坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)

坂の上の雲〈4〉 (文春文庫)
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坂の上の雲〈4〉の感想・レビュー(1198)

何がビックリしたって司馬先生があまりにも乃木希典氏、伊地知幸介氏を嫌っていることです。自分がこれまで持っていた乃木希典のイメージとまったく違っていたので、ホント衝撃でした。連続する批判の言葉の嵐にはとまどい続けましたが、決定的だったのは巻終盤での伊地知氏と乃木氏に対しての言葉・・・『この程度の頭脳が旅順の近代要塞を攻めているのである。兵も死ぬであろう』これには参りました。話の主題が執拗にそこに置かれていて正直疲れました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/15

伊地知の意固地。伊地知のような人も乃木のような人も自分の周りにいたりします。日本人は何を学んできたのでしょうか。歴史にifがあるなら、明治帝に直接203高地を全力でとれって乃木に言うようお願いすれば良かったのにと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/13

折り返し。海軍よりも陸軍の奮闘がうんと記されている。 特に大山/児玉の満州指揮官とその参謀達の立ち振る舞いに一挙手一投足明治の男気を感じる。一方旅順要塞で情けない振る舞いをしている乃木希典とその参謀の無能さを何の情けも容赦もなく著者は実直に表現している。が、依然として多くの日本人が単調な戦術の前に死んでいっている。バルチック艦隊が極東に向かっているとの情報も入りいよいよ大本営と海軍との焦りが色濃く出てくる。203高地をおとすように助言をするが乃木は聞かず、次巻児玉が自ら旅順へ向かう様相を呈している。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/09

正岡子規がいなくなり、一気に読むペースが落ちた。ようやく半分かー。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/09

あまりにも悲しいお話。ありがちなお話だけど、能力のない人がリーダーになった時の悲劇か・・。周りもそれを止められない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/03

ON
「悪い軍隊なんてものはない。あるのは悪い指揮官だけだ」とは、映画監督押井守の言葉ですが、この巻はまさにそれを地でいくような指揮官が日露両軍に現れます。バルチック艦隊のロジェトウェンスキー司令長官もそうですが、なんといっても旅順要塞攻略を一手に担う日本陸軍の乃木・伊地知ペアはその頑迷さ、無知さにおいて完全に悪役となっていて出てくる度に読者をイラつかせてくれます。何よりもこの二人が指揮する戦線に日本の命運がかかっているというのが、恐怖です。秋山兄弟の出番はほぼありませんが、それよりも旅順の行方が気になります。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/31

藩閥人事といい、兵站軽視といい、大和魂信仰といい、これら日本陸軍の忌むべき体質が第2次大戦まで続いたことに、ひたすら嘆息せざるを得ない。さらに現代日本と照らし合わせても、思い当たることがありすぎてもう、これも日本人の持つ一面なのかと、諦観にも似た気持ちにさせられる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/24

人が物語を作るわけだけれど、一人一人のエピソードに目が行ってしまい、全体的には模糊とした印象。日本が歩んできた歴史であるのに、それほど惹かれないと感じたのは何故なのだろうか。今の日本の若者たちは情緒的な話に終始し、社会的な話をしないと聞いたが若者の一人としてその通りだと思う。その感覚が本を読む上でも作用しているのなら、それ程恐ろしいことはない。それこそが、今と当時の大きな違いを知ることができる重要な要素の一つなのだが。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/23

この巻では乃木軍を筆頭に陸軍が事あるごとに玉砕している。自分の脳内では屍の山がすごいことになっています。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/19

伊地知のウザさ全開w事実ここまで酷かったのか分からないけど、こんな上司いたら死んでくれって思うわ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/19

ようやく折り返し地点に。マスコミ次第で国際社会からの評価が変わってしまうわけだから、今も昔も情報って怖いなーと思ったり。黒木・藤井コンビの評価の話も皮肉なものを感じました。そしてパニック心理っていうのもやはり怖いなーとつくづく実感です…って、怖いものだらけだな~(笑)いよいよ次は二〇三高地へ!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/06

陸軍メインで話は進む。乃木希典、山県有朋の叩かれっぷりがすごい。「無能司令部」、「戦史上、いまだかつてないほどの愚劣な作戦」、「おそるべき時代錯誤」等々で、あまりに辛辣な言葉を連続させるので、途中から笑ってしまった。それほど司馬氏は人を人とも思わない日本陸軍を嫌っていたのだろうなあ。次は5巻。二〇三高地ははたして?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/06

