High and dry(はつ恋) (文春文庫)
High and dryを読んだ人はこんな本も読んでいます
High and dryを追加
High and dryの感想・レビュー(459)
14歳の彼女はとても輝いて見えて、恋も、家族のことも全部真剣でかっこいいと思いました。自分の14歳はこんなにエネルギッシュだったかしら・・・?こんな可愛らしい恋愛がしたいです。
まるで絵本のようなあったかな物語だった。とっくに過ぎた14歳を思い出してみる。何かに力いっぱい悩んだり一生懸命になったり、まだまだ知らないことが多い故に純粋とも言えるけど不安定なことも多い多感な年頃。14歳の夕子が、20代のキュウ君に恋をする真っ直ぐな気持ちと、それによって失ったものを取り戻していくキュウ君が何とも心地よかった。はつ恋っていいなぁ。純粋に人を想う気持ち、相手を深く知ろうとすること、お互いの世界観を共有するということ、どれも素晴らしくて間に入る素敵な挿絵がその良さを一層引き立てる。
よしもとばななの本というだけでどんな本でも読みたくなってしまう私は、やっぱりよしもとばななが好きなのだろうと思います。かわいい気持ちで読み終えました。主人公の夕子は14歳なのに、理由や根拠をもって行動していて、大人びているように思えます。夕子と久くんは最後に気持ちが通じ合っていたけれど、この先どうするのかなーって気になりました。一緒にいることで大切なものが見つけ出せる関係って素敵ですね。
★★☆☆☆ 初よしもとばなな。男目線から言うと、キュウくんが出来すぎだったり夕子が置かれている状況だったりと、女性の作家特有の、憧れが入っている現実味のない理想の高い設定が受け付けなかった。二人の年齢や生活感が、まったくイメージできず話に入り込めなかった。
夕子ちゃんがとても大人。キュウくんはダメな人(悪い意味ではなく)だと思うけれど、愛すべきキャラクター。『好き』という気持ちは、本当に尊い。
「ああ、空のうんと上のほうから見たら、幸せなちっぽけな人間が小さく寄り添っているのが見えるだけで、ふたりの歳だとか、これまでしてきたこととか、日常を彩る癖だとか、そんなの一切見えないのだ、そういうふうに、ふっと浮き上がりそうな感じがした。目を閉じて、まつげの先で感じるくらいにかすかなきらめきを、私は見つくした。」
私のはつ恋はただ一方的に相手が気になるというもので、お互いの感受性や深い部分にあるものを交わすようなものとは程遠かった。そしてやっと自分の恋愛がそういうものに移り変わってきたのは、余計な知識やテンプレートの存在を知った後だった。夕子ちゃんははつ恋で、まだそういった型にはまった余計な部分や肉欲などを知らない中で純粋にお互いの心の深い部分を見ることが出来ていて、それはとても羨ましく、素敵なことだと感じた。そんなはつ恋を通して親子関係に少しずつ折り合いをつけていく14歳の時を描いた、宝物のような可愛いお話。
14歳という思春期を迎えた少女の初恋や親への靄々とした想いがゆっくり移りゆく様を描いている。よしもとばななさんの作品を読むといつも思うが、本当に言葉を大切にしている作家さんだなあと。紡がれる言葉ひとつひとつがキラキラしていて心にじんわり染み渡ってくる。
何だろうこの読後の感じ。新鮮な気持ちになる。よくある純愛小説とはまた違う。 清い!清い!僕はよこしまです。僕が主人公(夕子)と同級生だったら年上のキュウを嫉む。 これだから年上の男は! キュウはなぜモテる!?
一気に読んだ感じ!吉本ばななさんの作品は一度読んでみたいと思っていたんです^^良かったです。不思議な事がもっと膨らんでくる事を期待しながら読み進めました♪ファンタ好きです!
初恋の甘酸っぱさを期待していたけれど、夕子が大人すぎた。きゅんとする感じではなく、苦味をかみしめながらそっと寄り添うようなふたりの恋でした。だけどどちらかというと、恋よりも親子のやり取りのほうがメインっぽい印象があって、読みおわってから良かったなと思い出すのはお母さんと夕子の会話だったりします。親子だけど、人として対等で、嘘のない関係は素敵だなあと感じました。
ばななさんの作品はいつからか自分の心と合わなくなっていて、何年も遠ざかっていましたが、久しぶりに手に取ってみた。ちょっぴり苦手なところはまだあるけど、丁寧に丁寧に描かれた物語や、心に染み入るような穏やかな言葉たちに心がほんわかした。まだまだ読んでいない作品がたくさんあるという幸せな状態(!)なので、これからじっくりばなな作品を読んでいきたいと思う。
14歳の女の子が絵の先生に恋をした。夕子とキュウ君が心を通わせていく感じが良いなぁ‥と思った。でも最初から夕子大人すぎ。はつ恋がこんな感じなら本当に最高だと思う。彼女の最近の本ってスピリチュアルのことが必ずといっていいほど出てくるなーなんて思った。その抽象的な感じは凄くよくわかるんだけど、また別のテイストも読みたい。
なぜか読み終えてから元気が出た。そういう本じゃないと思うのに。挿絵の意味が分かってから、必死になって見直した。キュウ君が現実味がしない人間だった。少女漫画の男性の理想を書いてる感じがした。そんなところがよしもとばなななのかな?夢や希望に満ち溢れた終わり方でよかった。あの木彫り?が欲しい。
