竜馬がゆく〈3〉 (文春文庫)
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竜馬がゆく〈3〉の感想・レビュー(1554)
竜馬の運命の女、おりょう登場の巻。いままでも魅力的な女性にモテモテだったのに、「嫁はいらん」というスタンスだった竜馬が、会って間もないおりょうを「嫁にする!」と言ったのにはビックリ。ほとんど一目惚れのようなものですね。でも評判の美人だったそうです。この巻、脱藩者の竜馬を捕まえにきた土佐藩士が、勝海舟に説教されて、捕まえにきたはずなのに竜馬を「坂本先生」と呼ばされることになるくだりで爆笑しました。司馬先生、「項羽と劉邦」もそうでしたが、ときどき妙にコミカルです。
勝がでてくる巻! 勝にあこがれて、公務員やってみたいと思ったんだよね。いま、三年目。もっとも官僚にならないと、世界史的視点から日本はみれないかなあ?
脱藩〜寺田屋事件〜生麦事件〜勝海舟とおりょうとの出会いを描いたこの巻。いよいよ、竜馬の人生が大きく変わり始めてきた。これから更にどう変わっていくのか見ものです。いやー、竜馬に会っていまこの時代を見てもらって、感じることを聞いてみたい。けど、ツバだらけの羽織の紐を振り回されたら困るな。。
竜馬羽化の巻。生涯、出る幕がなければ「そのときは、そのまま死ぬまでよ。命は天にある。」と言っていた男が(その割り切りも竜馬の魅力なのだが)勝海舟と巡りあったとたん、その発言、行動がみずみずしくキラキラと輝きだす。三岡八郎に雄弁を奮う瞳は少年のようだ。こんな男になりたい、と強く願う。しかし、その時点で自分とは異質な者への憧れなのだと気付かされる。竜馬はけしてそんな事を思わないのだから。竜馬のマネを目指してもしかたない。学ぶべきは、己を知り、己を活かし、己らしく生きる事だ。
第三巻読了。竜馬の思想が勝海舟という生涯の師匠を得たことによって固まる。士農工商という身分制度を物ともせず、新しい世界を作り出そうとするその姿は本当にすがすがしいものを感じると同時に、今の現代を生きる自分は負けてるなぁと思いつつ読みました。やっぱ、相変わらず何度読んでもいい作品だわ。うんうん。
つかみ所のない龍馬、という感じ。なんだかんだ言って、賢い。自分がよくわかっている人だったのだろう。こんな人、いないだろうなと思う。大きく世をみていけるその視点は、すごいの一言。私個人的には、勝海舟にひかれています。
巻が進むにつれてどんどん面白くなってどんどん竜馬が好きになる。時代が動き出し、勝と出会って竜馬自身も動き始めたせいでしょうか。この時期からの竜馬を伝記の作者も「坂竜飛騰」と言ったようですね。竜馬の持つ「日本人」の概念や、彼の残した有名な言葉も登場し始める。それにしても、会う人会う人に好かれていく「相手の心にまで滲みとおるようなよろこびかた」をする竜馬を見てみたいなぁ。後半にはおりょうさんも登場して次の巻が益々楽しみ。
『もう土佐には帰りません。天下を棲家として暮らします。』脱藩してから竜馬が動き出した一巻。勝麟太郎に出会い、おりょうに出会い竜馬の人生がまた進み始めたのを感じた!それにしても、さな子にお田鶴様におりょうに…坂本龍馬はモテますなぁ。笑
「人間には本来、上下はない。浮世の位階というのは太平の世の飾り物である。天下が乱れてくれば、ぺこぺこに剥げるものだ。事をなさんとすれば、智と勇と仁を蓄えねばならぬ。」以蔵に言ったとされる竜馬のこの言葉が、彼の根本をなすものであろう。3巻ではついにお竜が登場。いつ登場するのか楽しみにしていただけにその馴れ初めは意外なものであった。それにしても竜馬は女によくもてる。そして出てくる女性は皆美人だ。うらやましいかぎり。勝海舟との運命的な出会いを経て、竜馬がこれからどう駆けていくのか、目が離せない。
当時の人には「日本人」という概念がなかったということを、竜馬に教えられた。言われてみたら、藩のために行動し、藩にしばられている描写があまりにも多かった。そこから、日本人を作り出そうと一念発起する竜馬はすごい。勝海舟との対面や、おりょうさん登場など、大切な人物が登場してきていて、今後が楽しみ。
ついに勝海舟とおりょうが登場!脱藩した竜馬が自分の志を見つけ、奔走する様子を描いた第3巻。どんどん竜馬が、歴史が動いていく。その躍動感が鮮明に伝わってくる。人との出会いの大事さを思い知らされた。
策略に溺れず、素の自分で勝負することが真の力につながる。竜馬のいうように「好きな道で世界を切り拓く」ことができるのがベストだが、これが現実難しい。付け加えるとやはり人との出会いですね。魅力があるから自ずと人脈も広がる。印象的だったのは「日本人がいない・・・」。特に当時は的を得ている気がした。寺田屋事件の経緯、楢崎お竜との出会いなども興味深いが、やはり「羽織のヒモが濡れる」癖。笑うなぁ。
知っている名前がドンドン出てきて面白い。藩の人でなく「日本人」って、今だと日本だけじゃなくてアジアのこと地球のことを考えている人なんですかね。途方もなく大きいけど、竜馬の時代、日本全体もそれくらい大きい存在だった気がする。物理的にも文化的にも隔たりが‥‥。