中休みのような感じで、正直ロジェストヴェンスキー大航海くらいしか印象に残らなかった。大長編だと一つくらい状況説明に費やされる巻があるのもやむ無しなのかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

乃木希典という人はよく解らない。死後神として祭られるほどの英雄だったはずだ。立派な神社もある。明治帝の信任も厚い。兵が乃木のために喜んで死んで行ったとも聞いたことがある。でも司馬遼太郎にかかると手厳しい。「翔ぶが如く」でも酷評されていたけど、旅順の話を読むとワナワナと怒りを覚えるほどの希代の大不覚人として描かれている。戦後処理で評価されたというのはあるにしても、英雄を求める軍国時代の背景と政治的演出で神としての評価がなったのであろうか?よく解らないのです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/31

本文も面白いけど、余談も面白い。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/24

個性的な明治人の中でも一際外見から面白いのは長岡外史。発想に常識の壁がないから色んなことを思い付く。会ってみたい偉人No.1です。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/22

ドラマに追いつかねば(--;)「智恵というのは血を吐いて考えても限度がある。最後は運だ」
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/21

陸に主眼をおいているからなのか、前巻よりも娯楽として洗練されている。作者による独断的な人物や事実の評価、作戦の立案プロセスを無視した側面的な事実羅列。歴史小説をこれほど高揚感を与える娯楽として仕上げた作者はすごい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/16

(再読)早くドラマに追いつかなければ・・・
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 12/14

坂の上の雲(四)では大山巌や東郷平八郎の胆力や人格の大きさに強い憧れを感じた。武士道が明治のこの時代まだ一部では生きていたのであろう。反面、明治陸軍の兵站、物量、計画性を軽視し兵士の血に頼る戦略性のなさに昭和陸軍に受け継がれる悪しきDNAを感じる。乃木司令官、伊地知参謀は門閥政治が生み、旅順攻略による死傷者6万人以上、誰も責任を取ることはなかったとある。暗い気持ちになる。日本人とは何か。読み進めなければならない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/08

遼陽会戦開戦から旅順総攻撃まで。旅順攻囲戦の記述は当時の乃木司令部への怨嗟の声に満ちているようでもある。この結果は、間接的には藩閥政治による陸軍人事にある、と司馬は暗に語る。日露戦争という国家の存亡に関わる戦争に当たるに際して、薩長のパワーバランスなどにこだわって司令官・参謀長人事をする山県・寺内の姿は滑稽ですらある。よく言われる乃木愚将論については、そこまで言ってるかな?という印象。よき参謀に恵まれていれば、という同情はあると思うけど。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/01

惨憺たる描写の連続であった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/30

二回目読了。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 11/26

ドキドキイライラしながら読み進めました。いくら人格が優れていても、無能の人が組織の上に立ってはいけないと思いました。司馬遼太郎さんの怒りが文章の端々に反映されてます。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/25

いよいよ悲壮感を増してきた日露戦争。戦略的に圧倒的不利な状況を、なんとか戦術的勝利で挽回しようとしている状態に陥っている。山県有朋、伊地知幸介といった、危機的状況においても頑迷な人間、無能な働き者は非常に有害。クロパトキンのように、非常に優秀で頭の切れる人間でも、胆力がなければ総指揮官としては不適。「戦場の霧」の中、より失点の少ないほうが勝つ泥仕合が展開される。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/25

満州の野で、絶対的に不利な状況を耐えに耐え、文字通り死力を尽くして五分以上の態勢へと持って行く将器と勇猛ある一方、「この程度の頭脳が、旅順の近代要塞を攻めているのである。兵も死ぬであろう」と著者から口を極めて断罪される愚劣そのものの乃木司令部あり。そのどちらも濃厚に「日本人の組織」の特性を(まさに極限レベルで)発揮しているものであり、形を変えてそのいずれもが現代の日本にも受け継がれているような気がする。ロジスティクスの概念に乏しいのもまた然り。国民性というのは何世代経てもそうそう変わるものではないのかな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/21

旅順艦隊は旅順に引きこもり、バルチック艦隊と合流すれば日本は敗北する。満州の戦闘も苦戦だが、本題はやはり旅順攻撃。乃木・伊地知コンビの無能さは目を覆うばかり。数多くの無能人間が出てきた司馬作品でも最悪の二人。もし旅順が陥落しなければ、国は滅ぶ。好古の騎兵隊らしくない騎兵隊もこの巻の見所。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/11

