夜の記憶 (文春文庫)
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夜の記憶の感想・レビュー(65)
02/10:戸松Q斎@読書スランプ
01/17:電波ザル
12/04:ksk383
50年前の殺人事件を主人公の“想像力”によって解き明かすミステリー。私は本作を読んで、読書における想像力の力の使い方を自覚せずにはいられなかった。作品中の記述から、読者は登場人物に顔を与え声を与え、性格までも与えている。読者が思い描くそれは多くの場合、作者が提供したキャラクターの情報を遥かに上回るものだ。本作は過去と現実、そして作中作の虚構を往復する複雑な構造になっているが、我々が読書をしている、この現実世界の感じ方も含めて、多層で複雑な読書体験を得ることができた。自分でも何書いてるか分からないけど。
10/02:ゆきあや
恐怖に挫かれた子供の人生がどうなるか。一番恐ろしいのは生き延びるために何でもする自分という人間を知ってしまうことだ。「恐怖がないときには、いい子になるのはたやすいことです」。リヴァーウッドに隠された真実を知る人の言葉が重い。
08/07:km
06/29:朱莉
06/28:川
過去と現在が入り混じる書き方が巧みで、物語に入りやすかったです。登場人物たちが心に隠しているものを少しずつ暴いていくような展開が、読んでて苦しいけど、それでも目が離せませんでした。終盤のサプライズを経てのラストシーンが印象的でした。
この本は凄いです。主人公の恐怖をまざまざと感じることができます。誰にでもおススメとは言えませんが、読めば記憶に残る本となるでしょう。
03/09:Unbekannt
03/08:サカナ男
ラストでげぇ……。引っ張れねぇっす。久々にげぇぇ…ってなった。もうそんな多感な年頃でもないのだがなかなかに強烈。つーか繊細な心で読み終えるのは無理だろ。この年で読んでよかった。うげげ
11/21:BRENDY
10/29:cinnamonrusk
09/26:ケイ
09/16:Grand Guignol
訳のせい?4冊目で慣れたせい?ちょっと読みやすかった。主人公が作家と言うことでちょっと著者と重なってしまった。ひょっとして著者自身にもなにかとてつもないトラウマがあるのかも・・なんて。付き落とされるような読後感の中に、ラストの感動が。ジーンとしました。解説に書かれている次の作品とは「心の砕ける音」ってやつですか?次はそれを読もう。
09/07:しおしづ
07/08:owawamure
07/06:miu*285
06/28:.s.f.
再読。クックにはまるきっかけとなった本。読んでいると頭にその情景が想像されやすい文章で、本当におそろしく人に勧めるべき本ではないが、だれかに読んで欲しくなる本。クックの中でも一番好きな本かもしれない。傑作。
05/25:2960
傑作としか言いようがなかった。ここまでの3つの『記憶』で積み残したものをすべて清算して、さらに先に進んでいる。ラストの衝撃は読者の中に、確実に<ブラック・エコー>を残すだろう。
最初から最後までひたすら暗く、しかし詩的な描写に溢れていてワクワクしちゃうけど、その闇を剥けば意外にまともなミステリだった。<登場人物一覧>に主人公の書いてる小説の人物が混ざっているだとか、全体を包む異常性がそれでも滑らないのは、単純に技術。しかし謎が明らかになっても、ラスト1ページまで・・。これは凄い。
1998年に米国で発表された作品。米原万里『打ちのめされるようなすごい本』文藝春秋 2006.10 文春文庫 2009.5 に収録の書評「打ちのめされるようなすごい小説」で紹介されていました。主人公は美味しいものを食べるということを楽しめない人間として描かれています。なぜそんな人間に育ってしまったか。彼の恐ろしい生い立ちが、彼の依頼された五十年前の事件の調査と並行して語られて、読み始めたら止められず、一日で読み終わってしまいました。
恐怖という物は人になんでもさせてしまうんだろうなぁ・・それが幼いほどに。ホラー映画のような恐怖と言うよりも人間の内面の闇を見せつけたおぞましさ感じた。こういう本は苦手部類だった・・
08/16:キノ
米原万里の「打ちのめされる~」の書評を読んで入手。原題Instrumental(Instrumentsだった) of Nightのinstrumental(こっちもInstruments)の意味がわかると怖い。謎解きで唐突に出てくる歴史よりも、主人公の作家の罪深さはあまりに救いがないまま放り出され、読んでいるこちらもちょっとやりきれない思いが残る。
02/16:jmako
07/16:コウ
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感想・レビュー:22件














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