大地の子〈4〉 (文春文庫)

大地の子〈4〉 (文春文庫)
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山崎豊子
小説
歴史

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大地の子〈4〉の感想・レビュー(343)

今までの様々な出来事が終話にむけて一気に動くかと思いきや、最後まで気の抜けないストーリーが展開され、一気に読めた。ドラマも面白かったし、やはり日本人としてアジア人として知っておくべき内容だったと思い、読めたことに満足した。

山崎豊子の一番の秀作だと思います。あの中国でこれほど綿密な取材を重ねられたことはほんとにすごいことだと感じます。 主人公に起こるこの受難の連続に、何度も何度も涙し、心を痛めました。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 02/06

国民の戦争に対する健忘症。二度と授業料は払いたくない。作家が血反吐を吐いて残してくれた作品を次世代に読みつなぐことが大切なのではないでしょうか。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/30

You
参考文献。おそるべし。それ以上に取材もあとがきでさらっと書いているけど、すさまじい執念を感じる。細かくは「「大地の子と」私」にあるのだろうか。これだけの力のこもった作品なのに、さらっと読める。読んでしまった。本当に本物の世界を見るように、感受性がないとただ通り過ぎてゆくように。磨かねばならない。自分を。と、感じさせられた。

長編だけど、夢中で一気に読んでしまった。主人公と二人の父のどこまでも誠実な姿に何度も胸が熱くなった。一心が中国人たらんとするのと同じだけ強い気持ちで、自分は日本人たらんとできるだろうか。これからも、何度も読み返していきたい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/30

陸一心を、松本所長を、日本人技術者をもういじめないであげてと思ってしまうほど、容赦ない仕打ちが続く。けれど、すべて事実に基づいて書かれた話、いや実際にはもっと凄惨で、もっとたくさんの苦労があったはず。あとがき・解説から窺える作者の、本作を描き切ることへの執念、みんなに知ってほしいという執念、その迫力を感じた。結末はさておき、最後の峡谷を抜ける描写が、陸一心のこれまでの境遇と重なって、印象的だった。本作の各所で描かれてきた過酷な天候に象徴される中国の社会情勢、中国国民が心穏やかに暮らせる日は近いのか否か。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/10

読みごたえのある大作。 サラっと読み流したとこもあるので、ゆっくり読んでみたい。

まず日本人としてこの現代日本に生まれてきた幸せを素直に感謝し、なんと日本は良い国であるか再認識しよう!生涯でこんなに心うたれ、涙した小説はなっかた。時に読むのがつらくこんなにも過酷な現実が私の両親世代の身近に存在していたことにいたたまれなかった。特に実妹あつ子の悲惨な生涯と別離のシーンは思い出す度強烈で眠れなかった。こんなひどい境遇の中、人間としての尊厳を失わなわず『大地の子』として生きることを決めた主人公の心情に再び涙した、やっと親となることが出来た私にとってもすごく共感!是非多くの人に読んでほしい
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/02

文化大革命の様子、強制収容所の状況など過酷すぎて息をのむような描写だった。 この小説はフィクションだけど、現在の中国がこういった歴史を経てできあがった国、体制を持っていることがよくわかった。 戦争三部作はどれも過酷な話だったけれど、特にこの話は作者も実際に苦労して取材して書いているのが伝わってきて、スケールの大きさを感じた。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/23

あああー、終わった… 綿密な取材の底力を感じさせる、非常に読み応えのある本だった。 一気に読んじゃったけど、少し落ち着いたらもう一度じっくり読みたいと思った。 時代背景を勉強してから。 彼ら親子の今後はどうなったのだろう。 未だに中国からの訪日は楽じゃないのに、もし日本の父に何かあっても、一心は駆けつけられないんだろうな。 でも日本に来たってきっと偏見、差別がありそうだし。これでよかったと思う。 そして、ほかの登場人物のその後も気になる! 特に妹の知恵遅れの子。ちゃんと生きていけたのかな…
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/23

とうとう読み終わった。大地の子。なるほどなと思える最後だった。中国残留孤児をめぐる人のつながりとその葛藤の話。時代背景もその中で生きる人々の苦衷もすごかった。圧巻。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/21