勝海舟との出会いによって大きく動きだします。 日本史音痴の私にとっては全てが新鮮で楽しく学んでいます。 竜馬にとって色々な人との出会いが素晴らしい財産になっていることが分かります。 もちろん本人の行動力、人柄もあるのでしょうが、この出会いを引き寄せた運がなにより凄いと感じます。
脱藩した竜馬が勝海舟と出会って自分の志を見つけ、おりょうとも出会い、神戸の海軍学校を作ろうと奔走するまでのお話です。いよいよ竜馬が忙しくなってきて、面白くなり読書ペースも早くなってきました。先が気になります。
「人の命は事を成すためにある」「世の既成概念を破る、というのが真の仕事」・・・考えさせられるフレーズ。大きな志を持ち、自分にしかできない仕事をせねば。
犬にも好かれてしまう(!)竜馬が運命の人と出会う。勝海舟とおりょう。竜馬が霞んでしまうくらい、勝海舟も凄い。この時代に日本・朝鮮・清の連合艦隊構想を持っていたとは・・・、もう本当に大きい。「人間は事を成すために生きちょる」胸に刻みました。
開国=佐幕、鎖国=倒幕という固定観念を龍馬が払わなければ日本はどうなってたんだろう?って思う。時代背景とかすごく分かりやすくて読みやすかった。攘夷とか佐幕だとか、それぞれがいろんな思想を抱いて激しくなる直前、といった状態かな?まだ。これから新選組とかも登場するようなので楽しみ。それにしても勝海舟が船に弱くてすぐ船酔いするとは知らなかった(笑)。
“古来、暗殺をもって大事を仕上げた人物はいない。”一度話してみると、すきにならずにいられない。竜馬は不思議なひとだ。竜馬みたく、気の向くままにふらふらと歩きたくなった。
「もう土佐には帰りません。天下を棲家として暮らします。」―脱藩後、勝海舟に弟子入りして自身の視野を広げた竜馬は、藩あっての行動をとる桂小五郎や西郷隆盛、武市半平太らとは一線を画した「ニッポン」の形を見出してゆく。それぞれの考え方やその背景(藩の風土)がよく整理されていて、わかりやすい。そして、とっても、おもろー!
坂本龍馬という人物は本当におもしろい人やし、天才とあほは紙一重ってこの人の事ではないやろか。もし、勝海舟と出会ってなかったらどうなってたんやろ。 でも、一度きめたことや惚れた人にはとことんやりつくす人、それがかっこいいですね。
攘夷から開国派へ。『日本人』として意識し始めた竜馬。土佐だの長州だの薩摩だのと競い合っている世の中ではなく、日本が国として一丸となって海外からの侵略を防ぎ、守っていかなくてはいけないという思想。色んな人と出会い、感化され、己の進む道を暗中模索している姿が勇ましい。人の真似ではなく、道を自身で切り開いていく姿勢、見習いたいところである。そしてもう一つ重要な、おりょうとの出逢いも微笑ましい。
坂龍飛騰。竜馬は脱藩してから江戸へ。そして勝海舟との出会い。そこから開国派へと変わっていき世界を 大観するようになり、少しづつ歴史の表舞台へと進み始める。一方、勤王攘夷派の武市半平太とは対をみなす立場となっていく。それにしても一介の脱藩浪人が念願の幕府の軍鑑順動丸に乗ることになり、越前のお殿様松平春獄に惹かれ認められて、しまいには軍鑑の資金五千両を頂戴するまでになるとは竜馬の器が大成し魅力溢れる人物になってきたことなのだろう。そして、おりょうとの出会い。恋をして竜馬はどんどん羽ばたいていく。
勝海舟の章の、勝を主人公にしても成り立つような流れる語り口が素晴らしいですねえ。勤王主義者でも感化されそうです。やっと竜馬にふさわしい舞台と機が熟してきたという感じで、わりとしょっちゅう作者が出ますが行間に司馬さんの人物評と近代観、日本観が出ていて堂々としたものです。宗教的、右翼的熱情から距離を置き、商業に基礎を置く合理主義ナショナリスト。この小説の竜馬はまさしく司馬さんの理想を具現化したような存在です。確かに、竜馬以降今に至るまで、右は右国人、左は左国人で日本人などあまり見かけませんね
今まで、自分の中では長州藩や新撰組を主人公とした小説での幕末観でしかなかったけれど、竜馬という人物がそのまん中に一本の太い線を引いていく。そんな小説です。次巻を早く読み進みたい。
すごいなぁ。。幕末という時代が、とても生き生きと浮かんでくる。 ちょっとドラマ仕立てな感じもするけれど、そんなの気にならないくらい、すごい。
竜馬艦隊の夢が着々と進みつつあるなかのおりょうとの出会い。しかし、越前藩から5000両を引き出す竜馬の処世術には関心するばかり。生を得るは事を成すにあり。胸に響きました
「自分だけの人生」というキーワードが何度もでてくる。勝海舟に出会い、他の志士とは違う道をゆく竜馬がかっこいい。板垣退助、大山巌など後の日本史の主役達が竜馬の人生と間接的に交差する辺りが面白い。歴史小説としては意外に恋愛感情に関する描写がすごく上手いと思った。
竜馬がゆく〈3〉の
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