昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのか (文春新書)

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昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのかの感想・レビュー(40)

戦争を遂行する軍隊という究極の組織であるからこそ、欠陥の本質が如実に表れる。日露戦争の日本海海戦という成功体験の呪縛、実績よりも好き嫌いによる人間関係中心の人事、トップのリーダーシップの欠如、組織防衛を主眼とした内向き論理等々、現在の日本の組織(政府、行政、企業)の問題にも通ずる真実がそこにある。歴史に学ぶとは、先人の多大な犠牲の上にある、このような経験を日本の将来に有効に生かすことではなかろうか。

読みやすく分かりやすく描かれた座談会だった。人の本質はそうそう変わる事はないんでしょうけど、いろんな経験を積まざるをえなかった日本の今の、活かされてなさを感じてしまうような。人間の生死がかかっている、それを考えてしまうと、戦争なんて出来ないのかもしれないし、それぞれ個人を責めてもしようがないけど、いろいろ考えてしまう。戦争を物語にしてしまって、英雄を造ってはいけないのではないのか、とも思ってしまった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 12/25

12/23:ポール
日露戦争で勝利した日本軍がなぜ太平洋戦争で大きな敗戦をしてしまったかという点についての座談会。 陸軍は空気に支配され自らの主張を推し進められる人物の欠如。海軍は日本海海戦という奇跡的勝利を引きずり、また陸軍と比べ少数で構成されるため軍組織自体が内部でしか動けず柔軟性に欠けていた。 このような戦争の失敗の本質は現代社会にも適用できると思うし、適用すべきであると思う。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 12/22

12/02:伊良林正哉
07/19:サパタ
文藝春秋に掲載された座談会なので読み易い。半藤、保阪、秦、福田と豪華。海軍が善玉とは言えないという当たり前の事がよくわかった。

01/15:LeiFangTODAY
11/30:ほっしー
08/06:Ta283
07/20:ぴぃたぁ
07/15:かど
有能な人はいたのに、それを生かせなかったのが残念。

なるほど、農耕民族型は 年功序列になるわけね。読みやすかった。それにしても 今に 通じるような気が。

02/27:まっく
02/05:馬と蛙
11/21:shimada1986
対談形式であるため、わかりやすく、いろんな考え方があって、おもしろい。官僚制、「空気」の支配、大きな戦略がない、とかいろいろ現代にも通用する内容。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 11/09

将帥(指揮官)を養成するのか参謀を養成するのかが不明確だった陸大。エリート「候補」は育てられても、リーダーを人工的に作ることはできない。そんな中で、一見特徴のない梅津美治郎のような軍官僚が実は陰で組織を動かしていた、という指摘が不気味だった。

戦術を学んでいたものは多かったが、戦略を学んでいるものは皆無であった。そのためいくら前線が奮戦しようとも最終的な目標を達することが出来なかった。また信賞必罰の精神も欠けており、身内の庇い合い的な人事が多かった。
ナイス!ナイス! ★​ - コメント(0) - 04/28

12/03:Stella
09/27:seele
09/01:ながけん
08/27:dentomo
07/30:やまぐち
06/11:THE WATERY
戸部良一 先生の素晴しさが光る座談会本
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 06/03

04/30:モリくん
04/21:バタ
03/10:ykoro
愚将ばかりではなかったが、賢人が力を持ちえるとは限らないと
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 08/15

--/--:ハジメ
--/--:daichi
--/--:Admiral2009
--/--:Hemmi
昭和陸海軍の失敗―彼らはなぜ国家を破滅の淵に追いやったのかの 評価:55 感想・レビュー:11
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