坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈5〉 (文春文庫)
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坂の上の雲〈5〉の感想・レビュー(1127)

旅順にて乃木希典の不甲斐なさに、いよいよ同郷であり戦友でもある児玉源太郎が自ら出向きその指揮系統を改めさせ、指揮を始める。主戦場を203高地に移し奪取する事により旅順港に鎮座する敵艦隊を砲により全滅させた。また旅順要塞も203高地奪取後、より効率よく攻めることが可能になった。乃木希典の爾霊山の詩は印象深い。海軍は一時本国に期間し、艦の手当を行う。バルチック艦隊においては極東への長い航海によって士気が低下している様が書かれている。巻末には好古の孤軍奮闘ぶりが描かれている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/16

印象に残ったシーン-旅順要塞のロシア軍が降伏を申し入れた際に、日本軍司令部に言い知れぬ沈黙の空気が流れたこと。奇声を上げて喜ばない所が日本人らしい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 02/07

旅順攻防終了直後に、日露両軍が一緒に踊ったり、酒を酌み交わして喜び合うシーンが印象に残った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/06

頭が盆暗だと現場は苦労するね、ていうか死んじゃうね、という話ですかこれは。p169、実之の「自分は新時代のうまれだから」、自分(らの世代)には武士的な素養に欠けるということを軽い自虐をもって語ったのかもしれないが、むしろその武士的な素養こそが発想の固執化を生んだのではないか、まさに江戸から日本陸軍に張り付いている「かきがら」ではないかと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05

なかなか読み進められないです。はじめは、ロシア人の名前が覚えられないのか思ったのですが、そうでもないみたい。ロジェントスキーとか覚えましたし。ちょっと出ただけの人のプロフィールまで書かれている濃さに溺れたのかも。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/04

ここにきてどうも読み進める速度が落ちた。読む時間がないということもあるが、どうも内容が頭の中に入らない。何度も何度も読み返してしまう。戦況を過剰に見る露西亜と過少に見る日本、また203高地での戦闘終了時に喜び合った日露の兵士たち等々、どこか噛み合わない現実が戦争の愚かさを際立てている。ここまで生々しい戦闘を目の前にすると、もはや何のために戦っているのかは問題ではなくなるのだろう。争いはまだまだ終わらない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

ON
長々と描かれてきた旅順要塞攻略戦がついに決着します。しかし読んでいるこちらがそわそわするくらい当時の日本は綱渡りの戦争をしていたんだと、つくづく感じさせられます。作中にはもしここでロシア軍が引かなかったら・・・とか、もし旅順が落ちなかったら・・・というifの状況が随所に出てきますが、そのどれかひとつでも実際に起こっていたら日露戦争はロシアの勝利だったのではないかと思うと、この戦争に限って言えばは本当に元寇の神風の続きだったのかもしれません。ただ、それが後の陸軍の暴走に繋がっているのかと思うと複雑です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

ダメな乃木、デキる児玉という図式で旅順での闘いが描かれていたが、後半ではその児玉ですら、戦闘の長期化や連勝での緩みにより思考が固着し、秋山の活かすことができなかった。情報を過大に捉えるロシアと、過小に捉える日本。東郷が自分で沈没を見に行ったこと、コンドラチェンコの果てなき旅w、などが印象的だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

爾霊山の詩が泣ける。それにしてもロシアから希望峰回って日本海て大冒険過ぎる。。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/23

児玉と乃木のシーンが印象的です。配慮もさることながら、言い回しの巧みさもすごい。あとはロジェストウェンスキー、大変だな~としみじみ…。自分がバルチック艦隊乗ってたら、発狂しちゃうかもなーなんて思ったり。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/18

乃木の詩才を絶賛する著者だが、同じ筆で今まで散々その軍才をこき下ろしてきた人なので、素直に褒め言葉と受け取れなかった。二〇三高地~水師営までの描写は圧巻で、全巻制覇した後もここだけは何度も読み返したいと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

どこまでが正確な時代考証に基づいた史実なのか解らないが、近代の話だけあってもの凄い情報量。国家が重きをなした時代、胆力、偶然のめぐり合わせ、味方同士の相互補完性、あるいは非協調性、保守指向と冒険指向、すべての要素が作用している。爾霊山の句で表された圧倒的な悲しみと畏敬の念。凄すぎます。旅順攻撃中止とともに、直前まで殺し合っていた両軍の兵士が一緒に喜び合ったというのも大変に印象的。誰も戦争を喜びません。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/02

