片想い (文春文庫)
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片想いの感想・レビュー(2070)
「片思い」というタイトルだけど、恋愛小説ではありません。ジェンダーとか、性同一性障害とか…社会派小説に近いですね。このテーマだと、2001年頃の金八先生で、上戸彩が演じた「男性の心を持った女子」を思い出しました。あの頃、話題になりましたよね。でもこの小説はそれよりずっと前に書かれてるようで…さすが、目のつけどころが東野さん!ですね(*^^*)男女の性差についてはテーマが重く、深すぎるため、感情移入が微妙に難しかったけれど、この問題について見識を深めるきっかけになりました。それも、読書の楽しみの一つかな♪
サスペンスだけでなく、深いテーマに考えさせられた。「メビウスの帯」うまく表現してると思う。東野圭吾凄い。活字苦手な私でも622ページをぐんぐん読み進められた!!
重いテーマと複雑な絡み合いに挫折しかけたものの、「片想い」に込められた意味がわかった瞬間ずしりときた。何も言わずに最後まで読んでほしい一冊。
深い意味が込められた片思いと言う題名、男って、女ってなんだろう。根本的な問題がいろんな風に絡み合って、物語が進んでいくのですが、軸は愛、愛の形は人それぞれ違いますが、この本のように尊い物であって欲しいと思いました。
再読でした。やっぱりすばらしい。 早田や中尾などの脇が光ってるのもさることながら、お気に入りは須貝かな。 サブサブキャラだけど「串カツで一杯やろう」のセリフにリアルな友情を感じる。 西脇の言葉を借りるならば、「友情がなくなったわけではない。優先順位が変わっただけ」 年月を重ねた友情が丁寧に書かれていて、共感できる。 タイトルと最後の締めも秀逸。
片思い…題名見ただけじゃあんな深くて重い片思いが繰り広げられるとは想像つかなかった。すごく読み応えあったし考えさせられたからいつか再読しよ。
タイトルが深い。また、解説にある『人生とは「メビウスの帯」の上を歩いているようなものなのかもしれない。そして、いつも理解してくれない反対側へ「片想い」しているのである。』という言葉が印象的でした。
セクシャルマイノリティやトランスジェンダーについては大学で学んだけれど関心のあるテーマなので思いがけず考えさせられた。だけに主人公のやはり柔軟でない頭にイライラ。事件の真相はわからなかったし、告白したときに納得できたかんじは良かった。しかし彼が病気でなかったらどうしたの!?悲しすぎると思います。
ジェンダーの問題を取り挙げた想像していたよりも思いテーマで、なかなかページが進まなかった。登場人物の誰にも感情移入ができなくて…。ただタイトルの「片想い」の意味があらゆる場面に散りばめられていて、深かった。
読み始めは「? 面白くないかも~」って思ったけど、読み進めていくうちにどんどん引き込まれた。
好きな作家には失敗がない(でも、たまに失敗することもあるけど)
性同一性障害で悩む人々の思いが少し垣間見えた気がする。実際会ったことがないため、ピンとはこない。自分の子どもにそんな片鱗があったら、どう接するのだろう。 ストーリーとしては順調に謎が解け、優しい終わり方でよかった。題名「片思い」が読後にずしりとくる。
「片想い」というタイトルに込められた意味がとても深い。 いろいろな世界観にとまどいましたが、考えさせられました。 よくみると表紙にはメビウスの輪が・・・ 男と女の違いについて、登場人物がそれぞれ例えを出しますが、なかなか難しいと思いました。
想像してたよりテーマが深くてびっくりしながら読んでいました。うーん深いなあ。自分の文章力では伝えきれないものを感じました。読んでいてつらかったです。でも読んでよかった。
複雑な問題がテーマだったけれど、人間の心の多面性や社会での生き辛さが明確に書かれていて、考えさせられる内容でした。特に「男と女はメビウスの帯の関係にある」という考え方には、なるほどと思います。また単純な事件のようで十分謎めいた話だったので、ミステリーとしても楽しめました。本作を読んで、誰もが何らかの形で片想いしているんだと考えるようになりました。
