竜馬がゆく〈8〉 (文春文庫)
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竜馬がゆく〈8〉の感想・レビュー(1188)
あ~、やっと読み終わった!1巻から、「この面白い男はどうやって死ぬんだろう?」と思っていたけど、非常にアッサリと死んだ。作中にある通り、まさに『この長い物語も、おわろうとしている。人は死ぬ。』だった。司馬遼太郎にとっては竜馬がどうやって生きたのか?ということの方が関心事だったんだね。人がいつ死ぬかはクジみたいなものだし、この展開に妙に納得しちゃった。
終わったけど簡単に感想が書けない。強いて書くと、距離が遠いとか時間がかかるけれど手紙でなく、「人に会うこと」・「眼で状況を確認し、人の性格なども考え行動すること」。そして、現代に竜馬がいたらどうなるだろう。たとえばメールはどのように使うのだろう?暗殺シーンのページは開きたくない。竜馬を別の見方をした本があれば読んでみたい。
完結。全八巻という長い長い物語がついに終わった。終わってしまった。 竜馬の青春の生涯は、現代を生きる私たちに本当に多くのことを教えてくれる。竜馬がゆくの中にちりばめられた竜馬の一言一言、竜馬の生き様。すべてが勇気を与えてくれるし、進むべき道を示してくれる気がする。/人生観という言葉を使いたい。著者は「事を成す人間の条件」、というものを考えるために坂本龍馬を選らんだらしい。坂本竜馬の人生観は「世に生を得るは事を成すにあり」という有名な言葉に集約されるのだろう。自分の生きるべき明確な意義を持つこと。自分の信念
「この長い物語も、おわろうとしている。人は死ぬ。」・・・ってそれはそうなんだけど、竜馬の最期は知っているんだけど、涙ぼろぼろで文字が曇ってしまって読むのが辛かった。藩邸に移っていたら、風邪をひいていなければ、手元に刀があったら・・・もう少し生きて生まれ変わった日本の国を見届けて欲しかった。竜馬のおかげで今の日本がある。人生で大切なたくさんのことを教えてもらった。竜馬、司馬遼ありがとう。
今まで幕末の維新史について何も知らなかったのが恥ずかしい。学校の教科書で得た細切れの知識では、江戸時代と明治時代が全く結びついてこなかったのが正直なところ。それほどガラリと日本を変えた人物像、心に刺さった。
何回目か忘れましたが、また今回も読破後の余韻に浸れます。 題材はもちろんのこと、著者の潔さが好きなのかな。 乙女が高知で、流れ星を見るエンディングなんていうのは苦手なんです。
読み終えたときの余韻が凄まじい。これを読むと自分の悩みなんてちっぽけなものだと思わせてくれる。人は何のために生まれてくるのか…その答えがこの本にはある。出会えたことに感謝!
日本変革の時代に活躍した一人の男。かっこよすぎる。なんか、今の日本も変革の時期に見え、橋本さんとか中田さんとか幕末の志士に重ねて見てしまう。現代の竜馬の役割は誰が担っているんだろう。
いよいよ完結。 最後のあっけなさがさみしい限り。やっと商い一本で大きく羽ばたけそうだっただけに残念。 これ以降、幕末から明治につながる経過に興味が湧きました。
全8巻を読了。竜馬の最期はあまりにあっけない。なんともいえない虚無感・喪失感が残る。器の大きさ、情報収集力、時勢を見て物事を俯瞰的に捉える力、ブレない芯の強さと柔軟性。どの能力をとってみても同時代の志士たちを遥かに凌ぐ。維新の土台を作るために生まれてきたような男だ。勇気づけられたのは、竜馬の物語が19歳から始まること、つまり相当な大器晩成型の人物だということだ。幼少期に既にその能力の片鱗を表していたタイプではない。人間はいくつになってからでも大きく駆けることができるのだ。また時間をおいて読み返してみたい。
最終巻は何度読んでも辛い。幕府終焉のために奮闘してきた集大成としてついに大政奉還が実現する。だが新政府構想の名に竜馬の名はない。“日本を今一度洗濯いたし申し候”大局観をもち私利私欲なく大きな事に取り組むことで新しい日本を切り拓き、偉業を成し遂げられたのだろう。世界の海援隊、実現していれば後世にどのような姿を残したのだろう。
全8巻、とうとう終わってしまいました。少しも飽きることなく、長編が読めました。坂本竜馬をたっぷり堪能できてとても面白かったです。竜馬の人柄や幕末の歴史の流れが分かりやすくスムーズに入ってきました。またもう一度、今度はいろいろ調べながら再読できるといいなと思いました。
「世に生を得るは、事をなすにあり」…大政奉還という大仕事を済ませた後、世界の海援隊という夢を果たせぬまま竜馬は死ぬ。著者は「天に意志がある」、「天が、この国の歴史の混乱を収拾するためにこの若者を地上にくだし、その使命がおわったとき惜しげもなく天へ召しかえした」と言う。読者は読み終えた後、たとえ神仏論者でなくとも天に感謝したくなるだろう。そして、心が暖かくなっていることを感じるだろう。そんな、素晴らしい物語である。
集大成となった大政奉還。後藤への手紙を書いた際の涙は、竜馬の生きざまと人柄を如実に表している。真骨頂は新政府から身を引いた点。私心のかけらもない。日本国、そして国民、という大局観。この真髄をもって人を惹きつけ、物事が動く。竜馬の功績は国と人を育てたことだと感じる。「平成の竜馬」など安易に”竜馬”を名乗る方々は今一度その真髄を検証すべきかなぁ。司馬氏の終わり方がこれまた気持ちいい。歴史、政治、経済、人間学など多々感じることがあると思います。是非一読を!