DVDでも鑑賞中
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 12/31

この巻では、旅順攻防を通じてこの時代のリーダー像を描いている。大山、東郷に代表される言わば神輿に乗る切るのが当時のリーダーの典型であり、失敗例として乃木がいた。乃木は悪い神輿であろうとも神輿は神輿として乗り切ろうとしたのか、或いは神輿に乗るべき人物ではなかったのか。出色は児玉である。歩兵による正面突破から大砲に切り替えた戦術の確かさ、現場第一主義、兵士の志気や乃木を尊重した人格。児玉はいつの時代であっても一流のリーダー足りうるだろう。旅順は陥ちた。次は日本海海戦か。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(3) - 12/29
d_kazeblowing
失礼しましたww
ナイス!ナイス! - 01/29 06:17

ぷるぷる
先はまだちょっとあります。頑張って。
ナイス!ナイス! - 01/29 16:20


死を厭わず進み、少数ながらもあきらめない日本兵がやっと優勢になる姿は感動的で泣けます。しかし、のちの太平洋戦争の日本が一億玉砕などを唱えたのはこの感動的な奇跡の味をしめたのも一因なのかなと思うと複雑です。好古や児玉を見ていると、決して驕らずに自分と敵の実力をふまえた上で邁進できる人が勝機をつかんでいく、そんなふうに感じました。自分もそんな人になりたいです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 12/20
雨巫女。@灯れ松明の火
好古たちのような軍人ばかりなら、あの太平洋戦争は、回避できたのでは、悔やまれます。
ナイス!ナイス! - 12/27 07:49


この物語は組織論だ。現代組織のあり方、その中での生き方を深く考えさせられた。児玉の乃木への配慮。方向転換の方法。心に刻みたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/17

「見えます。各艦一望のうちにおさめることができます」は名言。ただ、その名言が単純化、物語化された結果生まれた「乃木を押しのけた児玉の手柄」として描かれていると思うと少し複雑。歴史を語る素材としては余りに側面的すぎるゆえにエンタメとしての割りきりをもって読む必要がある小説だと思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/17

一時的に指揮権を奪取した総司令部の参謀、児玉源太郎が鬼手一手で戦況をひっくり返す。結果的にはきわめて大きな戦果を挙げ、日本を亡国の危機から救った。悪い前例を残すまいと児玉が細心の配慮を払ったにも関わらず、この成功が悪名高い辻政信らの「現地派遣参謀による指揮権の行使」という悪しき慣習につながっていくのは皮肉である。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/09

「ロジェストウェンスキーの大冒険」巻。と、それはさておき、巻冒頭の児玉による二〇三高地奪取は、(史実との違いはともかく)この物語における陸軍最大のハイライトであることは間違いない(NHKもここに力を入れるようだ)。観測地点から旅順港が見えたときの描写は感動的ですらある。また軍人としては二流以下と評される乃木だが、この高地を「爾霊山」と詠む辺り、やはり並みの人間ではなく、戦後「聖将」と呼ばれた所以の一つにはこういったところがあるのだろうと感じた。そして巻終盤、秋山好古は最も過酷な黒溝台会戦へと臨む。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 12/05
四耐四不@五省
二〇三高地奪取の場面、おっしゃるとおり陸軍のハイライトですね。ここは何度も読みました。(とうとう現地へ行くまでのファンになりました。)
ナイス!ナイス! - 12/05 22:59


バルチック艦隊の航海を描いた『海濤』章が、一番心躍った。艦隊が不憫でならない一方、もはやスチームパンクを思わせる蒸気艦隊の冒険ドラマのようだ。日本海まで航海はまだ半分以上ある…!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/01

数々の出来事の積み重ねによってはじめて、日本はロシアと互角に戦えたのだと思う。バルチック艦隊は疲弊しながら日本海へ向かって来ていることが、丹念に記されている。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/30

旅順、ついに陥落。児玉源太郎自ら乗り込み、指揮権の一時代行という曲芸にも似た介入を行うが、その過程で見せる卓抜な作戦着想と乃木希典への痛々しいまでの心遣いの細やかさの対比が印象的。一方、己の無能を棚に上げて「陛下の赤子」などという軽薄虚飾の言を弄する現地将校には、太平洋戦争へと続いて行く日本陸軍の虚構性の萌芽を見る気がして嫌悪感を禁じ得ない。乃木の芝居がかった振る舞いも、歪んだ軍人像を後世に禍根として遺したように感じてしまうが、この辺りは同じく司馬遼太郎の『殉死』で語られていたはずなので読み返してみよう。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/24

NHK年末ドラマが始まるまでに6巻まで読みたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/23

203高地の勝利、ステッセルの降伏まで進んだ。バルチック艦隊の到着までもう少し。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/23

203高地。日本人の精神に刻まれるべき闘いは日本軍の勝利に終わる。旅順艦隊は消滅し、連合艦隊は休息へ。日本陸軍の精神的、構造的欠陥が次第に明らかになる。この欠陥が40年後の破綻の原因に。この巻は黒溝台の闘いの始まりで終わる。好古の運命はいかに。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/12

