花のあと (文春文庫)

花のあと (文春文庫)
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藤沢周平
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花のあとの感想・レビュー(263)

普通の人の、淡々とした日常の中に、その人の心を揺らす出来事が入り込む。それは、他人から見れば、取るに足らないことであるが、その人の日常の角度を微妙に変える契機となりうる。藤沢周平の短編集、何も言うことはない。静かに、しみじみ、読みこむだけである。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/26

75~85年の短編8本。姑の嫁いびり、口も出せない夫に我慢の限界を越えて家を飛び出したおせんのもとに、姑が病気で会いたがっていると泣きついてきた夫。別の男に言い寄られていたおせんは、去り状を持って元住んだ家に足を向けた。気が強かった姑の力ない姿、うず高く積もった埃、散らばった食器。掃除をし、食事の仕度をするおせんに思いがけない姑からの感謝の言葉。帰り道、付き合いだした男の本性を知り、再び足は元の家に向かう。「寒い灯」

★★★ もう藤沢作品に言葉は要らない(笑) 何度めかの再読だが、やはり良い。ちなみに映像化されたものは、好きな作品であればあるほど見ない主義。自分の頭のなかのイメージを壊されるのが嫌なので。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/11

藤沢周平の短編ものは椿の落花を見たような心地になります。「冬の日」が好きだな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/07

『花のあと』いい話です。お婆さんが孫達に自分の恋を語るって、その時代にあったのか?とは思うけど。見目麗しい訳ではない?以登さんの儚い恋はそう終わったんだね。才助改め甚左衛門のことは何だかんだ言いながらも嫌いじゃなかったんだろうな。藤沢周平は巧い。『鬼ごっこ』は昔の女性の悲しみが伝わってきますね。吉兵衛のおやえへの愛を感じます。『寒い日』のおせんには幸せになって貰いたいけど、清太にそれだけの器量があるのか?『冬の日』おいしさん、過去なんてどうでもいいじゃん、これから清次郎と幸せになっていけば。良い短編集だ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/11

『鬼ごっこ』、『雪間草』、『寒い灯』、『疑惑』、『旅の誘い』、『冬の日』、『悪癖』、『花のあと』が収録された藤沢周平の短編集。表題作『花のあと』は、淡い初恋と仇討ちを織り交ぜた作品。主人公「以登」の女性らしい心と凛とした強い意志に感動しました。この表題作もよかったですが、『寒い灯』、『冬の日』といった市井ものが良かったです。哀しいけれど温かい、心に深く染みる話でした。『旅の誘い』は安藤広重を扱った作品ですが、これは長編として読みたい題材ですね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/09

「冬の日」のような話は読後も爽やかで大変楽しめますね。もちろん他のお話も名作揃い。「悪癖」は読む場所を選ぶ作品かな(笑)表題になっている花のあとは映画化されているので、一度は見てみたいところですね。

実は初、藤沢周平。ああ、さすがですねえ。文章も構成も、さすがに上手い。これからゆっくり、読破していきます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(2) - 10/02
Hebinomuco
長編ですが、『蝉しぐれ』もいいですよ!ぜひ!
ナイス!ナイス! - 10/09 05:15

うり
ありがとうございます!蝉しぐれはきっと必読なのだろうなーと思っておりました。早めに読みます!
ナイス!ナイス! - 10/10 01:28


短編集。 花のあとは映画にもなっていたと思うが、映画の主役はきれいだった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 09/04

町民、武士、絵師広重を主人公とした、それぞれの短編集。 「鬼ごっこ」や「寒い灯」などしみじみする話と「悪癖」のような奇想天外な癖を持つ武士などヴァラエティに富んでいる。共通するのは巧みな心理描写である。 風景・自然の表現は天下一品で極めて上手であり、その風景が目に浮かぶのである。 表題の「花のあと」は映画を先に見たのだが、作品の中では以登は醜女に近いのに映画では北川景子だったw。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/30

藤沢周平の短編集。表題作の「花のあと」が良かった♪綺麗で切なくて、映画の主題歌がよく合う!
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/20

「寒い灯」と「冬の日」のラストがぽっと心が暖かくなる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 08/03

yu
表題作が読みたくて手に取った本。

「冬の日」の酒による束の間の暖かさが消えるころと、先ほどの女性がおしんさんだと思い出したときが重なっているのが印象的です。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 07/01

蝉しぐれを読んで、興味を持ったので、映画化されたこの本を読んでみた。どの話も読みやすくとても面白かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/20

初めての藤沢周平作品。映画「花のあと」を見て原作を読みたくなり読んだみた。まず短編小説を膨らませ映画にしたことにおどろき。映画の北川景子は凛とした美しい以登だったが、原作の以登は普段自分の容貌に対してひけ目を感じており、それが孫四郎と話したときにまったくひけ目を感じなかったことが孫四郎への恋となった。ここが映画と原作の大きな違いだ。「鬼ごっこ」も「花のあと」と同じく、現在では許されないあだ討ちを描いた作品だが、悪人が斬られるあだ討ちは、読んでいてすっきりする。「冬の日」は心が温かくなる作品。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/15

冬の日のほのぼのとした 終わり方 好きでした。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/12

私も「冬の日」が好きかな。ほっこりしちゃった♡
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 06/04

http://plaza.rakuten.co.jp/fcshiba/diary/201106020000/
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 05/29

