アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータ
アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータを読んだ人はこんな本も読んでいます
アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータを追加
アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータの感想・レビュー(99)
謎の機械の話は昔、オーパーツとか言われてたなぁと思い出し手に取った。話の流れ的には面白いのだが、やや読み難く読み終えるのに時間が掛かった。まぁ千年以上の時を超えた機械の話だし解明するのにも時間が掛かったのだから仕方無いということにする。
現実は小説よりも奇なり、とはまさにこのこと。おおむねわかりやすい文体でBBCのドキュメンタリー番組でも見ているような面白さだった。難点をひとつ挙げるなら、肝心の機械の動作が字面だけではわかりにくかったことぐらいか。科学で機械の仕組みはわかったものの、いつ誰が作ったかわからないというミステリアスな結末もたまらない。SF小説で風評被害をうけたというような記述があったが、その作家も形はどうあれ感動してたんじゃないかなぁ。
面白かったんだけど、海外のドキュメンタリーの細切れの描写と次々に出てくる名前のおかげで全体把握が難しい。。登場人物表が欲しいです(苦笑)
知的好奇心を刺激する本というか、対象のアンティキテラの機械が謎すぎて、好奇心を持たない方がおかしい。謎の解明が、20世紀の科学技術の発展とともに進んで行く経過が面白すぎる。ただ、肝心の機械の構造の説明が雑なのが残念。全く理解できない。図をもっと多用して理解し易くしてほしい。
時代が進めば昔のことが分かってくるという好例。博物館員のエピソードが多めな気がしたが、謝辞にあるとおり取材に対する積極性によるものか。いつか実際に動作するものを直に見てみたい。
1900年に沈没船から引き揚げられたブロンズの塊は、100年以上経って、ようやくほぼ全貌がわかってきた。古代ギリシア時代のモノと思われるこの物体には、今までの歴史から考えると、なんと1000年後の中世ルネサンス期の歯車の技術が使われていた。古代ギリシアのこの知識と技術が途絶えることなく継承されていれば、産業革命は1000年以上早く起こっていたであろう。振り返れば現代でも、伝統工芸の世界などは後継ぎ不足で技術の継承が危ぶまれている。いつの時代もすべての知識と技術が蓄積されていくわけではないのだろう。
「沈没船」に「歯車」に「謎の機械」…個人的に何て魅力的な言葉の羅列!と飛び付きました。凄く刺激的です!「機械」という単語に特別気を払っていなかったのですが、「機械」でなければならなかったのだと判り、震えが走りました。確かにこれは映像で見たいです。学者の争いの部分はこの本に必要かどうか…でも、私は歯車について知ったら、解明の歴史やその派生も知りたくなって他の本を探すでしょうから、おまけ的にあってお得でした。
おもしろい。古代ギリシアの技術レベルに対する印象がかなり変わった。/昔よくテレビで沈没船から色々ひきあげるようなドキュメント番組とか見てたなーと思い出した。これも映像で見てみたい。
非常に面白かった!もったいないが一気に読んでしまった。一つの謎を科学者達が競争しつつ解き明かしていくという点でジェイムズ・P・ホーガンの「星を継ぐもの」を思い出した。
古代の沈没船から見つかった歯車構造の謎を解明する過程と謎を解明したという栄誉をめぐる人間模様がおもしろい。読後、埋もれたままの古代の高度な技術が一体どれほどあるのか、それらが埋もれずに現代に続いていれば、どんな世の中になっていたことだろうと思わせられた本です。
タイトルと表紙は良いけど、中身は少し負けているような……。欧米流正調ドキュメントの手法に則って丁寧に書かれているけど、テーマに深く切り込んでいないように感じた。
こういうの大好物♪はやく続きが読みたいような、もったいなくて読み終わりたくないような、上質のサスペンス小説を読んでいるかのように、手に汗にぎりながら読みきった。アンティキテラ島の機械は決して場違いな遺物ではない、と科学が証明しても、ロマンはつきない。