友達に勧められて。すごくキラキラして幸せな気分になった。お母さんやお父さんとの関係やキュウくんと過ごす時間がとても素敵だと思う。子どもと大人の間にいる夕子の迷いや発見が、自分も14歳に戻ったように共感した。
かわいい表紙につられて。一度中学生のときに読んで、またもう1回。当時は夕子ちゃんの年齢で、ああ、素敵な恋だなあと思ってた。いまは夕子ちゃんの大人っぽさを見習いたい。目に見えないものを信じてみたくなる。そういうの、共有したい。
再読。おぼろげに残っていた2人の印象が輪郭を持って、やっぱりキュウくんと夕子が創りだす空間の、穏やかな波が好きだなあと改めて実感。星屑がぱちん、ぱちんと弾けるように2人の気持ちが繋がって、キュウ母、夕子の家族も弾けてゆく。優しい気持ちになれます、また読もう。
キュウくんとの恋も素敵だと思ったけれど、夕子とお母さんの関係がとっても好きです。二人のなんとなく支えあっているところとか、何事にも素直で誠実な姿勢とか、いいなぁと思いました。
キュウくんと夕子ちゃんはお互いにこんなに好きなのに客観的に見るとなぜかかみあってない感じがもどかしい。夕子母とキュウ母はすごくよかった!こんな母に私もなりたい。この本は(はつ恋)という題名だけど、キュウくんに恋することを通して、親子や家族についての気付きを得たというお話だったんですね・・・。
親や恋愛、私が感じて上手く言えない(かった)心の言葉を、夕子がかっこよく丁寧に代弁してくれた。「わかるわかる」って何度も頷ける。読んでいてじわじわ涙が出そうになる。私も自分自身と向き合わなくちゃ。 よしもと先生が書く人たちは、なんて皆素敵なんだろう。キュウくんみたいな自分に礼儀正しい人なら、私も好きになってしまいそうだ
挿し絵がかわいかったー!こんなに大人っぽい14歳いるのかな。年頃の娘を持ったお母さんの対応、勉強になりました。笑 うちもキュウ母に会いたい。
いーいーなーあー!って呟きっぱなし。不安とか、かなしい気持ちでさえ羨ましく感じるほど全部がキラキラしてる。14才に戻りたいよー。で、キュウくんみたいな人を好きになりたい。でも、夕子ちゃんだからこそキュウくんを好きになれるしキュウくんも夕子ちゃんを好きになるんだろうなあ。素敵です。挿絵も超可愛い。
★★★初読、処分。多分、よしもとばなながスピリチュアルに傾倒してからの作品で、そのあたりの臭みや、なーんか私小説っぽいところはどうにも鼻につくんだけど、空気感の描写や、「あの感覚」についての文章は、この人はどうにもうまいのだ・・・。
再読。読んでない、と思って出かける時に鞄に入れたけど、開いて既読だった事に気付く(笑)メインは夕子ちゃんとキュウくんとの話ではあるけど、再読してみて改めて母子の話だなぁと思った。ことさらに子ども扱いするでなく、かといって大人として扱うでなくこんな親子でありたいなぁと思わせられた。今更だけどばななさん自身が母になったからのこの関係の描き方なのでしょうかねぇ。
キュウくんのように、ひとつひとつの物事に素直に一生懸命向き合う男の人がいたら、私もはつ恋したいです(笑)ばなな作品には、時々そういうグッとくる男性が出てきますね。イラストはそんなに好みじゃないのですが、物語はとてもよかった。夕子ちゃんの大人びていつつも14歳らしいところがとても可愛らしかったです。
よしもとばなな先生の感性にはいつも圧倒されてしまいます。この優しい作風が大好きです。私も夕子ちゃんのように自分と向き合えるようになれたらいいなと思います。
絵が可愛かったです!同じ価値観の人なら、年齢を気にせず背伸びしなくてもいいんですね夕子ちゃんのお母さんみたいに、ちゃんと人に、感情に向かう人が好きです。究極のピュアラブストーリーに気分が明るくなりました。
絵がすごく可愛い~~!色彩もポップだし、お話をアゲてくれる効果抜群ですね。夕子ちゃんの思考具合がものすごく大人で、尊敬しちゃいました。
スゴイ。個人的に忙しくてひどく感情がザラザラしている時に読んだので、ものすごく癒やされました。 感情に正直に生きることだったり、丁寧に大切に暮らすことだったり、一人ひとりの尊さだったり、今の生活でおざなりになっていたものが、やっぱり必要なんだと思いました。 私としては、キュウ君とのはつ恋物語もだけど、それぞれの両親の子どもに対する愛やつながりの方が印象深かった。表現が美しく、くもりがなくて、キレイな本でした。 キレイな表現をすっかり理解しきれなかった所もあったけど、それがまたこの本のよさなのかも。
大好きな一冊。ちょうど夕子ちゃんと同じ14歳のときに読んだから、夕子ちゃんとキュウくんの関係がほんとに羨ましかったなあ。すごく可愛くて、綺麗で、透き通った物語。小さい世界なんだけどそこにはたくさんドラマがあって、小さくとも静かに色んなことが動いている。夕子ちゃんがどんどん色んなことを吸収していくように、私もこの一冊でたくさんの感情が生まれた。ほんとに、大好きな一冊。
14歳の夕子と29歳のキュウくん。ふたりの関係がとても好き。なんだかずっと眺めていたくなる。夕子のお母さんとお父さん、キュウくんのお母さん…みんなステキな人たちばかり。手元においておきたい本。挿し絵がかわいい*この本の世界すき!夕子みたいな感受性うらやましいなあ。
High and dryの
%
感想・レビュー:86件














ナイス!

