ロシア→ドストエフスキーも再読したくなってきた。ロシア人名にだいぶ慣れてきたから。(笑)
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/12

旅順攻略は成った。が、陸軍の悪弊がまた不幸を招かんとする展開。秋山兄弟が活躍するのは、六巻以降かな?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/12

陸軍:遼陽会戦、沙河会戦に辛勝、旅順も苦難の後に攻略。その後、冬営中。好古の報告に耳を傾けない総司令部。好古の後方撹乱に惑わされるクロパトキン。日本の最左翼を攻めるべく、グリッペンベルグの準備が進む。 海軍:旅順艦隊を殲滅し、メンテナンス中。バルチック艦隊は、石炭の積載に苦労しながらも、喜望峰を周り、マダガスカルに到着。ロジェストウェンスキーのヒステリーにより、ストレス過剰の状態。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/10

どうなるかと思った乃木軍も児玉の介入で事態収集したのね。戦争って、みんながみんな同じ方向に向いて、一枚岩となれば強いんだろうけど、いろんな利権が見え隠れして、邪魔をしてる感じがした。人間だから仕方ないのだろうけど、日本はロシアの帝政末期の状態に助けられた感があるなあ。あと、バルチック艦隊って、相当苦労して日本にやってきたんだな。いろいろと歴史の裏側を知ることもできました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/08

児玉の2つのコメントに共感。仕事の際にも意識が必要と感じました。 砲兵専門将校に対する発言 「諸君はきのうの専門家であるかもしれん。しかし明日の専門家ではない」 融通の利かない回答。できないでは自分で考えることが必要 「報告はそうなっているという」参謀将校に対する発言 「自分で乗込め、机上の空案のために無益の死を遂げる人間のことを考えてみろ」 スタッフ業務をしていますが、思い当たる節はあります。 実業務を行う人を念頭に業務をしていきたいと感じました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/04

やっと、やっと203高地陥落し、旅順を攻略…。児玉さんが伊地知に叱責し、胸がすく思いでした;;日本軍にもロシア軍にも有能から無能、あらゆる人間が時に状況を狂わせ、時に動かし、偶然と運命が絡まり合い混戦は続く。希望峰を越えて進軍するバルチック艦隊にあわせ、欧州事情も絡まり、歴史は初の局面に向かっていきます。そして最後の騎士道を持ち合わせた戦争であるとの記述に、その後の大戦の残虐さが想像でき…少なからずぞっとしました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/30

戦争というと、太平洋戦争以降の残虐で非人道的なイメージしか無かったが、本巻にこの日露戦争の時代には人間味のあることがあった(日本兵とロシア兵が戦の後、酒を交わした)という記述があって、意外な一面を知った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/30

旅順要塞がついに陥落 。児玉が指揮をとることで攻勢に出た点を見ると、トップの強い意志の大事さがわかる。一方、バルチック艦隊の苦難の航海には同情を覚えた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 10/15

Mzo
二〇三高地が児玉の指揮でついに陥落。「旅順港は見おろせるか」「見えます。各艦一望のうちにおさめることができます」この会話が日露戦争における最大のターニングポイントだったかもしれない。そして、バルチック艦隊は負けるべくして負けに来ているようにしか見えない。もちろん、歴史的事実を知った上で我々が後世から見ているせいでもあるが。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/14

感想は、最終巻で。

バルチック艦隊が不憫すぎて泣いた。日本に行くまでにあんだけ苦難があったらそら勝てんわな
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 09/09

さっきまで本気で殺しあっていたのに、酒を酌み交わすとか。よくわからないよ。戦争って。人って。陸戦の本戦も、海戦の本戦も。ここから、なんですよね。ここまでだけでももう充分なのに•••• 物語としての感想は。児玉かっこいい!!!!!いよいよ秋山兄弟活躍が始まりそうで、ちょっと、わくわく。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/08

このへん、息切れ気味

さすがにちょっと日露戦争の細かい戦局に疲れてきた。まるでバルチック艦隊にいる気分にゴールが見えない。ああ、そうか秋山兄弟の生き生きした様子が出てこないから疲れるのだな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/08

張りつめた気持ちを若干リラックスさせてくれる巻。児玉さんの指揮力の凄さに圧倒されている間に203高地が陥落し、久々に好古が表舞台に登場する。あくまで最前線の指揮に拘る(拘らざるを得ない)好古が光っている。天才でなければ騎兵を駆使できないと考えていながら日本の騎兵の発展に携わり続けた気持ちやいかに。☆☆☆☆
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/06

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坂の上の雲〈5〉の 評価:27 感想・レビュー:150
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