古代のコンピュータと聞いて何かと思ったら歯車か、と拍子抜けしたのが最初。恥ずかしながら読み進めるうちに歯車で構成された機械が様々な知識による精巧な機械であるとやっと認識でき、最初に拍子抜けしたのが浅知であると改めて感じた。現代人が優れているのはこういった先人の知識・経験の積み重ねに負うところが大部分であり、それを抜かせば古代の人も自分と同じ知識欲を持つ人間なのだ、という親近感がこの本を読んだ収穫。
ひとつひとつ謎が解明されるたびにゾワゾワ・ワクワクするような感覚。「再発明」をめぐって繰り広げられるレース?も、ものすごく人間臭いのもよかった。また、この機械を「オーパーツ」として、このテクノロジーが(エジプトやインカの巨石建築のように)断絶してしまった、と片付けるではなく、細々とながらローマ・イスラム世界をしぶとく生き残り、機械式時計に繋がり産業革命に至り、現代のテクノロジーと連続性があるのではないか、という指摘が、この本が古代技術の紹介に留まっていないところだと思う
なんつーか、ギリシャ語とローマ語の併記とかって、遠い未来にハングルや北京語が日本語が併記されているような感じで発掘されるかもね。21世紀前半の日本でやたらと竜の絵が描かれていたのはなぜか?とかね。
すごいね~ 2000年前にこれだけの技術があったとは。技術は常に発展するわけじゃあないのね。この本ではローマ人はけっこうワルモノ。戦闘能力や政治力は高いけど科学への理解は全くない。ところで、全世界にメカモ好きはいたw
2000年前の古代ギリシア船から引き上げられた遺物と聞いて、どんなものをイメージするだろう? ブロンズ? 大理石? 元ムー民としては常識的に知ってたものの、昔見た荒いモノクロ写真では、漠然と石で作った歯車だと思い込んでたんだけど、こんなにメカだとは思ってませんでしたよ! 機械っぽい、ではなく、ホントに機械なんだよね。100年前に発見され、機能が明かされるのは、21世紀に入ってから。結果がわかればけっして「場違いな工芸品」ではないし、おそらく無二ではないと推測できる。でも、ロマンは薄れないなぁ。
finalvent氏が「極東ブログ」で取り上げていたので購入していた1冊。この古代の歯車の解明は数年前にニュースになっていたそうだが寡聞にして知らずにいた。古代超文明とかのトンデモ系と勘違いしていたのかも。内容はめっぽう面白い。知らなかったことだらけ。
壮大なロマンだなぁと。文明が廃れるというのが実感できない自分。オトコってこういうのに夢中になっちゃうのよねーなんて思いながら、最後の著者が女性で驚く。
20世紀の初め、ギリシャの沈没船から引き上げられた奇妙な機械。その仕組みや目的の(ほぼ)全容が解明されたのは、ほんのつい最近のことだったのですね。 http://tinyurl.com/leqxq2 この手の話はキライじゃないはずなのに、そのニュースはまったく見逃してました。発見からその謎解きに至るまで、この装置に魅せられた研究者たちのドラマはとてもエキサイティング。天体の食も計算してくれるという「アンティキティラの歯車」の話を読了したのが皆既日食の日、というのも偶然ながら一興でありました。
改めて表紙見て、原題の方がかっこいいな、と思ったり。ギリシア人の技術(機械工学)に対する考え方が、技術の継承と発展を妨げたという指摘は興味深かった。でも、もし、と考えてしまう。クラークの言った通りになっていたとしたら、今頃は星間旅行が可能になっていたのだろうか、それとも人類の滅亡を早めただけだったのだろうか。
現代のテクノロジーが先進的という概念を覆す発見。 エンジニアとして非常に面白かった。 メカ的が知識がないとメカニズムを理解するのが難しいかも。
失われた古代技術を丹念に追う3人の学者の物語。この3人の「執着心」に驚かされるが、本筋は、作者が最後に語る「私たちと古代人との距離は遠い」という言葉。確かにこのアンティキテラの歯車の技術は驚くほど現代の技術に近い。しかし、われわれ現代は遠く遠回りした結果、偶然同じ技術となっただけであり、その技術の方向性がまったく違っている。何のために作られたのかを思い浮かべるたび、古代人と現代人との間に横たわる「認識の違い」が、それが「遠い」。
紀元前150~100年にギリシャ人によって作られた世界最古の歯車式アナログコンピュータ。アーサー・C・クラークいわく、この古代の遺物について「この知識が継承されていたなら、産業革命は100年以上も早まり、いまごろ人類は近くの星に到達していたはずだ」。これで具現化したかったことは何だろう?
アンティキテラ古代ギリシアのコンピュータの
%
感想・レビュー:53件















ナイス!






























