ぼくと、ぼくらの夏 (文春文庫)
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ぼくと、ぼくらの夏を追加
ぼくと、ぼくらの夏の感想・レビュー(269)
ポニーテールとバイクと(当時は)うちは今風なんだよねぇな家族構成(→独立した母が経営者)な私立男子高校生の推理物。父役は竹中直人さんにお願いしたい。
面白かった。「林檎の木の道」を読んで面白かったので手を出してみたのだけど、ウン、まぁおんなじような展開だなあ、とは思ったけれど(こちらが先だが)。ミステリ的にはやっぱりたいしたことないけれど、キャラクター造形と洒脱な会話文が素晴らしい。これが昭和の作品だなんて、ちょっと信じられないくらい。最後、麻子さんにもう少し出番があってもよかったなぁ、と思った。
その切り替えしありか?!っていう会話がいっぱい。ストーリーも面白かった!でも、実際こういうことがあったら、腸煮えくりかえるケド。。麻子のツンデレがかわいくて萌え( ̄▽ ̄*)
青春ミステリ。クラスメイトの自殺を端緒に探偵活動を開始する。主人公がモテ男でも、そういうひととなりとして違和感なければ別にムカつくこともないですね。小説ならではの芝居がかった掛け合いが楽しい。作中一の萌えキャラはまず間違いなく親父。
刑事の父と2人暮らし、高校2年生の「ぼく」の同級生が死んで、同クラスの麻子と調べ始める・・。人物が観念的活きていない。人物に共感できない。が、何故か話に惹きこまれる。20年以上も前の本、という古臭さも感じなかった
今から23年前に出た本だというのに全く古さを感じさせない。ミステリーというジャンルではあるが、正直謎解きや伏線はおまけ。見所は登場人物たちの絶妙な独白やかけあい、もどかしいぐらい身近な描写など。良本ですがミステリーを期待して読むなかれ。
なんというか…スタイリッシュ?で会話のテンポがよくて次々読めた。ちょっと時代が違う感じはしたけどそれほど古いとは感じなかった。単行本が出たのが昭和63年って見てビックリしたぐらい。しかしこんな高校生いるかね!大人びてる!!
読み終わって、キャラがカッコイイ!と思ったと同時に、主人公とヒロインはどう考えても高校生じゃない!という感想が一番はじめに浮かんだ作品。話自体は面白いのですが、登場人物のキャラ付けに難があるかも。高校生にハードボイルドは結構不自然ですね。
ファッションとか、髪型・服装を当時流行っていたものを想像したり、また、出てくる同年代のヤンキーの存在とか、当時の社会性みたいなものを感じたりしながら読んでいました。そういう当時の時代的なものが、微妙に物語の方向性に影響を与えていたと思います。一方で、主人公がクールでありながら、ときにヒロインや学校の先生や親に対して抱く真摯な思いなど、どの時代にも通じる普遍性を持っている作品であったと思いました。
★5 樋口有介の良さは、ミステリ部分にあらず。純文学のような情景描写を楽しむものであり、気のきいた会話を楽しむもの。そして、ミステリではなくどちらかと言えばハードボイルドというのが最大の魅力だと思う。なので、ミステリに期待するなら、さほどオススメはできない。主人公が世の中を斜に捉え、女性にモテて事件には現・元同級生がからみ…というのは、樋口作品にはよくある事。なんだ、「また同じか…」ではなく、「良かった!同じだ!」と思える人が私も含めて根強いファンとして存在する。「夏を感じたい」人にもオススメ。大好き!
再読。樋口さんの作品は会話文が淡々としていて魅力がある。結構古めの作品なのに古さを感じなかった。携帯が無い時代の青春ミステリは読んでいて面白い。
高校生である主人公の頭脳や行動力が現実離れしている点は『青の炎』と似ているなと感じた。 作品自体は事件内容が薄い感はあるが、一応容疑者は二転三転するし、すらすら読めるものでした。 ただ、登場人物の喫煙率の異常な高さと酒井組の娘との今後が気になります。笑
わりと古い作品のはずなのに、古臭さがまったく感じられない。淡々としていてそれでいて味わい深い。樋口さんの魅力だと思います。個人的には「その後」の要素がもう少し欲しかったかなぁと感じました。
弟のイチオシ、樋口さんを初読。これがデビュー作。うん、確かに面白い。文体と会話の小気味よさがいい。その観点だけみると伊坂さんと近いんだけど、また少し違う感じ。伊坂さんが少しファンタジックで浮遊感がある感じとすると、こちらはなんかちょっとアウトローというかハードボイルドというか。しかももう20年以上前の話で、たとえば連絡手段が家電とかなんだけど、全然古めかしさがないんだよね。こんないい文でベテランなのにあんま知られてないのはなんでかなあ。
★3 サントリーミステリー大賞を受賞した作品ということで期待してよみました。が、主人公の男子の気持ちにまったく入り込めない。斜に構えた生意気でマセタ高校生で、女性に対する考えも昔の男性的すぎて共感度ゼロ。主人公に共感できないので、まったく面白くなかった。100%男性目線の作品はつまらない。
どんな高校生だよとか思ったけども、面白かった。青春もミステリもどっちもばっちりな作品。こういう萌えが欲しかったのかもしれない。あと解説も好き。
解説で昭和の作品と聞いてひっくり返った。ええ~全然今でも通じる!やたらタバコとかビールとか出てくるけど、リアルに高校生ってそういうもんなの?最後は戸川父を思ってしんみりした。
最初の文章のうだうだ感も、中盤からテンポアップして、心地良く。主人公の受け答えがとても高校生離れしていて、でも楽しめました。ただし、登場人物全員がタバコを吸い、高校生がビールを飲むのはいかがなものか。タバコ・ビールがなくても十分に成り立つのに。評価は、「普通」です。
20年以上も前に書かれた作品だけど、古臭さは感じなかった。会話がおもしろく、主人公の恋愛も良かったので、すぐにわかってしまう犯人などは気にならなかった。
青春ミステリ、と聞いて想像するべたべたな甘さや、哲学的要素はなく、代わりにセンス溢れる爽快な会話郡とキャラクターが素敵。ラブコメにならず、けれども淡い恋愛があり、加減をよく分かっている作者だとしみじみ感じた。ミステリとしては特筆すべきことはなし、解説で大矢博子が言っているように、ミステリというより、ハードボイルドに近い感。(ローウェル嬢)
サクサク読める作品なだけに後半の無理矢理突っ込んだ感が残念。でもとてもおもしろかったし、麻子が凄い魅力的にかかれてて特殊な家庭環境の子の心境を上手く表現できてると思う。
いやあ、爽やかで面白い。キャラもみんな魅力的だし、軽妙洒脱な会話のセンスもいい。それでいて、ラストには一抹の寂しさが余韻として残るあたり、「夏」というものをよく捉えている。久しぶりにいい青春小説を読みました。ていうかあれか、これ俺が生まれた年に書かれたんだ。こええ。
登場人物の掛け合いが面白く、テンポも良いから読みやすい。やっぱり、樋口有介の小説に出てくる女性の仕草や、気障っぽい主人公はツボにはまる人がいるだろうな、と思う。
なんだかぼちぼち売れてたので購入。奥付を見てその古さにびっくり。うっかり最近の爽やか系切なミステリだと思っていたら。どうりで非行少年少女の発言とかがリアリティないわけだ。その時代ならしょうがない。話は案外普通だったしなんとなくその展開読めていたけれど、主人公のシュールさと軽口と、父との会話のテンポが好き。こういう小説の書き方もあるんだなと思った本。他の本もちょっとみてみようかな。
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感想・レビュー:69件














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