すごい細かいとこまでよく調べたなぁ~って。感心してます。 率直な感想。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/05

古い幹部の刷新、合理的思考。今の日本にもとめられる事がすべて記載。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 11/03

この巻の主役は、眞之が所属する海軍ではなく、陸軍、しかも好古では無く乃木大将と伊地知参謀だろう。彼らが活躍したのではなく、彼らが余程無能だったかを知らしめてくれた。司馬先生は、陸軍、とりわけ山縣有朋以下長州閥が牛耳る陸軍の組織に腹が据えかねたのだろう。何度かこの陸軍の体質が、後の太平洋戦争を引き起こす、という表現で何度か触れている。戦争を体験しているからと思うが、陸軍の無能さに対してはかなり辛辣な表現を用いている。一番印象に残っているのは、381ページの、『この程度の頭脳が(乃木と伊地知のこと)、旅順の近
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/22

逆境の中での日本軍の奮闘が描かれている。兵員や装備・物資の不足を勇猛さや勤勉さで補い闘う姿勢は、国家の存亡を掛けた戦いであることが十分に伝わってきた。ただ、作者も書いているようにこの成功体験が太平洋戦争に繋がっている点を考えると複雑な心境になる。過去の成功体験からの脱却はいつの時代も難しい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

Mzo
海軍は黄海海戦、陸軍は遼陽攻防戦、そして旅順攻略。黄海海戦は日本にも失策はあったが下瀬火薬という技術力により辛うじて勝利。一方、遼陽では圧倒的な火力不足に悩まされるも、クロパトキンの小心が天佑となりやはり辛勝。そして旅順…。伊地知の頑迷とそれを制御できぬ乃木が癌となるが、真の病巣は藩閥人事から脱却できぬ大本営(山県)にある。適材適所の逆を行くとこうなる、ということが分かり易過ぎるほど分かる悲惨な例。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/05

感想は、最終巻で。

この巻のテーマは、砲弾不足と乃木軍かな。この巻の最後は、無能な乃木軍司令部のことがずっと書かれていたが、読んでてイライラしてきた。日露戦争って、本当に日本が勝ったのか?と思わせる内容だった。5巻でどのうように巻き返すのかを楽しみにしたい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/01

aoi
伊地知参謀長がボロカスに書かれていて、こんな人が参謀になった乃木希典は不幸だ...というような書かれ方だけど、伊地知はもちろん酷すぎる....と思ったが、乃木も充分に酷いように感じた。どうやってここから旅順を攻略するのか、楽しみ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/01

陸軍と海軍の性質の違い、当時の、上官の命令のまま死ににいく日本兵の従順さは想像以上。しかし、そうした犠牲があって今があるのだから、乃木・伊知地への批評批判も、なんだか複雑な気持ちだ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/05

伊知地参謀長の乃木軍が旅順総攻撃を26日にする理由を聞かれた時の返答「二十六という数字は偶数で、割り切れる。つまり要塞を割ることができる」 何言ってんだこいつ
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/30

実情は知らない。史実に基づいてるんだろうけど、本当の史実は、知らない。でも、これ読んでると、旅順、陸軍馬鹿ー!海軍凄いー!って思ってしまう。 この展開からどう勝ちにいくのか?楽しみになってきました。しかし、教科書で習ったときは、「何でこんな小さい半島の名前暗記させるんだ。」と感じたものですが••••遼東半島、本当に重要ポイントだったとようやく知りました••••
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 08/30
krnkn-fa
教科書の暗記の件、まったく同感です(^_^;)
ナイス!ナイス! - 09/05 07:16

ムカシ
例え無理矢理の暗記になったとしても、日本人として、知っていかなければならない名前ですね••••
ナイス!ナイス! - 09/06 01:16


伊地知さんのけなされ具合がとてつもない一巻。乃木さんはフォローされているが、文面にひしひしと(氏にとってはWW2終戦まで連綿と続く)陸軍の性質に対する憎悪の念を感じる。また、児玉さんや黒木さんら、あるいは海軍を過剰に演出している感も露わなので、これを機に歴史を紐解いてみたいと思った。☆☆☆☆
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/02

プライドが高いだけの男は昔も今も使えんな。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/31

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坂の上の雲〈4〉の 評価:29 感想・レビュー:172
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