先日、多くの書籍を処分したのだけども、この本は直感的に手元に残した本。推理小説の裏にある、人間独特な考え方や悩み、概念が記されていて、考えさせられるストーリー。メビウスの帯は、大きな環境の中に存在して、所々によって存在意義や色、温度が違うのだと思う。誰もがメビウスの帯上に生きているのだと実感!また折に触れ、読み返してしまう書籍だと思う。
あつかわれているテーマが大きな問題だっただけに、はじめは読むのをためらってしまった。 しかし読みすすめていくうちに、誰もが持つ多くの「片想い」に共感を覚え、一気に読み終てしまいました。 物語にあるように人の心はメビウスの帯の上にあるようで、どんなこともつながっているかのように思いました。 普段は意識していない問題でしたが、本作品を読み終え深く考えさせられました。読みごたえのあり面白かったです。
夢中になって読んだ。 登場人物それぞれの思惑・行動に、感動した。 みんなが大切な人の為に、懸命に行動してた。 幸せになっても、なれなくても。 あまりに感情移入しすぎて、夢にまで見てしまう程に。 東野圭吾の色んな本読んだけど、これは、私の中で、完璧に上位の部類。
性同一性障害というデリケートな主題を見事に生かし、さすが著者だなと。片想いって色々な形があるんだなと。登場人物のそれぞれ文中の側面から感じられる「心」の部分が切なかった。ただ終わり方が綺麗にまとめすぎかなと思ったのと、中心となる夫婦のギクシャクについてもう一展開がほしかったかな。
心と体、男と女。性同一性障害って思っている以上に実際は難しいテーマなんだなって思った。同じ人でも名前が2つあったり、ちょっと見失う時があった。アメフトが好きなので、登場人物が大学時代のアメフト部の仲間で読みやすかった。
体が女で心が男の人の性別もあればいいのにね っていいたいけど この言い方すらそもそも偏見してるからなんだ って書いてあったし でも他に表現の仕方がわかんないー ジェンダーってホント紙一重で 難しいね 男とか女とか心を定義できないもんねー 男が好きだから女、 女が好きだから男、 それもちがうみたいだしー。 自分は偏見なんてない 決め付けてないってゆうひとほど 男とは女とはこうあるべき って理想や定義があるのかもねー。
性同一性障害とかあまり関心がなかったから、とっつきにくかった。でも学生時代の仲間たちそれぞれの生き方や、友情、またそれをアメフトとからめたり、様々な恋愛感情であったり、そんな色んな要素を盛り込みながら、最後は感動してしまう。さすが東野圭吾という感じ!
さすがにビックリでした、片思いってタイトルでしたから普通に恋愛系の話しになると思っていたらやっぱり東野圭吾さんの作品らしく期待を裏切らないですね、性同一性障害ってなんだろうって考えさせらる作品でした。でも読んでいて難しさを感じることなく読めるし本を読まなければ聞かない言葉が多いが全然違和感ないし東野圭吾さんの作品はとても勉強になります。
ありふれた「片想い」の言葉からここまで世界を広げていけるのがいい。 前半がもう少しアップテンポでもいいかな、と思うのはあたしがせっかちだからかな。
感情移入するあまり詮索することによって事件をややこしくしただけなのではないか?と思って、読後すごい後悔した。
男と女って難しいな。東野圭吾は読むとなにかしら考えさせられる。私の妹が同性愛者だからというのもひとつの要因かもしれないけど、すごく感情移入しながら読めた。最後の、同窓会のところ切なかった。全部読んでからだからこそ切なかった。「片思い」ってタイトルからは想像もできない重さ、切なさだった。
どれを読んでも満足感が得られる希少な作家さんです。 この本は読み手の感性で印象が変わるかな・・・ 但し、この世界は、単純に男と女だけではないことを教えてくれます。人の心に性別はないのかも。 自分のもった印象は恋愛ものでも、サスペンスでもない、普通に存在しているけど気づかない未知との遭遇でした。
片想いの
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