隠し剣孤影抄 (文春文庫)

隠し剣孤影抄 (文春文庫)
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隠し剣孤影抄の感想・レビュー(339)

短編集。何ていうのか・・・どのお話もリアリティがある、泥臭い武士のお話。そこに秘伝の剣技が伝わっていたり、上役からやむなく死地に立たされたりと、なんともやりきれなかったり切なかったりするお話ばかりだ。でもどのお話も夢中になって引き込まれて読みきってしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/01

何度読み返しても面白い。短編集でこの充実の内容。藤沢周平はすごいや。藤沢作品の基本は「静」。それ故に殺陣の描写の「動」が何とも言えない味を出す。手放しで面白い!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

八編の短編が収められています。どの作品にも秘剣の使い手(多くは下級武士)が出てきますが、皆人間味があって味わい深い作品になっています。 剣豪小説という感じはなく、剣技を扱っていますが、主題は家族や人の生き方を描いた小説かなと思いました。「臆病剣松風」 「隠し剣鬼の爪 」「女人剣さざ波」「宿命剣鬼走り」 が印象に残りました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/25

後作「秋風抄」と併せて17の秘剣。ただ一人の弟子にのみ相伝される必殺の剣。中には、肉を切らせて骨を断つ、相討ち覚悟の剣もある。相手の剣を一切受けず懐に飛び込んでいく剣、間合いと剣の勢いが勝ったほうが勝ち。よくこれだけ考えだしたな、と思うが、作者が楽しく連載を続けられたという思いが読むほうにもワクワク感として伝わってくる。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/12

藤沢周平の小説は、どの本もまちがいなく鉄板の面白さであることはわかっているので、手に取るのがもったいなくて、すこしずつ読んでいる。この本もまた裏切られない傑作だった。全体として、暗いラストが多かった中で、「臆病剣松風」の読後のさわやかさが際立って印象深い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/09

サスペンスミステリであり、アクションであり、ハードボイルドであり、人間の業と男女の機微を描いたドラマであった。読後感は、贅沢で心地よい満腹感。「暗殺剣虎ノ眼」「必死剣鳥刺し」「隠し剣鬼ノ爪」の三篇はとりわけ至高の作だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/07

長編かと思ってたらいろんな剣の強い侍さんの話でした。海坂藩内のコトなので全部続いてるの?そうでもないのか。さっき名前見た気がするなぁ。。と思いつつ。藩内派閥・権力争いの話は苦手です・・・誰のことだか分からなくなる(笑)自分の大事なものを傷付けられたりして許せへんっっって思うのは納得できるけど。藩命とか言われてもなぁ。。ま、侍さんはそれが仕事やけど。『鳥刺し』かっこよかった。無駄死にはしない。『さざ波』も好き。こんな身勝手な旦那でも守るのか。。態度変わりすぎやし。妾さんは不幸になるのね どの人生も濃いな。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/29

他の方の感想にもあるように、サラリーマンの哀愁という印象はわかる気がする。この中では「臆病剣松風」が好きかな。一見頼りない男の剣を持ったときとのギャップがすごい。でもそこがいいから妻はついてきたんじゃないよっていうのが印象的。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/20

秘剣の描写も良いが、男女の情愛を簡潔な文体で染み入るように描く文章になにより惹かれる。いいなぁ。武家社会の逃れられないしがらみに胸が締め付けられる気がするのは、自分のそういう年齢になったということか。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/01

初期作品の頃の暗さは少し無くなり、剣に生きる武士もしくは女性の孤独な生き様を描く。中にはほっとさせられる話もあるが概ねつらい結末になるが決して暗くはないと思う。意外なのは藤沢作品には初期から男女の情愛・交わりといった描写がかなりあることだった。収録されている「鳥刺し」は映画化されたが、映画は観てないのでどう描いたのか興味がある。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/27