盗っ人家業から足を洗った吉兵衛が仇うちに至るまでを繊細に描く『鬼ごっこ』。一度は捨てたはずの姑と旦那に後ろ髪をひかれるおせんが愛らしい『寒い灯』。どれも見事な短編集だ。一番のお気に入りは『悪癖』。おもしょい、おもしょい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/22

短編集。個人的には『冬の日』が好き。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/20

表題作の「花のあと」は勿論ですが、「冬の日」が個人的に好きです。理不尽な世の中に傷つき生きてきた男女がある日再会し、そっと寄り添うように同棲生活を始める。刺すような寒さの中で確かな温もりを見つけたかのように、読後はじんわりとした安堵感が胸に広がりました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/30

自由な恋が許されなかった武家社会、あまり美人でないヒロイン以登が、淡い恋心を秘めてたった一度だけ試合をした剣士孫四郎の、非業の死の仇討ちをする。三人称と年老いた以登が孫達に昔語りをする一人称が併用されるが、詳しい訳も聞かず仇討ちに協力する許婚才助を、以登がこき下ろしながらも愛情をもっていたことが分かって微笑ましい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/27

隠し剣シリーズとはまた違った趣きの短編集。読みやすい長さではあるけど、尻切れ蜻蛉的な話が多かった。「花のあと」は、自由に恋をできない武家の娘の切なく淡い片思いを昔語り風に表現、桜の花を娘盛りの一時期に例え、詩情的なイメージ漂う印象的なお話でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/25

sin
以登は本当にかわいいなぁ。「そんなもの」と割り切っていたとは言え、恋した人と結ばれるどころか、気持ちを伝える事すら叶わなくて… でも、孫たちに自分の昔の事を素直に話せるくらい、その後の生活は楽しかったみたいで良かった。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 01/31

青春を剣に打ち込み名腕名高い娘以登。部屋住まいながら道場一の剣豪孫四郎。桜の下での出会い、たった一度の試合の恋に終わった二人。しかし孫四郎の死は再び彼らを結びつけることになる…(表題作)。町人や武家、勘定方が舞台だったり、謎解きや人情ものがあったりバリエーションが豊かな一冊。表題作は映画化もされているけど、あくまで短篇の中の一篇なので少し軽い印象がして物足りなかった感が。まぁ、各物語がすらっと読みやすい長さになっている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/29

さすが藤沢作品、どれもみな引き込まれる話ばかり。表題作「花のあと」で、主人公と江口が手合わせをするシーンは、あの名作少女マンガ、「はいからさんが通る」のワンシーンを彷彿とさせる。剣をふるう乙女の淡い想いがせつないが、しかし彼女はある意味、男よりも男らしかった。映画化されているようなので、いずれそちらも観てみたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/06

描写が美しい。寒い灯のような人情もの、疑惑のようなサスペンスなど、一冊で様々なものが読めてお得。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/25

とばしよみしたから、もういっぺん読もう。

七つ話が入ったの短編集。なかでは「雪間草」と「悪癖」が面白かったです。「雪間草」は城主の側妾だった松仙尼の物語。側妾になるために別れさせられた許婚に反逆の嫌疑がかかり、その助命のために城主のいる江戸に出向く。実は尼になったいきさつへの意趣返しもあり・・・というとなにやら怨恨話のようですが、全然違います。この松仙尼は、美貌で勝気で、実は柔術を修めた怪力の持ち主なのです。城主もなんだか憎めない。結末もすっきりさわやか。40ページほどですので、ぜひお読みください。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/07

表紙が秀逸。武士でなく、主に町人にスポットをあてた短編集。読みやすく短編のお手本のような話ばかり。個人的には悪癖がお気に入り。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

タイトル作を含む8作品が収録されている短編集です。著者らしい静けさと、そこに描かれた人の心の内にしみじみとする話が多かったです。特に、恋する女性が恋に走らず、己の道をまっとうしながらも恋する心を無にしない物語は著者ならではのうまさでした。チャンバラだけではない、静かな時代小説が読みたい方にはお勧めです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/26

気持ちのさっぱりした清清しい女性たちが登場する「雪間草」「寒い灯」「花のあと」、ラストが最高な「冬の日」。そして安藤広重が『東海道五十三次』で成功してのち得たもの、失ったもの、絵にかける純粋さを描いた「旅の誘い」。藤沢さんの筆にかかれば、人間たちはまさに町中で息をしている生身の存在になる。景色の描写の美しいことよ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/16

表題の短編の女主人公が格好良い
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 08/14

藤沢周平の登場人物は皆、かっこいい。とくに女性は凛々しくて好き。『冬の日』と『花のあと』が良かった。あったかくてでも清々しい、あの何とも言えない読了感が堪らない!!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/06

話題になった『花のあと』目当てでしたが、『寒い灯』が心にのこりました。短編集は何だかお得な気分になったりします。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/26

「蝉しぐれ」と比べると、いまひとつ。でも、最後の「花のあと」は良かったかな。なんとなく、この作者の系統というものが解ったような気がする。それにしても、やはし風景描写が見事だ。うーむ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 04/20

表題作の以登さんは、映画の北川景子さんとちょっとイメージが違うかも(^_^;)短編集とは知りませんでしたが、とても読みやすく、粋で、芯が通っていて、清々しくて良い本でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/12

映画化されたこともあり、もう一度読み返してみましたが、藤沢周平の作品は何度読んでも心を打ちます。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/10

20100408まずまず
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/08

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花のあとの 評価:48 感想・レビュー:63
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