二人揃ってこその探偵事務所だと思う。
表題作の「虹の家のアリス」が一番好きでした。前作の登場人物がちょこちょこ再登場していて楽しかったです。美佐子さん格好良い!彼女のその後はどうなったのでしょう。ちょっと気になります。
続編の短編集とは知らず・・でも面白かったけどね。タイトルの虹の家~が一番ほわっとして好き♪子供が一生懸命にお母さんのために考えて行動するのって的はずれたことが多くてかわいいv警察小説ではなく探偵小説なのでラストがえ、これで許されちゃうの?って所もあったけどまぁいいのかな。前作も読まなくちゃ。
「螺旋階段のアリス」に続いての短編集。ドジではないが人のいい探偵と、容姿端麗・頭脳明晰な助手の身近な謎を解き明かすミステリー。大きな事件は起きないけど、なんとなく自分勝手な事件が目につく。これは育ちのいい人達が多く登場したためであろうか?『鏡の家のアリス』が一番おもしろかった。
『鏡の家のアリス』は読んでて一番イライラするしハラハラドキドキする内容でした。多分、安梨沙の登場シーンが少なかったからやと思う。 「螺旋階段」「虹の家」の計2冊、気分が悪くなる事件も中には有ったけど、全体的には暖かくなる作品が多かった。表題作の『虹の家のアリス』だけでも読む価値は有ると思う。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/13
話はほのぼので、殺伐とした感じじゃないのはいいね。謎解きもさして難しくはない…「鏡の家…」にはだまされましたが。しかし、一番ウケちゃったのは、本編ではなく、解説だったりします。
前作『螺旋階段のアリス』と比較すると、各編は結構おとなしい感じのテーマな印象。全体を通して、仁木の探偵としての成長と、亜梨沙の人としての成長が描かれている感じかな。特に亜梨沙は、仁木の視点からしか描かれないこともあって、前作では可愛らしいお人形のようなキャラクターとしてのイメージが前面に出ていたのが、内面に図太いというか毒というか、そういうものも持っているより魅力的なキャラクターとして成長が描かれているなと思った。『鏡の家のアリス』はまんまとひっかかったな。
年齢不詳の女の子と、おじさま探偵が日常に転がる意地悪でおかしな事件を解決するために動く様は、どこか優雅であたたかい。昼寝の時に見た夢のような世界観は『不思議の国のアリス』を彷彿とさせる。
[★★★☆☆]不思議なだけじゃない、そこここに痛いトゲを潜ませる作者の巧さが光る。伏線の張り方やネーミングセンスが素晴らしい1冊。
他の方も書かれていますが、今回の仁木さんはかなり活躍しています。第一作とは一変しての名探偵ぶりに眉をひそめる人も居るでしょうが、私は楽しく読めました。良いお父さんな仁木さん。格好いいですね
前作に引き続き、一匹狼に憧れる脱サラ私立探偵・順平と可愛らしい外見に反して大胆な行動と賢さを見せる安梨沙のコンビが「ささいな事件」を解決していく連作短編集。「家」という言葉が、タイトルに含まれる通り、家族がひとつのテーマになっているようで、関係者を初め、順平や安梨沙のそれにも焦点が当たり、中盤以降、安梨沙の自立と成長、といった部分もクローズ・アップされていくのも注目であり、ミステリ的な要素を抜きにしても楽しめるシリーズ。
サラリーマンから転身した私立探偵の仁木順平と美少女助手の市村安梨沙が出会う6つの事件の物語。シリーズ第2弾。ちょっと読んでみたくなったので再読。一度読んだはずなのに、前回と同じところに引っかかってしまう自分の理解力と記憶力のなさに悲しくなる…。まんまと加納さんにミスリードされてしまった。うまく騙されてしまったので「鏡の家のアリス」が一番のお気に入り。これだけ初出に「改作」と書いてあるのだけど、どこが変わったのか気になる。安梨沙自身の問題が決着がつくような終わり方だったけど事解決したのかな。続きが読みたい。
二木さんが意外に活躍している。文章力とか人物造型とか、前作とそんな変わらないのに本作は面白いなと思う。微妙なセンスの差?
探偵として能力不足の仁木をアリサが支える・・・という設定でいくのか思いきや、仁木もなかなか活躍し出してどうも作品の意図がはっきりしない。まぁ、結局はアリサがいつも一枚上手。
虹の家のアリスの
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感想・レビュー:59件




















