藤沢周平の短篇集。必死剣鳥刺しの映画見たから読んでみた。高校の先輩だからいつかは読まなくちゃと思っていたけれど、通勤電車で読むのがちょうどいい感じ。長編は違う雰囲気なのかなあ。週刊文春とかに連載されているような話だな。武士社会の理不尽さっていうよりもこのシリーズの話はサラリーマンの悲哀の方に近い気がする。女性が読んだら「なにこれ?」状態なんじゃないのかなあ。男にしかわからん!って感じもする。ああ、エロ本に近い感覚だよ、うん、そうだ。わかるかな(笑)
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/19

達人対達人の斬り合いが熱すぎる…!!侍に生まれ変わりたくなる一冊です。笑
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/07

このシリーズもそうだけど、藤沢さんの物語の大きなキーワードに「封建社会」がある。お家のためには愛する者をも諦めざるを得ないし、なんの恨みもない者でも斬らなきゃならない。残酷な結末のものも少なくない短編集だが、なぜか読後は清々しい心持になるのはなぜなのか?絶品です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/05

かっこいい
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/29

マンガかゲームに出てきそうな必殺技を持っている剣士が登場し、その必殺技を軸に物語が展開していく。本当にこんな技があるのだろうか?あるとしたら、現代でもそれを継承している人々がいるのだろうか?剣道の試合とかで、「悲運剣芦刈り!」と叫びながら戦っている人がいたら、ちょっと見てみたい。まぁ、秘伝だから皆が見ている剣道の試合ではやらないかな。本とは全然関係ない感想になってしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/26

剣客の生き様はとてもすさまじいものだと思った。下級の武士ばかり出てくるシリーズなので武士の生活の一部を見れたようでおもしろかった。そして武士もただの男だなぁと各話を見て思った。女におぼれすぎているw
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/23

電子書籍版で読了。ソニーリーダーなかなか良い。さて、本編は、必殺剣ものだが、その術は地味。風太郎みたいにちっともぶっとんでない。けれど、けれど、それ故に、剣を握る人たちが、超人ではなく、ほんの少しだけ強い剣を知っているだけ。同じお上に翻弄される人々。そんななかの戦いのお話。とても面白い。今回は、ほとんど話が主人公が剣の使い手。次作では、必殺剣対必殺剣もみたいのだけれど、あるのかな? ……それはそれとして、海坂藩の人は達人ばかりだな!(笑
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 03/07

江戸時代、海坂藩といぅ架空の藩を舞台に秘剣を授けられた者たちが人生の不条理さに翻弄されつつも、必死に自分の運命と向き合おうとする…8つの短篇が収められています。秘剣を遣う者が必ず勝つ、といったステレオタイプなお話ではないところがすごく良くて、あくまで剣を遣う者の心映えが重要な鍵になっているところがとっても良かった♪一番のお気に入りは『臆病剣松風』。斬り合い中に足を滑らせるなんて、わぁ~どぅしよぅ!!とはらはらしながら読みました。『女人剣さざ波』では夫を想う妻の姿に涙…。藤沢ファンになりそぅ☆♣4.5点
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/03

終わり良し、とは言い切れない話が多いけど、私は好きです。映画にもなった「秘死剣鳥刺し」も良かったけど、個人的には「隠し剣鬼ノ爪」が好きでした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/18

やりきれない話が多かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 01/11

映画、「必死剣鳥刺し」を観てこの映画のもとになった小説も読んでみるきになった。表題の本には同名の小説とならんで7つの短編があったがいずれも面白かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/18

秘伝の剣技を使うところが中核となる短編時代小説その1。まさに短編集の教科書みたいな出来で非常に良くまとまっている。このシリーズからいくつも映画化されているのも頷ける。個人的には「女人剣さざ波」が好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/12

一つの藩にこんなにたくさん秘剣があるもんかね。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/15

久々の短編強化週間。テレビで「たそがれ~」「隠し剣~」「武士の~」を一気に見てしまったので、どうせならと思って原作に手を伸ばした。長編にならざるをえない映画とはまるで違うタッチである事にまず驚かされ、その後(ちょっと前のサラリーマンのような生き方をせざるをえない)武士たちの生き様の描き出し方に感服した。孤影抄というタイトルにぐっとくる。人間ばなれした力を持つものは、望むと望まざると孤独を持つのだろう。静かな川の流れを思わせるような一冊だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/13