日本に、幕末というあの時代に竜馬がいてくれたことが奇跡。大政奉還辺りからの盛り上がりがたまらないです。竜馬がいなかったら、今の日本はなかった。本当に生き方・考え方が格好良いです。全然、志半ば…じゃないですね。竜馬自身、そして亡き後は仲間が。しっかりやり遂げている。しばらくは余韻に浸りたいと思います。
「今日の心中さこそと察し奉る。よくも断じ給へるものかな」―15代将軍・慶喜の「大政奉還」によって徳川幕府は終焉、新時代が幕を開ける。竜馬は新政府の役人表に言及しつつも一切を薩長をはじめとする諸藩の者に託し、「世界の海援隊でもやりましょうかな」とさらなる一歩を踏み出す。最後まで、颯爽としてかっこよかった。
全巻読了。幕末から近代へと続く日本を、もっと知りたい。そう思わせる、すばらしい作品でした。しかし、なぜこの本は、もっと広く読まれていないのでしょうか? とても不思議です。 というか、実は、広く読まれ過ぎていて、話題に上らないのかなぁ。。。
竜馬の生まれた時代、歴史への影響(日本への貢献)、その後の暗殺など、運命、または神の存在を信じないわけにはいきません。金八先生が坂本竜馬を尊敬しているわけがちょっとだけわかった気がします。自分にはとても無理だが、少しでも近づきたいと思わせる人物でした。幕末に竜馬が現れたのが運命なら、そろそろ平成の竜馬が出てきてほしい。
歴史に基づいた小説であり、坂本竜馬の死は避けられるわけはないのですが、大政奉還の中りからなんとかならないのかと言う淡い希望を持ちながら読み進めている自分がいました。 なのに、小説の中の竜馬は死をも達観して、少しも恐れていないんですね。 長い作品でしたが、あっという間でした。 素直に・・・面白かったです。
読了した際、呆然とした。大政奉還という偉業を成し遂げた後すぐに剣客によって暗殺された坂本龍馬にである。独特の考え、まさに異端児とも言えるこの男があまりにもあっさり死んでしまったことに読み終わった今でも驚愕してる。もし、歴史にもしは無いと解っているが生きていればどのような事を他に成し遂げたのか知りたいものだ。
変に竜馬が死んだ後の後日談がオマケ程度に入らず、竜馬が死んだところでスッパリ終わった所が良かった。後書きも充実してて満足。いやー後藤象二郎が岩崎弥太郎に土佐の財産も負債も全部被せるという大技は見事。色んな人から金をせびられ、負債背負わされ、苦労したんだろうな、岩崎弥太郎・・・。
「男子はすべからく酒間で独り醒めている必要がある。しかし同時に、おおぜいと一緒に酩態を呈しているべきだ。でなければ、この世で大事業は成せぬ」
実際8巻まで読んだのはこれが二回目。これまで様々なコメントを書いてきたのでここではあまり語らない。ただこの本を読んで自分の人生に壮大な志を持った人は少なくないだろう。ふと疑問に思ったのはそれを司馬氏が意図していたのではないのか。もしそうだったら司馬さん、あなたの存在が怖くなるくらいだ。素晴らしい作品。結局はその一言に尽きる。
クライマックスは最高。それにしても、竜馬は不思議な人物だ。歴史の中で、意味をもって登場し、それを見事にかなえたようにも見える。もう少し生きていたらなあ。
長いようで短いかった司馬遼太郎「竜馬がゆく」完結。電車の中で読み終えたのは間違いだった…感動と感嘆で顔を崩さずにはいられなかった。しかしながら時代の創成期というのは時代が求めるのか…人物の多さに驚かざるえない。現行の日本政府も腐敗が進んでいて、世界経済の疲弊とともに新たな時代に突入するということも考えられなくもない。竜馬が生きた時代のように新たな時代の創成となるようなアクションがこの先20年くらいに起きるのではないかと思う。さて、日本はその大波が来たとき、どうなるのか…不安が募る
約10年ぶりに読了。10代の頃に読んだ時には竜馬が何故死んだかというところに注目してしまっていたが、今では竜馬がどのように生きたかということが楽しみで仕方が無かった。
自分のクニのことを真剣に考えた侍たちの歴史。でも国家を考えたのは指を折って数えるほど。その中で行動したのは坂本龍馬だけだった。一言じゃ言えるはずないけど、やっぱり行動力が活躍の要因かと思いました。失敗や挫折もいっぱいしてるはずなんだけど、というかほとんどそうなのかもしれないけど、終わってみればそれが全て筋が通った結果になっている。事前にもある程度の理屈は必要だけど、ほとんどの理屈は後からついてくるんですね。
ついに竜馬さんの旅が終わった・・・。暗殺という最期は志半ばで折れてしまったという印象はどうしても抱くが、決してそうは思っていなかった、そう思わないことこそが司馬さんの書く竜馬さんだ。もう「いけぬ。」それだけなのだ。あと、「坂の上の雲」もそうだが、文春文庫新装版になって、司馬さん直筆の表紙のタイトルの筆致がなんともいえず、いい味だといつも感じる。ああたまらん惚れる。
読み始めると止まらなった。竜馬がいたからこそ維新が起こったのをまざまざと感じさせられた。全ての登場人物が「志」を持っていてかっこいい。
第8巻完了。ありきたりだが、いい本です。何歳になっても心が燃えますね。坂本竜馬。当然、日本を代表する偉人ですが、一時は歴史から消えていた人物。土佐藩の浪人の立場で、北辰一刀流の免許皆伝の剣客の武士。このような人物が、幕末での立役者になったことが面白い。やはり、勝海舟の存在が大きかったとわたしは感じる。
竜馬がゆく〈8〉の
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