水の眠り 灰の夢 (文春文庫)
水の眠り 灰の夢を読んだ人はこんな本も読んでいます
水の眠り 灰の夢を追加
水の眠り 灰の夢の感想・レビュー(271)
桐野夏生って、こーゆー作品も書けるんだ。ってゆうのが素直な感想。村野も後藤も、素敵だ。高度経済成長の裏にある東京の闇。ラストをもうすこし濃く、盛り上げてくれても良かったなぁとも思う。やっぱり桐野さんは女性ヒロインがいーなぁ。村野ミロ?皆さんの感想をみて始めて知りました。もっといろいろ読もう(*^o^*)
実際の事件がベース。高度経済成長真っ只中。村善の魅力。ミロとはまた違った世界。ミロと関係なかったとしても、読んで良かった!と思える1冊。昭和がぷんぷんしている、こんなハードボイルド他にもないかな?
友達が「退廃的になりたい時に読む」と言っていたけど、なるほど、そんな感じ。高度成長期の東京の表裏をじっとり感じつつ、複雑に織り交ぜられるドラマに最後まで引き込まれました。
オリンピック前夜の変わりゆく東京を舞台に、爆弾魔と女子高生殺害という二つの事件が妖しく絡み合い、「トップ屋」の村野はその渦中に否応なしに飲み込まれていく…。 史実に虚構を加味した桐野ミステリらしい良作。 ハードボイルドとしても上質である。 傑作。
鮎川まどか@AnxAn
ミロよりも安定して読めるのは主人公の落ち着き故か。 う〜ん、シリーズを再読したくなってきたぞ。 かなり間が開いてて、人物や背景の繋がりの面白さを感じられなかったし…。 あと、みんなの感想でミロ登場がネタバレしてたのには閉口。…んもう!プンプン!
ナイス!
-
12/07 16:07
ミロよりも安定して読めるのは主人公の落ち着き故か。 う〜ん、シリーズを再読したくなってきたぞ。 かなり間が開いてて、人物や背景の繋がりの面白さを感じられなかったし…。 あと、みんなの感想でミロ登場がネタバレしてたのには閉口。…んもう!プンプン!
ナイス!
-
12/07 16:07
ハードボイルド。昭和、小百合、爆弾事件。トップ屋、作家、独立心。
関連したシリーズ(ミオシリーズ)は読んでいません。ハードボイルドとして十分楽しみました。
村野ミロの父、村野善三の若き日の物語。なので時代はかなり古く、吉永小百合や島倉千代子がアイドルと称されているくらいの時代。(島倉千代子ってアイドルだったの?)他のミロシリーズに比べて一番読みにくく、途中で何度か挫折しそうになった。でもミロの出生の秘密もわかったので、そういう意味では読んで良かった。
★★★★☆ 序盤、ちょっとダラダラしていたが 中盤以降一気に読めました。ミロを取り巻く環境・人間模様はよく理解出来ました。グロテスク等に見られる吐気をもよおす位気分が悪くなるような作品ではなく、結構オーソドックスな王道ストーリーに感じました。これはこれで、なかなかいいんじゃないでしょうか! さあやっと 楽しみにしていた「ダーク」を読むぞー!!!
