とり残されて (文春文庫)
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とり残されての感想・レビュー(811)
以前読んだ目黒考二さんの本で紹介されていたため再読。「たった一人」が良い。賛否両論あるかとは思いますが...読者の解釈に任せる結末というのは、後々をいろいろと想像する楽しみがあるので良いと思います。「おたすけぶち」は、そんな話が昔はあったんじゃないか...などと思わされてゾッとしました。その他のお話ももちろん粒揃いですのでお勧めです。中身も怖いが表紙もなんだか怖い...
不思議で怖い話が多かった。でもやっぱり宮部みゆきはスラスラ読めるし、不思議な話なのに、現実に起こりそうな気になってくる。 読みやすいしおもしろかった。
ものすごくおもしろかった。 これしかいえないww ミステリっぽいはなしがおおいのかなぁ 超常現象ってやつ? 少しこわかったり考えさせられる話がおおかった。 とくにラストの話は一番のお気に入り。 読み始めたらとまらなくて 授業中まで読んじゃったww
おたすけぶちでギブアップorz 作品に非は無くて、私が怖いの苦手で。。。でも、また読みたいって思うから、夏にでも再チャレンジしようかなぁ。
「囁く」なるほどそうきたか、と思ったもののこわすぎる(((・・;)「いつも二人で」ちょっと和んで好きだけど、よく考えると恐ろしい!!「たった一人」これすき!!こんな雰囲気、私はちょっとクロスファイアを思ったけど。
中短編集。無念、情念、本人は忘れてしまっても、そこにとどまっている様々な思いなどから導き出された物語です。「おたすけぶち」の最後に待っている禍々しい結末。「いつも二人で」の二人のやり取りが微笑ましく映ります。「囁く」は黒過ぎます。
薄気味悪い感じがとても好き。まるで非現実的なものが多いけど、中に混ざる小粒の山椒がいいアクセントで。そんななかでも「いつも二人で」はいい話っぽい。でも、相手の社長目線になったら残酷…。
「おたすけぶち」は後味が悪い。暗い闇に心が落とされるようなラストだった。「たった一人」は切ないけど、面白かった。夢って不思議だなぁと感じた。
「いつも二人で」が特にお気に入り。真琴と君絵のやりとりが好きです。ちょっと切なく、それでいて優しい物語。「とり残されて」と「たった一人」は夢が関連している物語。夢を見るというのは私たちにとって一番短な超常現象なのかも
星新一さんの作品は無機質に思えても、一皮めくると捨てきれない優しさが隠れているような気がしたものだ。宮部さんのこの本、作風は随分違うのに、子供の頃読んだ星さんのことが思い出された。わくわくするような可愛らしい会話が飛び交ったりはしない。秋雨の中、部屋の隅に寄りかかって読み耽るのが似合う、静かな余韻の短編集でした。
図書館でなんとなく借りてみました。なんか宮部みゆきっぽくない気がした。おたすけぶちが印象的。こういうラストは嫌だな・・・。古い作品だからか、どこかで読んだようなネタが多かったので、まあまあな印象で終わってしまった。
お気に入りは「私の死んだ後に」「たった一人」。 超常現象を匂わせる連作短編集。 お気に入りにした二作品の主役たちの思いに圧倒された。 哀しくも暖かい、そんな傑作だと思う。 必読。
なんだか懐かしくなって再読。んー、怖い!けど面白い。「おたすけ淵」で鬱になったあと「私の死んだ後に」で心救われました。でもやっぱり最後の「たった一人」が一番好き。終盤のあの怒濤の展開は今読んでも熱くなります。
人が、ある強い<思い>“愛や憎しみ”を抱いた時、その<思い>だけがいつまでも消えることができずに、本人が忘れてしまった後にも、幽霊のように残り続ける。ある少年の憎しみが「とり残されて」現在に事件を引き起こす。既に死んでいた女性の愛が野球選手の生命を救った「私の死んだ後に」。若い警官と病気と闘う少女の不思議な邂逅「たった一人」。不気味だけれど、救われる気持ちが存在する7つの短編集。
読み終わった後、ぞくっとしました。それぞれの話も面白いんだけど、短編集の編み方がすごく印象的な作品です。解説の方の言葉を借りるなら「配列の妙」ですね。偶然なのかもしれないけど、『たった一人』を読み終わった時、『とり残されて』のラスト数行を思い出しました。主人公の気持ちの方向性は全然違うのに。読んだ後心の温かくなる『いつも二人で』『私の死んだ後に』も好きでした。
今だに宮部みゆきを、イマイチ読む気になれない理由。 これからって所でどうしても終わってしまう、オチの付き方が拍子抜けな作品群。 最期が主人公の決意文というスタイルの作品が目立つが、ちょっと自分には合わなかった。 本の内容には関係ないのだが、この作品初版が1995年らしいのだが、作中で 「男性憧れの流行、ロングスカートの中がきついストッキングとガーターベルトで~」 みたいな件があって、時代を感じさせる。
どうやらこの作家のこっち方面の作品と私との相性は、あまり良くないらしい。怖かったり不気味だったり不思議だったりの短編集。表題作は正気と狂気の境界線上を感じさせる怖さがあり、【別の次元にあるものを捜すため彷徨う】的なコンセプトの相似が見られる『たった一人』は無意識に選択している日常生活のさまざまな決定に疑問を投げかけた。『おたすけぶち』は始めから展開もオチも予想通りだったが、それでも不気味。『居合わせた男』は秘書との関係の方に目が行った(<完全に読み方間違えてる;;)。私が気に入ったのは『私の死んだ後に』。
連日同じ不可解な夢が続く女性と、彼女の依頼を受けた男性探偵がその謎に迫る「たった一人」がすごく良かった。「個人の人生の、どんな小さな出来事でも、もう配列が決まってるんだよ」「運命を変えてはいけないなんて、戯言だ。それじゃ生きる価値もない」。こんなところに名作『蒲生邸事件』のプロトタイプが…
ミステリーって言うより世にも奇妙な物語で出てきそうなお話ばかりでした。最後にタモリさんのナレーションやテーマソングが聞こえてきそうでした。どのお話も面白かったです。特に「おたすけぶち」は実写化したら面白そうと思いました。
【再読】短編集。どれもおもしろかったけど、中でも「おたすけぶち」はすごい。恐怖。実際にこんな場所があったら...と今でも思う。考えると寒気がします。
女性教師の心の憎しみが蘇らせた過去の亡霊、死んだはずの兄を探す妹が訪れたおたすけぶちの真相、スランプに陥ったピッチャーを助けた一夜の出来事、グリーン席での若社長とOLの会話、売り物が店主を唆す恐怖、美人に憑かれた草食系男子の淡い恋、夢に出てくる場所と運命の出会い。「たった一人」が一番好き。イカつい刑事の存在によって、河野の消滅・失踪の真相がどちらともとれるのが面白い。『運命を変えてはいけないなんて、戯言だ。それじゃ生きる価値もない。』は本当に名言。蛇足だが、河野調査員は私の中では佐々木蔵之介のイメージ。
「おたすけぶち」は、深く冷たい湖にはった薄氷の上を気づかずに歩いているような怖さ。「いつも二人で」は、ずっと一緒にいることはできない二人が一瞬ふれ合う切なさ。この2編が特に印象的だった。
再読、3回目。さすがに購入しました。全ての物語が人間味にあふれているけれども、「たった一人」がやはり印象深かった。寂しくて悲しくて切ないけれども、明るいほうへ向かおうとするラストがいいな。
とり残されての
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感想・レビュー:110件














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