サンダカン八番娼館 (文春文庫)
サンダカン八番娼館を読んだ人はこんな本も読んでいます
サンダカン八番娼館はどんな本ですか?
サンダカン八番娼館を追加
サンダカン八番娼館の感想・レビュー(32)
騙されて娼妓としてボルネオに売られていったおサキさん。人生の終わりを赤貧に暮らし、かつ野良猫を養い「これもいのちのあるもんじゃけぇ」と慈しむ。一人息子にもほぼ見捨てられたような生活でも、恨みはない、三度三度食事ができるのは殿様のようだと言う。辛く苦しい時代を経て、人間の最も醜いであろう姿を見続けた末に、何事にも光を見る術を見につけたのだろうか。この一女性の心の美しさに打たれる。
12/15:もてないず原理主義者
人生が変わりそうな、ノンフィクション。10歳で東南アジアに自ら身売りした日本人女性…現地での過酷で悲惨な記録集だと思いきや、予想を裏切られた。読んでて心痛んだのは、日本での極貧の子ども時代、農村の暗い家族関係。心奪われたのは、南洋娼婦生活の隙間時間で極彩色の自然にはしゃぐサキさんの姿、想いを寄せた人のエピソード、そして老いて苦しい日本の生活でも失わない優しさ。 女性史研究家の著者が、取材での葛藤や自戒の念を正直に書き、サキさんとの交流記に落とし込んだからこそ、響くのだと思う。古本屋で出会って良かったなあ。
07/23:のどか
07/05:ひなた
徹底して悲劇的な「からゆきさん」たちの生涯。それでも美しい心を失わない女性たちは奇跡的にすら感じられる。「男性優位社会」「男尊女卑」「性奴隷」などの露骨な語彙すらも生易しく感じてしまうほどの男の性欲・暴力の恐ろしさ。執念とも言える情熱と、度重なる偶然によって導かれていく山崎さんの聞き取り活動も読み応えある。傑作ノンフィクションですね。
05/31:ネジ子
05/12:こむぎ
これがつい100年前の日本とは信じがたい。貧しくて学校も行けず字も読めないのに外国に働きにいこうとするガッツがすごい。しかも同じ村から何人もそういう人がいたってことは、日本は相当貧しかったはず。著者は中流家庭の出身でなにが彼女をこのテーマにかりたてたのかも気になる。
04/23:HQVJF9
02/24:1Kei29
02/03:貉
12/24:大往生テロル
08/15:ノビコ
07/09:ウエハス
07/04:唐戸るむ
自分の知らない土地で、知らない人に体を開かざるを得なかった女性たちのことを知り、同じ女としてすごく苦しく、悲しい気持ちになった。研究書でありながら、からゆきさんや筆者の人間味がすごく良く描かれており、読後一時は涙が止まらなかった。これから生きていくなかで、読み返していきたい本の中の一つとなった。
03/29:ららなお
01/03:伊良林正哉
12/13:mkikuchi03
--/--:茶々まる
--/--:TDNaKuiNYD
--/--:ntahima
--/--:つっかけ
--/--:モヨコ
サンダカン八番娼館の
%
感想・レビュー:12件














ナイス!