最終巻は一気に読了。山崎豊子さんの本は、船場系も良いけれど、戦争に関わるモノはグッと来る。あとがきの中国『残留』孤児ではなく、戦争犠牲孤児だという言葉に重みを感じる。国民の戦争に対する健忘症...。私には実体験はないけれど、知ろうとしない事とは異なるのだと胸にしみる。日中の文化の違いにしても、批判する事よりも、その背景を知る事でまた違った対応になるのかもしれない。大陸ではなく大地の子であるという事。祖父母だけではなく両親の生い立ちも詳しく知らない人も多いかと思う。自国の歴史も同じようなモノでもあると思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/25

あ~、終わった終わった。 最終巻、意外と変化に富んでて、あっという間に読んでしまった。ぐいぐい読ませる力は感じたけど、面白さはやっぱり白い巨塔にはかなわないなあと思った。 まあ、二つの祖国よりはげんなりしなかったけど。 とりあえず山崎春のパン祭りはこれで一旦終了しま~す。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/23

中国に棄民として取り残された子。人身売買に遭いながら、それでも思いやりのある人に救われる。やがて、その「中国の父」の慈愛の下、国家事業である製鉄業に従事する。その日中合作事業にて、日本の実の父親と出会う。中国という大地の子か、日本の子か、その葛藤が描かれる。名作。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/18

1巻は過酷な描写が多く、読み進めていくのがつらくなり、時間がかかった。この4巻は一挙に読み終えてしまった、しかも手元には常にハンカチつきで。こんなに心を討たれた小説は今までなかった。「戦争は個人を虐殺する。」あとがきで紹介される山崎豊子のインタビューの言葉が、この作品のすべてを表している。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/06

340ページ、たった一日で読み切ってしまいました。私自身、当然文革は体験したことはないけども、これを読めばどんなに大変なことであったのか理解できると思います。初めの1巻は想像を絶するものでした。主人公一心の心の強さ、優しさ、弱さ、激しさをさまざまな場面で読み取れ、心打たれる場面が幾度となくあります。同様に、実父、義父の一心を思う親心にも。この物語で一番感動したのはやはり既に病気になっていた実の妹との出会い/死別、実父との対面でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/01

大好き
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/04

この大作を読んで、なんで主人公や家族がこんな目に会わなければならないのか、理不尽さに度々怒り悲しんだ。一方主人公を育ててくれた養父陸徳志には最後まで感謝した。日中関係を認識する上では必読の書と思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/03

a*c
はぁぁ。感嘆。適切な言葉が見当たらない。一心は「大地の子」として生きる道を選んだ。これからも日本人故の不幸に会うかもしれないが、それが大地で育ち大地で生きる自分の道なのだと決めたラストシーン。深い感動と、読者として主人公の幸せを願う複雑な心境になる。戦争、家族、経済、政治、文化、全ての面から日中の現代を描ききった山崎豊子の命を注ぐ取材は、戦争に対する怒りから生まれるという。これからも何度も読み返して自分に問いたい。 あーーこれ読むと勉強しなきゃ!って気になる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/23

遂に読み終えました!最初の1巻は長く感じたけれど、最後のこの4巻はあっという間でした。気が付けばのめりこんでいました。話の内容についてはネタバレしそうなので割愛するとして、わたしがすごいなぁと思ったのはこのお話を完結させるまでの過程。取材に3年、連載完了まで5年で計8年も費やして出来た作品なのだそう。そういった強い想いと綿密な取材があってこその作品なんだと思ったら感慨深いものがありました。すごいなぁ、本当に。是非他の作品も読んでみたいと思います!
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/26

中国の歴史を、これほど知ろうとしたことは今までなかった。これを読んでいなければ、チャイナに対して一方的な考えを持ち続け、思考の幅を狭めていたであろう。豊子、お前すげぇぜ。愛してるゼ!
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/20

最後の決断が。

本当に奥深い作品でした。孤児として数々の辛苦を嘗めながら生き抜いてきた一心。それを40年間を見守った中国という大地。人は、国籍とか人種に関わりなく、育った地がふるさとであり、安住の場所なのかもしれない。ちなみに私はUターン組です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/22