この人の作品は相変わらず、哀しく切なく美しく艶めかしい文章が連なっているなぁ。哀しい作品が多いのだけど、この人は本当に男女の悲恋がうまいなぁ、と引き込まれてしまう。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/11

kev
人間くさい。テーマが女性がらみやお役目がらみになるのはやや単調・・・と思うのですがそれだけで十分に面白い。舞台がほぼ同じような点や英雄的な歴史上人物など出てこないのも興味深いです。いい本を読みました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/04

[臆病剣松風]が一番カッコ良かったかな〜。[女人剣さざ波]は別格。何度読み返しても泣いてしまう。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/01

「女人剣さざ波」の邦江かっこよすぎる。あんな奥さんほしい! 夫の果し合いの相手に「そなたの方が剣は出来ると申すつもりかの」「はばかりながら」と夫に内緒で代打を談判に行くタイプの、見た目が狸っぽい奥さん。「明日さあ会社でプレゼンなんだよ緊張するー」とか言うとこっそり「そなたの方がプレゼン(略)」「はばかりながら」とかやってくれないかな。無理かな。それにしても「松風」「さざ波」の殺陣シーンは何回読んでもわくわくする。この2作はハッピーエンドだしね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/31

藤沢周平は初読み。映画の原作となったものがあったので読んでみたが、小説の解釈の方が味わい深くて良かった。どちらかといえば哀しい話が多いのだけど、潔さがあって暗い気持ちにはならなかった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/18

藤沢周平の作品は面白い 女性の絡んだ話

映画化「鳥刺し」が入っているので再読しました。

うまいなぁと感心するのが、ワンパターンに陥らないように各編絶妙な工夫が凝らされているところ。大きな注目としてそれぞれの秘剣の妙技があり、それをつかうに至るドラマの構成が各編おおいに盛り上げるものもあれば、あくまでもストイックに徹したものもあったりして緩急自在に手玉にとられる快感をあじわえる。話の印象も、あくまでも気持ちのよい清々しい結末を迎えるものや、大いに溜飲の下がるものがあるかと思えば、武士道残酷物語のような凄惨美を強調するような作品もあったりして、ほんと目が離せない。一読して心に残るものは、やはり『
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/28

「必死剣鳥刺し」が映画化と聞いて
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/20

暗殺剣虎ノ眼。

どの話も面白かったが、特に印象に残ったのは「臆病剣松風」と「必死剣鳥刺し」。前者は痛快な剣劇シーンと、吹き抜ける春風のような爽やかな読後感が心地良く、後者は気骨ある本物の漢の生き様をハードボイルドに描いており痺れた。最後に掲載された「宿命剣鬼走り」はかなり荒涼とした(陰惨といってもいいかも)読後感を残し、締めに掲載されるだけあって他の作品と幾分毛色が違ったものになっている。これも印象深かったが、最後は「臆病剣松風」のような心地よい余韻を残す作品で締めて欲しかった気もする。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/04

温かみのあるもの悲しいもの艶めかしいものなどあらゆる要素が詰まっており、どのストーリーも剣士の人間味に引き込まれ、最後の一太刀に清々しさを感じる。たいへん面白い。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/05

短編8つながらいずれも濃密なストーリーです。比類無き剣技を身につける剣客たちに待ち受ける様々な運命。全体に漂う寂寥感と無情さにしびれました。藤沢さんは本当にうまい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 05/02

鬼の爪、映画観て、好きだったけど…原作もいいね。全体的に男と女を描いていて、大人な作品だね。映画とは違った味わいがあったね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/25

淡々と時代や情景を描く中にも義理や人情、恋が染み出ています。切ない話でも人の温かみが感じられたり、明るい話でも人の哀れさが潜んでいたり。そういった人間らしさが、現代でなく武士の時代を背景として設定されている事で活きている気がします。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 04/17

http://plaza.rakuten.co.jp/fcshiba/diary/201002150001/

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隠し剣孤影抄の 評価:32 感想・レビュー:55
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