『昭和』な作品。まわりまわって、ちょっと近いところで解決してしまった感を感じたが、しぶくて読み応えのある作品。ミロ生誕。
時代背景のせいもあってか村野ミロが主人公の前二作と比べるとテンポがやや遅いし、男性が主人公だと桐野夏生の本領が発揮されない感があったので☆3つ半。
昭和30年代半ば、週刊誌のトップ屋だった村野善三は、草加次郎の事件に遭遇し、調べていくうちに女子高生殺害事件の容疑者になってしまい、二つの事件を彼なりに調査していくハードボイル作品。 当時のトップ屋の姿を垣間見ることが出来、興味深かった。トップ屋など、今は死語になってしまったが。。いずれ調査会社を営んでいく善三の若き日もまた、すぐれた調査能力、推理能力があったのだ。彼の推理していく過程が面白い。 探偵ミロシリーズの原点になるのだろう。
桐野夏生の女私立探偵 村野ミロの父 村野善三の若き週刊誌記者時代の話。連続爆弾魔と女子高生殺人事件が絡む 東京オリンピック前の高度成長期の東京の街並み 時代背景が興味深い。★★★★☆
この作者はこれで二作目ですが、やっぱり肌が合わないのか、おもしろいとは思えませんでした。あれだけ騒がれていることを考えると、一つ読んだだけで捨てる気にはなれず二作目を読みましたが、やっぱりだめでした。残念。
★★★B 初めての桐野作品だったが、作者名ゆえ期待が大きかったがゆえにいまいちでした。なんか盛り上がりがなかったような気がします。違う作品読んでみよう。昔の週刊誌記者の実態は良く描かれてました。
昭和の頃の記者の泥臭さのようなものがよく描けていると思います。日本中が一生懸命生きていた時代の、真実を追い求めようとするがむしゃらなまでの記者の生きる力を感じます。
ミロの父こと村野善三を主人公にした作品。プロローグがない方が作品として楽しめると思った(シリーズモノとしてはプロローグが必要なんだろうけれど)。主人公が組織を離れた後の様々な感傷や葛藤が心に沁みた。早重さんの最後のセリフがちょっとご都合主義かも。
今まで読んだ桐野さんの作品の中では、ダントツに好きかもしれない。まだ発展途上の感じのする高度経済成長の頃、という時代設定も好き。
村善の過去や当時の風俗描写などが好き嫌いあるかな。内容的にはなかなか二時間ワイド風で、このエンターテイメント性が割りかしキライじゃない。出張の移動中に読むような小説の感覚(文庫だと尚その印象強い)。主だった桐野作品を時系列に再読していて感じるのだは、「鬱陶しい系桐野作品」が好きな向きにはオススメできないかも作品かと…
やっとこ嫌悪感の湧かない主人公が出てきたぞって思った。 ストーリーも誰が犯人なのかは私はわかってなかったから最後まで楽しく読めたし。ミロシリーズは1作目の印象が駄目だったから読む気が無かったんだけど、これを読むとやっぱり読んでみようかなって思ったよ。
描かれている犯罪が、昭和という時代背景と少しずれているようなと思いながらも話に引き込まれてしまいました。当時を巧みに織り込んでいるのは卓越した技量だと思います。ミロの誕生物語としてはとてもよろしいかと思います。
ミステリーというのか推理小説というのかサスペンスというのか、まあそういう感じ。調子が上がらないときにはこういう本はなかなかいいです。でも読んで少したつとストーリーも覚えていないわけですが・・。
う~んいまいち。アウトやグロテスクといった作品のファンなのですが、ストーリーに力がなく、読むのを止めようと思ったことも。なんだか桐野作品とは思えないパンチのなさ。時代が少し古いこともあるのかな。ちょっと残念です。
昭和38年の物語。時代を反映した土臭い雰囲気の漂うシンプルな文体。よく読むと伏線はいくつか張られているが、あっさりし過ぎて絶対気付かない。ミロ誕生の経緯がよくわかるが、ダークを読んだあとでは物悲しい。
ミロさん、なるほどこんなDNAだったんだ。ミロの魅力のルーツが満載で、ますますミロが愛おしくなった。「ダーク」へ行かないでほしいと思った、、
桐野夏生作品は女性を主人公とした、ドロドロした露悪的な作品しか読んだことがなかったので、男性が主人公となるとこうも違うのかと驚いた。桐野さんじゃないみたいだ。クールなハードボイルドじゃないか。事件の謎も面白く、読ませる。で、村善も後藤も、出てくる男がかっこいいのはやはり女性が描くからかなあ。ミロシリーズを読む身としては、早重さんのことがもっと知りたかったなと思う。
昭和の香りムンムンのミステリ。トップ屋の村善が奔走する様がカッコよすぎる!ミロシリーズの後に読んだので、ミロの出生の秘密が明らかになって感慨深い。
これ、面白い。▼「草加次郎事件」をベースにしたミステリー。人物描写の丹念さ、ストーリーの緻密さ、テンポなど、どれをとっても一級品だと思う。実際に起きた事件をベースにしたものだと、横山秀夫の「ルパンの肖像」以来の当り。▼「都電の安全地帯」などの聞きなれない言葉や電報による通信、新式のドアロック(今ではほとんど見掛けない)など、時代を感じさせる部分もある。ただ、大きな違和感がないのは作者がそれを承知の上で、作品の「遊び」として上手く利用しているからだろう。それと、やはり「村善」が魅力的。
水の眠り 灰の夢の
%
感想・レビュー:61件







