日本と中国の間で揺れ動き翻弄されてきた陸一心の物語もこれで終わり。最後の選択にはまあそうだよなぁ~という感じですね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/21

if
文庫で全4巻の小説。作者は「白い巨塔」や「華麗なる一族」の山崎豊子。日本では高度経済成長が一段落した時代、中国は「4つの現代化」を掲げて重工業に力を注ぎ始めていた。日中合同での製鉄所建設プロジェクトと第二次世界大戦の残留孤児と文化大革命の話を織り交ぜつつ、一昔前の中国が生々しく描かれている。この作家は取材が緻密なので、ほとんど史実ではないかと思えるくらいにリアルに感じた。当時の中国について調べてみたいと思わせてくれる作品。

★★★★☆

奥深くまで入り込んだ取材から出来たこの作品は中国と日本の関係の本当の姿をもとに描かれているのだと分かる。文化革命の影響が残る中国と高度成長期により一気に先進国の仲間入りを果たした日本とのビジネスのやりとりのもどかしさなどからも歩み寄ることの難しさが分かり、養父と実父の間、また中国人としての誇りと日本人としての血の間でゆれる一心の気持ちが本当に悩ましい。民族とは一体なんなのか。どんな民族であれ、どこの生まれであれ、強い志を持ってどんなことにも屈することなく強く生きたいと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/28

初の山崎豊子作品、やっと4巻全て読み終える事が出来た。政治関係は理解が難しく、そのあたりはさらっと読み進んでしまったが、全体的に良い作品だった。主人公陸一心の人生が、とにかく波瀾万丈。また余裕ができたら、時代背景など調べつつ再読したい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/15

手をつける際に、毎度相応の覚悟を要する山崎豊子さんの作品。中国政府の婉曲的な厚顔さ、離散家族の再会への思い、戦時を生き抜くための想像を絶する試練、全てが鉄鋼炉でない交ぜに渦巻く。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 03/15

ドラマを見てからずっと気になっていた作品。内容を知っていたせいか、予想とは違い、中国の国家体制に対する違和感がやたらと強く残った。☆3つ。

巻末の参考文献や取材協力の数を見てびっくり。物凄い取材力に裏付けされた壮大なスケールの物語はずっしりと読み応えがありました。・・にしても日本の移民政策って満州といい、ブラジルといい、本当にひどい。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/14

物語としてはもちろん面白い。ただ再読した感想としては、これから否応なしに付き合っていかねばならないであろう中国という国の”摩訶不思議”な社会構造、考え方を実感を持って学べたということがとても大きい。これがそう昔の話では無いということは心に留め置かなければならないし、また今の中国が多少なりとも”付き合いやすく”なったのは、それはまさにこの話に出てくるような企業人の初期の忍耐と努力の上に立った経済交流があったのかなと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/06

今まで読んだ本の中で一番おもしろかった。壮大なスケールで描かれた中国を本当に垣間見た気がした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/07

徳志も松本も素晴らしく、一心が揺れたのも当然。でも、松本を選んでも、中国人として暮らしてきた一心は日本との間にズレを感じるだろうし、日本語の通じない妻子も孤独に陥るだろう。娘も中国で両親の経歴ゆえの苦労があるかもしれないが、当時の日本に来ても差別を受けるかもしれない。徳志夫婦を日本に呼び寄せても、異国暮らしはつらいだろう。ならば一心が中国に松本を呼び、徳志夫婦と一緒に6人で暮らすのがいい解決策のようだがそれは中国という国が許さないだろう。こんなジレンマを生んだもの、それこそが戦争なのだと実感させられる。

ドラマ版も視聴済み。松本耕次と陸徳志、二人の父親の配役がとても決まっていた。

やはり名作でした。

DVDも見ました。陸徳志はイメージにぴったり。

それぞれの気持ちが交錯する。大地の子というタイトルへの深い意味を感じた。翻弄された原因としての戦争、それに起因する反日感情、なんともいえない。

何度も嗚咽する第4巻・・・。いろいろ知らなくてすみませんという感じだった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/15

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大地の子〈4〉の 評価:31 感想・レビュー:53
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